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8:お家デート
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カーティスはご機嫌に鼻歌を歌いながら、軽やかな足取りでブライアンが住む総合庁の官舎へと向かっていた。
前の休みの山の散策は楽しかった。解散した後はブライアンと2人で食事をして、連れ込み宿に行き、また情熱的な夜を過ごした。
今日はブライアンの家でお家デートである。山の散策の時に作ってくれた弁当が本当に美味しくて、ベッドの中でポロッと『また食べたい』と言ったら、ブライアンが嬉しそうに笑って、家に誘ってくれた。
カーティスは、生活能力が乏しいフリン程ではないが、あまり料理が得意ではない。年末年始の休み以外は、休日でも薬事研究所の食堂が開いているので、いつも3食食堂で食べている。薬事研究所の食堂は、安くて美味くて量が多い。大食いの部類に入るカーティスには、本当に有り難い。多分、自炊をした方が高くつくので、年末年始の休み以外は、家で料理をすることはない。
今日はフリンは研究室の先輩達と山に薬草を取りに行っている。カーティスも誘われたが、やんわりと断った。まだ告白とかしていないが、カーティスに漸く春が来そうなのである。ある意味、今が一番大事な時だ。ブライアンとの仲を深めて、できたら恋人になりたい。ヘタレな自分から脱却する時がきたのである。今すぐ告白は無理だが、もう少ししたら、なんとか告白したい。
カーティスは、ブライアンの事がすごく好きになっていた。
カーティスはドキドキしながら、玄関の呼び鈴を押した。手土産に、薄荷の香りの練り香を作ってきたのだが、ブライアンは気に入ってくれるだろうか。練り香を作るのは初めてだったが、軟膏の調合と大して変わらないので、一応まともなものになった。殺菌作用のある薬草も入れてあるので、汗の匂いを抑えてくれる効果もある。
玄関のドアはすぐに開いて、ブライアンが顔を覗かせた。ブライアンがふわっと嬉しそうに微笑んだ。ブライアンの笑みに、ドキッと胸が高鳴る。
「いらっしゃい。入ってよ。散らかってるけど」
「お邪魔しまーす」
ブライアンの部屋は、当然ながら薬の匂いがしなかった。カーティスの部屋は薬の材料や作った薬、魔術陣を書いたメモ書きなどで、ごちゃごちゃしているのに、ブライアンの部屋はスッキリと片付いていて、とてもキレイだった。
生活感はあるが、ちゃんと掃除がされているのが分かる。
ブライアンの家に来るのは三度目だが、なんとなく物珍しくて、部屋の中を見回してしまう。
居間のソファーに座り、キョロキョロ部屋の中を見ていると、ブライアンが冷たい珈琲をお盆に乗せて持ってきてくれた。外が暑かったので、とても有り難い。カーティスはお礼を言って、ブライアンから珈琲を受け取った。ブライアンが淹れてくれた珈琲は香りがよくて、苦味も酸味も程よく、飲みやすくて美味しかった。カーティスは思わず頬をゆるめた。
「うまー」
「よかった」
「珈琲淹れるの得意なんだ。めちゃくちゃ美味い」
「珈琲が好きなんだ。だいぶ前だけど、珈琲教室に通ってたんだよ」
「へぇー。そんな教室があるんだ」
「他にも料理教室とか通ってたかな。ほら。うちの領地はマーサ様の方針で趣味を持つ事を推奨してるじゃない。だから、中央の街では、色んな教室をやってるんだ。陶芸教室も面白かったよ」
「はぇー。そうなんだ。俺もそこそこ長くサンガレアに住んでるけど、知らなかった。まぁ、薬作るのが一番の趣味だしなぁ」
「ははっ。趣味があるならいいじゃない」
「うん」
「お昼ご飯、本当に唐揚げでよかった?」
「マジでめちゃくちゃ美味かったから!唐揚げがいいです!」
「ははっ!そう言ってもらえると嬉しい」
照れ臭そうに笑うブライアンが可愛くて、胸の奥がキュンと高鳴る。
ブライアンはキレイで格好良くて、可愛い。おまけにエロいし、生き物として最高過ぎやしないだろうか。
のんびりソファーに座ってお喋りした後、唐揚げを揚げるというブライアンにくっついて、カーティスも台所へ移動した。
揚げ物を作るところは初めて見る。カーティスは子供の頃から薬師だった祖父にくっついて薬師の修行をしていたので、母が料理を作るところもあまり見たことがない。
ブライアンが揚げ物用の鍋にたっぷりの油を入れ、魔導コンロに火をつけた。油が熱くなると、下味をつけているという鶏肉を菜箸でどんどん油の中に入れていく。ぱちぱちじゅわじゅわと音がして、ふわっと生姜と肉のいい香りがしてきた。
食堂でも唐揚げが出るが、食堂の唐揚げはニンニク風味だ。ブライアンはニンニクではなく、生姜を使っている。生姜の唐揚げは先日初めて食べたが、生姜風味の唐揚げの方がカーティスは好きな味だった。
ブライアンが、カラッと揚がった唐揚げをバットに取り出して、次の肉を油に投入した。いい匂いがする揚げたての唐揚げを見ているだけで、口の中に唾液が溜まり、腹の虫が低く鳴った。
ブライアンがクスクス笑いながら、カーティスを見て微笑んだ。
「一個摘み食いしてもいいよ」
「マジっすか!」
「熱いから気をつけて」
「うん……はふっ、あちっ、うんまー」
揚げたての唐揚げに齧りつけば、カリッとした食感と共に、じゅわっと熱々の肉汁が口内を満たしていく。生姜の香りがふわっと鼻を抜け、素直に美味い。はふはふと揚げたての唐揚げを食べながら、カーティスはゆるく笑った。
唐揚げを全て揚げ終えたら、お楽しみの昼食である。唐揚げ以外にも、芋のサラダとミネストローネ、デザートにババロアまで用意してくれていた。
炊きたての米を山盛りに皿に注いでくれたブライアンが、にっこりと笑った。
「好きなだけ食べてよ」
「いただきます!」
熱々の唐揚げは勿論、芋のサラダもミネストローネも抜群に美味しい。
カーティスはだらしなく頬をゆるめながら、ガツガツと美味しいブライアンの手料理を食べまくった。
先に食べ終えたブライアンが、微笑ましそうにカーティスを眺めている。なんだか、こうしていると、ちょっと新婚さんみたいだ。カーティスは自分の思いつきに照れくさくなって、美味しい唐揚げに齧りついて、そんな自分を誤魔化した。
カーティスは普段料理をしないが、食器洗いの手伝いくらいはできる。ブライアンとお喋りしながら、後片付けを一緒にやった。やっぱり新婚さんみたいだな、と思って、カーティスは心の中で悶えた。
ブライアンは本が好きなようで、居間の本棚には沢山の本があった。カーティスは基本的に娯楽小説の類は読まないので、なんとなく興味が湧いた。ブライアンにオススメの本を聞いてみると、ブライアンが目をキラキラと輝かせて、好きな本の解説をしてくれた。
無邪気に笑うブライアンが半端なく可愛い。カーティスはでれっと笑いながら、ブライアンの話を聞いた。
腹が完全に落ち着いた頃、カーティスはブライアンに手土産の練り香を渡すのを忘れていた事に気がついた。鞄をゴソゴソあさり、飾り気のない袋に入れた練り香を取り出す。
ブライアンに手渡すと、ブライアンがキョトンとした顔をした。
「お土産。俺が作った練り香なんだけど」
「へぇ!練り香まで作れるんだ」
「今回が初挑戦。殺菌作用がある薬草を混ぜてるから、脇とかに塗ると、汗の匂いを抑えてくれる」
「すごい!それはすごく助かるな。職場は空調がきいてるけど、やっぱり通勤で汗をかくから、本当に助かるよ」
「匂いが気に入ってもらえるといいんだけど」
「開けてみていい?」
「どーぞ」
ブライアンが袋の中から練り香を入れた小さな陶器の器を取り出した。器を開け、匂いを嗅いだブライアンが、ふわっと笑った。
「薄荷?爽やかでいい匂い。今の季節にピッタリだね」
「気に入った?」
「うん。早速明日から使わせてもらうよ。ありがとう。カーティス」
「いやぁ。ははっ」
カーティスはなんだか照れくさくなって、カシカシと自分の頭を掻いた。
器を閉めたブライアンが、そっとローテーブルの上に練り香を置き、カーティスに身を寄せてきた。ふわっとブライアンの汗の匂いとスパイシーな練り香の香りが鼻を擽る。
ブライアンがカーティスの耳元で囁いた。
「ベッド、行かない?」
「……行く」
黒子がある目元をほんのり赤く染めたブライアンの誘いに、カーティスは顔が熱くなるのを感じながら、すぐに頷いた。
前の休みの山の散策は楽しかった。解散した後はブライアンと2人で食事をして、連れ込み宿に行き、また情熱的な夜を過ごした。
今日はブライアンの家でお家デートである。山の散策の時に作ってくれた弁当が本当に美味しくて、ベッドの中でポロッと『また食べたい』と言ったら、ブライアンが嬉しそうに笑って、家に誘ってくれた。
カーティスは、生活能力が乏しいフリン程ではないが、あまり料理が得意ではない。年末年始の休み以外は、休日でも薬事研究所の食堂が開いているので、いつも3食食堂で食べている。薬事研究所の食堂は、安くて美味くて量が多い。大食いの部類に入るカーティスには、本当に有り難い。多分、自炊をした方が高くつくので、年末年始の休み以外は、家で料理をすることはない。
今日はフリンは研究室の先輩達と山に薬草を取りに行っている。カーティスも誘われたが、やんわりと断った。まだ告白とかしていないが、カーティスに漸く春が来そうなのである。ある意味、今が一番大事な時だ。ブライアンとの仲を深めて、できたら恋人になりたい。ヘタレな自分から脱却する時がきたのである。今すぐ告白は無理だが、もう少ししたら、なんとか告白したい。
カーティスは、ブライアンの事がすごく好きになっていた。
カーティスはドキドキしながら、玄関の呼び鈴を押した。手土産に、薄荷の香りの練り香を作ってきたのだが、ブライアンは気に入ってくれるだろうか。練り香を作るのは初めてだったが、軟膏の調合と大して変わらないので、一応まともなものになった。殺菌作用のある薬草も入れてあるので、汗の匂いを抑えてくれる効果もある。
玄関のドアはすぐに開いて、ブライアンが顔を覗かせた。ブライアンがふわっと嬉しそうに微笑んだ。ブライアンの笑みに、ドキッと胸が高鳴る。
「いらっしゃい。入ってよ。散らかってるけど」
「お邪魔しまーす」
ブライアンの部屋は、当然ながら薬の匂いがしなかった。カーティスの部屋は薬の材料や作った薬、魔術陣を書いたメモ書きなどで、ごちゃごちゃしているのに、ブライアンの部屋はスッキリと片付いていて、とてもキレイだった。
生活感はあるが、ちゃんと掃除がされているのが分かる。
ブライアンの家に来るのは三度目だが、なんとなく物珍しくて、部屋の中を見回してしまう。
居間のソファーに座り、キョロキョロ部屋の中を見ていると、ブライアンが冷たい珈琲をお盆に乗せて持ってきてくれた。外が暑かったので、とても有り難い。カーティスはお礼を言って、ブライアンから珈琲を受け取った。ブライアンが淹れてくれた珈琲は香りがよくて、苦味も酸味も程よく、飲みやすくて美味しかった。カーティスは思わず頬をゆるめた。
「うまー」
「よかった」
「珈琲淹れるの得意なんだ。めちゃくちゃ美味い」
「珈琲が好きなんだ。だいぶ前だけど、珈琲教室に通ってたんだよ」
「へぇー。そんな教室があるんだ」
「他にも料理教室とか通ってたかな。ほら。うちの領地はマーサ様の方針で趣味を持つ事を推奨してるじゃない。だから、中央の街では、色んな教室をやってるんだ。陶芸教室も面白かったよ」
「はぇー。そうなんだ。俺もそこそこ長くサンガレアに住んでるけど、知らなかった。まぁ、薬作るのが一番の趣味だしなぁ」
「ははっ。趣味があるならいいじゃない」
「うん」
「お昼ご飯、本当に唐揚げでよかった?」
「マジでめちゃくちゃ美味かったから!唐揚げがいいです!」
「ははっ!そう言ってもらえると嬉しい」
照れ臭そうに笑うブライアンが可愛くて、胸の奥がキュンと高鳴る。
ブライアンはキレイで格好良くて、可愛い。おまけにエロいし、生き物として最高過ぎやしないだろうか。
のんびりソファーに座ってお喋りした後、唐揚げを揚げるというブライアンにくっついて、カーティスも台所へ移動した。
揚げ物を作るところは初めて見る。カーティスは子供の頃から薬師だった祖父にくっついて薬師の修行をしていたので、母が料理を作るところもあまり見たことがない。
ブライアンが揚げ物用の鍋にたっぷりの油を入れ、魔導コンロに火をつけた。油が熱くなると、下味をつけているという鶏肉を菜箸でどんどん油の中に入れていく。ぱちぱちじゅわじゅわと音がして、ふわっと生姜と肉のいい香りがしてきた。
食堂でも唐揚げが出るが、食堂の唐揚げはニンニク風味だ。ブライアンはニンニクではなく、生姜を使っている。生姜の唐揚げは先日初めて食べたが、生姜風味の唐揚げの方がカーティスは好きな味だった。
ブライアンが、カラッと揚がった唐揚げをバットに取り出して、次の肉を油に投入した。いい匂いがする揚げたての唐揚げを見ているだけで、口の中に唾液が溜まり、腹の虫が低く鳴った。
ブライアンがクスクス笑いながら、カーティスを見て微笑んだ。
「一個摘み食いしてもいいよ」
「マジっすか!」
「熱いから気をつけて」
「うん……はふっ、あちっ、うんまー」
揚げたての唐揚げに齧りつけば、カリッとした食感と共に、じゅわっと熱々の肉汁が口内を満たしていく。生姜の香りがふわっと鼻を抜け、素直に美味い。はふはふと揚げたての唐揚げを食べながら、カーティスはゆるく笑った。
唐揚げを全て揚げ終えたら、お楽しみの昼食である。唐揚げ以外にも、芋のサラダとミネストローネ、デザートにババロアまで用意してくれていた。
炊きたての米を山盛りに皿に注いでくれたブライアンが、にっこりと笑った。
「好きなだけ食べてよ」
「いただきます!」
熱々の唐揚げは勿論、芋のサラダもミネストローネも抜群に美味しい。
カーティスはだらしなく頬をゆるめながら、ガツガツと美味しいブライアンの手料理を食べまくった。
先に食べ終えたブライアンが、微笑ましそうにカーティスを眺めている。なんだか、こうしていると、ちょっと新婚さんみたいだ。カーティスは自分の思いつきに照れくさくなって、美味しい唐揚げに齧りついて、そんな自分を誤魔化した。
カーティスは普段料理をしないが、食器洗いの手伝いくらいはできる。ブライアンとお喋りしながら、後片付けを一緒にやった。やっぱり新婚さんみたいだな、と思って、カーティスは心の中で悶えた。
ブライアンは本が好きなようで、居間の本棚には沢山の本があった。カーティスは基本的に娯楽小説の類は読まないので、なんとなく興味が湧いた。ブライアンにオススメの本を聞いてみると、ブライアンが目をキラキラと輝かせて、好きな本の解説をしてくれた。
無邪気に笑うブライアンが半端なく可愛い。カーティスはでれっと笑いながら、ブライアンの話を聞いた。
腹が完全に落ち着いた頃、カーティスはブライアンに手土産の練り香を渡すのを忘れていた事に気がついた。鞄をゴソゴソあさり、飾り気のない袋に入れた練り香を取り出す。
ブライアンに手渡すと、ブライアンがキョトンとした顔をした。
「お土産。俺が作った練り香なんだけど」
「へぇ!練り香まで作れるんだ」
「今回が初挑戦。殺菌作用がある薬草を混ぜてるから、脇とかに塗ると、汗の匂いを抑えてくれる」
「すごい!それはすごく助かるな。職場は空調がきいてるけど、やっぱり通勤で汗をかくから、本当に助かるよ」
「匂いが気に入ってもらえるといいんだけど」
「開けてみていい?」
「どーぞ」
ブライアンが袋の中から練り香を入れた小さな陶器の器を取り出した。器を開け、匂いを嗅いだブライアンが、ふわっと笑った。
「薄荷?爽やかでいい匂い。今の季節にピッタリだね」
「気に入った?」
「うん。早速明日から使わせてもらうよ。ありがとう。カーティス」
「いやぁ。ははっ」
カーティスはなんだか照れくさくなって、カシカシと自分の頭を掻いた。
器を閉めたブライアンが、そっとローテーブルの上に練り香を置き、カーティスに身を寄せてきた。ふわっとブライアンの汗の匂いとスパイシーな練り香の香りが鼻を擽る。
ブライアンがカーティスの耳元で囁いた。
「ベッド、行かない?」
「……行く」
黒子がある目元をほんのり赤く染めたブライアンの誘いに、カーティスは顔が熱くなるのを感じながら、すぐに頷いた。
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