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6:エロいお兄さん
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カーティスは、まるで夢をみているようだと思った。ブライアンがカーティスの身体に跨り、カーティスのペニスをアナルで咥え込んで、いやらしく腰を振っている。ブライアンのほっそりとした身体がくねると、熱いアナルの中でペニスが腸壁で揉まれるように擦れて、酷く気持ちがいい。
ブライアンのことは、ずっとカーティスの頭の中に残っていた。それだけカーティス好みの男で、ブライアンをオカズにシコった数は数え切れない程である。
黒子がある目元を赤く染めて、濡れた唇から喘ぎ声をもらし、腰をいやらしく振るブライアンは、馴染みの男娼よりも余程色気がある。
カーティスは熱い息を吐きながら、ブライアンのほっそりとした腰を両手で掴み、下からアナルの奥深くを突き上げ始めた。ブライアンの顔が快感で歪み、喘ぎ声が大きくなる。アナルがきゅっとカーティスのペニスを締めつけてきて、気持ちがいいし、興奮して堪らない。
思い切ってブライアンの誘いに頷いて大正解だった。
カーティスは腹筋だけで起き上がると、ブライアンの濡れた唇に吸いついた。
間近にあるブライアンの淡い茶褐色の瞳が、とろんと蕩けている。
ブライアンがカーティスの首に両腕を絡めて、舌を伸ばしてきた。ぬるぬると舌を絡ませれば、また更にきゅっとキツくブライアンのアナルが締まる。
キスは殆どしたことがなかった。男娼はキスを嫌がる者も割といるので、キスが下手くそなのは自覚している。ブライアンはキスが上手だ。舌を絡め、口内を舐められると、それだけでものすごく気持ちがいい。
ブライアンはやはりモテるのだろう。これだけキレイな男なのだから、きっと恋人も何人もいた筈だ。じわっとカーティスの胸の中に、嫉妬じみた思いが滲み出てきた。
カーティスは繋がったまま、ブライアンの身体を押し倒し、指で解している時に見つけたブライアンの前立腺を太いカリで引っ掻くように腰を動かし始めた。
「あぁっ!?あ、あっ!すご、すごいっ!いいっ!あっあっあっあっ!」
「はっ、はっ、あーーっ、すげぇ、締まるっ」
「あ、あーーーーっ!いくっ!も、いくぅっ!!」
「イッて。ほら。ほら」
「あ、あ、あーーーーーーっ!!」
ブライアンが仰け反るようにして、身体を大きく震わせ、触れていないペニスから精液を派手に飛ばした。ブライアンの薄い胸にまで白い精液が飛んでいる。
カーティスはキツいアナルの締めつけに低く唸り、腰をより激しく振りながら、ブライアンの胸元の精液を舐め取った。
ブライアンが汗と涙と鼻水と涎でぐしゃぐしゃの顔でカーティスを見て、胸元を舐めるカーティスの頭を抱きしめ、両足をカーティスの腰に絡めた。
カーティスは若干遅漏気味である。イッているブライアンには悪いが、イクのにもう少しかかりそうだ。
カーティスはブライアンの頬を舐め上げ、目元の黒子にキスをすると、ブライアンの耳に舌を這わせて、耳元で囁いた。
「もうちょっと頑張って」
「あっ!あっ!う、うんっ」
カーティスは、身体を震わせて大きく喘いでいるブライアンの身体をぎゅっと抱きしめて、自分もイク為にめちゃくちゃに激しく腰を振った。
耳元に響くブライアンの掠れた喘ぎ声が興奮を煽る。
カーティスのペニスは割と長い方で、結腸と呼ばれる部分にもギリギリとどく。結腸を突くと最初は少し痛そうにしていたブライアンが、今は気持ちよさそうに喘いで身体をくねらせている。ブライアンの奥深くの肉の壁をペニスで突く度に、ペニスの先っぽに肉が絡みついてくるようで、酷く気持ちがいい。キツい括約筋の締めつけも、ペニスにまとわりつく熱くて柔らかい腸壁の感触も、本当に堪らない。
カーティスはブライアンが奏でる淫靡な音色に耳をすませながら、低く唸って、ブライアンの奥深くに精液を吐き出した。
はぁー、はぁー、と2人分の荒い息遣いが静かな室内に響いている。
繋がったまま、カーティスがブライアンの唇にキスをすると、ブライアンがカーティスの頬を両手で包んで、ちゅっ、ちゅっと何度も優しく唇を吸ってくれた。
可愛らしいキスに、なんとも胸が高鳴る。ついでに、じわっと興奮して、射精したばかりのペニスが再び元気になってしまう。
ブライアンの中でカーティスのペニスが復活したのが分かったのか、ブライアンがキョトンとした顔をした後、嬉しそうに笑った。
「俺の中は気持ちいい?」
「めちゃくちゃ気持ちいい」
「ふふっ。俺もカーティスさんのちんこ、気持ちいい」
「呼び捨てでいいよ」
「じゃあ、俺のことも呼び捨てにして」
「うん」
「カーティス」
「ん?」
「おかわり、ちょうだい」
そう言って笑ったブライアンは、妖艶で、半端なく色気があった。いっそ鼻血を吹き出しそうな勢いで興奮する。
カーティスは思わずゴクッと唾を飲み込んだ。ちょっとエロ過ぎないか。この人。
カーティスは貪るようにめちゃくちゃにブライアンの口内を舐め回しながら、再び腰を振り始めた。
------
結局、抜かずの3発から、騎乗位で1発、側臥位で1発の合計5発ヤッた。エロいブライアンに興奮しまくって、めでたくカーティスの射精回数過去最高記録を更新した。
ぐったりとしているブライアンを抱きしめて、カーティスは満足気な溜め息を吐き、ブライアンの汗で濡れた髪に頬を擦りつけた。
こんなに興奮して満足したセックスは初めてだ。
カーティスがすんすんとブライアンの頭の匂いを嗅いでいると、ブライアンが顔を上げ、カーティスの唇に触れるだけのキスをした。疲れた顔で嬉しそうに笑うブライアンに、なんだか胸がキュンとする。カーティスも何度も触れるだけのキスをして、鼻先をブライアンの形のいい鼻に擦りつけた。
「次の休み、一緒に山に行かない?」
「いいね。行きたい。案内してよ」
「うん。中央の街の西側の入り口から馬車が出るから、そこで集合しよう」
「ディビットにも声をかけておくよ」
「よろしく」
「あ、お弁当作ってもいい?」
「料理できるんだ。すごいな。是非ともお願いしたいです」
「ふふっ。口に合うといいけど」
「あー……あのさ」
「うん?」
「夜は、できたら2人がいい……です」
「うん!」
カーティスの言葉に、ふわっと嬉しそうにブライアンが笑った。
カーティスはなんだか胸の奥がむずむずして、ついでにペニスもちょっぴり元気になった。密着しているので、カーティスのペニスが硬くなったのが分かったのか、ブライアンが少し驚いた顔をした後、にまーっと笑って、カーティスのゆるく勃起したペニスを片手でいやらしく撫でた。
「元気だね」
「いやぁ、お恥ずかしい」
「俺の口と俺の中、どっちに出したい?」
「……キツくなければ、中でお願いします」
「ははっ!いいよ。おいでよ。2人で気持ちよくなろう」
「うん」
誘うようにカーティスの下唇をねっとり舐めてくるブライアンは、本当にエッロい。凛としたイケメンだと思っていたが、実はエロいお兄さんだった。まぁ、男なんて皆エロいことが大好きなものである。
カーティスは、抱きしめていたブライアンの身体を組み敷き、汗で濡れたブライアンの肌に舌を這わせ始めた。
じっくりと味わうようなセックスをしてから、2人でくっついて寝落ちた。
起きた時には昼が近くなっていた。痛そうに腰を擦るブライアンに、カーティスは軽めの回復魔術をかけてやった。
回復魔術は、頻繁に使うと身体の回復力が衰えてしまう。本来は、使うのは余程重体な時だけだ。今回だけ特別である。酷使してしまった自覚があるので、本当に少しだけ痛みが軽くなる程度の魔術を使った。
驚いた顔をした後、嬉しそうに笑ったブライアンは、なんだかすごく可愛かった。
2人でシャワーを浴びた後、カーティスは全裸のまま床に座り、痛み止めの湿布を手早く作って、ブライアンの腰に貼った。念の為、炎症を抑える軟膏も作り、ブライアンの熱を持っているアナルに塗った。
カーティスはいつも鞄に薬草などの薬の材料をある程度入れている。痛み止めくらいなら、すぐに作れる。
服を着たブライアンが、鞄に薬の材料を片付けるカーティスの前にしゃがんで、はにかんで笑った。
「カーティス」
「うん?」
「ありがとう。あんなに優しいセックスも、こんなに気遣ってもらうのも、初めてだ」
「え、えへっ。いや、当然の事というか、なんというか」
「ふふっ。折角だから、ご飯一緒に食べない?」
「あ、うん。そういえば、めちゃくちゃ腹減ってる」
「美味しい店に連れて行くよ。オムライスは好き?」
「好き。あんま食べたことないけど」
「オムライスが美味しい喫茶店があるんだ。一緒に行こう」
「うん。案内よろしく」
カーティスは浮かれた気分で服を着て、なんとなくブライアンと手を繋いで連れ込み宿を出た。ブライアンのほっそりとしたペン胼胝のある手を離す気が起きず、カーティスは喫茶店に着くまで、ずっとブライアンの手を握っていた。
一緒に喫茶店でオムライスを食べてから、触れるだけのキスをして、改めて次の約束をして、ブライアンと別れた。
薬師街の自分の家に帰り着くと、カーティスはベッドに飛び込んで、意味もなく足をバタバタさせた。
これはもしかしたらカーティスにも春がきちゃうのかもしれない。
カーティスは自分の枕を抱きしめて、ほぅと小さく幸せな溜め息を吐いた。
次の休みが楽しみで仕方がない。フリン達も一緒だが、夜はブライアンと2人だ。カーティスは嬉しくて、ベッドの上でゴロゴロと転げまわった。
ブライアンのことは、ずっとカーティスの頭の中に残っていた。それだけカーティス好みの男で、ブライアンをオカズにシコった数は数え切れない程である。
黒子がある目元を赤く染めて、濡れた唇から喘ぎ声をもらし、腰をいやらしく振るブライアンは、馴染みの男娼よりも余程色気がある。
カーティスは熱い息を吐きながら、ブライアンのほっそりとした腰を両手で掴み、下からアナルの奥深くを突き上げ始めた。ブライアンの顔が快感で歪み、喘ぎ声が大きくなる。アナルがきゅっとカーティスのペニスを締めつけてきて、気持ちがいいし、興奮して堪らない。
思い切ってブライアンの誘いに頷いて大正解だった。
カーティスは腹筋だけで起き上がると、ブライアンの濡れた唇に吸いついた。
間近にあるブライアンの淡い茶褐色の瞳が、とろんと蕩けている。
ブライアンがカーティスの首に両腕を絡めて、舌を伸ばしてきた。ぬるぬると舌を絡ませれば、また更にきゅっとキツくブライアンのアナルが締まる。
キスは殆どしたことがなかった。男娼はキスを嫌がる者も割といるので、キスが下手くそなのは自覚している。ブライアンはキスが上手だ。舌を絡め、口内を舐められると、それだけでものすごく気持ちがいい。
ブライアンはやはりモテるのだろう。これだけキレイな男なのだから、きっと恋人も何人もいた筈だ。じわっとカーティスの胸の中に、嫉妬じみた思いが滲み出てきた。
カーティスは繋がったまま、ブライアンの身体を押し倒し、指で解している時に見つけたブライアンの前立腺を太いカリで引っ掻くように腰を動かし始めた。
「あぁっ!?あ、あっ!すご、すごいっ!いいっ!あっあっあっあっ!」
「はっ、はっ、あーーっ、すげぇ、締まるっ」
「あ、あーーーーっ!いくっ!も、いくぅっ!!」
「イッて。ほら。ほら」
「あ、あ、あーーーーーーっ!!」
ブライアンが仰け反るようにして、身体を大きく震わせ、触れていないペニスから精液を派手に飛ばした。ブライアンの薄い胸にまで白い精液が飛んでいる。
カーティスはキツいアナルの締めつけに低く唸り、腰をより激しく振りながら、ブライアンの胸元の精液を舐め取った。
ブライアンが汗と涙と鼻水と涎でぐしゃぐしゃの顔でカーティスを見て、胸元を舐めるカーティスの頭を抱きしめ、両足をカーティスの腰に絡めた。
カーティスは若干遅漏気味である。イッているブライアンには悪いが、イクのにもう少しかかりそうだ。
カーティスはブライアンの頬を舐め上げ、目元の黒子にキスをすると、ブライアンの耳に舌を這わせて、耳元で囁いた。
「もうちょっと頑張って」
「あっ!あっ!う、うんっ」
カーティスは、身体を震わせて大きく喘いでいるブライアンの身体をぎゅっと抱きしめて、自分もイク為にめちゃくちゃに激しく腰を振った。
耳元に響くブライアンの掠れた喘ぎ声が興奮を煽る。
カーティスのペニスは割と長い方で、結腸と呼ばれる部分にもギリギリとどく。結腸を突くと最初は少し痛そうにしていたブライアンが、今は気持ちよさそうに喘いで身体をくねらせている。ブライアンの奥深くの肉の壁をペニスで突く度に、ペニスの先っぽに肉が絡みついてくるようで、酷く気持ちがいい。キツい括約筋の締めつけも、ペニスにまとわりつく熱くて柔らかい腸壁の感触も、本当に堪らない。
カーティスはブライアンが奏でる淫靡な音色に耳をすませながら、低く唸って、ブライアンの奥深くに精液を吐き出した。
はぁー、はぁー、と2人分の荒い息遣いが静かな室内に響いている。
繋がったまま、カーティスがブライアンの唇にキスをすると、ブライアンがカーティスの頬を両手で包んで、ちゅっ、ちゅっと何度も優しく唇を吸ってくれた。
可愛らしいキスに、なんとも胸が高鳴る。ついでに、じわっと興奮して、射精したばかりのペニスが再び元気になってしまう。
ブライアンの中でカーティスのペニスが復活したのが分かったのか、ブライアンがキョトンとした顔をした後、嬉しそうに笑った。
「俺の中は気持ちいい?」
「めちゃくちゃ気持ちいい」
「ふふっ。俺もカーティスさんのちんこ、気持ちいい」
「呼び捨てでいいよ」
「じゃあ、俺のことも呼び捨てにして」
「うん」
「カーティス」
「ん?」
「おかわり、ちょうだい」
そう言って笑ったブライアンは、妖艶で、半端なく色気があった。いっそ鼻血を吹き出しそうな勢いで興奮する。
カーティスは思わずゴクッと唾を飲み込んだ。ちょっとエロ過ぎないか。この人。
カーティスは貪るようにめちゃくちゃにブライアンの口内を舐め回しながら、再び腰を振り始めた。
------
結局、抜かずの3発から、騎乗位で1発、側臥位で1発の合計5発ヤッた。エロいブライアンに興奮しまくって、めでたくカーティスの射精回数過去最高記録を更新した。
ぐったりとしているブライアンを抱きしめて、カーティスは満足気な溜め息を吐き、ブライアンの汗で濡れた髪に頬を擦りつけた。
こんなに興奮して満足したセックスは初めてだ。
カーティスがすんすんとブライアンの頭の匂いを嗅いでいると、ブライアンが顔を上げ、カーティスの唇に触れるだけのキスをした。疲れた顔で嬉しそうに笑うブライアンに、なんだか胸がキュンとする。カーティスも何度も触れるだけのキスをして、鼻先をブライアンの形のいい鼻に擦りつけた。
「次の休み、一緒に山に行かない?」
「いいね。行きたい。案内してよ」
「うん。中央の街の西側の入り口から馬車が出るから、そこで集合しよう」
「ディビットにも声をかけておくよ」
「よろしく」
「あ、お弁当作ってもいい?」
「料理できるんだ。すごいな。是非ともお願いしたいです」
「ふふっ。口に合うといいけど」
「あー……あのさ」
「うん?」
「夜は、できたら2人がいい……です」
「うん!」
カーティスの言葉に、ふわっと嬉しそうにブライアンが笑った。
カーティスはなんだか胸の奥がむずむずして、ついでにペニスもちょっぴり元気になった。密着しているので、カーティスのペニスが硬くなったのが分かったのか、ブライアンが少し驚いた顔をした後、にまーっと笑って、カーティスのゆるく勃起したペニスを片手でいやらしく撫でた。
「元気だね」
「いやぁ、お恥ずかしい」
「俺の口と俺の中、どっちに出したい?」
「……キツくなければ、中でお願いします」
「ははっ!いいよ。おいでよ。2人で気持ちよくなろう」
「うん」
誘うようにカーティスの下唇をねっとり舐めてくるブライアンは、本当にエッロい。凛としたイケメンだと思っていたが、実はエロいお兄さんだった。まぁ、男なんて皆エロいことが大好きなものである。
カーティスは、抱きしめていたブライアンの身体を組み敷き、汗で濡れたブライアンの肌に舌を這わせ始めた。
じっくりと味わうようなセックスをしてから、2人でくっついて寝落ちた。
起きた時には昼が近くなっていた。痛そうに腰を擦るブライアンに、カーティスは軽めの回復魔術をかけてやった。
回復魔術は、頻繁に使うと身体の回復力が衰えてしまう。本来は、使うのは余程重体な時だけだ。今回だけ特別である。酷使してしまった自覚があるので、本当に少しだけ痛みが軽くなる程度の魔術を使った。
驚いた顔をした後、嬉しそうに笑ったブライアンは、なんだかすごく可愛かった。
2人でシャワーを浴びた後、カーティスは全裸のまま床に座り、痛み止めの湿布を手早く作って、ブライアンの腰に貼った。念の為、炎症を抑える軟膏も作り、ブライアンの熱を持っているアナルに塗った。
カーティスはいつも鞄に薬草などの薬の材料をある程度入れている。痛み止めくらいなら、すぐに作れる。
服を着たブライアンが、鞄に薬の材料を片付けるカーティスの前にしゃがんで、はにかんで笑った。
「カーティス」
「うん?」
「ありがとう。あんなに優しいセックスも、こんなに気遣ってもらうのも、初めてだ」
「え、えへっ。いや、当然の事というか、なんというか」
「ふふっ。折角だから、ご飯一緒に食べない?」
「あ、うん。そういえば、めちゃくちゃ腹減ってる」
「美味しい店に連れて行くよ。オムライスは好き?」
「好き。あんま食べたことないけど」
「オムライスが美味しい喫茶店があるんだ。一緒に行こう」
「うん。案内よろしく」
カーティスは浮かれた気分で服を着て、なんとなくブライアンと手を繋いで連れ込み宿を出た。ブライアンのほっそりとしたペン胼胝のある手を離す気が起きず、カーティスは喫茶店に着くまで、ずっとブライアンの手を握っていた。
一緒に喫茶店でオムライスを食べてから、触れるだけのキスをして、改めて次の約束をして、ブライアンと別れた。
薬師街の自分の家に帰り着くと、カーティスはベッドに飛び込んで、意味もなく足をバタバタさせた。
これはもしかしたらカーティスにも春がきちゃうのかもしれない。
カーティスは自分の枕を抱きしめて、ほぅと小さく幸せな溜め息を吐いた。
次の休みが楽しみで仕方がない。フリン達も一緒だが、夜はブライアンと2人だ。カーティスは嬉しくて、ベッドの上でゴロゴロと転げまわった。
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