種馬として召喚された社畜おじさんのハーレムデイズ!ただし男しかいねぇけどな!!

丸井まー(旧:まー)

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種馬として召喚された社畜おじさんのハーレムデイズ!ただし男しかいねぇけどな!!

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 平山譲二がふと目覚めると、見知らぬ馬鹿デカいベッドの上にいた。
 譲二は日々ストレスと戦う社畜サラリーマンである。久しぶりの連休初日に、前日の夜に買い込んでいたビールを朝っぱらから飲んで、優雅な昼寝をしていた筈が、気がつけば汚いワンルームではなく、大人5人くらいなら余裕で寝られそうな超巨大なベッドの上にいた。訳が分からない。譲二が身体を起こし、何気なく自分の身体を見下ろすと、部屋着兼寝間着のジャージを着ておらず、すっぽんぽんだった。譲二は自分の股間を見て、思わず叫んだ。


「ちんこがでっかくなってる!?」


 譲二のペニスは、日本人の平均ちん長13センチよりもかなり小さめだった。高校生の頃に興味本位で自分のペニスの長さを測って、ショックで泣いた覚えがある。それが萎えていても13センチどころか、30センチ近くありそうな気がする。何故かは知らんがありがとう神様。これで譲二も憧れの巨根に仲間入りした。今までは、自分のペニスの小ささと、ついでに包茎だったのがコンプレックスで、彼女をつくることも、風俗に行くこともできなかった。今年で38歳になるが、未婚で童貞である。こんなに立派なペニスがついたのなら、自信をもって憧れのセックスができるし、結婚もできるかもしれない。譲二は平凡な醤油顔で、モテた試しなどないが。ついでに30代半ばからビール腹になっている。それでもペニスが大きいというだけで、なんだか自分に自信が湧いてくる。やはりペニスは男のシンボルだからだろう。勃起したら、どれくらい大きくなるのかな、と譲二がノリノリでペニスを擦ろうとしたタイミングで、誰もいなかった広い部屋に人が入ってきた。

 慌てて股間を手で隠しながら、人の気配がする方を見てみれば、白い服を着た小柄な老爺が譲二を見て、にこっと優し気に微笑んだ。


「お目覚めですかな。種馬様」

「『種馬様』っ!? あ、あの、此処はどこですか? 貴方は誰ですか? ていうか『種馬様』って何っ!?」

「ほっほっほ。順を追って簡単に説明させていただきます。ここはインポール国の神殿の『種馬様』専用のお部屋でございます。種馬様とは、その名の通り、種馬として異なる世界より神のご加護を持って召喚される尊いお方です。インポール国では、数十年に一度、国の男達が軒並み勃起不全になるのです。話すと長くなるので今は省略いたしますが、建国時に古の魔女からかけられた呪いのせいだと言われております。種馬様が神託で選ばれし男達に種付けされると、神の祝福が国中に広がり、男達の勃起不全が治るのです」

「は、はぁ……って、『選ばれし男達』?」

「ほっほっほ。此度の選ばれし男達は、皆屈強な男揃いでございます。尻の締まりも最高ですぞ。既に仕込み済みですので、種馬様の立派な一物で、がっつり種付けしてやってくださいませ」

「ちょ、ちょっと待ってください!! 突っ込みどころが多すぎて、どこから突っ込んだらいいのか分かんねぇ!!」

「突っ込むのは選ばれし男達の尻にどうぞ。私はもう歳ですからのぅ。種馬様の一物を受け入れるのは流石にちょっと……」

「待って!? 本当に待って!? なんか微妙に話が嚙み合って無くないっ!?」

「まぁまぁ。細かいことはお気になさらず。種馬として働いてくだされば、三食昼寝おやつ付きの生活が送れます故。あ、勿論性交もついておりますよ。むしろバンバン性交しまくってくだされ」

「さ、三食昼寝おやつ付き生活……だと? えーー! マジかーー!! 憧れのニートライフ!? 働かなくていいの!? やっほい! さようなら社畜生活!!」

「ほっほっほ。まぁ、そんな感じですので、よろしくお願いいたします。では、早速選ばれし屈強な男達をお呼びしますね。皆の衆、入ってまいれ」


 理解不能な状況に譲二がテンパりながらも、憧れの三食昼寝おやつ付き生活と聞いてテンションが上がっていると、6人のガタイのいい筋肉ムキムキな男達が部屋の中に入ってきた。全員全裸である。しかも、系統はそれぞれ違うが、皆顔がいい。男達がざっとベッド横に一列に並んだ。よくよく見れば、何故か全員、顔や身体に殴られたような痕がある。譲二は股間を全力で隠しながら、おずおずと、一番優しそうな顔立ちの男に声をかけてみた。


「あ、あの……何で皆さん、怪我をしてらっしゃるんですか?」

「誰が最初に種馬様にちんこを挿れてもらうかを決める時に、ステゴロで殴り合って最後まで立っていた者が種馬様の初射精を受け止める栄誉を預かるということになりまして……結局決着がつかず、最終的に公平にくじ引きで決めました」

「最初から平和的にくじ引きで決めよう!?」

「此度の神託では、私も含めて、何故か騎士団の脳筋ばかりが選ばれましたので」

「自分で脳筋って言っちゃたよ、この人。……って、なんかちんこが勃っちゃた!? ほわい!? 今ちんこ勃つ要因ないよね!?」


 譲二の巨根と化したニュータイプなペニスが、だらしなく弛んだ下腹部にくっつきそうな勢いで雄々しく勃起していた。10代の頃だって、こんな急な角度で勃起したことはない。そして、譲二に男の裸体で勃起する趣味はない。何故だ。本当に何故だ。
 譲二が混乱していると、赤毛の目元に黒子がある野性的な男性美溢れるイケメンが、無言でベッドに上がってきた。譲二がペニスをおっ勃てたまま、じりじりと尻で後ろに下がると、赤毛のイケメンが、ニッと男臭く笑った。


「俺はルドラ。種馬様の初射精を受け止める栄誉にあずかる者だ。ケツの仕込みはしてある。早くそのご立派なちんこを突っ込んでくれ」

「情緒も糞もねぇな!? って、お爺ちゃんはどこに!?」

「神官長ならさっき出ていったぜ」

「くっ……なんだこの丸投げされた感……って、わぁ!!」

「昨日からずっとケツに張り型挿れっぱなしなんだよ。射精を禁じる魔術もかけられてっし、イキたくて堪んねぇんだよ。こっちは。はっはっは! やーい! お前らー! 俺が種馬様の精液搾り取るところをよぉく拝んでいやがれー!!」

「お前は子供かっ!!」

「どや顔腹立つ」

「ちんこもげろ」

「後で官舎裏に来やがれっ!!」

「どうでもいいから、さっさとヤれ」

「俺、一番最後なんだよなぁ。精液残ってるかね」


 それぞれ好き勝手に言いながら、ぞろぞろとベッドに上がってきた。ちなみに、譲二は現在進行形でルドラに押し倒されて、馬乗りになられている。ルドラがニヤニヤ笑いながら、譲二の身体の上で方向転換して、譲二に尻を向けた。ムッキリしたデカい尻のアナルがあるであろうあたりから、黒いリング状のものが見えている。ルドラが黒いリングに指を通し、ゆっくりと引っ張ると、太くて長くて黒い張り型が、ぬるぅっと出てきた。ルドラが片手で肉厚の尻肉を広げると、予想外にケツ毛が生えていないキレイで意外と卑猥なぷっくりした濡れたアナルが丸見えになった。ルドラが片手で譲二のニュータイプのデカちんを掴み、自分のアナルに押し付け、そのまま腰を一気に下ろした。


「はぅっ!! うおっ、ちょ、やばっ、あぁっ!!」

「はっ、あ゛――っ! すげぇ! 生ちんこやべぇ!! お゛っ、あ゛っ、あ゛――っ!!」


 ニュータイプの勃起ペニスが、ルドラのアナルの中にすっぽりとおさまっている。括約筋がきつく譲二のペニスを締めつけ、熱く柔らかいぬるついた腸壁にペニスが包まれている。襞のようなところを通り過ぎると、ペニスの先っぽが肉の壁にぶるかり、まるで吸いつかれるような感じがした。気持ちよ過ぎて本当にヤバい。ルドラが自分の頭の後ろで手を組み、そのままスクワットをするように身体を上下に動かして、アナルで譲二のニュータイプのペニスを扱いてくる。


「ふんっ! ふんっ! あ゛ぁ! クッソ堪んねぇ!!」

「あ、あ、あ、も、もう無理ぃぃ!! いくいく! いっちゃうぅぅぅぅ!!」

「がははっ!! おらおらおらおらぁ!! イケッ!! 中に出しやがれ!!」

「あぁぁぁぁ!! はげしっ、むりぃぃぃぃ! でるぅぅぅぅ!!」

「お゛おっ!? あ゛、あ゛、あ゛――っ!!」


 譲二は仰け反るようにして身体をビクビクッと震わせながら、ルドラの腹の奥深くに精液をぶちまけた。射精しているペニスの先っぽを、吸いついてくるような肉の壁にぐりぐりされると、堪らなく気持ちがいい。譲二はあまりの快感にだらしなく涎を垂らしながら、びゅるびゅると長い射精の快感に酔いしれた。
 ルドラがゆっくりと腰を上げ、ずるぅと射精したのに萎えていない譲二のペニスを自分のアナルから引き抜いた。何気なくルドラの尻を見れば、アナルが閉じ切らないまま、譲二の大量の精液を垂れ流していた。
 ルドラが身体ごと振り向き、獲物を狙う獣のような表情で舌なめずりをした。


「もう5発くれぇヤリてぇな」

「ルドラ。終わっただろ。交代だ。次は私の番だ」

「ちっ。しょうがねぇ。神のご加護があるんだ。あと、50発くらいイケるだろ」

「ちょっ、50!? 待って!? 死んじゃうよ!? 俺!!」

「種馬様は神のご加護があるから、その程度じゃ死にませんよ。私はアニク。ふふっ。楽しみましょう? 種馬様」


 最初に話した優し気な男前アニクが、にっこりと優しく微笑んだ。アニクに促されて起き上がれば、アニクが四つん這いになり、上体を伏せて、むっちりした尻肉を両手で掴んで広げた。


「よく見ててくださいね。……はっ、あぁっ……」

「わー。わー。なんかエロぉ……」


 アニクの尻に力が入ったのが見ていて分かった次の瞬間、ゆっくりと黒い張り型がアニクのアナルから出てきた。アナルの縁が僅かに赤く捲れながら、黒い太くて長い張り型をひり出している。なんかエロい。男のケツなのに不思議とエロい。譲二は思わず色んなもので濡れた自分のペニスを両手で掴んだ。張り型をひり出したアニクのアナルは小さく口を開けて、物欲しげにひくひくと収縮している。男のアナルなのに、妙にエロい。あと、アニクは顔や腕は日焼けしているが、尻は白くて、とても肌がキレイだ。尻たぶと太腿の境辺りにある黒子がなんかエロい。


「種馬様。早くちんこをください。イキたくて堪らないのです」

「……うぅ……なんかエロいこの人……こ、こうなったら、ヤッてやんよぉ!!」


 譲二は自分のニュータイプのペニスを片手で掴んだまま、じりじりと膝で移動して、アニクの背後を陣取った。中にローションか何かを仕込んでいるのか、くぽくぽと収縮するアニクのアナルの中から、たらーっと透明な液体が赤い会陰へと垂れていくのが見えた。やっぱりこの人なんかエロい。譲二は不思議な興奮に鼻息を荒くしながら、ぎゅんっと急な角度で勃起している自分のニュータイプのペニスの先っぽをアニクのひくつくアナルに押し付け、ゆっくりと腰を動かして、狭くて熱いアニクのアナルの中にペニスを押し込んでいった。


「あ、あ、あ、すごいっ、きもちいいっ」

「ふぁ、あーーっ、すげぇ、締まるっ」

「あぁ……突いてっ、思いっきりズコズコしてぇ!」

「やっぱエロイな!? この人! う、うおぉぉぉぉぉぉ!!」


「あぁぁぁぁぁっ!! いいっ!! いいっ!! 最っ高!!」

「はっ、はっ、やばいっ、やばいっ、きもちいいぃぃぃぃ!!」


 一生懸命激しく腰を振って、ずんずんズコズコとアニクのアナルの奥深くの肉の壁をペニスで突く度に、アナルがきゅっきゅっとちょっと痛いくらいにきつく締まって、最高に気持ちがいい。あと、下腹部を打ちつける度にぶるんぶるん揺れる白い尻肉が、なんかエロい。更に、肌が白いからか、下腹部を打ちつけているところがじわじわ赤く染まっていくのもなんかエロい。こいつはエロテロリストかと思いながら、譲二は一際強くアニクの尻に下腹部を打ちつけ、アニクの腹の奥深くに、思いっきり精液をぶちまけた。アニクの身体がビクビクッと大きく震え、アニクが吠えるような声を上げて、背をしならせた。アナルで更に強く射精しているペニスを締めつけられる。どうやらアニクもイッたようである。もしかすると、譲二が中出ししないとイケない魔術がかけられているのかもしれない。それはそれで、エロ漫画の設定みたいで、なんかいい。まぁ、この場にはムキムキマッチョでイケメンな男しかいないのだが。できれば巨乳美女達に囲まれたかった。
 譲二がゆっくりとまだ萎えていないペニスをアナルから引き抜くと、閉じ切らないアニクのアナルから、こぽぉと白い精液が溢れだし、赤い会陰を伝って、陰嚢まで垂れていき、ぽたっとシーツの上に垂れ落ちていった。やっぱりなんかエロい。

 譲二がアニクの白い尻と赤いアナルをガン見していると、むぎゅっと隣から抱きつかれた。ちゅっと譲二の頬にキスをした男の顔を見れば、派手な色合いの赤毛のスカイブルーの瞳をした甘い顔立ちのイケメンが、ニッと笑った。


「次は俺~! 俺はアールシュ。よろしくね。種馬様」

「あ、はい。あのー、その『種馬様』っていうのやめてもらっていい? 一応、俺にも名前がありましてね?」

「なんて名前っすか?」

「譲二」

「ジョージ様ね。じゃあ、ジョージ様。俺にもちんこくださいな!」

「あ、はーい」


 アールシュが譲二の身体を抱きしめたまま、ころんと寝転がった。アールシュが身体を起こし、譲二の身体を跨いで、にっこり笑った。


「とことん楽しもうぜい。ジョージ様」

「こ、こうなったら自棄だ! どんとこーい!!」

「あっはっは! 最っ高!!」


 ドスケベな宴は、まだまだ始まったばかりである。





 ------
 譲二は金髪碧眼のおっとりした顔立ちのイケメン・カビーアのふかふか雄っぱいに顔を埋めたまま、ごろごろしていた。譲二のだらしなく垂れた尻肉を勝手に枕にしていた黒髪緑眼の知的な雰囲気のイケメン・アサーブが、書類を読みながら話しかけてきた。


「ジョージ様。国の男の勃起不全の完治率が、6割を超えたようですよ」

「おー。すげぇ。もうひと頑張りって感じだな」

「ジョージ様。葡萄、美味いよ。あーん」

「あーん。……ん。うまぁ」

「ね。美味いでしょ」


 カビーアの隣で譲二と向かい合うようにして寝転がって、果物を貪り食っていた垂れ目の愛嬌あるイケメン・イシャンが、ゆるく笑って、甘い葡萄を食べさせてくれた。我ながら、堕落した生活をしている気がする。セックスして、寝て、美味しいご飯をたらふく食べて、ごろごろ休んで、またセックスして、というような生活を、かれこれ半年は続けている。筋肉ムキムキなイケメン達とはすっかり仲良くなっており、こうして一緒に意味もなくくっついて、お喋りしたりもしている。男の尻やムッキリとした雄っぱいに、すっかり欲情するようになった譲二である。慣れって怖い。でも、イケメン達の尻は皆最高に気持ちがいいのだから、仕方がないと思うのだ。

 譲二たちがごろごろしていると、部屋の扉がばーんっと開き、ルドラが入ってきた。


「おっしゃあ! 仕事終わりっ! ジョージ様! 一発ヤんぞ!!」

「いいよー」

「あ、俺もヤります」

「おーれも」

「アニクとアールシュも呼んできて、皆でヤる?」

「いいぜー。誰が先に突っ込まれるかはステゴロの殴り合いで決めようぜ!」

「そこは平和的にくじ引きできめようね。くじ作るから」

「ちぇ。まぁいい。2人を呼んでくるわ」

「よろしくー」


 ルドラが勢いよく部屋から出ていったので、譲二は起き上がって、くじ引き用のくじを作り始めた。
 なんだかんだで毎日が賑やかで楽しい。譲二は日本にいた頃は、仕事ばかりをしていて、友人も少なく、休みの日は1人で過ごす時の方がずっと多かった。地方の田舎から都会に出たので、近くに親戚もおらず、寂しい生活をしていた。種馬として異世界に召喚されちゃったが、結果的には、それでよかった気がする。ここでは、譲二は1人じゃない。誰かがいつも側にいてくれる。
 譲二はルドラがアニク達を連れて戻ってくると、笑顔でくじ引きを始めた。



(おしまい)


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