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46:宙ぶらりんの夜
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風呂から上がると、セガールに爪を削ってもらい、耳掃除までしてもらった。セガールの手はどこまでも優しくて、ほっとする。
シェリーが寝る時間まで3人でお喋りを楽しんだ後、カールはセガールにこそっと話しかけた。
「シェリーに知られてはいけない例のブツとブランデー買ってきたんですけど、一緒にどうです?」
「ははっ!最高だな。俺の部屋で飲もう」
「はい」
セガールが目元や口元に皺を寄せ、楽しそうに笑った。ちょこっとだけ心臓が跳ねる。
カールは、いそいそと自室に戻り、セガールの部屋へと向かった。
セガールがお盆とグラスを用意してくれていたので、お高めだけど美味しいブランデーとチョコレートをお盆の上にのせる。シェリーに内緒の飲み会の始まりである。
セガールが嬉しそうにチョコレートを一つ摘み、もぐもぐ咀嚼してから、ブランデーを一口飲んだ。ふぅと満足気な小さな溜め息を吐いて、セガールが笑った。
「美味いな」
「いけないことしてるってのが、またちょっとしたアクセントになってますね。背徳感ばんざい」
「ははっ!」
「チョコレートは久しぶりですねー。うんまー」
「あぁ。このブランデーも美味い」
「いい感じに合いますねぇ」
チョコレートを摘みながら、お喋りをしつつ、ブランデーを楽しむ。
今日は最初から2人で寝転がって飲んでいる。すぐ真横にいるセガールの体温や爽やかな石鹸の香りが混ざった微かな体臭に、落ち着くと同時に、ムラッとする。
2人で他愛のないお喋りをしながら、一瓶飲み干す頃には、カールはいい感じに酔っていた。
「あつーい」
「もう夏だからな」
「脱ぎます」
「俺も脱ぐ」
酒精で火照った身体が熱くて堪らない。カールはいそいそとパンツまで脱ぎ捨てて、全裸になると、同じく全裸になったセガールにくっついた。
たった二週間の航海とはいえ、それなりに疲れが溜まっているし、酒も入って眠くて堪らない。温かいセガールの身体にくっついていると、気持ちがすごく落ち着いて、眠気が襲ってくる。
「ねむいっす」
「寝てしまえ」
「んーー。でも、抜きっこしたいです。めちゃくちゃ溜まってるんで」
「じゃあ、抜いてやる」
ぴったりくっついているセガールが、楽しそうに目を細めて、顔を寄せ、カールの下唇をちゅくっと優しく吸った。カールは嬉しくて、ふふっと笑いながら、何度もセガールとキスをした。ぬるりと舌を絡めれば、それだけで気持ちがよくて、下腹部にどんどん熱が溜まっていく。
はぁ、と2人の熱い吐息が混ざり合う。セガールの淡い緑色の瞳を見ているだけで、なんだか堪らなくなり、カールはセガールの身体に覆いかぶさり、セガールの若さを感じない熱い肌に舌を這わせ始めた。じんわりと汗をかいているので、微かにしょっぱい汗の味がする。首筋の太い血管を舌でなぞれば、ドクンドクンとセガールの少し速い脈動を感じる。カールは時折、くちゅっと軽くセガールの肌に吸いつきながら、どんどん下へと下がっていった。セガールの薄い赤褐色の乳首をチロチロと舐め、ちょこんと勃った小さめの乳首に吸いつく。ちゅくちゅくと緩急をつけてセガールの乳首を吸えば、セガールが低く喘いで、カールの伸びた髪をくしゃくしゃにかき混ぜた。
長くなった前髪を後ろに撫でつけるようにセガールがカールの頭をやんわりと撫で、楽しそうにクックッと笑った。
「髪が伸びたな」
「んちゅ。はい。やっと前みたいな髪型にできます」
「短いのもよかったぞ」
「そうですか?」
「あぁ。……んっ。は、あぁ……」
反対側の乳首に吸いつき、自分の唾液で濡れた乳首を指でくりくりと優しく弄る。セガールの熱い息遣いと時折もれる低い喘ぎ声に興奮して堪らない。
今、カールは間違いなくセガールに欲情している。中年のおっさんなのに、セガールが妙にいやらしくて、可愛くて、堪らない。お互いに『好き』だの『愛してる』だの言ったことはない。セガールの気持ちは分からない。カール自身の心も未だにハッキリしない。宙ぶらりんの状態だが、セガールに触れることをやめられない。
ペニスが若干痛い程ガチガチに勃起している。
セガールが、熱心に乳首を舐めて吸うカールの頭をやんわりと撫でて、乳首から顔を離させた。
セガールに促されて、頭が上下逆になるように横を向いて寝転がり、お互いのペニスを舐め合う。セガールのペニスもゆるい角度で勃起して、先走りを滲ませていた。
躊躇なくセガールの熱い亀頭に舌を這わせると、精液っぽい感じの味がうっすらする。セガールの舌がカールのペニスの竿を丁寧に舐めてくる。射精感が急速に高まっていく。
セガールがペニスだけでなく、陰嚢まで舐めてきた。熱い口の中に咥えられ、ちゅーぽっと優しく吸われると、堪らなく気持ちがいい。カールは低く唸りながら、下腹部に力を入れて、うっかり射精しそうになるのを堪えた。イキたい。でも、まだイキたくない。
カールは必死で射精を我慢しながら、セガールの竿に唾液を塗りこむように舌を這わせ、ペニスの根元あたりをゆるゆると手で扱きながら、亀頭をまるっと口の中に咥えた。先走りが溢れる尿道口をチロチロと舌先で擽ると、セガールの足がビクッと震え、どっと先走りが更に溢れ出てきた。じゅるじゅると先走りを啜り、飲み込めるだけ深くセガールのペニスを飲み込んでいく。唇を窄め、舌を這わせながら、頭を前後に動かしてセガールのペニスを唇で扱く。
セガールがカールの真似をするように、同じようにカールのペニスを弄り始めた。セガールの熱くぬるついた口内が気持ちよくて堪らない。どんどん濃くなるセガールの先走りの味にも酷く興奮する。
セガールにじゅるるるっとペニスを吸われながら、パンパンに膨れている陰嚢をふにふに揉まれたら、もう駄目だった。カールはセガールの口内に精液をぶち撒けた。射精しているペニスを更に吸われる。勝手に腰がビクビク震えてしまう。
カールは殆ど意地だけでセガールのペニスの亀頭を咥えたまま、じゅーーーーっと、セガールのペニスを吸った。次の瞬間、どばっとセガールのペニスから精液が溢れ出て、カールの口内を満たしていく。青臭くエグみのある精液の味が口の中に広がり、鼻に精液の匂いが抜ける。カールは喉に引っかかるような飲み下しにくいセガールの精液を無理矢理飲み込み、尿道口をちゅーっと吸って、精液を吸い取った。
酒を飲んで、射精したからか、眠気が急速に訪れる。
カールはなんとかのろのろと起き上がり、セガールの真横に寝転がった。
カールのペニスは未だにゆるく勃起しているが、今はとにかく眠い。
眠すぎて半目になっているカールを見て、セガールが優しく微笑んで、カールの唇に触れるだけのキスをした。
セガールに抱きしめられて、唇を触れ合わせたまま、セガールが囁く。
「寝てしまえ」
「……ふぁい」
セガールの温もりが心地いい。
カールはセガールに抱きしめられたまま、ストンと夢の中へと旅立った。
------
翌朝。
カールがいつもの時間に目覚めると、目の前にセガールの穏やかな寝顔があった。やんわりとセガールに抱きしめられている。セガールの体温が心地よくて、自分でも不思議な程落ち着く。
カールは、セガールの気持ちよさそうな寝顔を至近距離で眺めながら、これはもう駄目だと思った。
多分、カールは間違いなくセガールのことが好きだ。どんな『好き』かは、もうどうでもいい。とにかくセガールが好きで堪らない。
この気持ちはどうするべきなのだろうか。セガールに伝えるべきか否か。既にセックスに近い事をしちゃっている。もう完全に開き直って、いっそ恋人のフリじゃなくて、本当の恋人になれないだろうか。勿論、結婚を前提として。
カールはぐっすり寝ているセガールの鼻先にすりすりと自分の鼻先を擦りつけ、ありったけの想いを込めて、セガールの唇に触れるだけのキスをした。
このまま、カールの想いが伝わってくれたらいいのに。
カールはセガールの温かい身体にしがみついて、ほぅと小さな息を吐いた。
シェリーが寝る時間まで3人でお喋りを楽しんだ後、カールはセガールにこそっと話しかけた。
「シェリーに知られてはいけない例のブツとブランデー買ってきたんですけど、一緒にどうです?」
「ははっ!最高だな。俺の部屋で飲もう」
「はい」
セガールが目元や口元に皺を寄せ、楽しそうに笑った。ちょこっとだけ心臓が跳ねる。
カールは、いそいそと自室に戻り、セガールの部屋へと向かった。
セガールがお盆とグラスを用意してくれていたので、お高めだけど美味しいブランデーとチョコレートをお盆の上にのせる。シェリーに内緒の飲み会の始まりである。
セガールが嬉しそうにチョコレートを一つ摘み、もぐもぐ咀嚼してから、ブランデーを一口飲んだ。ふぅと満足気な小さな溜め息を吐いて、セガールが笑った。
「美味いな」
「いけないことしてるってのが、またちょっとしたアクセントになってますね。背徳感ばんざい」
「ははっ!」
「チョコレートは久しぶりですねー。うんまー」
「あぁ。このブランデーも美味い」
「いい感じに合いますねぇ」
チョコレートを摘みながら、お喋りをしつつ、ブランデーを楽しむ。
今日は最初から2人で寝転がって飲んでいる。すぐ真横にいるセガールの体温や爽やかな石鹸の香りが混ざった微かな体臭に、落ち着くと同時に、ムラッとする。
2人で他愛のないお喋りをしながら、一瓶飲み干す頃には、カールはいい感じに酔っていた。
「あつーい」
「もう夏だからな」
「脱ぎます」
「俺も脱ぐ」
酒精で火照った身体が熱くて堪らない。カールはいそいそとパンツまで脱ぎ捨てて、全裸になると、同じく全裸になったセガールにくっついた。
たった二週間の航海とはいえ、それなりに疲れが溜まっているし、酒も入って眠くて堪らない。温かいセガールの身体にくっついていると、気持ちがすごく落ち着いて、眠気が襲ってくる。
「ねむいっす」
「寝てしまえ」
「んーー。でも、抜きっこしたいです。めちゃくちゃ溜まってるんで」
「じゃあ、抜いてやる」
ぴったりくっついているセガールが、楽しそうに目を細めて、顔を寄せ、カールの下唇をちゅくっと優しく吸った。カールは嬉しくて、ふふっと笑いながら、何度もセガールとキスをした。ぬるりと舌を絡めれば、それだけで気持ちがよくて、下腹部にどんどん熱が溜まっていく。
はぁ、と2人の熱い吐息が混ざり合う。セガールの淡い緑色の瞳を見ているだけで、なんだか堪らなくなり、カールはセガールの身体に覆いかぶさり、セガールの若さを感じない熱い肌に舌を這わせ始めた。じんわりと汗をかいているので、微かにしょっぱい汗の味がする。首筋の太い血管を舌でなぞれば、ドクンドクンとセガールの少し速い脈動を感じる。カールは時折、くちゅっと軽くセガールの肌に吸いつきながら、どんどん下へと下がっていった。セガールの薄い赤褐色の乳首をチロチロと舐め、ちょこんと勃った小さめの乳首に吸いつく。ちゅくちゅくと緩急をつけてセガールの乳首を吸えば、セガールが低く喘いで、カールの伸びた髪をくしゃくしゃにかき混ぜた。
長くなった前髪を後ろに撫でつけるようにセガールがカールの頭をやんわりと撫で、楽しそうにクックッと笑った。
「髪が伸びたな」
「んちゅ。はい。やっと前みたいな髪型にできます」
「短いのもよかったぞ」
「そうですか?」
「あぁ。……んっ。は、あぁ……」
反対側の乳首に吸いつき、自分の唾液で濡れた乳首を指でくりくりと優しく弄る。セガールの熱い息遣いと時折もれる低い喘ぎ声に興奮して堪らない。
今、カールは間違いなくセガールに欲情している。中年のおっさんなのに、セガールが妙にいやらしくて、可愛くて、堪らない。お互いに『好き』だの『愛してる』だの言ったことはない。セガールの気持ちは分からない。カール自身の心も未だにハッキリしない。宙ぶらりんの状態だが、セガールに触れることをやめられない。
ペニスが若干痛い程ガチガチに勃起している。
セガールが、熱心に乳首を舐めて吸うカールの頭をやんわりと撫でて、乳首から顔を離させた。
セガールに促されて、頭が上下逆になるように横を向いて寝転がり、お互いのペニスを舐め合う。セガールのペニスもゆるい角度で勃起して、先走りを滲ませていた。
躊躇なくセガールの熱い亀頭に舌を這わせると、精液っぽい感じの味がうっすらする。セガールの舌がカールのペニスの竿を丁寧に舐めてくる。射精感が急速に高まっていく。
セガールがペニスだけでなく、陰嚢まで舐めてきた。熱い口の中に咥えられ、ちゅーぽっと優しく吸われると、堪らなく気持ちがいい。カールは低く唸りながら、下腹部に力を入れて、うっかり射精しそうになるのを堪えた。イキたい。でも、まだイキたくない。
カールは必死で射精を我慢しながら、セガールの竿に唾液を塗りこむように舌を這わせ、ペニスの根元あたりをゆるゆると手で扱きながら、亀頭をまるっと口の中に咥えた。先走りが溢れる尿道口をチロチロと舌先で擽ると、セガールの足がビクッと震え、どっと先走りが更に溢れ出てきた。じゅるじゅると先走りを啜り、飲み込めるだけ深くセガールのペニスを飲み込んでいく。唇を窄め、舌を這わせながら、頭を前後に動かしてセガールのペニスを唇で扱く。
セガールがカールの真似をするように、同じようにカールのペニスを弄り始めた。セガールの熱くぬるついた口内が気持ちよくて堪らない。どんどん濃くなるセガールの先走りの味にも酷く興奮する。
セガールにじゅるるるっとペニスを吸われながら、パンパンに膨れている陰嚢をふにふに揉まれたら、もう駄目だった。カールはセガールの口内に精液をぶち撒けた。射精しているペニスを更に吸われる。勝手に腰がビクビク震えてしまう。
カールは殆ど意地だけでセガールのペニスの亀頭を咥えたまま、じゅーーーーっと、セガールのペニスを吸った。次の瞬間、どばっとセガールのペニスから精液が溢れ出て、カールの口内を満たしていく。青臭くエグみのある精液の味が口の中に広がり、鼻に精液の匂いが抜ける。カールは喉に引っかかるような飲み下しにくいセガールの精液を無理矢理飲み込み、尿道口をちゅーっと吸って、精液を吸い取った。
酒を飲んで、射精したからか、眠気が急速に訪れる。
カールはなんとかのろのろと起き上がり、セガールの真横に寝転がった。
カールのペニスは未だにゆるく勃起しているが、今はとにかく眠い。
眠すぎて半目になっているカールを見て、セガールが優しく微笑んで、カールの唇に触れるだけのキスをした。
セガールに抱きしめられて、唇を触れ合わせたまま、セガールが囁く。
「寝てしまえ」
「……ふぁい」
セガールの温もりが心地いい。
カールはセガールに抱きしめられたまま、ストンと夢の中へと旅立った。
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翌朝。
カールがいつもの時間に目覚めると、目の前にセガールの穏やかな寝顔があった。やんわりとセガールに抱きしめられている。セガールの体温が心地よくて、自分でも不思議な程落ち着く。
カールは、セガールの気持ちよさそうな寝顔を至近距離で眺めながら、これはもう駄目だと思った。
多分、カールは間違いなくセガールのことが好きだ。どんな『好き』かは、もうどうでもいい。とにかくセガールが好きで堪らない。
この気持ちはどうするべきなのだろうか。セガールに伝えるべきか否か。既にセックスに近い事をしちゃっている。もう完全に開き直って、いっそ恋人のフリじゃなくて、本当の恋人になれないだろうか。勿論、結婚を前提として。
カールはぐっすり寝ているセガールの鼻先にすりすりと自分の鼻先を擦りつけ、ありったけの想いを込めて、セガールの唇に触れるだけのキスをした。
このまま、カールの想いが伝わってくれたらいいのに。
カールはセガールの温かい身体にしがみついて、ほぅと小さな息を吐いた。
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