婚活男の理想の結婚

丸井まー(旧:まー)

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42:エスカレート

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シェリーが寝る時間になり、部屋に引き上げると、カールはセガールと一緒にセガールの部屋へと向かった。
セガールが適当に掛け布団を下にずらしたので、カールはパジャマを脱ぎ始めた。上を脱ぐ必要は別にないのだが、なんとなくカールは上も脱いで、全裸になった。期待で早くもペニスがゆるく勃起している。
セガールもベッドの側でパジャマを脱いで、全裸になった。

2人でベッドに上がり、ころんと寝転がって、ぴったりくっつく。セガールの石鹸混じりの微かな体臭と体温に、妙に興奮する。カールはセガールの足に自分の足を絡めた。毛の感触がする温かい肌と冷たく硬い金属に足が触れる。

セガールがカールのペニスを優しく掴み、すりっと親指の腹でカールのペニスの先っぽを擦り、クックッと楽しそうに笑った。


「もう濡れてる」

「あははー。お恥ずかしい」


カールもセガールのペニスをやんわりと握ると、セガールのペニスもゆるく勃起していた。
セガールの顔が間近にある。淡い緑色の瞳を見ていると、なんだか胸の奥がむずむずしてくる。キスがしたい。カールは鼻先をすりすりとセガールの形のいい鼻に擦りつけた。間近にあるセガールの目が楽しそうに細まり、それが当たり前のように唇が触れ合った。セガールに、ちゅくっと下唇を優しく吸われる。たったそれだけの事で、自分のペニスからどっと先走りが溢れ出る感覚がした。カールもセガールの下唇を吸い、セガールの唇をなぞるように、ねっとりと舌を這わせた。セガールの僅かに開いた唇の隙間から舌が伸びてきて、カールの舌に絡まった。熱くぬるついた舌の感触が興奮を煽る。カールがぬるぬるとセガールの舌を舐め回すと、カールのペニスを握っているセガールの手が動き始めた。ペニスの形を確かめるかのように、根元から先っぽまで、優しくペニスを撫で回される。腰がゾクゾクする快感に、カールは目を細めた。
カールも、どんどん熱く硬くなっていくセガールのペニスを撫で回し始めた。セガールのペニスの裏筋を指の腹でつーっと撫でると、セガールが熱い息を吐いた。
お互いのペニスを手で弄りながら、何度も唇を吸い合い、舌を絡める。

セガールが唐突に触れていた唇を離し、身体を起こして、カールの身体の上に跨った。ねろーっと首筋を舐められる。首の太い血管をなぞるようにセガールの舌が這うと、ゾクゾクして堪らない。セガールの熱い手が、カールの肌を触れるか触れないかの絶妙なタッチで撫でてくる。
セガールの舌が首筋から鎖骨の中心へと移動していき、盛り上がった胸筋の谷間をなぞり、カールの乳首へと這っていった。乳頭をチロチロと擽られ、舌先で転がすように乳首を舐められる。ちゅくっと乳首を吸われると、背筋がゾクゾクする快感が身体の中に広がり、カールは堪らず喘ぎ混じりの熱い息を吐いた。

両方の乳首を舐められた後、指で優しくくりくりと乳首を弄りながら、どんどんセガールが下へと舌を這わせていく。
肌を這うセガールの唇や舌の感触も、両方の乳首を弄る硬い指の感触も気持ちよくて、酷く興奮する。
セガールの舌が下腹部に到達して、ついには先走りをだらだら垂らしているカールのペニスの裏筋にまで熱くぬるついた舌が這い始めた。

指先でちょこんと勃った乳首をピコピコ優しく弾かれながら、ペニスの根元から先っぽに向けて、ねっとりと舌を這わされる。カールが肘をついて、身体を少し起こせば、セガールが目だけでカールを見て、大きく口を開け、そのままパクンとカールのペニスの亀頭を咥えた。熱くぬるついた口内の感触が堪らなく気持ちがいい。セガールが器用にカールのペニスの皮を唇で剥き、完全に剥き出しになった亀頭をぬるぬると円を描くようにして舐め回してくる。同時に両方の乳首をきゅっと優しく摘まれて、カールはビクッと身体を震わせ、我慢しきれずに、ぴゅっと少量の精液をセガールの口内に吐き出した。じゅるっと音を立てて、亀頭を優しく吸われる。酷く気持ちがいい。だが、何か物足りない。カールは荒い息を吐きながら、身体を起こし、セガールの肩を掴んで、自分のペニスから口を離させた。カールの股間に伏せていたセガールの頬を両手で包み、セガールの口内に舌を突っ込む。青臭くてエグみのある自分の精液の味がする舌を舐め回すと、カールはセガールの身体を押し倒し、頭が上下逆になるようにして、セガールの身体を跨いだ。目の前に、セガールの勃起したペニスがある。赤黒い太くて長いペニスの亀頭は、先走りで濡れて、てらてらといやらしく光っていた。

カールは躊躇なくセガールのペニスの亀頭に舌を這わせた。じんわりと精液じみた味がする。それが妙に興奮を煽る。カールが興奮するがままに、セガールのペニスの竿に舌を這わせ始めると、カールの尻をセガールの両手が掴み、腰を下ろさせられた。亀頭がまるっと熱くぬるついたものに包まれる。そのまま、セガールの手に導かれるがままに、ゆるく小刻みに腰を振る。セガールの舌が今にも射精しそうな亀頭を擽り、唇でペニスを扱かれる。カールはセガールのペニスの亀頭を頬張りながら、まるでセガールの口を犯すように、自分から腰を振り始めた。セガールが膝を立てて、ゆるく腰を振り出した。腰を振りながら、唇をすぼめ、じゅるじゅるとセガールのペニスの亀頭を吸えば、どんどん先走りの味が濃くなっていく。

カールは夢中でセガールのペニスを唇と舌で愛撫しながら、快感の頂点を目指して、腰を小刻みに素早く振った。
セガールにじゅるるるるっと強めにペニスを吸われたら、もう駄目だった。カールはビクビクッと腰を震わせ、思わずぷはぁとセガールのペニスから口を離して、低く呻いてセガールの口内に精液をぶち撒けた。精液を吸い取るように射精しているペニスを吸われると、本当に堪らなく気持ちがいい。

射精をした筈なのに、カールのペニスは萎えなかった。ゆるゆると腰を振ってセガールの口にペニスを抜き差しすると、ペチペチと軽く尻を叩かれた。セガールに促されるがままに腰を上げ、セガールの股間に伏せていた身体を起こすと、セガールがカールの広げた足の間から抜け出て、膝立ちのカールの正面に膝立ちになり、カールの唇を優しく吸った。カールはずりずりと膝で少し移動して、セガールの腰に手を回して、セガールの筋肉質な背中や尻を撫で回しながら、ぴったりと身体をくっつけ、セガールの口内に舌を突っ込んだ。精液の味がするセガールの舌を夢中で舐め回し、身体をくねらせ、乳首同士を擦りつけ、ペニスも擦りつける。セガールの手がカールを抱きしめるように背中に回り、腰や尻を撫で回してくる。興奮し過ぎて脳みそが沸騰しそうだ。

カールはセガールの手に促されて、ぴったりとくっついたまま、ゆっくりとベッドの上に立ち上がった。一緒に立ち上がったセガールの唇が触れていた唇から離れ、セガールが再び膝立ちになり、カールのペニスを口に含んだ。
ペニスを咥えたまま、目だけで見上げてくるセガールの瞳は、今までにない程の熱を孕んでいた。セガールの瞳を見ているだけで背筋がゾクゾクして、カールはセガールの頭をやんわり両手で掴み、セガールの口を犯すように腰を振り始めた。深く突っ込み過ぎないように気をつけながら、セガールの口にペニスを抜き差しする。じゅるるるるっとセガールがカールのペニスを吸ってきた。興奮と射精感が一気に高まり、カールは低く唸りながら、ぶるんっとセガールの口からペニスを引き抜き、そのまま精液を吐き出した。セガールの顔に白いカールの精液がかかる。びゅるるるっと射精しているカールのペニスをセガールが再び咥え、じゅるじゅるとカールの精液を啜った。
カールは低く喘ぎながら、セガールの髪を両手でかき混ぜるようにセガールの頭を撫で回した。
鼻筋や口髭に白い精液をつけたセガールが、射精して萎えたカールのペニスから口を離し、カールを見上げたまま、自分の唇にも垂れているカールの精液を舐めとり、ごくんと嚥下した。それが酷くいやらしくて、頭がクラクラする。

セガールの長めの前髪を後ろに撫でつけるように頭をやんわりと撫でると、セガールがとろんとした顔で、ぶるっと身体を震わせ、赤い舌をチラリと覗かせながら、低く喘いだ。セガールの顔から視線を外し、もっと下の方を見れば、セガールが自分のペニスを掴み、ゆるく扱きながら、射精していた。

カールはゴクッと口内に溜まった唾を飲み込んだ。
セガールの頬を両手で包み、膝をついて、セガールの顔についた自分の精液を舐めとり、口移しをするように、自分の精液塗れの舌をセガールの口内に突っ込む。セガールの舌が、まるでカールの精液を味わうかのように、ねっとりとカールの舌に絡まった。

カールはめちゃくちゃに舌を絡め合わせながら、セガールの熱い身体を抱きしめた。カールは身体の熱が完全に冷めるまで、無我夢中でセガールと互いに身体を舐め合い、絡み合った。

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