魔王に転生したからハーレムを作ろうとしたのに肉食系女子(物理)に邪魔されて作れないっ!(泣)

丸井まー(旧:まー)

文字の大きさ
上 下
3 / 28
お仕置き祭り編

3:クリで何回イケるかな!?

しおりを挟む
 魔王が手に取ったクリトリス用の性具は、半透明の淡い水色で、小さなスライムっぽい感じのものだった。外側はぷにぷにしていて、内側には細いブラシのようなものがある。試しに指先を突っ込んでみれば、柔らかいブラシが肌を撫で、まるで指先が吸いつかれているような感じがする。
 取り扱い説明書を読んでみれば、『乳首やクリトリスにつけるだけで、まるで吸われているような快感が! 装着してすりすり擦ったり、くにゅくにゅクリトリスを扱いてもよし! 極上の快感をお約束します!』と書いてあった。

 魔王は、片手の指でくにくにしていたクリトリスから手を離し、心なしかぴんと膨れているようなクリトリスにスライムっぽいものをくっつけた。


「はぁぁぁぁん♡ や、いやぁぁぁぁ♡ 吸わないでぇぇ♡ あぁぁぁぁっ♡」

「おー。すげぇー。面白いな。これ。乳首にもつけとこう」


 シンシアのクリトリスにスライムっぽいものをくっつけると、シンシアが仰け反るように大きく喘ぎ、不自由な状態で腰をカクカク振り始めた。下半身だけ見れば、中々にエロい光景である。ゆっさゆっさ揺れる巨乳は正直好みではないが、このスライムっぽいものは乳首にも効果的なようなので、淡いピンク色の乳輪が大きめの乳首にもくっつけてみる。


「きゃぁぁぁぁっ♡ またっ♡ あぁぁぁぁっ♡ だめっ♡ だめっ♡ きちゃうぅぅぅぅ♡」

「わーー。見事な潮ー。虹ができたら面白いのに」


 シンシアの身体がガクガク震え、ぷしゃぁぁぁぁっと尿道口から透明な潮が勢いよく吹き出た。魔王は本格的に面白くなってきて、シンシアの見事な潮吹きにパチパチと拍手をした。これは何回潮を吹けるのか試してみたい。ていうか、クリトリスだけで何回イケるだろうか。シンシアのゆっさゆっさ揺れる巨乳には興味がないので、乳首は外してもいいだろう。今日はひたすらクリトリスだけを責めることにしよう。

 魔王は、シンシアの乳首につけていたスライムっぽいものを外すと、クリトリスにつけているスライムっぽいものを上からすりすりし始めた。内側の柔らかいブラシ状のもので吸いながら擦られているのだろう。シンシアが悲鳴じみた喘ぎ声を上げた。


「シンシア。今のところの感想は?」

「ひぃぃぁぁぁぁっ♡ も、もうっ♡ やめてぇぇぇぇっ♡ やぁぁぁぁっ♡ またっ♡ またきちゃうぅぅぅぅっ♡ あぁっ♡ あーーーーっ♡」

「うむ。効果的なようで何より。とりあえずシンシアが気絶するまでやめないぞー」

「も、やぁぁぁぁっ♡ とってぇ♡ とってぇぇぇぇ♡」

「とりませーん。簡単にとったらお仕置きにならないだろー」

「あぁぁぁぁっ♡ も、やぁぁぁぁ♡ またっ♡ またっ♡ でちゃうぅぅぅぅ♡ やぁぁぁぁぁぁ♡ みないでぇぇぇぇ♡」


 ぷしゃぁぁぁぁっとまた派手にシンシアが潮を吹いた。潮は膀胱内の水分が出てると小耳に挟んだことがある。つまり、膀胱内に水分がなければ、潮は出てこなくなる。もっと潮吹きを眺めて楽しみたいので、シンシアに水分を摂らせなければ。

 魔王はひとまずクリトリスにつけていたスライムっぽいものをとってやり、グラスに水差しの水を注いで、涙と鼻水と涎が垂れ流し状態でキレイにしていた化粧が崩れているシンシアに水を少しずつ飲ませた。
 勝気で泣くことなんて無縁そうなシンシアの泣き顔は、ちょっと可愛い。嗜虐趣味は特にないのだが、シンシアを泣き喚かせるのは楽しそうだ。いやほら。シンシアは普段があれだから。

 クリトリスからスライムっぽいものをとり、水を飲ませたからだろう。シンシアがほっとしたような顔をしている。多分、これでおしまいだと思っているのだろう。が、そんなはずはないのである。むしろ、本番はこれからだ。クリトリスだけで何回イッて潮を吹くのか、試してみたい。
 魔王はわくわくしながら、次の性具を取り出した。

 魔王が箱から取り出したものは、見た目は完全に歯ブラシであった。だが、前世であったシリコンみたいな素材でできていて、根元のスイッチを押すと、ぶるぶる小刻みに振動する仕様である。
 取り扱い説明書を読んでみれば、『強弱五段階! ぶるぶる震える柔らかブラシでクリトリスをこしこしすれば、連続絶頂間違いなし!!』と書いてある。連続絶頂……いい響きである。シンシアは何回連続でイッて潮を吹くのだろうか。

 魔王は、油断している様子のシンシアのクリトリスに柔らかいブラシをそっと押しつけ、まずは一番弱い振動で歯を磨くようにクリトリスを優しく擦り始めた。ビクッとシンシアの身体が大きく震え、ぴゅっと少量の潮が出た。まんこの穴を見てみれば、ひくひくくぽくぽしていて、愛液がアナルの方にまで垂れているのが分かる。潮と愛液で、椅子のクッションがじっとりと濡れて色を変えていた。大変いやらしくて結構だと思う。これでシンシアがおっとり系の顔立ちでちっぱいだったらもっと楽しいのだが、これはあくまでお仕置きなので、ひたすらシンシアを快感責めして普段の言動を反省させることが目的なのである。

 魔王は、丁寧に丁寧に歯ブラシっぽいものを動かし、指でクリトリスの皮をちゃんと剥いて、完全に露出したピンク色のクリトリスを優しく擦りまくった。


「きゃぁぁぁぁぁぁっ♡ いやぁぁぁぁ♡ も、やぁぁぁぁっ♡ ひぃぃぃぃっ♡ くるぅ♡ またっ♡ きちゃうぅぅぅぅ♡」

「『くる』とか『きちゃう』じゃなくて、『イク』ね。はい。復唱。『イク』」

「いぃぃぃぃっくぅぅぅぅっ♡」

「あ、イッた」


 ぷしゃぁぁぁぁっとまた派手に潮を吹きながら、シンシアが全身をガクガク震わせた。シンシアの顔を見れば、半ば白目を剥きかけている。自分でクリトリスを弄ったこともない処女相手だから、今日はこのくらいでやめておいてあげるか、本当にシンシアが気絶するまでクリトリスを責め続けるか、ちょっと悩ましい。あんまりクリトリスを弄り過ぎて痛くなっても可哀そうな気もするし、涙と鼻水と涎を垂れ流しているシンシアを見ていると、なんだか気の毒なことをしている気になってくる。

 お仕置きなのだから、気絶するまでクリ責めすべきなのだろうが、今回は初回だし、ちょっと優しくしてやることにした。ていうか、処女相手にあんまりやり過ぎると、なんか変な性癖とかに目覚めそうで、そっちもちょっと怖い。

 魔王はぶるぶる振動する歯ブラシっぽいものをシンシアのクリトリスから離し、スイッチを切った。

 はぁー、はぁー、と荒い息を吐きながら、呆けた顔をしているシンシアのまんこを改めてくぱぁして見てみる。弄りまくったクリトリスがぴんと微かに膨れていて、まんこの穴がひくひくくぽくぽと愛液を垂れ流している。魔王は好奇心に負けて、べろーっとまんこの穴からクリトリスに向けて舐め上げた。もったりとした形容しがたい味がする。


「あぁ……♡ はぁん♡ はぁ♡ はぁ♡ んーーーーっ♡」


 初めて舐める愛液を味わうように、ゆっくりとまんこ全体を舐め回していると、シンシアの腰がくねり、まるで魔王の口にまんこを押しつけるような感じになっている。処女のくせにドスケベである。魔王は、熱いまんこの穴をちろちろ舌先で擽りながら、これで魔王好みの容姿だったら最高だったのになぁと、割と最低なことを考えた。

 じゅるじゅると品のない音を立てて愛液を啜り、魔王はクリトリスをちろちろと優しく舐め始めた。いっぱい刺激しちゃったから、最後くらいは穏やかにイカせようと思う。
 シンシアの内腿がビクビク震え、カクカク腰が動いている。


「あぁぁぁぁっ♡ いくっ♡ いっちゃうっ♡ あ、あ、あぁぁぁぁっ♡」


 ぷしゅっと顎に熱い液体がかかった。シンシアのクリトリスから口を離し、シンシアを見上げれば、シンシアはぐったりとした様子で目を閉じていた。気絶ではなく、これは寝落ちだろう。

 とりあえず、お仕置き第一弾のクリ責めはそれなりに成功したと思いたい。これでシンシアが反省しなかったら、お仕置き第二弾・Gスポット編が待っていることになる。ちゃんとGスポット開発用の性具も用意されている。

 魔王は、お仕置き第二弾がなければいいなぁと思いながら、寝てしまったシンシアにかけていた拘束魔法をとき、毛布でぐるぐる巻きにして、寝室の隅っこに転がした。魔王の魔王を狙う肉食系女子(物理)と一緒のベッドで寝るのは素直に嫌だ。廊下に出さないだけマシだと思って欲しい。

 魔王は欠伸を連発しながら、使った性具に清浄魔法をかけ、箱に片付けた。
 割と楽しかったが、魔王も地味に疲れた。そもそも、昼間の執務で疲れているのだ。お仕置きのためとはいえ、貴重な睡眠時間が大幅に減ってしまったのが残念だ。魔王はベッドに上がって布団に包まると、朝までの短い眠りに落ちた。

しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

イケメン社長と私が結婚!?初めての『気持ちイイ』を体に教え込まれる!?

すずなり。
恋愛
ある日、彼氏が自分の住んでるアパートを引き払い、勝手に『同棲』を求めてきた。 「お前が働いてるんだから俺は家にいる。」 家事をするわけでもなく、食費をくれるわけでもなく・・・デートもしない。 「私は母親じゃない・・・!」 そう言って家を飛び出した。 夜遅く、何も持たず、靴も履かず・・・一人で泣きながら歩いてるとこを保護してくれた一人の人。 「何があった?送ってく。」 それはいつも仕事場のカフェに来てくれる常連さんだった。 「俺と・・・結婚してほしい。」 「!?」 突然の結婚の申し込み。彼のことは何も知らなかったけど・・・惹かれるのに時間はかからない。 かっこよくて・・優しくて・・・紳士な彼は私を心から愛してくれる。 そんな彼に、私は想いを返したい。 「俺に・・・全てを見せて。」 苦手意識の強かった『営み』。 彼の手によって私の感じ方が変わっていく・・・。 「いあぁぁぁっ・・!!」 「感じやすいんだな・・・。」 ※お話は全て想像の世界のものです。現実世界とはなんら関係ありません。 ※お話の中に出てくる病気、治療法などは想像のものとしてご覧ください。 ※誤字脱字、表現不足は重々承知しております。日々精進してまいりますので温かく見ていただけると嬉しいです。 ※コメントや感想は受け付けることができません。メンタルが薄氷なもので・・すみません。 それではお楽しみください。すずなり。

イケメン彼氏は年上消防士!鍛え上げられた体は、夜の体力まで別物!?

すずなり。
恋愛
私が働く食堂にやってくる消防士さんたち。 翔馬「俺、チャーハン。」 宏斗「俺もー。」 航平「俺、から揚げつけてー。」 優弥「俺はスープ付き。」 みんなガタイがよく、男前。 ひなた「はーいっ。ちょっと待ってくださいねーっ。」 慌ただしい昼時を過ぎると、私の仕事は終わる。 終わった後、私は行かなきゃいけないところがある。 ひなた「すみませーん、子供のお迎えにきましたー。」 保育園に迎えに行かなきゃいけない子、『太陽』。 私は子供と一緒に・・・暮らしてる。 ーーーーーーーーーーーーーーーー 翔馬「おいおい嘘だろ?」 宏斗「子供・・・いたんだ・・。」 航平「いくつん時の子だよ・・・・。」 優弥「マジか・・・。」 消防署で開かれたお祭りに連れて行った太陽。 太陽の存在を知った一人の消防士さんが・・・私に言った。 「俺は太陽がいてもいい。・・・太陽の『パパ』になる。」 「俺はひなたが好きだ。・・・絶対振り向かせるから覚悟しとけよ?」 ※お話に出てくる内容は、全て想像の世界です。現実世界とは何ら関係ありません。 ※感想やコメントは受け付けることができません。 メンタルが薄氷なもので・・・すみません。 言葉も足りませんが読んでいただけたら幸いです。 楽しんでいただけたら嬉しく思います。

淫らに、咲き乱れる

あるまん
恋愛
軽蔑してた、筈なのに。

ブラック企業を退職したら、極上マッサージに蕩ける日々が待ってました。

イセヤ レキ
恋愛
ブラック企業に勤める赤羽(あかばね)陽葵(ひまり)は、ある夜、退職を決意する。 きっかけは、雑居ビルのとあるマッサージ店。 そのマッサージ店の恰幅が良く朗らかな女性オーナーに新たな職場を紹介されるが、そこには無口で無表情な男の店長がいて……? ※ストーリー構成上、導入部だけシリアスです。 ※他サイトにも掲載しています。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

明智さんちの旦那さんたちR

明智 颯茄
恋愛
 あの小高い丘の上に建つ大きなお屋敷には、一風変わった夫婦が住んでいる。それは、妻一人に夫十人のいわゆる逆ハーレム婚だ。  奥さんは何かと大変かと思いきやそうではないらしい。旦那さんたちは全員神がかりな美しさを持つイケメンで、奥さんはニヤケ放題らしい。  ほのぼのとしながらも、複数婚が巻き起こすおかしな日常が満載。  *BL描写あり  毎週月曜日と隔週の日曜日お休みします。

義兄に甘えまくっていたらいつの間にか執着されまくっていた話

よしゆき
恋愛
乙女ゲームのヒロインに意地悪をする攻略対象者のユリウスの義妹、マリナに転生した。大好きな推しであるユリウスと自分が結ばれることはない。ならば義妹として目一杯甘えまくって楽しもうと考えたのだが、気づけばユリウスにめちゃくちゃ執着されていた話。 「義兄に嫌われようとした行動が裏目に出て逆に執着されることになった話」のifストーリーですが繋がりはなにもありません。

性悪なお嬢様に命令されて泣く泣く恋敵を殺りにいったらヤられました

まりも13
BL
フワフワとした酩酊状態が薄れ、僕は気がつくとパンパンパン、ズチュッと卑猥な音をたてて激しく誰かと交わっていた。 性悪なお嬢様の命令で恋敵を泣く泣く殺りに行ったら逆にヤラれちゃった、ちょっとアホな子の話です。 (ムーンライトノベルにも掲載しています)

処理中です...