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27:熱い夜の始まり
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ヤニクがヴィーターの私室に入ると、無表情ながら、どこか疲れた空気を発しているヴィーターが部屋に入ってきた。
魔獣の繁殖期が終わって一か月くらい経っている。治療中の怪我人はまだ多いし、事後処理もまだ終わらないようである。
ヴィーターがふーっと息を吐きながら、どさっとソファーに座った。ヤニクがいそいそと隣に座ると、ヴィーターが動いて、ヤニクの太腿の上に頭を乗せた。そのまま目を閉じて、ヴィーターが口を開いた。
「夕食が運ばれてきたら起こせ」
「おう」
本当に疲れているのだろう。ヴィーターはすぐに静かな寝息を立て始めた。なんとなくヴィーターの頭を撫でる。この数か月、髪を切る余裕なんてなかったので、ヴィーターの髪は少し伸びている。魔獣の繁殖期の間は、髭を剃る余裕もない日の方が多かったから、常に無精髭状態だった。それはヤニクもだが。ヤニクは、片手でヴィーターの頭を撫でながら、自分の伸びた髪に触れた。もうそろそろ肩につきそうなくらい髪が伸びている。前髪も伸びていて邪魔くさいので、デリークから貰った整髪剤で後ろに撫でつけている。
デリークがお盆を持って部屋に入ってきたので、ヤニクはヴィーターの唇に何度もキスをして、ヴィーターを起こした。眠そうなヴィーターにキスをされてから、夕食を食べ始める。魔獣の繁殖期の間はちょっと豪華だった食事は、今は以前の質素なものになっている。魔獣の繁殖期は数年に一度あるので、その時のために、普段は質素倹約をしているそうだ。
がつがつと夕食を食べていると、先に食べ終わったヴィーターが、紅茶を飲みながら話しかけてきた。
「今日は一緒に風呂に入るぞ。やっと溜まり溜まった書類が片付いた」
「それでアンタ疲れてんの?」
「今夜は性行為をする。絶対にだ」
「なんの宣言だよ。別にいいけど。俺もしたい」
「約1年の禁欲生活から、やっと解放される。次の繁殖期は、おそらく3年後だ。それまでに何個卵ができるだろうな」
「子供は多い方が賑やかで楽しそうだから、産めるだけ産みたい。ちょー頑張れ」
「クッ。精々頑張ってみせよう」
ヴィーターが機嫌よさそうに笑った。こんな時でも、ヴィーターの笑顔は悪役みたいな感じである。ヤニクは夕食を食べ終えると、紅茶を飲みながら、またヤニクの太腿を枕に寝てしまったヴィーターの頭を優しく撫でた。
デリークが来たので、ヤニクは寝ていたヴィーターにキスをして起こした。一緒に風呂へと向かい、脱衣所で全裸になる。ヴィーターの身体を見れば、明らかに傷痕が増えていた。自分の身体にも傷痕があるので、別に気にならない。傷痕は生き抜いた証拠だ。
ヴィーターが近寄ってきて、ヤニクの腰を抱いて唇に触れるだけのキスをしてきた。
「今夜から3日間は寝室から出られないと思え」
「は? 仕事は?」
「3日の休みをもぎ取るために粗方終わらせてきた」
「お、おう」
「今でも怖いか」
「アンタは怖くねぇよ」
「そうか」
ヴィーターが機嫌よさそうに目を細めた。身体と頭を洗いっこして、ゆっくりと熱めのお湯に浸かった。ヴィーターと手を繋いで他愛のない話をしながら、ヤニクは全然緊張していない自分を不思議に思った。約1年ぶりに性行為をするので、緊張するかと思っていたが、意外とそうでもない。ヴィーターに触れてもらえるのが嬉しくて、ワクワクしているくらいだ。
ヤニクはお湯の中で立ち上がると、ヴィーターの手を引っ張って、一緒に浴槽から出た。
寝室に入るなり、ヴィーターに強く抱きしめられて、貪るような激しいキスをされた。ヤニクは、舌を舐め回しているヴィーターに必死で応えながら、熱くなった下腹部をヴィーターの身体に擦りつけた。下腹部に硬いものが当たっている。ヴィーターも勃起しているみたいだ。
ヴィーターに性急に寝間着を脱がされて、ヤニクは全裸の状態でベッドに押し倒された。ちょっと強引な感じだが、怖くないし、逆になんだか気分がいい。ヴィーターに強く求められている証拠だからだ。ヴィーターもヤニクにキスをしながら、器用に自分の寝間着を脱ぎ捨てた。
ヤニクは覆いかぶさってきたヴィーターの首に両腕を絡めて、ヴィーターの下唇に嚙みついた。
「いっそ気絶するまでよこせよ」
「仰せのままに」
ヴィーターがクッと笑って、ヤニクの頬を味見するみたいにべろーっと舐めてから、ヤニクの首筋を舐め回し始めた。同時に、アナルにひんやりとした球体のものを押しつけられて、ぐっと球体のものをアナルの中に入れられる。痛くはないが、違和感がある。久しぶりだからだろう。だが、そのことが妙に興奮を煽ってくる。
首の太い血管を熱い舌でなぞられて、思わず熱い溜め息が出た。喉仏にやんわりと噛みつかれ、盛り上がった胸筋を揉みしだきながら、むしゃぶりつくような勢いで、ヴィーターがヤニクの乳首に吸いついた。ちゅくちゅくと緩急をつけて乳首を吸われると、それだけで堪らなくなる。ヤニクは腰をくねらせて、熱くて堪らない下腹部をヴィーターの身体に擦りつけ、無言でねだった。
「ヤニク。四つん這いになれるか」
「問題ねぇ。早く」
「あぁ」
ヤニクはすぐに四つん這いになった。肉厚の尻肉をヴィーターの硬い大きな手が揉みしだき、ぐにぃと大きく広げられる。期待でひくつくアナルに外気が直接触れて、背筋がゾクゾクする程興奮する。べろーっと熱くぬるついたものがアナルの表面を這った。性急な感じで、べろべろとアナルを舐め回される。アナルを舐められると背筋がゾクゾクして、『気持ちいい』。
ヤニクはだらしなく開けた口から涎を垂らし、大きく喘いだ。
アナルの中も外もヴィーターに舐め回されて、ヤニクはぐずぐずになっていた。上体を伏せてシーツを握りしめ、身体の中を暴れ回る『気持ちいい』と、叫びたい程の興奮に堪える。ヴィーターの口がアナルから離れたかと思えば、すぐにぬるついた硬い指がアナルの中に入ってきた。『気持ちいい』ところを容赦なくぐりぐりされて、強烈な『気持ちいい』が身体の中を駆け巡る。もっと『気持ちいい』ことを身体が覚えている。早くヴィーターの熱が欲しくて堪らない。
「あっ! あっ! ヴィーター! ほしいっ! はやくっ!」
「もう少しだけ待て」
「んーーーーっ! ほしいっ! きもちいいっ! もっと! もっと!」
「ヤニクッ……」
ひたすら『気持ちいい』ところを刺激していたヴィーターの指が、アナルを拡げるように動き始めた。二本の指を入れられると、少しアナルが引き攣れるような感じがしたが、痛くはない。もっと、もっと、『気持ちいい』が欲しい。太くて硬いヴィーターの熱が早く欲しい。
ヤニクは喘ぎながら、何度もヴィーターにねだった。
ずるぅっとヴィーターの指が抜け出ていった。ヤニクは、ころんと身体を仰向けにされた。勝手に出てくる涙で滲む目をヴィーターに向ければ、無表情ながら、どこか余裕のない顔をしていた。
ヴィーターがヤニクの膝を立てて広げた足の膝裏をぐっと押し、腰を浮かせると、ヤニクのアナルに熱くて硬いものが触れた。一気に深く硬いものがアナルの中に入ってくる。その衝撃と興奮で『気持ちいい』が身体の中でぱぁんと弾け飛んで、ヤニクは吠えるような声を上げながら、ビクンビクンと身体を大きく震わせた。熱い液体が胸元にまで飛んできた。
自分の身体を見れば、勃起したペニスから白い精液が垂れていた。
ヤニクは、噛みつくような勢いでキスをしながら、激しく腰を振り始めたヴィーターの腰に足を絡めて、全身で強くヴィーターの逞しい身体にしがみついた。
魔獣の繁殖期が終わって一か月くらい経っている。治療中の怪我人はまだ多いし、事後処理もまだ終わらないようである。
ヴィーターがふーっと息を吐きながら、どさっとソファーに座った。ヤニクがいそいそと隣に座ると、ヴィーターが動いて、ヤニクの太腿の上に頭を乗せた。そのまま目を閉じて、ヴィーターが口を開いた。
「夕食が運ばれてきたら起こせ」
「おう」
本当に疲れているのだろう。ヴィーターはすぐに静かな寝息を立て始めた。なんとなくヴィーターの頭を撫でる。この数か月、髪を切る余裕なんてなかったので、ヴィーターの髪は少し伸びている。魔獣の繁殖期の間は、髭を剃る余裕もない日の方が多かったから、常に無精髭状態だった。それはヤニクもだが。ヤニクは、片手でヴィーターの頭を撫でながら、自分の伸びた髪に触れた。もうそろそろ肩につきそうなくらい髪が伸びている。前髪も伸びていて邪魔くさいので、デリークから貰った整髪剤で後ろに撫でつけている。
デリークがお盆を持って部屋に入ってきたので、ヤニクはヴィーターの唇に何度もキスをして、ヴィーターを起こした。眠そうなヴィーターにキスをされてから、夕食を食べ始める。魔獣の繁殖期の間はちょっと豪華だった食事は、今は以前の質素なものになっている。魔獣の繁殖期は数年に一度あるので、その時のために、普段は質素倹約をしているそうだ。
がつがつと夕食を食べていると、先に食べ終わったヴィーターが、紅茶を飲みながら話しかけてきた。
「今日は一緒に風呂に入るぞ。やっと溜まり溜まった書類が片付いた」
「それでアンタ疲れてんの?」
「今夜は性行為をする。絶対にだ」
「なんの宣言だよ。別にいいけど。俺もしたい」
「約1年の禁欲生活から、やっと解放される。次の繁殖期は、おそらく3年後だ。それまでに何個卵ができるだろうな」
「子供は多い方が賑やかで楽しそうだから、産めるだけ産みたい。ちょー頑張れ」
「クッ。精々頑張ってみせよう」
ヴィーターが機嫌よさそうに笑った。こんな時でも、ヴィーターの笑顔は悪役みたいな感じである。ヤニクは夕食を食べ終えると、紅茶を飲みながら、またヤニクの太腿を枕に寝てしまったヴィーターの頭を優しく撫でた。
デリークが来たので、ヤニクは寝ていたヴィーターにキスをして起こした。一緒に風呂へと向かい、脱衣所で全裸になる。ヴィーターの身体を見れば、明らかに傷痕が増えていた。自分の身体にも傷痕があるので、別に気にならない。傷痕は生き抜いた証拠だ。
ヴィーターが近寄ってきて、ヤニクの腰を抱いて唇に触れるだけのキスをしてきた。
「今夜から3日間は寝室から出られないと思え」
「は? 仕事は?」
「3日の休みをもぎ取るために粗方終わらせてきた」
「お、おう」
「今でも怖いか」
「アンタは怖くねぇよ」
「そうか」
ヴィーターが機嫌よさそうに目を細めた。身体と頭を洗いっこして、ゆっくりと熱めのお湯に浸かった。ヴィーターと手を繋いで他愛のない話をしながら、ヤニクは全然緊張していない自分を不思議に思った。約1年ぶりに性行為をするので、緊張するかと思っていたが、意外とそうでもない。ヴィーターに触れてもらえるのが嬉しくて、ワクワクしているくらいだ。
ヤニクはお湯の中で立ち上がると、ヴィーターの手を引っ張って、一緒に浴槽から出た。
寝室に入るなり、ヴィーターに強く抱きしめられて、貪るような激しいキスをされた。ヤニクは、舌を舐め回しているヴィーターに必死で応えながら、熱くなった下腹部をヴィーターの身体に擦りつけた。下腹部に硬いものが当たっている。ヴィーターも勃起しているみたいだ。
ヴィーターに性急に寝間着を脱がされて、ヤニクは全裸の状態でベッドに押し倒された。ちょっと強引な感じだが、怖くないし、逆になんだか気分がいい。ヴィーターに強く求められている証拠だからだ。ヴィーターもヤニクにキスをしながら、器用に自分の寝間着を脱ぎ捨てた。
ヤニクは覆いかぶさってきたヴィーターの首に両腕を絡めて、ヴィーターの下唇に嚙みついた。
「いっそ気絶するまでよこせよ」
「仰せのままに」
ヴィーターがクッと笑って、ヤニクの頬を味見するみたいにべろーっと舐めてから、ヤニクの首筋を舐め回し始めた。同時に、アナルにひんやりとした球体のものを押しつけられて、ぐっと球体のものをアナルの中に入れられる。痛くはないが、違和感がある。久しぶりだからだろう。だが、そのことが妙に興奮を煽ってくる。
首の太い血管を熱い舌でなぞられて、思わず熱い溜め息が出た。喉仏にやんわりと噛みつかれ、盛り上がった胸筋を揉みしだきながら、むしゃぶりつくような勢いで、ヴィーターがヤニクの乳首に吸いついた。ちゅくちゅくと緩急をつけて乳首を吸われると、それだけで堪らなくなる。ヤニクは腰をくねらせて、熱くて堪らない下腹部をヴィーターの身体に擦りつけ、無言でねだった。
「ヤニク。四つん這いになれるか」
「問題ねぇ。早く」
「あぁ」
ヤニクはすぐに四つん這いになった。肉厚の尻肉をヴィーターの硬い大きな手が揉みしだき、ぐにぃと大きく広げられる。期待でひくつくアナルに外気が直接触れて、背筋がゾクゾクする程興奮する。べろーっと熱くぬるついたものがアナルの表面を這った。性急な感じで、べろべろとアナルを舐め回される。アナルを舐められると背筋がゾクゾクして、『気持ちいい』。
ヤニクはだらしなく開けた口から涎を垂らし、大きく喘いだ。
アナルの中も外もヴィーターに舐め回されて、ヤニクはぐずぐずになっていた。上体を伏せてシーツを握りしめ、身体の中を暴れ回る『気持ちいい』と、叫びたい程の興奮に堪える。ヴィーターの口がアナルから離れたかと思えば、すぐにぬるついた硬い指がアナルの中に入ってきた。『気持ちいい』ところを容赦なくぐりぐりされて、強烈な『気持ちいい』が身体の中を駆け巡る。もっと『気持ちいい』ことを身体が覚えている。早くヴィーターの熱が欲しくて堪らない。
「あっ! あっ! ヴィーター! ほしいっ! はやくっ!」
「もう少しだけ待て」
「んーーーーっ! ほしいっ! きもちいいっ! もっと! もっと!」
「ヤニクッ……」
ひたすら『気持ちいい』ところを刺激していたヴィーターの指が、アナルを拡げるように動き始めた。二本の指を入れられると、少しアナルが引き攣れるような感じがしたが、痛くはない。もっと、もっと、『気持ちいい』が欲しい。太くて硬いヴィーターの熱が早く欲しい。
ヤニクは喘ぎながら、何度もヴィーターにねだった。
ずるぅっとヴィーターの指が抜け出ていった。ヤニクは、ころんと身体を仰向けにされた。勝手に出てくる涙で滲む目をヴィーターに向ければ、無表情ながら、どこか余裕のない顔をしていた。
ヴィーターがヤニクの膝を立てて広げた足の膝裏をぐっと押し、腰を浮かせると、ヤニクのアナルに熱くて硬いものが触れた。一気に深く硬いものがアナルの中に入ってくる。その衝撃と興奮で『気持ちいい』が身体の中でぱぁんと弾け飛んで、ヤニクは吠えるような声を上げながら、ビクンビクンと身体を大きく震わせた。熱い液体が胸元にまで飛んできた。
自分の身体を見れば、勃起したペニスから白い精液が垂れていた。
ヤニクは、噛みつくような勢いでキスをしながら、激しく腰を振り始めたヴィーターの腰に足を絡めて、全身で強くヴィーターの逞しい身体にしがみついた。
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