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17:『気持ちいい』がいっぱい
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ヤニクは、少し久しぶりの『気持ちいい』に大きく喘いだ。腹の中の『気持ちいい』ところを指で挟むようにして、くりくり弄られている。アナルの中に入って動きまくっているヴィーターの指も『気持ちいい』が、もっとすごい『気持ちいい』があることを既に知っている。
ずるぅっとヴィーターの指が抜け出て、今度は三本の指が入ってきた。少しだけアナルが引き攣れるような感じがするが、痛いという程ではない。ぐるっとアナルを拡げるように指を回されるのも『気持ちいい』。
アナルを弄ると同時に、乳首も弄られている。ちゅーっと強めに吸われると、腰のあたりがぞわぞわして『気持ちいい』。『気持ちいい』が身体の中でぐるぐる暴れ回っている。出したくて堪らないが、自分では触りたくない。
ヤニクは、アナルを弄りながら、ちゅくちゅく乳首を吸っているヴィーターの頭を抱え、ヴィーターにねだった。
「も、だしたいぃ……」
「ん。もうちょっと我慢しろ。……そろそろ大丈夫か? 挿れるぞ」
「うん」
ヴィーターの指がアナルから抜け出て、潤滑油でぬるぬるの尻を掴んだ。ヴィーターにされるがまま、身体を少し後ろに下げると、欲しくてひくつくアナルに、熱くて硬いものが触れた。ヴィーターの手に促されるがままに、ゆっくりと腰を下ろしていけば、解しても尚狭いヤニクのアナルを抉じ開けるようにして、硬いものが入ってくる。
腹の中が満たされていく感覚に、ヤニクは熱い息を吐いた。『気持ちいい』。出したくて、出したくて、もう我慢ができない。
ヤニクは、じっとヴィーターの顔を見下ろした。ヴィーターは微かに眉間に皺を寄せ、どこか堪えるような顔をしていた。
ヤニクは繋がったまま身体を伏せ、ヴィーターの唇に吸いついて、唇を触れ合わせたまま、囁いた。
「ヴィーター。だしたい」
「自分で触れるか」
「むり」
「では、私が触る。身体を起こせ。後ろ手に両手をついて、膝を立てて足を広げろ。私の顔だけを見ていろ」
「うん」
ヤニクは、言われた通りに、じっとヴィーターの顔だけを見ながら、後ろ手に手をつき、膝を立てて足を大きく広げた。
ヴィーターが片手でヤニクの腰を掴み、下からヤニクの腹の中を突き上げながら、ヤニクのペニスを扱き始めた。一気に『気持ちいい』が強くなって、出したい欲求がぶわっと高まる。
「あっ! あぅっ! んぅーーっ! ヴィーター! きもちいいっ! だしたいっ! でるっ! でるぅっ!!」
「好きに出せ」
「あ、あ、あーーーーっ!!」
ヤニクは、ひたすらヴィーターの顔を見つめながら、全身を震わせた。びゅるるるるっと勢いよくペニスから出ている。おしっこと精液では、出る時の感覚が全然違う。精液を出す時は、ものすごく『気持ちいい』。
ヤニクが、はぁー、はぁー、と大きく荒い息を吐いていると、腹の中の硬いものが暴れ回り始めた。ヤニクのペニスから手を離したヴィーターが両手でヤニクの尻肉を掴み、下からガンガン突き上げてくる。強烈な『気持ちいい』に、目の裏がちかちかする。
ヤニクは裏返った声を上げながら、ヴィーターにねだった。
「きす、きすしてぇ」
「来い」
「んぁっ! はっ! あっ! んっ! んっ!」
ヤニクは下から揺さぶられながら、身体を伏せて、ヴィーターの唇に吸いついた。ヴィーターが何度も激しくヤニクの唇を吸い、ヤニクの口内を舐め回してくる。これも堪らなく『気持ちいい』。腹の中の『気持ちいい』ところをゴリゴリ強く擦られている。『気持ちいい』ところだけじゃなくて、腹の中の他のところも、硬いものが擦れると『気持ちいい』。
『気持ちいい』がいっぱいで、身体が熱くて仕方がない。またじわじわ出したい欲求が強くなっていく。頭の中が『気持ちいい』でいっぱいで、なんだか本当に堪らない。触れている汗ばんだヴィーターの肌の感触さえ、『気持ちいい』。
「ヴィーター、ヴィーター、きもちいいっ、もっと、もっと……」
「一度出す。好きなだけくれてやる」
「あぁっ!? あっあっあっあっ!!」
「……っ、出すぞ」
「~~~~っ、あぁ……」
ヴィーターにガンガン激しく突き上げられたかと思えば、一際強く硬いものが深く入ってきて、じんわりと腹の中が温かくなった。ヴィーターがヤニクの中で射精した。ヤニクは腹の中がぽかぽかする感じに、熱い溜め息を吐いた。不思議とこれも『気持ちいい』。
ヴィーターは不思議だ。ヴィーターには、何をされても『気持ちいい』だけだ。
ヤニクは、もっと『気持ちいい』が欲しくて、自分から尻を上下に振るように腰を動かし始めた。
ちょっと小さくなっていた中にあるものが、すぐにまた硬く大きくなった。
ヴィーターが熱い息を吐きながら、クッと悪役みたいな顔で笑った。
「そのまま気持ちいいところに擦りつけてみろ」
「うん。あ、あぁっ……きもちいいっ、んぅっ! あぅっ! あ、はぁっ!」
「少しだけ身体を起こせ」
「うん。あぅっ!? あぁっ! いいっ! ちくびもっ、きもちいいっ!」
ヤニクが腰を動かしながら、伏せていた身体を起こすと、ヴィーターがヤニクの両方の乳首を優しくきゅっと摘み、絶妙な力加減で引っ張ったり、くにくに弄り始めた。アナルが勝手に締まって、中の硬いものの形が分かるような気がした。
ヤニクはだらしなく涎を垂らしながら喘ぎ、腹の中の『気持ちいい』ところに硬いものを擦りつけるように夢中で腰を動かした。
出したくて堪らない。今にも出そうなのに、出てくれない。身体の中を『気持ちいい』と熱がぐるぐる駆け巡っている。
「ヴィーター、も、だしたいっ、だしたいっ、でないっ、ださせてっ!」
「さっきと同じ体勢になれるか」
「う、うん」
ヤニクは中途半端に伏せていた身体を起こした。さっきと同じ体勢になると、すぐにヴィーターの硬くてゴツい手がヤニクのペニスに触れる。片手で尻を掴まれて、ずこずこ突き上げられながらペニスを扱かれると、身体の中の『気持ちいい』がより高まって、弾け飛んだ。
ヤニクはじっとヴィーターを見つめながら、間延びした声を上げた。
ヤニクの腹の中がじんわりと温かくなる。ヴィーターもヤニクの中に射精したみたいだ。『気持ちいい』がもっと欲しい。腹の中がじんわり温かくなるのも心地いい。
ヤニクは身体を伏せて、ヴィーターの唇に吸いついた。ヴィーターが優しく何度もヤニクの唇を吸ってくれる。むにむにと尻肉を揉まれると、また『気持ちいい』が欲しくて、なんだか腹の中がうずうずし始める。
ヤニクは唇を触れ合わせたまま、囁いた。
「もっといっぱい欲しい」
「身体を起こして手を繋げ。自分で気持ちいいところに擦りつけてみろ」
「うん」
ヴィーターの淡い水色の瞳が、どこか楽しそうな色を浮かべている。
「ヤニク。怖いか」
「アンタは怖くない」
「そうか」
ヴィーターの目が、機嫌よさそうに少しだけ細くなった。
ヤニクは身体を起こし、ヴィーターと両手を繋いで、指を絡めた。膝を立てて足を広げた状態で、ヴィーターに言われるがままに身体ごと上下に動いて、腹の中の『気持ちいい』ところに硬いものを擦りつける。腹の中を満たす硬いもの感触が、堪らなく『気持ちいい』。ヴィーターと手を繋いでいると、なんだか安心する。
ヤニクは、ヴィーターから、いっぱい『気持ちいい』を与えられた。
六回も腹の中がじんわりと温かくなった。ヤニクは荒い息を吐きながら、ゆっくりと腰を動かし、硬さが殆どなくなったものをアナルから引き抜いた。
ヴィーターに抱きつくようにベッドに横になれば、すぐにヴィーターがヤニクの身体を抱きしめて、唇に何度もキスをしてくれた。なんだか、腹の中だけじゃなくて、胸の奥もぽかぽかしてくる。
ヤニクは不思議だなぁと思ったが、そういえば、ヴィーターは不思議な魔法を使える絵本の魔法使いみたいだということを思い出した。
ヤニクは、疲れた身体を労るように撫でてくれるヴィーターの唇にキスをして、急速に訪れる眠気に抗うことなく、すやぁっと寝落ちた。
ずるぅっとヴィーターの指が抜け出て、今度は三本の指が入ってきた。少しだけアナルが引き攣れるような感じがするが、痛いという程ではない。ぐるっとアナルを拡げるように指を回されるのも『気持ちいい』。
アナルを弄ると同時に、乳首も弄られている。ちゅーっと強めに吸われると、腰のあたりがぞわぞわして『気持ちいい』。『気持ちいい』が身体の中でぐるぐる暴れ回っている。出したくて堪らないが、自分では触りたくない。
ヤニクは、アナルを弄りながら、ちゅくちゅく乳首を吸っているヴィーターの頭を抱え、ヴィーターにねだった。
「も、だしたいぃ……」
「ん。もうちょっと我慢しろ。……そろそろ大丈夫か? 挿れるぞ」
「うん」
ヴィーターの指がアナルから抜け出て、潤滑油でぬるぬるの尻を掴んだ。ヴィーターにされるがまま、身体を少し後ろに下げると、欲しくてひくつくアナルに、熱くて硬いものが触れた。ヴィーターの手に促されるがままに、ゆっくりと腰を下ろしていけば、解しても尚狭いヤニクのアナルを抉じ開けるようにして、硬いものが入ってくる。
腹の中が満たされていく感覚に、ヤニクは熱い息を吐いた。『気持ちいい』。出したくて、出したくて、もう我慢ができない。
ヤニクは、じっとヴィーターの顔を見下ろした。ヴィーターは微かに眉間に皺を寄せ、どこか堪えるような顔をしていた。
ヤニクは繋がったまま身体を伏せ、ヴィーターの唇に吸いついて、唇を触れ合わせたまま、囁いた。
「ヴィーター。だしたい」
「自分で触れるか」
「むり」
「では、私が触る。身体を起こせ。後ろ手に両手をついて、膝を立てて足を広げろ。私の顔だけを見ていろ」
「うん」
ヤニクは、言われた通りに、じっとヴィーターの顔だけを見ながら、後ろ手に手をつき、膝を立てて足を大きく広げた。
ヴィーターが片手でヤニクの腰を掴み、下からヤニクの腹の中を突き上げながら、ヤニクのペニスを扱き始めた。一気に『気持ちいい』が強くなって、出したい欲求がぶわっと高まる。
「あっ! あぅっ! んぅーーっ! ヴィーター! きもちいいっ! だしたいっ! でるっ! でるぅっ!!」
「好きに出せ」
「あ、あ、あーーーーっ!!」
ヤニクは、ひたすらヴィーターの顔を見つめながら、全身を震わせた。びゅるるるるっと勢いよくペニスから出ている。おしっこと精液では、出る時の感覚が全然違う。精液を出す時は、ものすごく『気持ちいい』。
ヤニクが、はぁー、はぁー、と大きく荒い息を吐いていると、腹の中の硬いものが暴れ回り始めた。ヤニクのペニスから手を離したヴィーターが両手でヤニクの尻肉を掴み、下からガンガン突き上げてくる。強烈な『気持ちいい』に、目の裏がちかちかする。
ヤニクは裏返った声を上げながら、ヴィーターにねだった。
「きす、きすしてぇ」
「来い」
「んぁっ! はっ! あっ! んっ! んっ!」
ヤニクは下から揺さぶられながら、身体を伏せて、ヴィーターの唇に吸いついた。ヴィーターが何度も激しくヤニクの唇を吸い、ヤニクの口内を舐め回してくる。これも堪らなく『気持ちいい』。腹の中の『気持ちいい』ところをゴリゴリ強く擦られている。『気持ちいい』ところだけじゃなくて、腹の中の他のところも、硬いものが擦れると『気持ちいい』。
『気持ちいい』がいっぱいで、身体が熱くて仕方がない。またじわじわ出したい欲求が強くなっていく。頭の中が『気持ちいい』でいっぱいで、なんだか本当に堪らない。触れている汗ばんだヴィーターの肌の感触さえ、『気持ちいい』。
「ヴィーター、ヴィーター、きもちいいっ、もっと、もっと……」
「一度出す。好きなだけくれてやる」
「あぁっ!? あっあっあっあっ!!」
「……っ、出すぞ」
「~~~~っ、あぁ……」
ヴィーターにガンガン激しく突き上げられたかと思えば、一際強く硬いものが深く入ってきて、じんわりと腹の中が温かくなった。ヴィーターがヤニクの中で射精した。ヤニクは腹の中がぽかぽかする感じに、熱い溜め息を吐いた。不思議とこれも『気持ちいい』。
ヴィーターは不思議だ。ヴィーターには、何をされても『気持ちいい』だけだ。
ヤニクは、もっと『気持ちいい』が欲しくて、自分から尻を上下に振るように腰を動かし始めた。
ちょっと小さくなっていた中にあるものが、すぐにまた硬く大きくなった。
ヴィーターが熱い息を吐きながら、クッと悪役みたいな顔で笑った。
「そのまま気持ちいいところに擦りつけてみろ」
「うん。あ、あぁっ……きもちいいっ、んぅっ! あぅっ! あ、はぁっ!」
「少しだけ身体を起こせ」
「うん。あぅっ!? あぁっ! いいっ! ちくびもっ、きもちいいっ!」
ヤニクが腰を動かしながら、伏せていた身体を起こすと、ヴィーターがヤニクの両方の乳首を優しくきゅっと摘み、絶妙な力加減で引っ張ったり、くにくに弄り始めた。アナルが勝手に締まって、中の硬いものの形が分かるような気がした。
ヤニクはだらしなく涎を垂らしながら喘ぎ、腹の中の『気持ちいい』ところに硬いものを擦りつけるように夢中で腰を動かした。
出したくて堪らない。今にも出そうなのに、出てくれない。身体の中を『気持ちいい』と熱がぐるぐる駆け巡っている。
「ヴィーター、も、だしたいっ、だしたいっ、でないっ、ださせてっ!」
「さっきと同じ体勢になれるか」
「う、うん」
ヤニクは中途半端に伏せていた身体を起こした。さっきと同じ体勢になると、すぐにヴィーターの硬くてゴツい手がヤニクのペニスに触れる。片手で尻を掴まれて、ずこずこ突き上げられながらペニスを扱かれると、身体の中の『気持ちいい』がより高まって、弾け飛んだ。
ヤニクはじっとヴィーターを見つめながら、間延びした声を上げた。
ヤニクの腹の中がじんわりと温かくなる。ヴィーターもヤニクの中に射精したみたいだ。『気持ちいい』がもっと欲しい。腹の中がじんわり温かくなるのも心地いい。
ヤニクは身体を伏せて、ヴィーターの唇に吸いついた。ヴィーターが優しく何度もヤニクの唇を吸ってくれる。むにむにと尻肉を揉まれると、また『気持ちいい』が欲しくて、なんだか腹の中がうずうずし始める。
ヤニクは唇を触れ合わせたまま、囁いた。
「もっといっぱい欲しい」
「身体を起こして手を繋げ。自分で気持ちいいところに擦りつけてみろ」
「うん」
ヴィーターの淡い水色の瞳が、どこか楽しそうな色を浮かべている。
「ヤニク。怖いか」
「アンタは怖くない」
「そうか」
ヴィーターの目が、機嫌よさそうに少しだけ細くなった。
ヤニクは身体を起こし、ヴィーターと両手を繋いで、指を絡めた。膝を立てて足を広げた状態で、ヴィーターに言われるがままに身体ごと上下に動いて、腹の中の『気持ちいい』ところに硬いものを擦りつける。腹の中を満たす硬いもの感触が、堪らなく『気持ちいい』。ヴィーターと手を繋いでいると、なんだか安心する。
ヤニクは、ヴィーターから、いっぱい『気持ちいい』を与えられた。
六回も腹の中がじんわりと温かくなった。ヤニクは荒い息を吐きながら、ゆっくりと腰を動かし、硬さが殆どなくなったものをアナルから引き抜いた。
ヴィーターに抱きつくようにベッドに横になれば、すぐにヴィーターがヤニクの身体を抱きしめて、唇に何度もキスをしてくれた。なんだか、腹の中だけじゃなくて、胸の奥もぽかぽかしてくる。
ヤニクは不思議だなぁと思ったが、そういえば、ヴィーターは不思議な魔法を使える絵本の魔法使いみたいだということを思い出した。
ヤニクは、疲れた身体を労るように撫でてくれるヴィーターの唇にキスをして、急速に訪れる眠気に抗うことなく、すやぁっと寝落ちた。
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