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13:意外と可愛い
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ヴィーターは、ぬるぬるとヤニクの熱い舌を舐め回しながら、ヤニクの腹の中の小さな痼を優しく指の腹で撫でた。ヤニクの身体がビクビクッと震え、間近にあるヤニクの薄い緑色の瞳が潤んでいく。
ヴィーターは触れていた唇から口を離し、ヤニクの汗が滲む頬をべろーっと舐めた。
性行為を異常なまでに怖がっていたヤニクに、これは『気持ちいい』ことだと教え始めて3日目である。ヤニクは覚えがよく、今日は酒を飲ませたこともあって、怯える様子がない。ずっと、じっとヴィーターの顔を見つめながら、熱い息を吐き、時折、喘ぎ声をもらしている。ヤニクの生意気そうな猫目が、とろんとしている。
ヴィーターは、ヤニクが怯えないようにできる限り優しく前立腺を刺激ながら、ヤニクの唇に吸いついた。
ヴィーターの指が三本アナルの中に入る頃には、ヤニクがえぐえぐと泣いていた。怯えて泣いている訳ではないので問題ない。ヤニクの泣き顔は存外可愛い。普段は、ちょっと生意気そうな顔をしているで、こうして快感でぐずぐずになり泣いているところを見ると、割とぐっとくるものがある。
ヴィーターは、ずるぅっと指を引き抜くと、首に絡んでいるヤニクの腕を外させて、ヤニクの両手を握り、指を絡めた。シーツにヤニクの手を押しつけるようにしながら、ヤニクに声をかけて、腰に足を絡めさせる。自然とヤニクの腰が浮いたので、ヴィーターは勃起しているペニスの先っぽを、熱く蕩けたヤニクのアナルに押しつけた。
「挿れるぞ」
「う、うん……あぁ……きもちいいっ」
ゆっくり腰を動かしてヤニクのアナルの中にペニスを押し込んでいけば、ヤニクが舌足らずに気持ちよさそうな声を上げた。ヤニクの中は、熱くてやわらかくて気持ちがいい。きつい括約筋の締めつけも最高である。
軽い媚薬入りの潤滑油を使っているから、ヴィーターもその影響を受けて、昨日もいつもより早く射精してしまっていた。ヤニクは早くも慣れてきたようなので、明日から普通の潤滑油を使っても大丈夫かもしれない。
そんなことを考えながら、ヴィーターは根元近くまで、ヤニクのアナルの中にペニスを押し込んだ。
ゆっくりと腰を引き、ヤニクの中の感触と括約筋の締めつけを楽しみ、またゆっくりと深くペニスを押し込んでいく。腹側にある前立腺をカリでぐりぐり擦ってやると、ヤニクが仰け反るようにして、大きく喘いだ。
「あぁ! いいっ! きもちいいっ! もっと! もっと!」
「好きなだけくれてやる」
「あぁっ!? あっあっあっあっ! ヴィーターッ! だしたいっ!」
「手を離すぞ。私の肩を掴んでいろ」
「う、うん」
ヴィーターはヤニクの手を離し、伏せていた上体を起こした。ヤニクがヴィーターの顔を見つめながら肩を掴んだ。ヴィーターは、腹側を意識して擦るように大きく腰を振りながら、ヤニクの勃起したペニスを掴み、少し強めに扱き始めた。ヤニクが泣き濡れた声を上げ、きゅうっときつくアナルでヴィーターのペニスを締めつけてきた。
うわ言のように『きもちいい』と何度も叫ぶヤニクが、いやらしくて、意外と可愛くて、興奮して背筋がゾクゾクじてくる。
ヤニクは一応年上なのだが、存外可愛いと思う。卵を産める体質に生まれたからか、その育ちからか、知らないことが多く、幼い面もある。性行為をする時にヴィーターが触れると、どこかほっとしたような幼い笑みを浮かべるのが、なんとも可愛らしい。生意気そうな顔立ちをしている分、ギャップがぐっとくる。
ヴィーターは、ヤニクの涙が零れる薄い緑色の瞳をじっと見つめながら、ヤニクが射精したタイミングで、一際強くペニスをヤニクの中に押し込んで、ヤニクの腹の中に精液を吐き出した。
ヤニクのペニスから手を離し、上体を伏せて、はぁー、はぁー、と荒く大きな息を吐くヤニクの鼻水が垂れている唇に吸いつくと、ヤニクの瞳が嬉しそうに輝いた。
ヤニクを伴侶として連れ帰り、本格的に触れ合うようになって日が浅いのだが、どうやらヤニクはヴィーターに気を許しているようである。そのことが妙に嬉しくて、胸の奥が擽ったくなる。
ヴィーターは、くちゅ、くちゅ、と何度もヤニクの唇を優しく吸った。
ヤニクからお代わりをねだられたので、ヴィーターは喜んでヤニクの身体を貪った。五回目の射精をすると、快感で蕩けた顔をしていたヤニクが寝落ちた。ヴィーターは、ずるぅっと萎えたペニスをヤニクのアナルから引き抜き、眠るヤニクの熱い頬にキスをした。
ヴィーターは、自分で思っていた以上にヤニクにハマっているのかもしれない。どうにもヤニクが可愛く思える。ヴィーターは汗で濡れたヤニクの身体を抱きしめると、ヤニクの唇にキスをしてから、目を閉じた。
1日でも早く卵を産んでもらわないと困るのだが、卵ができて、卵が産まれてから10日程は、性行為ができなくなる。もう少し、ヤニクを性行為に慣れさせたいので、卵ができるのはもう少し先でもいい。ヤニクに似た子供が生まれたら、きっと可愛いと思う。ヤニクはいつでも元気だから、きっと元気いっぱいな子供が生まれてくるだろう。
そう遠くないうちに、砦が賑やかになりそうだ。ヴィーターは微かに口角を上げた。
――――――
ヴィーターが執務室で書類仕事をしていると、外から剣の稽古をしている騎士達の声が聞こえてきた。書類を書いていた手を止め、椅子から立ち上がって窓の外を見ると、訓練場が見える。訓練場の隅の方で、ヤニクがデリーク相手に大剣を振るっていた。中々いい動きをしているが、完全にデリークに遊ばれている。ヴィーターは、真剣な顔で剣を振るっているヤニクを見つめて、微かに口角を上げた。
卵を産める者達が暮らす集落で、ヤニクを選んだのは、殆ど気紛れだった。農作業をしていたヤニクは、それなりに鍛えられた身体をしていたから、剣を使えたら、戦力になる。卵を産んでもらう必要もあるが、来年の魔獣の繁殖期に向けて、1人でも多く戦力が欲しかった。
ヤニクは剣を使ったことはなかったが、驚く程の速さで剣の腕を上げていっている。デリークから毎日報告を聞くのが、そのうち楽しみになった。
努力家は好きだ。デリークの鬼の扱きに耐えられる根性があるのもいい。ヤニクを伴侶として選んだのは、中々いい判断だったと思う。
ヴィーターは王弟の一人だ。兄王からは、あまり好かれていない。ヴィーターは、子供の頃から感情を表情に表すのが苦手で、いつも『笑いもしないで可愛げがない』と言われていた。それに、剣の腕だけは兄王よりも優れていた。22歳の時に、魔獣討伐専門の騎士団の騎士団長に拝命され、中央から遠く離れたこの砦に来た。
この砦に来てから、二回、魔獣の繁殖期があった。死に物狂いで戦って、それなりに多くの死傷者を出しながらも、なんとか魔獣が人里に向かうのを防ぐことができた。次の繁殖期は来年の春だ。騎士達はそれを知っているから、日々の鍛錬や剣の稽古にいつも以上に励んでいる。
ヴィーターは、書類仕事をキリがいいところまで終えると、愛剣を片手に部屋を出た。今から少しだけヤニクと遊ぶ。ヤニクがどれだけ強くなったのか、実際に剣を交えて確かめたい。ヴィーターはワクワクしながら、訓練場へと向かった。
訓練場でヤニクに近づくと、ヤニクがきょとんとして、こちらを見てきた。
「ヤニク。一戦やる。デリークは見ていろ」
「御意」
「よっしゃ! 絶対勝つ!」
「デリークに遊ばれているうちは無理だ。全力でかかってこい」
「おう!」
ヴィーターは、ヤニクの予想外に重い斬撃を剣で受け止めながら、楽しくて、ほんの微かに口角を上げた。
ぎらぎらと闘志に燃えているヤニクは、とても可愛い。
ヴィーターは、諦めの悪いヤニクが音を上げるまで、ヤニクを扱き倒した。
ヴィーターは触れていた唇から口を離し、ヤニクの汗が滲む頬をべろーっと舐めた。
性行為を異常なまでに怖がっていたヤニクに、これは『気持ちいい』ことだと教え始めて3日目である。ヤニクは覚えがよく、今日は酒を飲ませたこともあって、怯える様子がない。ずっと、じっとヴィーターの顔を見つめながら、熱い息を吐き、時折、喘ぎ声をもらしている。ヤニクの生意気そうな猫目が、とろんとしている。
ヴィーターは、ヤニクが怯えないようにできる限り優しく前立腺を刺激ながら、ヤニクの唇に吸いついた。
ヴィーターの指が三本アナルの中に入る頃には、ヤニクがえぐえぐと泣いていた。怯えて泣いている訳ではないので問題ない。ヤニクの泣き顔は存外可愛い。普段は、ちょっと生意気そうな顔をしているで、こうして快感でぐずぐずになり泣いているところを見ると、割とぐっとくるものがある。
ヴィーターは、ずるぅっと指を引き抜くと、首に絡んでいるヤニクの腕を外させて、ヤニクの両手を握り、指を絡めた。シーツにヤニクの手を押しつけるようにしながら、ヤニクに声をかけて、腰に足を絡めさせる。自然とヤニクの腰が浮いたので、ヴィーターは勃起しているペニスの先っぽを、熱く蕩けたヤニクのアナルに押しつけた。
「挿れるぞ」
「う、うん……あぁ……きもちいいっ」
ゆっくり腰を動かしてヤニクのアナルの中にペニスを押し込んでいけば、ヤニクが舌足らずに気持ちよさそうな声を上げた。ヤニクの中は、熱くてやわらかくて気持ちがいい。きつい括約筋の締めつけも最高である。
軽い媚薬入りの潤滑油を使っているから、ヴィーターもその影響を受けて、昨日もいつもより早く射精してしまっていた。ヤニクは早くも慣れてきたようなので、明日から普通の潤滑油を使っても大丈夫かもしれない。
そんなことを考えながら、ヴィーターは根元近くまで、ヤニクのアナルの中にペニスを押し込んだ。
ゆっくりと腰を引き、ヤニクの中の感触と括約筋の締めつけを楽しみ、またゆっくりと深くペニスを押し込んでいく。腹側にある前立腺をカリでぐりぐり擦ってやると、ヤニクが仰け反るようにして、大きく喘いだ。
「あぁ! いいっ! きもちいいっ! もっと! もっと!」
「好きなだけくれてやる」
「あぁっ!? あっあっあっあっ! ヴィーターッ! だしたいっ!」
「手を離すぞ。私の肩を掴んでいろ」
「う、うん」
ヴィーターはヤニクの手を離し、伏せていた上体を起こした。ヤニクがヴィーターの顔を見つめながら肩を掴んだ。ヴィーターは、腹側を意識して擦るように大きく腰を振りながら、ヤニクの勃起したペニスを掴み、少し強めに扱き始めた。ヤニクが泣き濡れた声を上げ、きゅうっときつくアナルでヴィーターのペニスを締めつけてきた。
うわ言のように『きもちいい』と何度も叫ぶヤニクが、いやらしくて、意外と可愛くて、興奮して背筋がゾクゾクじてくる。
ヤニクは一応年上なのだが、存外可愛いと思う。卵を産める体質に生まれたからか、その育ちからか、知らないことが多く、幼い面もある。性行為をする時にヴィーターが触れると、どこかほっとしたような幼い笑みを浮かべるのが、なんとも可愛らしい。生意気そうな顔立ちをしている分、ギャップがぐっとくる。
ヴィーターは、ヤニクの涙が零れる薄い緑色の瞳をじっと見つめながら、ヤニクが射精したタイミングで、一際強くペニスをヤニクの中に押し込んで、ヤニクの腹の中に精液を吐き出した。
ヤニクのペニスから手を離し、上体を伏せて、はぁー、はぁー、と荒く大きな息を吐くヤニクの鼻水が垂れている唇に吸いつくと、ヤニクの瞳が嬉しそうに輝いた。
ヤニクを伴侶として連れ帰り、本格的に触れ合うようになって日が浅いのだが、どうやらヤニクはヴィーターに気を許しているようである。そのことが妙に嬉しくて、胸の奥が擽ったくなる。
ヴィーターは、くちゅ、くちゅ、と何度もヤニクの唇を優しく吸った。
ヤニクからお代わりをねだられたので、ヴィーターは喜んでヤニクの身体を貪った。五回目の射精をすると、快感で蕩けた顔をしていたヤニクが寝落ちた。ヴィーターは、ずるぅっと萎えたペニスをヤニクのアナルから引き抜き、眠るヤニクの熱い頬にキスをした。
ヴィーターは、自分で思っていた以上にヤニクにハマっているのかもしれない。どうにもヤニクが可愛く思える。ヴィーターは汗で濡れたヤニクの身体を抱きしめると、ヤニクの唇にキスをしてから、目を閉じた。
1日でも早く卵を産んでもらわないと困るのだが、卵ができて、卵が産まれてから10日程は、性行為ができなくなる。もう少し、ヤニクを性行為に慣れさせたいので、卵ができるのはもう少し先でもいい。ヤニクに似た子供が生まれたら、きっと可愛いと思う。ヤニクはいつでも元気だから、きっと元気いっぱいな子供が生まれてくるだろう。
そう遠くないうちに、砦が賑やかになりそうだ。ヴィーターは微かに口角を上げた。
――――――
ヴィーターが執務室で書類仕事をしていると、外から剣の稽古をしている騎士達の声が聞こえてきた。書類を書いていた手を止め、椅子から立ち上がって窓の外を見ると、訓練場が見える。訓練場の隅の方で、ヤニクがデリーク相手に大剣を振るっていた。中々いい動きをしているが、完全にデリークに遊ばれている。ヴィーターは、真剣な顔で剣を振るっているヤニクを見つめて、微かに口角を上げた。
卵を産める者達が暮らす集落で、ヤニクを選んだのは、殆ど気紛れだった。農作業をしていたヤニクは、それなりに鍛えられた身体をしていたから、剣を使えたら、戦力になる。卵を産んでもらう必要もあるが、来年の魔獣の繁殖期に向けて、1人でも多く戦力が欲しかった。
ヤニクは剣を使ったことはなかったが、驚く程の速さで剣の腕を上げていっている。デリークから毎日報告を聞くのが、そのうち楽しみになった。
努力家は好きだ。デリークの鬼の扱きに耐えられる根性があるのもいい。ヤニクを伴侶として選んだのは、中々いい判断だったと思う。
ヴィーターは王弟の一人だ。兄王からは、あまり好かれていない。ヴィーターは、子供の頃から感情を表情に表すのが苦手で、いつも『笑いもしないで可愛げがない』と言われていた。それに、剣の腕だけは兄王よりも優れていた。22歳の時に、魔獣討伐専門の騎士団の騎士団長に拝命され、中央から遠く離れたこの砦に来た。
この砦に来てから、二回、魔獣の繁殖期があった。死に物狂いで戦って、それなりに多くの死傷者を出しながらも、なんとか魔獣が人里に向かうのを防ぐことができた。次の繁殖期は来年の春だ。騎士達はそれを知っているから、日々の鍛錬や剣の稽古にいつも以上に励んでいる。
ヴィーターは、書類仕事をキリがいいところまで終えると、愛剣を片手に部屋を出た。今から少しだけヤニクと遊ぶ。ヤニクがどれだけ強くなったのか、実際に剣を交えて確かめたい。ヴィーターはワクワクしながら、訓練場へと向かった。
訓練場でヤニクに近づくと、ヤニクがきょとんとして、こちらを見てきた。
「ヤニク。一戦やる。デリークは見ていろ」
「御意」
「よっしゃ! 絶対勝つ!」
「デリークに遊ばれているうちは無理だ。全力でかかってこい」
「おう!」
ヴィーターは、ヤニクの予想外に重い斬撃を剣で受け止めながら、楽しくて、ほんの微かに口角を上げた。
ぎらぎらと闘志に燃えているヤニクは、とても可愛い。
ヴィーターは、諦めの悪いヤニクが音を上げるまで、ヤニクを扱き倒した。
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