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3:熱い罪の夜

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ゴンゾはしたたかに酔っていた。アリッサの怒りは中々おさまらず、ジューゴの家に泊まるのは今夜で3日目だ。キツめの酒を買って、カパカパと飲んでいたら、気づけば飲み過ぎてしまっていた。ジューゴに支えられるようにして、ふらふらと客室へ向かい、ジューゴはぼふんとベッドに飛び込んだ。


「あー。駄目だー。飲み過ぎたー」

「ゴンゾ。ちゃんと布団に入って寝ろよ。風邪を引く」

「よろしく。母ちゃん」

「誰が母ちゃんだ」


なんだか無性に楽しくて、ゴンゾは笑いながら俯せだった身体をのろのろと動かし、仰向けになった。ちょいちょいとジューゴを手招きすれば、ジューゴが近寄ってきて、静かにゴンゾの隣に腰を下ろした。ジューゴの顔を見上げれば、窓から入り込む月明かりに照らされた健康的な肌がやけに艶めかしく目に映る。酔いで濁った頭の片隅で、マズイと警鐘が鳴っている。しかし、ゴンゾの手は無意識のうちに真っ直ぐにジューゴの顔へと伸びていた。口元の皺を指先でなぞり、少し厚めの形のいい唇を指先でするりと撫でる。微かに開いたジューゴの唇の隙間から、熱い吐息が指にかかった。ジューゴの頬を撫で、しっかりとした熱い首筋を撫で下ろし、少し俯いたジューゴのうなじに触れて、ジューゴを引き寄せる。ジューゴはゴンゾに引き寄せられるがままに、ゴンゾに顔を寄せた。酒が入っているからか、間近にある青い瞳は微かに潤み、確かに熱を孕んでいた。ゴンゾは衝動的にジューゴの唇に噛みつくようにして食いついた。貪るようにジューゴの唇を何度も激しく吸い、熱い唇の隙間からジューゴの口内に舌を差し入れて、無茶苦茶にジューゴの口内を舐め回す。酒の味がするジューゴの舌に自分の舌を擦りつけ、ぬるぬると絡め合わせながら、ゴンゾは体勢を変え、ジューゴの身体を組み敷いた。
ねっとりとジューゴの上顎を舌で擦ると、ピクッとジューゴの身体が震えた。ゴンゾの舌にジューゴが自分の舌を擦りつけ、ゴンゾの首に両腕を絡めながら、ゴンゾの唇を強く吸った。ゾクゾクとした興奮が背を走り抜ける。ゴンゾを抱きしめるようにジューゴが絡めた腕に力を入れ、ゴンゾの口内に熱い舌を潜り込ませてきた。ぎこちない動きで、口内をジューゴの舌が動き回る。ジューゴがゴンゾの口内を味わうように舌を動かしながら、もぞもぞとゴンゾの身体の下で身動きをして、両足を大きく広げて、足の間におさまったゴンゾの腰に両足を絡めて下から股間を擦りつけてきた。ゴンゾの股間に固いものがゴリゴリと当たる。ジューゴが勃起している。ゴンゾはカッと身体が熱くなるのを感じた。勢いよく股間に血液が移動している。すぐに完全に勃起したペニスをズボン越しにぐいぐいジューゴの股間に擦りつけると、ジューゴが震える熱い息を吐いた。

間近にあるジューゴの青い瞳には濡れた欲望の色しか無かった。ゴンゾは堪らなくなって、ジューゴの熱い首筋に顔を埋め、ねっとりとジューゴの肌を舐め回した。首の太い血管から、速く大きなジューゴの心音を感じる。くっきりと浮き出た喉仏に舌を這わせ、耳の付け根までねっとりと舐め上げ、耳朶を舐り、耳の付け根に強く吸いつく。ジューゴが熱く掠れた息を吐きながら、身体をくねらせ、ゴンゾの腰に絡めた足に力を入れた。ゴンゾは再びジューゴの唇に食らいつきながら、邪魔な分厚いカーディガンのボタンを外し、その下のシャツのボタンを素早く外した。現れたジューゴの肌は、驚く程白かった。服から露出している部分は健康的に日焼けしているのに、服の下は艶かしく白く、淡い赤褐色の乳首が控えめに自己主張していた。ゴンゾは夢中で若さを感じないジューゴの肌を撫で回し、ジューゴの乳首に吸いついた。ちゅくちゅくと舌で乳首を擦りながら吸えば、ジューゴが小さな喘ぎ声をもらした。両方の乳首を交互にしつこい程舐め回して吸いまくり、ゴンゾはジューゴのやや弛み気味な下腹部目指して舌を這わせていった。他人のことは言えないが、毎朝散歩をしているとはいえ、ジューゴの身体は歳相応に少々むちっと弛んでいた。周りに毛が生えた臍の穴に舌を突っ込みながら、ジューゴのズボンのベルトもボタンも外して、チャックを下ろし、一度伏せていた身体を起こして、ジューゴから下着ごとズボンを取り去る。黒々とした陰毛の下にある赤みの濃いペニスが涎を垂らして勃起していた。ジューゴの膝裏を掴み、身体を大きく曲げさせ、所謂まんぐり返しのような体勢にすれば、ずっしりとした色の濃い陰嚢や赤い会陰、周りに毛が生えたぷっくりとした濃い色合いのアナルまでしっかりと見えた。

ゴンゾは躊躇なくジューゴのアナルに舌を這わせた。舌に触れるジューゴのアナルは熱く、ジューゴの顔を見下ろしながら、アナルの皺を1枚1枚を伸ばすように丹念に舐めれば、ジューゴが常とは違う上擦った高い声を上げて、気持ちよさそうに顔を歪めた。少し緩んだジューゴのアナルに尖らせた舌先を突っ込み、舌を前後に動かしてアナルの中も舐め回す。アナルを犯すように舌を抜き差しすれば、ジューゴが堪えるように眉間に皺を寄せ、身体をビクビクと震わせた。
気が済むまでジューゴのアナルを舐め回し、自分の指を舐めてから、ひくひくといやらしく収縮しているジューゴのアナルにゆっくりと指を深く入れていく。キツい締めつけの括約筋を通り過ぎれば、熱くぬるぬるとした柔らかい内壁に指が包まれる。指の腹で内壁を擦り、アナルを拡げるように指を回せば、ジューゴが上擦った声でゴンゾの名前を呼んだ。


「ゴンゾ。もっと、もっと奥だ」

「どこだ」

「もう少し……あぁっ!そこっ!そこだっ!」

「すげぇ締まるな。ここがいいのか」

「いいっ!いいっ!あぁっ!もっと、もっとっ!」


ジューゴに言われた通り、指でもう少し奥の方を探る。微かに痼のようになっている所を指の腹で擦れば、ジューゴが大きく喘ぎながらアナルでゴンゾの指をキツく締めつけた。ゴンゾの指で乱れるジューゴが堪らなくいやらしい。ゴンゾはゴクッと唾を飲み込み、一度指を引き抜いて、今度は2本の指を舐めてから、再びジューゴのアナルに指を深く入れた。ジューゴのいい所をトントンと優しく叩いてやれば、ジューゴが快感に顔を歪め、啜り泣くような喘ぎ声をもらした。理知的な青い瞳は快感で蕩けきって、涙で濡れている。熱く絡みつく内壁の感触を堪能しながら、ゴンゾは性急にジューゴのアナルを指で拡げた。

まんぐり返しの状態から腰を下ろさせ、揃えた3本の指でジューゴのアナルを弄りながら、先走りで濡れているジューゴのペニスを口に含む。嫌悪感などない。鼻に抜ける雄臭いジューゴの匂いに酷く興奮を煽られる。指を動かしながら、亀頭をぐるりと舌で円を描くように舐め回し、じゅるじゅると音を立てながら亀頭を吸って尿道口から溢れる先走りを啜る。ジューゴがゴンゾの短い髪を両手で掻き回しながら、切羽詰まった声を上げた。


「ゴンゾ!ゴンゾ!!いいっ!イクっ!イクっ!」

「んーっ」

「~~~~あぁぁぁぁっ!!」


ゴンゾの口内に青臭いジューゴの精液が勢いよく飛び込んできた。不味い。しかし、堪らなく興奮する。射精しているジューゴの身体が小刻みに震え、まるでゴンゾの指を食いちぎるかのようにキツくアナルが締まる。ゴンゾはじゅうぅぅっと射精しているジューゴのペニスを強く吸った。
射精を終え萎えたジューゴのペニスから、口内の精液が溢れないように気をつけて口を離す。胸を激しく上下させて、蕩けただらしのない顔で荒い息を吐くジューゴを見下ろしながら、ゴンゾは掌に口内の精液を吐き出し、自分のペニスにジューゴの精液を塗りたくった。ひくひくと収縮してゴンゾの指を締めつけているジューゴのアナルから指を引き抜く。

力が入っていないジューゴの膝裏を掴み、ぐいっと膝を曲げさせて、少し腰が浮いた状態にしてから、ゴンゾはジューゴのひくつくアナルにペニスの先っぽを押しつけ、一気に深くジューゴのアナルの中へとペニスを突き刺した。


「あぁっ!?」


ジューゴの涼しげな目元から涙が溢れ落ちた。ゴンゾはジューゴと深く繋がったまま、ジューゴに覆い被さり、だらしなく垂れている涎を舐め回しながら、腰を動かし始めた。ジューゴの中は狭くキツく熱くて、ペニスが蕩けてしまいそうな程気持ちがいい。腰を大きく動かして、ペニスをゆっくり抜き差ししてジューゴの中を味わうゴンゾの腰にジューゴが両足を絡めた。ゴンゾの太い首にもジューゴが両腕を絡め、引き寄せられるがままに顔を近づけたゴンゾの唇をねっとりと舐め、荒い呼吸を奪うように激しく吸いついてきた。ゴンゾはジューゴと舌をめちゃくちゃに絡ませながら、興奮するがままに激しく腰を動かし始めた。腹側にあったジューゴのいい所を擦るよう意識しながら、ペニスでジューゴの奥深くを突き上げる。ジューゴが舌を絡めながら、ひっきりなしに上擦った声を上げている。ジューゴのアナルはキツくゴンゾのペニスを締めつけながら、熱く絡みついてくる。堪らなく気持ちがいい。ゴンゾは無我夢中で腰を激しく振った。貪るようにジューゴと唇を吸い合い、舌をめちゃくちゃに舐めあって、ジューゴの唾液を啜る。
ジューゴの濡れた熱を孕んだ瞳を見つめるだけでイッてしまいそうだ。ゴンゾは我慢できずに、低く唸ってジューゴの奥深くに精液を吐き出した。






------
ジューゴは荒い息を吐くゴンゾの後頭部を撫でながら、小さく口角を上げた。ジューゴの中でゴンゾの熱いペニスが微かにビクビクと震え、精液を吐き出している。いっそ泣きたくなる程の多幸感が身体も頭の中も支配している。ゴンゾと繋がっている。酷く心が満たされるが、まだまだ足りない。ゴンゾが身体を離し、射精を終えて萎えたペニスをジューゴのアナルから引き抜いた。こぽっと自分のアナルからゴンゾの精液が溢れ出る感覚がして、ジューゴは慌ててアナルに力を入れて、ゴンゾの精液をアナルの中に留めた。

身体を起こし、荒い息を吐くゴンゾの肩を掴んで、勢いよくベッドに押し倒す。ゴンゾの身体に馬乗りになり、熱い息を吐くゴンゾの唇をねっとりと舐め、ゴンゾの淡い榛色の瞳を見つめながら、無精髭が生えているゴンゾの頬に舌を這わせた。ジューゴの精液の味が残るゴンゾの口内を舐め回しながら、ゴンゾが着たままの分厚い布地のシャツのボタンを外し、熱いゴンゾの肌を撫で回す。ゴンゾの太い首を舐め、筋肉で盛り上がった分厚い胸板を揉みながら、歳相応の若さを感じない肌に舌を這わせていく。毛むくじゃらの腹を舐め、臍の穴に舌を突っ込み、もじゃもじゃの陰毛に鼻先を埋めて匂いを嗅いで、先程までジューゴのアナルの中に入っていた萎えたゴンゾのペニスに躊躇なく舌を這わせる。ペニス全体を舐め回し、パクンと太いカリの辺りまで口に含めば、もう若くないのに、ゴンゾのペニスはすぐにまた固く勃起した。鼻に抜けるゴンゾの雄臭い匂いが堪らなく興奮を煽り、腹の奥とアナルが酷く疼く。

ゴンゾのペニスが完全に勃起すると、ジューゴはじゅぽっと品のない音を立てて、ゴンゾのペニスから口を離した。ゴンゾの身体に跨り、興奮するがままに自分の尻をゴンゾのペニスに擦りつける。片手でゴンゾの毛むくじゃらな腹を撫で回しながら、ゴンゾのペニスを支え、熱く疼いて堪らないアナルをペニスの先っぽに押しつけ、ゆっくりと腰を下ろしていく。狭いジューゴのアナルをメリメリと太くて固いゴンゾのペニスが押し拡げていく。痛みとそれを上回る快感に、ジューゴは熱い息を吐いた。狭いジューゴの中を、ゴンゾのペニスがみっちりと熱く満たす。言いようがない充足感で胸の中がいっぱいになり、ジューゴはうっとりと微笑んだ、ゴンゾの逞しい腹に両手を突いて、腰を上下に動かし始める。ゴンゾがじっと熱の篭った目でジューゴを見つめながら、上下に動くジューゴの尻を両手で掴み、強く揉みしだいた。ゴンゾの熱いペニスがジューゴの中を擦り、堪らない快感と興奮を与えてくる。ジューゴはゴンゾのペニスを奥へと引き摺り込むように意識をしながら、アナルに力を入れたり抜いたりしつつ、ゴンゾのペニスをゆっくりとアナルでしごいた。ゴンゾが熱い息を吐きながら、堪えるように眉間に皺を寄せた。


「ゴンゾ。いいか」

「すげぇ、いい。堪んねぇ」

「ははっ。俺も、いい」

「ジューゴ……」

「あぁっ!!」


ゴンゾがジューゴの腰を両手で強く掴み、ジューゴの腰を下ろすように動かしながら、下から激しく突き上げてきた。目の裏がチカチカするような鋭い快感が脳天へと突き抜ける。ジューゴは堪らず喘ぎながら、必死で腰を上下に動かした。ゴンゾがタイミングを合わせてジューゴの奥深くを突き上げてくる。深く深くゴンゾのペニスがジューゴの中を蹂躙している。ジューゴは下から揺さぶられながら、体勢を変え、後ろ手に手をつき、快感で震える身体を無理やり動かして、膝を立て、大きく足を開いた。ゴンゾからは、勃起したジューゴのペニスが揺れる様までしっかり見えていることだろう。ジューゴは脳みそが痺れるような快感に仰け反るようにして喘ぎながら、腰をくねらせ、ゴンゾのペニスをキツくアナルで締めつけた。


「ジューゴ。ジューゴ。いいかっ」

「いいっ!!いいっ!!あぁっ!もっとっ!もっとっ!!あぁぁっ!すごいっ!すごいっ!」

「あぁっ、くそっ、堪んねぇな!おらっ!おらっ!」

「あぁっ!?あうっ!あぁっ!あっ!あぁぁ!!」


熱いゴンゾのペニスが内壁を擦りあげ、ガンガンと激しく奥深くを突き上げられる。痛みはあるが全然気にならない。高まり続ける快感と興奮が身体の中を激しく暴れ回り、ジューゴの頭の中を白く濁らせる。ゴンゾのペニスをアナルで咥え込んだままイクことしか考えられない。婬具を使って自分を慰める時とは全然違う火傷しそうなゴンゾの熱に、勝手に涙が溢れてくる。
高まり続けていた熱が弾ける瞬間がやって来た。


「あぁぁぁぁっ!イクイクイクっ!!」

「イケっ!おらっ!おらっ!!」

「あぁぁぁぁぁっ!!」

「うっ、くぅっ……」


何度も何度も強く激しく奥深くをゴンゾのペニスで突き上げられて、ジューゴは大きく叫びながら触れてもいないペニスから勢いよく精液を飛ばした。ガクガク震えるジューゴの腰を強く握りしめ、ゴンゾがジューゴの尻を強く自分の下腹部に押しつけた。ジューゴの中で、ゴンゾのペニスがまた微かに震えて精液を吐き出している。嬉しくて嬉しくて、本当に夢をみているみたいだ。
ジューゴは泣きながら笑みを浮かべ、力が入らない身体をゴンゾの上に伏せ、荒い息を吐くゴンゾの薄い唇に吸いついた。繋がったまま、ゴンゾも何度も何度もジューゴの唇を吸ってくれる。ねっとりとお互い労るように舌を優しく絡め合い、混ざり合う吐息と唾液を分かち合う。

暫くすると、ジューゴの中で、またむくむくとゴンゾのペニスが大きく固くなっていった。ジューゴは唇を触れ合わせたまま、低く笑った。


「元気だな」

「おぅよ」

「ほら。んぅ。俺の中はそんなにいいか?」

「あぁ。堪んねぇよ」

「ふふっ」


ジューゴはゴンゾの身体に伏せたまま、腰をくねらせ、ゴンゾのペニスをゆっくりとアナルで締めつけ擦り始めた。熱い息を吐くゴンゾの唇を舐めながら、ジューゴは熱を失わないゴンゾの瞳をじっと見つめた。

これはきっと一夜の夢だ。たった一度限りの幸せな夢。
ジューゴは幸せ過ぎて涙を溢しながら、うっとりと微笑んで、ゴンゾの熱と快感に溺れた。


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