37 / 37
37:ずっと二人で一緒
しおりを挟む
ベルタが朝食の後片付けをしていると、洗濯物を干していたシモンが台所に顔を出した。
今日は久しぶりに2人揃って休みである。昨夜はそれはもう盛り上がったので、腰が地味に痛い。
「ベルタ。身体大丈夫なら、掃除してから買い出しに行く?」
「うん。シモンも大丈夫?」
「腰が痛いです」
「僕もです。はっちゃけ過ぎたねー」
「まぁねー」
ベルタは頭半分背が高いシモンを見上げて、苦笑した。
高等学校を卒業して、警邏隊で働き始めて、もう3年になる。高等学校卒業と同時にシモンと結婚して、2人で警邏隊の家族用官舎で暮らし始めた。カジョも半年遅れでルシアと結婚しており、二つ隣の部屋で暮らしている。あと二ヶ月で、赤ちゃんが生まれる予定である。
ベルタは、残念ながら、ごりごりの筋肉ムキムキマッチョにはなれなかったが、背がそれなりに伸びたし、細身ながら筋肉質な身体に成長した。ベルタはやっぱり男ベースのふたなりだった。既婚者なのに、未だに告白してくる猛者はいるが、適当にあしらっている。
シモンが洗い終わった皿を布巾で拭きながら、話しかけてきた。
「ベルタさん。ベルタさん」
「なんだい。シモンさん」
「貯金もそれなりに貯まってるじゃない。そろそろさ、ピアス外さない?」
「いいよー。子作りする?」
「ちょーする」
「ふふっ。家族が増えるの、すっごい楽しみだね」
「うん。父さん達もめちゃくちゃ喜ぶと思う」
「うちのお父さん達もかな」
「子供ができても、一緒に頑張ろうな」
「うん! 2人一緒なら、きっと何があっても大丈夫だよ」
「うん」
ベルタは濡れた手をタオルで拭いて、少し背伸びをして、隣に立つシモンの唇にキスをした。シモンがベルタの腰に手を回し、ゆるく抱きしめてくれる。何度も何度も啄むようなキスをしていると、ふにふにとシモンがベルタの尻を揉み始めた。ベルタはにっこり笑って、シモンの頬を摘んで、みょーんと伸ばした。
「こーらー」
「……買い物する前にしない? 子作り」
「買い物してからね」
「はぁーい」
顔を見合わせてクスクス笑っていると、シモンがベルタの頬にキスをした。
2人で手分けして家中の掃除をすると、鞄に財布と買い物袋を入れて、シモンと手を繋いで家を出た。ベルタは働き始めてから、ずっとニルダと同じ髪型にしている。ニルダは未だにベルタの憧れなのである。
爽やかな初夏の風に吹かれながら、のんびりと歩いて市場に向かう。
「今日は何を作ろうかな」
「んー。お義母さん直伝の豚肉焼いたやつ……は今日は無理か」
「あれは一晩寝かせなきゃいけないからねー」
「ちょっと奮発してステーキ」
「あ、いいなぁ。お肉がっつり食べたい」
「あとはー……あ、南瓜のスープがいい。俺が作るよ」
「うん。よろしく。南瓜のスープはシモンが作った方が美味しいもん。あとはサラダかな。アレするなら、お昼は軽めにサンドイッチにしとく?」
「うん。卵のやつがいいです。あとハムたっぷりのやつ」
「いいよー」
2人でお喋りをしながら歩いていると、市場に到着した。市場で買い物をしてから、増えた荷物を分けっこして持って、家へと帰る。
昼食を一緒に作って、居間のテーブルで食べ始める。シモンは割と不規則な勤務だから、一緒に料理ができる時は、必ず一緒に料理をしている。
サンドイッチをもりもり食べたシモンが、珈琲を飲みながら、ゆるく笑った。
「ベルタが食べてるとこ見るの、なんか好きだなぁ」
「ん。そう?」
「うん。美味そうに食うし、見てて気持ちがいいし、なんか嬉しい」
「ふふっ。僕も。なんかいいよね」
「なー」
穏やかな空気が流れて、なんだか、じわぁっと胸の奥がぽかぽか温かくなる。
昼食の後片付けを一緒にして、食休みということで、少しだけ昼寝をした。2人とも起きたら、珈琲を淹れて、ちょっとまったりしてから、一緒にシャワーを浴びる。
石鹸をもこもこに泡立てた手で筋肉質なシモンの身体を洗いながら、ベルタは何気なくシモンの股間を見た。
「シモンって、おっきくなったよねぇ」
「どこ見て言ってんの?」
「いや、なんか染み染みと大きくなったなぁと」
「ベルタはあんまり変わらないよね」
「なんか言った?」
「んぁっ!? ちょっ、乳首はっ、乳首は勘弁っ! ちんこ勃っちゃう!」
「勃っていいよー。うりゃうりゃうりゃうりゃー」
泡だらけの指でシモンのちょこんとした乳首を摘んで、シモンが好きな力加減でくにくに弄りまくると、シモンが顔を真っ赤に染めて、堪えるように眉間に皺を寄せた。昨夜、何回も射精していたのに、シモンのペニスはすぐに勃起して、元気いっぱいな角度で反り返った。ベルタはにまにま笑いながら、シモンのペニスに手を伸ばして、にゅるんにゅるんとシモンのペニスを洗った。まんこがうずうずして仕方がない。アナルにもシモンのペニスが欲しい。シモンのアナルにもペニスを挿れたい。シモンは、普段はすごく格好いいが、セックスの時は可愛くて堪らないのは変わらない。
シャワーでペニスについた泡を流して、その場に跪き、シモンのペニスの皮を優しく指で完全に剥いて、シモンを見上げながら、ねろーっと円を描くように熱い亀頭を舐める。長い竿をペロペロしながら、シモンの筋肉質で引き締まった尻を撫で回していると、シモンがベルタの頭をやんわりと掴んだ。
「ベルター。ベッド行こ」
「ん。うん。先に挿れていい? シモン、可愛いから」
「好きにしてー。あ、その前にピアス外そうか」
「うん。シモン」
「んー?」
「僕のまんこにいっぱい出してね?」
「……ベルタさーん! ドスケベなこと今言うのやめてー。興奮して出ちゃうかと思ったじゃん!」
「あはは! 出たら飲んであげる」
「ベルタのスケベ! 好きっ!」
「僕もシモンが好きだよ。ふふふ……全力で可愛がるね!」
「……お手柔らかにね?」
「やるならとことん楽しまなきゃ!」
ベルタは立ち上がってシモンに抱きつき、少しだけ背伸びをして、シモンの唇にキスをした。
避妊用魔導具のピアスを外してセックスをするのは、ピアスを着けてから初めてだ。なんだか奇妙な興奮で、まんこが熱く疼いて濡れていくのが嫌でも分かる。
身体の泡をシャワーで流すと、身体を拭くのもそこそこに、シモンと手を繋いで寝室に移動した。シモンを思いっきり可愛がってから、騎乗位でうずうずして堪らないまんこの穴にシモンの勃起したペニスを咥え込む。シモンと両手を繋いで、身体全体で上下に動くと、シモンの顔が気持ちよさそうに蕩けた。シモンが可愛くて、胸の奥と腹の奥がキュンキュンする。深くシモンのペニスを飲み込むと、セックスをし始めた頃には届かなかった奥の方までシモンのペニスが届いて、トンッと腹の奥深くにシモンのペニスが当たる度に、堪らない快感が身体の中に広がっていく。
ベルタは喘ぎながら、ゆるく口角を上げた。ものすごーく気持ちがいいし、シモンが可愛くて、愛おしくて堪らない。この胸の中に溢れるシモンへの感情は、愛と呼べるものだろう。
ベルタは、シモンと思いっきりセックスを楽しむと、荒い息を吐きながら、シモンと並んでベッドに寝転がった。シモンが寝返りをうって、ベルタの方へ向き、ベルタの下腹部を優しく撫でながら、ベルタの唇に触れるだけのキスをした。
「子供ができたら、精一杯愛そうな」
「もっちろん!」
「ベルタ。大好き」
「僕もシモンが大好きだよ」
ベルタはシモンの唇に何度も優しく吸いつき、お互いに慈しみ合うようにゆっくりと舌を絡めた。
新しい家族ができたのは、それから2年後のこと。
(おしまい)
今日は久しぶりに2人揃って休みである。昨夜はそれはもう盛り上がったので、腰が地味に痛い。
「ベルタ。身体大丈夫なら、掃除してから買い出しに行く?」
「うん。シモンも大丈夫?」
「腰が痛いです」
「僕もです。はっちゃけ過ぎたねー」
「まぁねー」
ベルタは頭半分背が高いシモンを見上げて、苦笑した。
高等学校を卒業して、警邏隊で働き始めて、もう3年になる。高等学校卒業と同時にシモンと結婚して、2人で警邏隊の家族用官舎で暮らし始めた。カジョも半年遅れでルシアと結婚しており、二つ隣の部屋で暮らしている。あと二ヶ月で、赤ちゃんが生まれる予定である。
ベルタは、残念ながら、ごりごりの筋肉ムキムキマッチョにはなれなかったが、背がそれなりに伸びたし、細身ながら筋肉質な身体に成長した。ベルタはやっぱり男ベースのふたなりだった。既婚者なのに、未だに告白してくる猛者はいるが、適当にあしらっている。
シモンが洗い終わった皿を布巾で拭きながら、話しかけてきた。
「ベルタさん。ベルタさん」
「なんだい。シモンさん」
「貯金もそれなりに貯まってるじゃない。そろそろさ、ピアス外さない?」
「いいよー。子作りする?」
「ちょーする」
「ふふっ。家族が増えるの、すっごい楽しみだね」
「うん。父さん達もめちゃくちゃ喜ぶと思う」
「うちのお父さん達もかな」
「子供ができても、一緒に頑張ろうな」
「うん! 2人一緒なら、きっと何があっても大丈夫だよ」
「うん」
ベルタは濡れた手をタオルで拭いて、少し背伸びをして、隣に立つシモンの唇にキスをした。シモンがベルタの腰に手を回し、ゆるく抱きしめてくれる。何度も何度も啄むようなキスをしていると、ふにふにとシモンがベルタの尻を揉み始めた。ベルタはにっこり笑って、シモンの頬を摘んで、みょーんと伸ばした。
「こーらー」
「……買い物する前にしない? 子作り」
「買い物してからね」
「はぁーい」
顔を見合わせてクスクス笑っていると、シモンがベルタの頬にキスをした。
2人で手分けして家中の掃除をすると、鞄に財布と買い物袋を入れて、シモンと手を繋いで家を出た。ベルタは働き始めてから、ずっとニルダと同じ髪型にしている。ニルダは未だにベルタの憧れなのである。
爽やかな初夏の風に吹かれながら、のんびりと歩いて市場に向かう。
「今日は何を作ろうかな」
「んー。お義母さん直伝の豚肉焼いたやつ……は今日は無理か」
「あれは一晩寝かせなきゃいけないからねー」
「ちょっと奮発してステーキ」
「あ、いいなぁ。お肉がっつり食べたい」
「あとはー……あ、南瓜のスープがいい。俺が作るよ」
「うん。よろしく。南瓜のスープはシモンが作った方が美味しいもん。あとはサラダかな。アレするなら、お昼は軽めにサンドイッチにしとく?」
「うん。卵のやつがいいです。あとハムたっぷりのやつ」
「いいよー」
2人でお喋りをしながら歩いていると、市場に到着した。市場で買い物をしてから、増えた荷物を分けっこして持って、家へと帰る。
昼食を一緒に作って、居間のテーブルで食べ始める。シモンは割と不規則な勤務だから、一緒に料理ができる時は、必ず一緒に料理をしている。
サンドイッチをもりもり食べたシモンが、珈琲を飲みながら、ゆるく笑った。
「ベルタが食べてるとこ見るの、なんか好きだなぁ」
「ん。そう?」
「うん。美味そうに食うし、見てて気持ちがいいし、なんか嬉しい」
「ふふっ。僕も。なんかいいよね」
「なー」
穏やかな空気が流れて、なんだか、じわぁっと胸の奥がぽかぽか温かくなる。
昼食の後片付けを一緒にして、食休みということで、少しだけ昼寝をした。2人とも起きたら、珈琲を淹れて、ちょっとまったりしてから、一緒にシャワーを浴びる。
石鹸をもこもこに泡立てた手で筋肉質なシモンの身体を洗いながら、ベルタは何気なくシモンの股間を見た。
「シモンって、おっきくなったよねぇ」
「どこ見て言ってんの?」
「いや、なんか染み染みと大きくなったなぁと」
「ベルタはあんまり変わらないよね」
「なんか言った?」
「んぁっ!? ちょっ、乳首はっ、乳首は勘弁っ! ちんこ勃っちゃう!」
「勃っていいよー。うりゃうりゃうりゃうりゃー」
泡だらけの指でシモンのちょこんとした乳首を摘んで、シモンが好きな力加減でくにくに弄りまくると、シモンが顔を真っ赤に染めて、堪えるように眉間に皺を寄せた。昨夜、何回も射精していたのに、シモンのペニスはすぐに勃起して、元気いっぱいな角度で反り返った。ベルタはにまにま笑いながら、シモンのペニスに手を伸ばして、にゅるんにゅるんとシモンのペニスを洗った。まんこがうずうずして仕方がない。アナルにもシモンのペニスが欲しい。シモンのアナルにもペニスを挿れたい。シモンは、普段はすごく格好いいが、セックスの時は可愛くて堪らないのは変わらない。
シャワーでペニスについた泡を流して、その場に跪き、シモンのペニスの皮を優しく指で完全に剥いて、シモンを見上げながら、ねろーっと円を描くように熱い亀頭を舐める。長い竿をペロペロしながら、シモンの筋肉質で引き締まった尻を撫で回していると、シモンがベルタの頭をやんわりと掴んだ。
「ベルター。ベッド行こ」
「ん。うん。先に挿れていい? シモン、可愛いから」
「好きにしてー。あ、その前にピアス外そうか」
「うん。シモン」
「んー?」
「僕のまんこにいっぱい出してね?」
「……ベルタさーん! ドスケベなこと今言うのやめてー。興奮して出ちゃうかと思ったじゃん!」
「あはは! 出たら飲んであげる」
「ベルタのスケベ! 好きっ!」
「僕もシモンが好きだよ。ふふふ……全力で可愛がるね!」
「……お手柔らかにね?」
「やるならとことん楽しまなきゃ!」
ベルタは立ち上がってシモンに抱きつき、少しだけ背伸びをして、シモンの唇にキスをした。
避妊用魔導具のピアスを外してセックスをするのは、ピアスを着けてから初めてだ。なんだか奇妙な興奮で、まんこが熱く疼いて濡れていくのが嫌でも分かる。
身体の泡をシャワーで流すと、身体を拭くのもそこそこに、シモンと手を繋いで寝室に移動した。シモンを思いっきり可愛がってから、騎乗位でうずうずして堪らないまんこの穴にシモンの勃起したペニスを咥え込む。シモンと両手を繋いで、身体全体で上下に動くと、シモンの顔が気持ちよさそうに蕩けた。シモンが可愛くて、胸の奥と腹の奥がキュンキュンする。深くシモンのペニスを飲み込むと、セックスをし始めた頃には届かなかった奥の方までシモンのペニスが届いて、トンッと腹の奥深くにシモンのペニスが当たる度に、堪らない快感が身体の中に広がっていく。
ベルタは喘ぎながら、ゆるく口角を上げた。ものすごーく気持ちがいいし、シモンが可愛くて、愛おしくて堪らない。この胸の中に溢れるシモンへの感情は、愛と呼べるものだろう。
ベルタは、シモンと思いっきりセックスを楽しむと、荒い息を吐きながら、シモンと並んでベッドに寝転がった。シモンが寝返りをうって、ベルタの方へ向き、ベルタの下腹部を優しく撫でながら、ベルタの唇に触れるだけのキスをした。
「子供ができたら、精一杯愛そうな」
「もっちろん!」
「ベルタ。大好き」
「僕もシモンが大好きだよ」
ベルタはシモンの唇に何度も優しく吸いつき、お互いに慈しみ合うようにゆっくりと舌を絡めた。
新しい家族ができたのは、それから2年後のこと。
(おしまい)
95
お気に入りに追加
59
この作品の感想を投稿する
みんなの感想(1件)
あなたにおすすめの小説
45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
よっしぃ
ファンタジー
2月26日から29日現在まで4日間、アルファポリスのファンタジー部門1位達成!感謝です!
小説家になろうでも10位獲得しました!
そして、カクヨムでもランクイン中です!
●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
スキルを強奪する為に異世界召喚を実行した欲望まみれの権力者から逃げるおっさん。
いつものように電車通勤をしていたわけだが、気が付けばまさかの異世界召喚に巻き込まれる。
欲望者から逃げ切って反撃をするか、隠れて地味に暮らすか・・・・
●●●●●●●●●●●●●●●
小説家になろうで執筆中の作品です。
アルファポリス、、カクヨムでも公開中です。
現在見直し作業中です。
変換ミス、打ちミス等が多い作品です。申し訳ありません。
クラスメイトの美少女と無人島に流された件
桜井正宗
青春
修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。
高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。
どうやら、漂流して流されていたようだった。
帰ろうにも島は『無人島』。
しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。
男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?
目が覚めたら、カノジョの兄に迫られていた件
水野七緒
BL
ワケあってクラスメイトの女子と交際中の青野 行春(あおの ゆきはる)。そんな彼が、ある日あわや貞操の危機に。彼を襲ったのは星井夏樹(ほしい なつき)──まさかの、交際中のカノジョの「お兄さん」。だが、どうも様子がおかしくて──
※「目が覚めたら、妹の彼氏とつきあうことになっていた件」の続編(サイドストーリー)です。
※前作を読まなくてもわかるように執筆するつもりですが、前作も読んでいただけると有り難いです。
※エンドは1種類の予定ですが、2種類になるかもしれません。
元おっさんの俺、公爵家嫡男に転生~普通にしてるだけなのに、次々と問題が降りかかってくる~
おとら@ 書籍発売中
ファンタジー
アルカディア王国の公爵家嫡男であるアレク(十六歳)はある日突然、前触れもなく前世の記憶を蘇らせる。
どうやら、それまでの自分はグータラ生活を送っていて、ろくでもない評判のようだ。
そんな中、アラフォー社畜だった前世の記憶が蘇り混乱しつつも、今の生活に慣れようとするが……。
その行動は以前とは違く見え、色々と勘違いをされる羽目に。
その結果、様々な女性に迫られることになる。
元婚約者にしてツンデレ王女、専属メイドのお調子者エルフ、決闘を仕掛けてくるクーデレ竜人姫、世話をすることなったドジっ子犬耳娘など……。
「ハーレムは嫌だァァァァ! どうしてこうなった!?」
今日も、そんな彼の悲鳴が響き渡る。
先輩に退部を命じられた僕を励ましてくれたアイドル級美少女の後輩マネージャーを成り行きで家に上げたら、なぜかその後も入り浸るようになった件
桜 偉村
恋愛
別にいいんじゃないんですか? 上手くならなくても——。
後輩マネージャーのその一言が、彼の人生を変えた。
全国常連の高校サッカー部の三軍に所属していた如月 巧(きさらぎ たくみ)は、自分の能力に限界を感じていた。
練習試合でも敗因となってしまった巧は、三軍キャプテンの武岡(たけおか)に退部を命じられて絶望する。
武岡にとって、巧はチームのお荷物であると同時に、アイドル級美少女マネージャーの白雪 香奈(しらゆき かな)と親しくしている目障りな存在だった。
だから、自信をなくしている巧を追い込んで退部させ、香奈と距離を置かせようとしたのだ。
そうすれば、香奈は自分のモノになると思っていたから。
武岡の思惑通り、巧はサッカー部を辞めようとしていた。
しかし、そこに香奈が現れる。
成り行きで香奈を家に上げた巧だが、なぜか彼女はその後も彼の家を訪れるようになって——。
「これは警告だよ」
「勘違いしないんでしょ?」
「僕がサッカーを続けられたのは、君のおかげだから」
「仲が良いだけの先輩に、あんなことまですると思ってたんですか?」
甘酸っぱくて、爽やかで、焦れったくて、クスッと笑えて……
オレンジジュース(のような青春)が好きな人必見の現代ラブコメ、ここに開幕!
※これより下では今後のストーリーの大まかな流れについて記載しています。
「話のなんとなくの流れや雰囲気を抑えておきたい」「ざまぁ展開がいつになるのか知りたい!」という方のみご一読ください。
【今後の大まかな流れ】
第1話、第2話でざまぁの伏線が作られます。
第1話はざまぁへの伏線というよりはラブコメ要素が強いので、「早くざまぁ展開見たい!」という方はサラッと読んでいただいて構いません!
本格的なざまぁが行われるのは第15話前後を予定しています。どうかお楽しみに!
また、特に第4話からは基本的にラブコメ展開が続きます。シリアス展開はないので、ほっこりしつつ甘さも補充できます!
※最初のざまぁが行われた後も基本はラブコメしつつ、ちょくちょくざまぁ要素も入れていこうかなと思っています。
少しでも「面白いな」「続きが気になる」と思った方は、ざっと内容を把握しつつ第20話、いえ第2話くらいまでお読みいただけると嬉しいです!
※基本は一途ですが、メインヒロイン以外との絡みも多少あります。
※本作品は小説家になろう様、カクヨム様にも掲載しています。
江路学園へようこそ!
こうはらみしろ
BL
父親からの命令で、金持ち私立の江路学園に編入することとなったリバで快楽主義者の主人公・みつ。
気に入った子を食べたり、食べられたり好き勝手な楽しい学園生活がはじまるかと思いきや、生徒会と関わったことによって波乱万丈な学園生活をおくることになり――
目覚めたそこはBLゲームの中だった。
慎
BL
ーーパッパー!!
キキーッ! …ドンッ!!
鳴り響くトラックのクラクションと闇夜を一点だけ照らすヘッドライト‥
身体が曲線を描いて宙に浮く…
全ての景色がスローモーションで… 全身を襲う痛みと共に訪れた闇は変に心地よくて、目を開けたらそこは――‥
『ぇ゙ッ・・・ ここ、どこ!?』
異世界だった。
否、
腐女子だった姉ちゃんが愛用していた『ファンタジア王国と精霊の愛し子』とかいう… なんとも最悪なことに乙女ゲームは乙女ゲームでも… BLゲームの世界だった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。
好奇心いっぱいで、無邪気ゆえにとても…とても、えっちですね。
反省するところは反省して、とてもまっすぐでキラキラした少年達の日常が眩しいです!!
少年達の未来に多くの幸あれ!!
他作品でも思ってましたが、出てくるご飯がいつも美味しそう過ぎて、読んでてお腹が減ります。
料理中のデティールも細かくてきっと作者様がお料理上手なんだろうな〜と思います。
続きも楽しみにしてますね。
感想をありがとうございますっ!!
本当に嬉しいです!!
ものすっごく嬉しいお言葉をくださり、本当に本当にありがとうございますーー!!(泣)
ご飯シーンはいつも気合を入れて書いているので、本当に言葉にならない程嬉しいです!!
『食べること=生きること』と勝手に思っているので、誰と食べるかは、誰と生きるかに繋がっているんじゃないかなー?と思っています。
私自身が食いしん坊なので、そう思っちゃうだけかもしれません(笑)
お料理は人並みですが、いかに安く楽して美味しいものを食べるかに情熱を燃やすタイプです!
最後までお楽しみいただけますと幸いであります!!