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36:好きなのかな?
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ピピピッと目覚まし時計の音が部屋に響いた。ちょうど、シモンの中に精液を吐き出したタイミングだった。ベルタは萎えたペニスをゆっくりとシモンのアナルから引き抜くと、のろのろとベッドのヘッドボードに手を伸ばして、目覚まし時計を手に取り、音を止めた。多分、四回くらい射精している。シモンに、まんこにもアナルにもペニスを挿れてもらった。気持ちよくて、シモンが可愛くて、なんだか本当に堪らない。もっとずっと2人でセックスしたいが、時間がきてしまった。
四つん這いになっていたシモンが、はぁーっと大きく息を吐き、ころんと仰向けに寝転がった。ベルタもシモンのすぐ隣に寝転がり、なんとなくシモンの汗ばんだ手を握った。
「なんかすごかった……」
「気持ちよかったね」
「うん。ベルタ」
「んー?」
「完全にハマっちゃったから、お婿さんにしてください」
「あはは。いーよー」
ベルタが深く考えずに言うと、シモンがこちらを見てきた気配がした。ベルタもシモンの方を見ると、シモンがなにやら赤い顔で唇をむにむにさせていた。
「……俺ってさ、ベルタのことが好きなのかな」
「んー。僕もいまいち分かんない。……あ、例えば、ジェシカとか他の女の子とセックスしたいと思う?」
「全然。特にジェシカは論外」
「セックスしたいのは僕だけ?」
「うん。ベルタは? 例えば、カジョとか、未だに告白してくる猛者の男女は?」
「カジョのことは好きだけど、セックスはないよー。他の男の子は想像するだけで気持ち悪いし、女の子じゃ満足できないね。セックスしたいのはシモンだけ」
「これってさ、好きってことなのかな」
「んー。そうかもしれない? 大人の恋はまだよく分からないよ。でも、シモンとまたセックスがしたいし、シモンが別の恋人つくるのはなんか嫌かも」
「俺もベルタに誰かが触るのは嫌だなぁ。カジョと戯れるくらいなら全然いいけど、スケベなことは駄目駄目って感じ」
「好きなのかな?」
「好きなのかもね」
「あ、話しながらでいいから、先に浄化棒でキレイにして、シャワー浴びようか。晩ご飯作らなきゃ」
「あ、やべ。そうだった。身体大丈夫?」
「うん。ちょっと腰とあそこが痛いくらい? シモンは?」
「俺もちょっと腰とケツが痛いけど、普通に動ける」
「じゃあ、動こうか」
「うん」
ベルタは、シモンと交互に浄化棒を使ってアナルの中をキレイにすると、まんこの穴から垂れてきたシモンの精液をティッシュでざっと拭って、全裸のまま、シモンと手を繋いで階下の風呂場に向かった。
2人で頭と身体を洗いっこして、泡をシャワーで流すと、脱衣場で身体を拭いてから、また二階のシモンの部屋に戻る。服を着て、シーツを替えて、換気の為に窓を開けたら、一応証拠隠滅完了である。使った浄化棒やローションは、紙袋に入れて、ベッドの下に隠した。
台所でシモンがシチュー用の野菜を切っている隣で、クッキークリームサンドのクッキー生地を作る。セックスはすっごく気持ちよくて、シモンがものすっごく可愛くて、まだ物足りなくて、まんこがうずうずしてしまう。が、仕事で疲れて帰ってくるセベリノとニルダに美味しいものを食べてもらいたいので、ぐっと我慢する。
野菜を切りながら、シモンが話しかけてきた。
「ベルタ。夏期休暇前の試験のご褒美なんだけどさー」
「うん」
「……1日だらだらセックスしない?」
「いいよー。シモンさんや」
「なんだい。ベルタさん」
「2時間だけで足りた?」
「全然。もっとしたい」
「ですよねー。僕も。……シモン可愛いから、もっとなんかすっごいのしてみたいね」
「格好いいの方が嬉しいんですけど」
「んー。剣をやってる時は格好いいけど、セックスの時は可愛いよ? 挿れる時も挿れられてる時も」
「マジか」
「マジのマジ」
「ベルタはなんか雄くさい? 感じになるよね」
「そう?」
「うん。積極的でスケベで最高です」
「あはは。気持ちいいこと、好きでしょ?」
「ちょー好きー」
「……さっきの話の続きみたいなもんなんだけど、気持ちいいからセックスがしたいのかな。シモンと触れ合いたいからセックスがしたいのかな」
「んーー。どうだろ。なんか、俺は両方な気がする。セックスだけじゃなくてさ、ベルタと一緒に走り込みしたり、筋トレしたり、こうやって一緒に料理すんのも好きなんだよね。俺」
「僕も好きだよ。楽しいもの」
「うん。俺も。恋っていまいち分かんないけどさー、俺らは俺らのやりたいようにやってればいいんじゃない?」
「そうだね。とりあえず、お尻にハマらせちゃった責任は取るよ! お婿さん!」
「よろしくー。お嫁さん。高等学校卒業したらさ、結婚する?」
「いいよー。お父さん達もシモンなら駄目って言わないし。セーべおじさんとニーおばさんが、お義父さんとお義母さんになるのは、すっごい素敵! 2人とも大好きだし、憧れなんだよねぇ。セーべおじさんとニーおばさんみたいな夫婦になりたいなぁ」
「わーかーるー。我が親ながら、ずっと仲良しだし。見ててさ、すげぇお互いを大事にしてんだなぁって分かるんだよなー」
「本当に素敵だよねぇ」
「うん。そうなれるように、俺らのペースで頑張ってみる?」
「うん。あ、喧嘩することもあるかもしれないじゃない。本格的な喧嘩になる前にお話し合いがしたいかなぁ。シモンとギスギスするのは嫌だもん」
「それは俺も嫌。言いたいことはお互い言い合って、意見が合わなかったら、妥協点を見つけられる感じだといいな」
「だね。あ、クッキー焼き始めるね」
「よろしくー。こっちは煮込み始めたから、温野菜サラダ作るわ」
「あ、お母さんにドレッシングの作り方を習ったんだ。試してみていい? お口に合うか分かんないけど」
「よろしく! アブリルおばさんって料理上手だから、多分大丈夫!」
「あはは。お母さんが聞いたら喜ぶかもー」
ベルタはシモンと一緒に夕食を作りながら、もし本当にシモンと結婚したら、こんな感じで他愛のないお喋りをしながら、一緒に料理を作って、『美味しいね』って言いながら一緒に食べるのかと考えると、なんだか素直にいいなぁと思った。そういう未来を想像しちゃう時点で、ベルタはシモンのことが好きなのかもしれない。
恋ってよく分からないけど、ずっもシモンと一緒がいい。一緒に頑張って、沢山お喋りをして一緒に笑って、セベリノとニルダみたいなお互いに大事にしあえる夫婦になってみたい。
シチューを煮込んでいる間に、温野菜サラダとドレッシングが出来た。クッキーに挟むバタークリームも出来たので、今はそこそこ大量に作ったクッキー生地を焼いている。
魔導オーブンの前を2人で陣取って、焼けていくクッキーを眺めながら、ベルタはなんとなくすぐ隣のシモンの手を握った。ベルタの手より少し大きくて、ちょっと硬くてゴツゴツしている優しい手だ。シモンが繋いだ手の指をベルタの指に絡めた。
「シモン」
「んー?」
「僕さ、高等学校を卒業したら、警邏隊の事務に就職しようかと思うんだ。身体は鍛え続けるけど、荒っぽいことは多分得意じゃないし、頭脳労働の方が性に合ってる気がするし」
「うん。その方がいいかも。警邏隊で同じ班になれる確率、多分低いし」
「うん。警邏隊に入隊しようと思えば、まずは高等学校に行かなきゃね。勉強頑張ろ?」
「ちょー頑張るー。ので、助けて。ベルタ」
「まっかせてといて! 頑張るシモンのサポートをするのが僕の役割で特権だもの!」
「あははっ! ありがと。頼もしいわぁ。ベルタさん」
「ふふっ。お互いに足りないところを補いあっていけたらいいね」
「うん。頑張り屋さんのベルタさんや。俺、ベルタのそういうとこ、好き」
「ありがとう。僕も一生懸命で可愛いシモンが好きだよ」
「格好いいがいいなぁ」
「格好よくて、可愛いのです!」
「ベルタもね」
ベルタは、シモンと顔を見合わせて、なんとなくへらっと笑って、当たり前みたいに自然とシモンとキスをした。トクンと小さく心臓が跳ねたのは、多分、シモンのことが好きだから。
ベルタはちょっと照れくさいのを誤魔化すように、顔が赤いシモンの熱い頬にキスをした。
四つん這いになっていたシモンが、はぁーっと大きく息を吐き、ころんと仰向けに寝転がった。ベルタもシモンのすぐ隣に寝転がり、なんとなくシモンの汗ばんだ手を握った。
「なんかすごかった……」
「気持ちよかったね」
「うん。ベルタ」
「んー?」
「完全にハマっちゃったから、お婿さんにしてください」
「あはは。いーよー」
ベルタが深く考えずに言うと、シモンがこちらを見てきた気配がした。ベルタもシモンの方を見ると、シモンがなにやら赤い顔で唇をむにむにさせていた。
「……俺ってさ、ベルタのことが好きなのかな」
「んー。僕もいまいち分かんない。……あ、例えば、ジェシカとか他の女の子とセックスしたいと思う?」
「全然。特にジェシカは論外」
「セックスしたいのは僕だけ?」
「うん。ベルタは? 例えば、カジョとか、未だに告白してくる猛者の男女は?」
「カジョのことは好きだけど、セックスはないよー。他の男の子は想像するだけで気持ち悪いし、女の子じゃ満足できないね。セックスしたいのはシモンだけ」
「これってさ、好きってことなのかな」
「んー。そうかもしれない? 大人の恋はまだよく分からないよ。でも、シモンとまたセックスがしたいし、シモンが別の恋人つくるのはなんか嫌かも」
「俺もベルタに誰かが触るのは嫌だなぁ。カジョと戯れるくらいなら全然いいけど、スケベなことは駄目駄目って感じ」
「好きなのかな?」
「好きなのかもね」
「あ、話しながらでいいから、先に浄化棒でキレイにして、シャワー浴びようか。晩ご飯作らなきゃ」
「あ、やべ。そうだった。身体大丈夫?」
「うん。ちょっと腰とあそこが痛いくらい? シモンは?」
「俺もちょっと腰とケツが痛いけど、普通に動ける」
「じゃあ、動こうか」
「うん」
ベルタは、シモンと交互に浄化棒を使ってアナルの中をキレイにすると、まんこの穴から垂れてきたシモンの精液をティッシュでざっと拭って、全裸のまま、シモンと手を繋いで階下の風呂場に向かった。
2人で頭と身体を洗いっこして、泡をシャワーで流すと、脱衣場で身体を拭いてから、また二階のシモンの部屋に戻る。服を着て、シーツを替えて、換気の為に窓を開けたら、一応証拠隠滅完了である。使った浄化棒やローションは、紙袋に入れて、ベッドの下に隠した。
台所でシモンがシチュー用の野菜を切っている隣で、クッキークリームサンドのクッキー生地を作る。セックスはすっごく気持ちよくて、シモンがものすっごく可愛くて、まだ物足りなくて、まんこがうずうずしてしまう。が、仕事で疲れて帰ってくるセベリノとニルダに美味しいものを食べてもらいたいので、ぐっと我慢する。
野菜を切りながら、シモンが話しかけてきた。
「ベルタ。夏期休暇前の試験のご褒美なんだけどさー」
「うん」
「……1日だらだらセックスしない?」
「いいよー。シモンさんや」
「なんだい。ベルタさん」
「2時間だけで足りた?」
「全然。もっとしたい」
「ですよねー。僕も。……シモン可愛いから、もっとなんかすっごいのしてみたいね」
「格好いいの方が嬉しいんですけど」
「んー。剣をやってる時は格好いいけど、セックスの時は可愛いよ? 挿れる時も挿れられてる時も」
「マジか」
「マジのマジ」
「ベルタはなんか雄くさい? 感じになるよね」
「そう?」
「うん。積極的でスケベで最高です」
「あはは。気持ちいいこと、好きでしょ?」
「ちょー好きー」
「……さっきの話の続きみたいなもんなんだけど、気持ちいいからセックスがしたいのかな。シモンと触れ合いたいからセックスがしたいのかな」
「んーー。どうだろ。なんか、俺は両方な気がする。セックスだけじゃなくてさ、ベルタと一緒に走り込みしたり、筋トレしたり、こうやって一緒に料理すんのも好きなんだよね。俺」
「僕も好きだよ。楽しいもの」
「うん。俺も。恋っていまいち分かんないけどさー、俺らは俺らのやりたいようにやってればいいんじゃない?」
「そうだね。とりあえず、お尻にハマらせちゃった責任は取るよ! お婿さん!」
「よろしくー。お嫁さん。高等学校卒業したらさ、結婚する?」
「いいよー。お父さん達もシモンなら駄目って言わないし。セーべおじさんとニーおばさんが、お義父さんとお義母さんになるのは、すっごい素敵! 2人とも大好きだし、憧れなんだよねぇ。セーべおじさんとニーおばさんみたいな夫婦になりたいなぁ」
「わーかーるー。我が親ながら、ずっと仲良しだし。見ててさ、すげぇお互いを大事にしてんだなぁって分かるんだよなー」
「本当に素敵だよねぇ」
「うん。そうなれるように、俺らのペースで頑張ってみる?」
「うん。あ、喧嘩することもあるかもしれないじゃない。本格的な喧嘩になる前にお話し合いがしたいかなぁ。シモンとギスギスするのは嫌だもん」
「それは俺も嫌。言いたいことはお互い言い合って、意見が合わなかったら、妥協点を見つけられる感じだといいな」
「だね。あ、クッキー焼き始めるね」
「よろしくー。こっちは煮込み始めたから、温野菜サラダ作るわ」
「あ、お母さんにドレッシングの作り方を習ったんだ。試してみていい? お口に合うか分かんないけど」
「よろしく! アブリルおばさんって料理上手だから、多分大丈夫!」
「あはは。お母さんが聞いたら喜ぶかもー」
ベルタはシモンと一緒に夕食を作りながら、もし本当にシモンと結婚したら、こんな感じで他愛のないお喋りをしながら、一緒に料理を作って、『美味しいね』って言いながら一緒に食べるのかと考えると、なんだか素直にいいなぁと思った。そういう未来を想像しちゃう時点で、ベルタはシモンのことが好きなのかもしれない。
恋ってよく分からないけど、ずっもシモンと一緒がいい。一緒に頑張って、沢山お喋りをして一緒に笑って、セベリノとニルダみたいなお互いに大事にしあえる夫婦になってみたい。
シチューを煮込んでいる間に、温野菜サラダとドレッシングが出来た。クッキーに挟むバタークリームも出来たので、今はそこそこ大量に作ったクッキー生地を焼いている。
魔導オーブンの前を2人で陣取って、焼けていくクッキーを眺めながら、ベルタはなんとなくすぐ隣のシモンの手を握った。ベルタの手より少し大きくて、ちょっと硬くてゴツゴツしている優しい手だ。シモンが繋いだ手の指をベルタの指に絡めた。
「シモン」
「んー?」
「僕さ、高等学校を卒業したら、警邏隊の事務に就職しようかと思うんだ。身体は鍛え続けるけど、荒っぽいことは多分得意じゃないし、頭脳労働の方が性に合ってる気がするし」
「うん。その方がいいかも。警邏隊で同じ班になれる確率、多分低いし」
「うん。警邏隊に入隊しようと思えば、まずは高等学校に行かなきゃね。勉強頑張ろ?」
「ちょー頑張るー。ので、助けて。ベルタ」
「まっかせてといて! 頑張るシモンのサポートをするのが僕の役割で特権だもの!」
「あははっ! ありがと。頼もしいわぁ。ベルタさん」
「ふふっ。お互いに足りないところを補いあっていけたらいいね」
「うん。頑張り屋さんのベルタさんや。俺、ベルタのそういうとこ、好き」
「ありがとう。僕も一生懸命で可愛いシモンが好きだよ」
「格好いいがいいなぁ」
「格好よくて、可愛いのです!」
「ベルタもね」
ベルタは、シモンと顔を見合わせて、なんとなくへらっと笑って、当たり前みたいに自然とシモンとキスをした。トクンと小さく心臓が跳ねたのは、多分、シモンのことが好きだから。
ベルタはちょっと照れくさいのを誤魔化すように、顔が赤いシモンの熱い頬にキスをした。
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