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第一部
その137 貴族のお付き合い
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「これはミナジリ卿、よく来てくれた!」
「サマリア卿もご壮健で何よりです」
サマリア領の公爵家。その屋敷のエントランスで俺を出迎えたランドルフは、にこやかに笑いながら挨拶した。
しかし、応接室へ通されるなり、態度は一変。
「ミック、それは悪手だったのではないか?」
いつものランドルフに変化する。
どうやら家臣や使用人の手前、屋敷内でもラフに話せる場所は限られているという事らしい。
「あー、やっぱりまずかったです?」
「ミナジリ領までの道の舗装……か。確かに人の往来を増やすという意味では重要な事だ。しかし、シェンドの町の南はギュスターブ辺境伯領。ここまで言えばどういう事をしたかわかるかね?」
「シェンドの南からリプトゥア国までの国境への道、これはそれ程舗装されていません。つまり、ギュスターブ領の方が他から見て見劣りしてしまう……」
「うむ、それによりギュスターブ辺境伯に怠慢というレッテルを貼ってしまうのだ。見栄や看板で生きる貴族もいる。大きな行動は慎む方がいいだろうな。幸い、ギュスターブ卿はそういう事は気にされない方だ。寧ろミックに舗装の依頼をしてくるやもしれんな」
「まぁ、それは覚悟しておきます……ところで――」
「――何だね?」
「何故レティシア様がこちらに?」
先程から、ニコニコしながら俺とランドルフのやり取りを見ているレティシア。
「……私が同席を許可した」
「つまりレティシア様が同席を望まれたと?」
「うむ、そういう事だ」
「こういった話をするのにもかかわらず同席を許可したと」
「そ、そうだ! 何だねミック、その目はっ? 何を疑っているのだっ」
「いえ、違和感を覚えまして」
あのランドルフの目が泳ぎまくってる。背泳ぎしながらターンをキメているかのようだ。
そんな俺のジト目に耐えきれなくなったのか、ついにランドルフは目を逸らした。
おかしい、何かあるな?
俺はレティシアに視線を向けると、目が合った瞬間、レティシアは頬を赤らめ目を伏せた。
「あのご様子は一体?」
「いや……何でもないぞ……」
「サマリア卿、私と貴方は地位に差はあれど心を開きあった友人だと思っていたのですが……それは間違いだったのですか?」
「ぬぅ、ミ、ミナジリ卿、であれば秘密の共有が必要であろう? 私は卿が隠している事はまだあると睨んでいるが、違うのかな?」
流石ランドルフだな。これ以上は隠せないと見て、言葉の揚げ足をとりながら俺の秘密に迫ってきている。まったく、食えないおっさんだなぁ。
「では一つ、私の秘密を見せましょう」
「ならば私もレティシアがこの場にいる理由を説明しようじゃないか」
軽い握手を交わしたところで、俺はランドルフに初めてのテレパシーを行使した。
『これが私の秘密の能力の一つです』
『むぅ……これはテレパシーか。何とも底の見えない男だ……』
「はい、ここまでです。さぁ、今度はランドルフ様の番ですよ?」
「ぬ、むぅ……じ、実はな――――」
俺はランドルフの内緒話に付き合うべく、耳を近付ける。
「――――はぁあ!? レティシア様と私が結こ――」
「――ふふふ、声が大きいぞミナジリ卿……!」
俺の口を抑えたランドルフの威圧と剛力はただごとではなかった。
流石に納得のいく理由が欲しかったので、俺は再度テレパシーを発動させた。
『一体どういう事なんですか!?』
『いや、陛下のご提案でな? いざミックが建国した時、公爵の娘を嫁にやれば繋がりはより強固になると仰ったのだ。流石陛下、その考えは深淵よな』
ダメだこの人、完全にブライアン王の手駒だ。
『レティシア様が可哀想ですよ!』
『レティシアも貴族の娘。自分の役割は理解している』
くそ、これだからお上ってやつは!
『レティシア様のご意思は!?』
『あの顔が答えになっていないかね?』
俺はおそるおそるレティシアを見る。
くそ! 茹で蛸みたいに真っ赤だな!
『私からレティシアに話したら、満更でもない様子だった』
その言葉で意識しちゃったんだろうが! と、言える訳もなく、俺は目頭をおさえる事しか出来なかった。
『妻も息子もミックならば適任だと言っている。私もどこの馬の骨ともわからぬ貴族に嫁がせるよりかは、ミックのが安心出来るというものだ』
『こっちは魔族なんですよ!? 吸血鬼なんですよ!? 三歳なんですよ!?』
『どこぞの魔族は差別なき国を造ると言っていたと記憶している』
『そうだけどそうじゃないですけど!?』
『それとも何かね、ミック?』
『はい……?』
『私の娘では不服だと言うのかね?』
何だこの圧力は?
『いや、そういう事では……』
「まぁそういう事だ」
有無を言わさず肉声に切り替えたランドルフは、レティシアに目をやる。
「幸いレティシアも十になったばかり。両者が若いのだ。今の内から親交を深めるのも悪くないだろうという、私の政治的判断だ」
三歳児と十歳児をくっつけるのか貴族界は……。
「生まれる前から結婚が決まってる場合もある。相手を選べるレティシアは幸せ者だ」
完全に俺の意向を無視するおつもりらしい。
いや、まぁ子爵如きが小国の王とも言える公爵家に文句を言えようはずもない。
立国して強国にしよう。そうしたら断ったとしてもランドルフは文句も言えないだろう。
「ところでミック?」
「何でしょう?」
「屋敷の完成はいつを予定しているのだ? 貰ったばかりとはいえ、ミナジリ領はミックの領地であり、領民の故郷。ミナジリ子爵家の屋敷は必要だぞ」
「確かにそうですね。失念していました」
「ミックならばすぐに造ってしまうのだろうが、落成式には多くの貴族を呼ぶ事になるだろう。招待状を送ったとしても油断してはいけない。相手は貴族、招待者だけが来る事はない。我がサマリア家に招待状を送ったのならば私、リンダ、ラファエロ、レティシアと、最大で四人招待した事になるからな。これはつまり、食器や椅子、テーブルの数にも気を配らなくてはいけない。子爵は下級貴族だ。しかし、近隣のギュスターブ辺境伯家や、ミックと同じ下級貴族に対しては招待状を送らなくてはならないだろう。そうだ、招待客の参考リストを認めよう。レティシア、ペンと紙を」
「はい、父上」
「ふふふふ、ミナジリ領のお披露目会と言っても差し支えない。大きく派手なパーティーを期待しているぞ、ミック?」
「………………らくせい……しき?」
何ソレ? 美味しいの?
「サマリア卿もご壮健で何よりです」
サマリア領の公爵家。その屋敷のエントランスで俺を出迎えたランドルフは、にこやかに笑いながら挨拶した。
しかし、応接室へ通されるなり、態度は一変。
「ミック、それは悪手だったのではないか?」
いつものランドルフに変化する。
どうやら家臣や使用人の手前、屋敷内でもラフに話せる場所は限られているという事らしい。
「あー、やっぱりまずかったです?」
「ミナジリ領までの道の舗装……か。確かに人の往来を増やすという意味では重要な事だ。しかし、シェンドの町の南はギュスターブ辺境伯領。ここまで言えばどういう事をしたかわかるかね?」
「シェンドの南からリプトゥア国までの国境への道、これはそれ程舗装されていません。つまり、ギュスターブ領の方が他から見て見劣りしてしまう……」
「うむ、それによりギュスターブ辺境伯に怠慢というレッテルを貼ってしまうのだ。見栄や看板で生きる貴族もいる。大きな行動は慎む方がいいだろうな。幸い、ギュスターブ卿はそういう事は気にされない方だ。寧ろミックに舗装の依頼をしてくるやもしれんな」
「まぁ、それは覚悟しておきます……ところで――」
「――何だね?」
「何故レティシア様がこちらに?」
先程から、ニコニコしながら俺とランドルフのやり取りを見ているレティシア。
「……私が同席を許可した」
「つまりレティシア様が同席を望まれたと?」
「うむ、そういう事だ」
「こういった話をするのにもかかわらず同席を許可したと」
「そ、そうだ! 何だねミック、その目はっ? 何を疑っているのだっ」
「いえ、違和感を覚えまして」
あのランドルフの目が泳ぎまくってる。背泳ぎしながらターンをキメているかのようだ。
そんな俺のジト目に耐えきれなくなったのか、ついにランドルフは目を逸らした。
おかしい、何かあるな?
俺はレティシアに視線を向けると、目が合った瞬間、レティシアは頬を赤らめ目を伏せた。
「あのご様子は一体?」
「いや……何でもないぞ……」
「サマリア卿、私と貴方は地位に差はあれど心を開きあった友人だと思っていたのですが……それは間違いだったのですか?」
「ぬぅ、ミ、ミナジリ卿、であれば秘密の共有が必要であろう? 私は卿が隠している事はまだあると睨んでいるが、違うのかな?」
流石ランドルフだな。これ以上は隠せないと見て、言葉の揚げ足をとりながら俺の秘密に迫ってきている。まったく、食えないおっさんだなぁ。
「では一つ、私の秘密を見せましょう」
「ならば私もレティシアがこの場にいる理由を説明しようじゃないか」
軽い握手を交わしたところで、俺はランドルフに初めてのテレパシーを行使した。
『これが私の秘密の能力の一つです』
『むぅ……これはテレパシーか。何とも底の見えない男だ……』
「はい、ここまでです。さぁ、今度はランドルフ様の番ですよ?」
「ぬ、むぅ……じ、実はな――――」
俺はランドルフの内緒話に付き合うべく、耳を近付ける。
「――――はぁあ!? レティシア様と私が結こ――」
「――ふふふ、声が大きいぞミナジリ卿……!」
俺の口を抑えたランドルフの威圧と剛力はただごとではなかった。
流石に納得のいく理由が欲しかったので、俺は再度テレパシーを発動させた。
『一体どういう事なんですか!?』
『いや、陛下のご提案でな? いざミックが建国した時、公爵の娘を嫁にやれば繋がりはより強固になると仰ったのだ。流石陛下、その考えは深淵よな』
ダメだこの人、完全にブライアン王の手駒だ。
『レティシア様が可哀想ですよ!』
『レティシアも貴族の娘。自分の役割は理解している』
くそ、これだからお上ってやつは!
『レティシア様のご意思は!?』
『あの顔が答えになっていないかね?』
俺はおそるおそるレティシアを見る。
くそ! 茹で蛸みたいに真っ赤だな!
『私からレティシアに話したら、満更でもない様子だった』
その言葉で意識しちゃったんだろうが! と、言える訳もなく、俺は目頭をおさえる事しか出来なかった。
『妻も息子もミックならば適任だと言っている。私もどこの馬の骨ともわからぬ貴族に嫁がせるよりかは、ミックのが安心出来るというものだ』
『こっちは魔族なんですよ!? 吸血鬼なんですよ!? 三歳なんですよ!?』
『どこぞの魔族は差別なき国を造ると言っていたと記憶している』
『そうだけどそうじゃないですけど!?』
『それとも何かね、ミック?』
『はい……?』
『私の娘では不服だと言うのかね?』
何だこの圧力は?
『いや、そういう事では……』
「まぁそういう事だ」
有無を言わさず肉声に切り替えたランドルフは、レティシアに目をやる。
「幸いレティシアも十になったばかり。両者が若いのだ。今の内から親交を深めるのも悪くないだろうという、私の政治的判断だ」
三歳児と十歳児をくっつけるのか貴族界は……。
「生まれる前から結婚が決まってる場合もある。相手を選べるレティシアは幸せ者だ」
完全に俺の意向を無視するおつもりらしい。
いや、まぁ子爵如きが小国の王とも言える公爵家に文句を言えようはずもない。
立国して強国にしよう。そうしたら断ったとしてもランドルフは文句も言えないだろう。
「ところでミック?」
「何でしょう?」
「屋敷の完成はいつを予定しているのだ? 貰ったばかりとはいえ、ミナジリ領はミックの領地であり、領民の故郷。ミナジリ子爵家の屋敷は必要だぞ」
「確かにそうですね。失念していました」
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「はい、父上」
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