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第一部
その39 ミケラルド式盗賊討伐
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「ギギィ!?」
「……うん、これで最後だな。探知にも反応しないし、異臭もしない」
まぁ、ゴブリンの死臭はするけどな。
キラーウルフの血から【威嚇耐性】という固有能力を得た俺は、そのままゴブリン集落の破壊の依頼へ移った。
山に面した集落には、人間の遺体はなく、集落の早期発見だったという事がわかった。
数こそ多かったが、初めて見るモンスターはおらず、ホブゴブリンが最高戦力だった。
クロードの家に近いから選んだ案件だが、強くなる事も焦点に当てるとなると、まだ出会っていないモンスター相手にするのがいいかもしれない。
「さて、次は盗賊討伐か」
以前、ナタリーを家に帰す時に出会った冒険者の中に、盗賊風の男がいたが、今度は本物の盗賊だ。油断は出来ない。
しかも、今回の盗賊討伐は冒険者ギルド公認の殺し前提。
だが、チキンな俺はそんな危ない事はしないのだ。
【身体能力強化】、【身体能力超強化】、【罠感知】、【嗅覚】、【超聴覚】、【嗅魔】、【危険察知】、【地形無視移動】、【木々同化】、【擬態】……これらを発動しながら目的の西の山に向かう。
当然、ジェイルに言われた通り、【硬化】の特殊能力は常時発動させている。
まぁ、これだけの特殊能力、固有能力を発動させているのだ。ランクCの依頼で見つかる事はないだろうが、念には念を、だ。
「クロードの家からかなり近いな……」
そう呟くのは、盗賊との距離がかなりあるからだ。
クロードの家はこの山の二つ隣。正直、ここを根城にされると、かなりまずい。
どこかの勇者殺しでも見つかった日には大変な騒ぎになるし、ナタリーもまた誘拐されないとも限らない。
……あった、ここが盗賊たちのアジトだな。
山の麓に出来た横穴を上手く使い、アジトとしては中々住みやすそうな場所だ。
見える範囲に見張りは三人。
【探知】で確認出来る隠れた見張りは二人。
更に【嗅魔】と【嗅覚】で確認するも、他に見張りはいないようだ。
ふむ、横穴の中には七人か。
定石通りだが、見張り同士の死角を衝くのが正解だな。
……なるほど、表立って見える見張りを倒せば隠れている見張りが気付く、か。
なら、先にそちらから……血を頂くとしよう。
「ぅ!?」
背後から手刀で眠らせた後、盗賊の腕に爪を刺し、爪に付着した血を舐める。
『立て』
『……はい』
『見張りの数を教えろ』
『正面に三人、繁みに私ともう一人。合計五人です』
そう、【呪縛】により盗賊の仲間の情報をテレパシーで聞き出すのだ。どうやら見張りの数は間違っていないようだ。
『中にいる人数は?』
『……七人です』
これも間違いないな。
『それ以外に仲間はいるのか?』
『いません』
『どいつが厄介だ?』
『ボスのチャック。マジックアイテムの【魔力還元の指輪】を持っています』
『その効果は?』
『己の魔力を力に還元する指輪です。チャックは元々魔法を使い魔力が高く、そのマジックアイテムを手に入れた事でボスの座に就きました』
良いアイテム発見だ。魔力の高い魔族であれば、誰もが欲しがるのではないだろうか。
是非とも欲しいマジックアイテムだ。
『人質はいるか?』
『攫って来た女が一人。リプトゥア国で奴隷として売ります』
奴隷制度があるのか。
いや、こいつはリプトゥア国で売ると言った。
『このリーガル国では売らないのは何故だ?』
『リーガル国には奴隷制度がありません。リプトゥア国なら奴隷制度があります』
やっぱりそうか。この国では、奴隷みたいに働いている人を見た事がない。リプトゥア国には奴隷制度がある。盗賊なら国境を越える術、もしくはコネクションもあるのかもしれない。
そういえばナタリーもこの国で攫われたんだった。危ない奴は、ホントどこにでもいるもんだな。
『人質の女は中の七人と同じ場所にいるんだな?』
『そうです』
『よし、お前はここで待機だ』
『はい』
次は隠れているもう一人の方を……倒す!
「っ!?」
先程と同じ要領で、再び血を舐めテレパシーで操作。
次に見張りの三人を死角から一人ずつ倒す。
これもまた呪縛で操り、見張りを装う棒立ちの三人へと変わる。
さて、残るは中にいる七人か、どうしたものか。
「あ、そうか」
ぽんと手を叩き、俺は妙案を思いついたのだ。
『お前、中にいる奴で仲が良いのは誰だ?』
『ジョシュです』
『そいつだけここに呼べるか?』
『……やってみます』
なにも俺が中に入らなくてもいい。
こいつらは仲間同士なのだ。一人が一人を連れて来ればいい。
しばらくすると、見張りの男はジョシュと思しき男を連れてきた。
隠れていた俺は背後からジョシュを襲い、血を頂く。
この要領で全ての仲間を呼ぶ。時には二人を動かし、一人ずつ、丁寧に狩る。
これがミケラルド式盗賊討伐だ。
とか思っている内に、ボスのチャック以外の仲間を呪縛で捕えてしまった。
お、どうやらチャックが出て来るようだ。自分以外が外に出たら不審に思うよな、やっぱり。
「おいてめぇら! 女の見張りもしねぇとはどういう――っ!?」
と、全てを言い切らない内にチャックを倒して血を頂く。
ついでに【魔力還元の指輪】も奪っておく。
しかし、今回の盗賊討伐で合計十二人の盗賊を倒し、血を舐めた訳だが、やっぱりこの血鎖の転換って特殊能力は魔王の能力なんだな、と実感する。
発動した鑑定能力で自分を見る。
ミケラルド:吸血鬼
◆魔法◆
火魔法:フレイム・フレイムボール・フレイムランス・ヒートアップ・ブレス・フレイムウォール
水魔法:ウォーター・水球・金剛斬・津波・大津波
土魔法:砲岩・地走る蛇・土塊操作
雷魔法:サンダー・疾風迅雷・雷の領域
風魔法:エアスライス・浮遊滑空・ヘルメスの靴・突風・エアウォール・呼び戻しの風・探知
闇魔法:ダークヒール・暗衣
光魔法:天使の囁き・アシスト・ヒール・パワーアップ・スピードアップ・トーチ
◆技◆
竜剣・付与・修理
◆特殊能力◆
血鎖の転換・解放・呪縛・超能力・身体能力強化・バイトクラッシュ・硬化・身体能力超強化・破魔の一矢・強撃・三連撃・罠感知・鑑定・水龍眼・狙撃・魔力還元
◆固有能力◆
超聴覚・嗅魔・超回復・威光・闘志・龍の血・嗅覚・威嚇・健脚・石頭・恐怖耐性・危険察知・毒耐性・刺突耐性・炎耐性・麻痺耐性・地形無視移動・木々同化・交渉・擬態・突進力・遠吠え威嚇・斬撃耐性・威嚇耐性
色々覚えたが……って、あれ?
何で魔力還元が特殊能力として表示されてるんだ?
「……うん、これで最後だな。探知にも反応しないし、異臭もしない」
まぁ、ゴブリンの死臭はするけどな。
キラーウルフの血から【威嚇耐性】という固有能力を得た俺は、そのままゴブリン集落の破壊の依頼へ移った。
山に面した集落には、人間の遺体はなく、集落の早期発見だったという事がわかった。
数こそ多かったが、初めて見るモンスターはおらず、ホブゴブリンが最高戦力だった。
クロードの家に近いから選んだ案件だが、強くなる事も焦点に当てるとなると、まだ出会っていないモンスター相手にするのがいいかもしれない。
「さて、次は盗賊討伐か」
以前、ナタリーを家に帰す時に出会った冒険者の中に、盗賊風の男がいたが、今度は本物の盗賊だ。油断は出来ない。
しかも、今回の盗賊討伐は冒険者ギルド公認の殺し前提。
だが、チキンな俺はそんな危ない事はしないのだ。
【身体能力強化】、【身体能力超強化】、【罠感知】、【嗅覚】、【超聴覚】、【嗅魔】、【危険察知】、【地形無視移動】、【木々同化】、【擬態】……これらを発動しながら目的の西の山に向かう。
当然、ジェイルに言われた通り、【硬化】の特殊能力は常時発動させている。
まぁ、これだけの特殊能力、固有能力を発動させているのだ。ランクCの依頼で見つかる事はないだろうが、念には念を、だ。
「クロードの家からかなり近いな……」
そう呟くのは、盗賊との距離がかなりあるからだ。
クロードの家はこの山の二つ隣。正直、ここを根城にされると、かなりまずい。
どこかの勇者殺しでも見つかった日には大変な騒ぎになるし、ナタリーもまた誘拐されないとも限らない。
……あった、ここが盗賊たちのアジトだな。
山の麓に出来た横穴を上手く使い、アジトとしては中々住みやすそうな場所だ。
見える範囲に見張りは三人。
【探知】で確認出来る隠れた見張りは二人。
更に【嗅魔】と【嗅覚】で確認するも、他に見張りはいないようだ。
ふむ、横穴の中には七人か。
定石通りだが、見張り同士の死角を衝くのが正解だな。
……なるほど、表立って見える見張りを倒せば隠れている見張りが気付く、か。
なら、先にそちらから……血を頂くとしよう。
「ぅ!?」
背後から手刀で眠らせた後、盗賊の腕に爪を刺し、爪に付着した血を舐める。
『立て』
『……はい』
『見張りの数を教えろ』
『正面に三人、繁みに私ともう一人。合計五人です』
そう、【呪縛】により盗賊の仲間の情報をテレパシーで聞き出すのだ。どうやら見張りの数は間違っていないようだ。
『中にいる人数は?』
『……七人です』
これも間違いないな。
『それ以外に仲間はいるのか?』
『いません』
『どいつが厄介だ?』
『ボスのチャック。マジックアイテムの【魔力還元の指輪】を持っています』
『その効果は?』
『己の魔力を力に還元する指輪です。チャックは元々魔法を使い魔力が高く、そのマジックアイテムを手に入れた事でボスの座に就きました』
良いアイテム発見だ。魔力の高い魔族であれば、誰もが欲しがるのではないだろうか。
是非とも欲しいマジックアイテムだ。
『人質はいるか?』
『攫って来た女が一人。リプトゥア国で奴隷として売ります』
奴隷制度があるのか。
いや、こいつはリプトゥア国で売ると言った。
『このリーガル国では売らないのは何故だ?』
『リーガル国には奴隷制度がありません。リプトゥア国なら奴隷制度があります』
やっぱりそうか。この国では、奴隷みたいに働いている人を見た事がない。リプトゥア国には奴隷制度がある。盗賊なら国境を越える術、もしくはコネクションもあるのかもしれない。
そういえばナタリーもこの国で攫われたんだった。危ない奴は、ホントどこにでもいるもんだな。
『人質の女は中の七人と同じ場所にいるんだな?』
『そうです』
『よし、お前はここで待機だ』
『はい』
次は隠れているもう一人の方を……倒す!
「っ!?」
先程と同じ要領で、再び血を舐めテレパシーで操作。
次に見張りの三人を死角から一人ずつ倒す。
これもまた呪縛で操り、見張りを装う棒立ちの三人へと変わる。
さて、残るは中にいる七人か、どうしたものか。
「あ、そうか」
ぽんと手を叩き、俺は妙案を思いついたのだ。
『お前、中にいる奴で仲が良いのは誰だ?』
『ジョシュです』
『そいつだけここに呼べるか?』
『……やってみます』
なにも俺が中に入らなくてもいい。
こいつらは仲間同士なのだ。一人が一人を連れて来ればいい。
しばらくすると、見張りの男はジョシュと思しき男を連れてきた。
隠れていた俺は背後からジョシュを襲い、血を頂く。
この要領で全ての仲間を呼ぶ。時には二人を動かし、一人ずつ、丁寧に狩る。
これがミケラルド式盗賊討伐だ。
とか思っている内に、ボスのチャック以外の仲間を呪縛で捕えてしまった。
お、どうやらチャックが出て来るようだ。自分以外が外に出たら不審に思うよな、やっぱり。
「おいてめぇら! 女の見張りもしねぇとはどういう――っ!?」
と、全てを言い切らない内にチャックを倒して血を頂く。
ついでに【魔力還元の指輪】も奪っておく。
しかし、今回の盗賊討伐で合計十二人の盗賊を倒し、血を舐めた訳だが、やっぱりこの血鎖の転換って特殊能力は魔王の能力なんだな、と実感する。
発動した鑑定能力で自分を見る。
ミケラルド:吸血鬼
◆魔法◆
火魔法:フレイム・フレイムボール・フレイムランス・ヒートアップ・ブレス・フレイムウォール
水魔法:ウォーター・水球・金剛斬・津波・大津波
土魔法:砲岩・地走る蛇・土塊操作
雷魔法:サンダー・疾風迅雷・雷の領域
風魔法:エアスライス・浮遊滑空・ヘルメスの靴・突風・エアウォール・呼び戻しの風・探知
闇魔法:ダークヒール・暗衣
光魔法:天使の囁き・アシスト・ヒール・パワーアップ・スピードアップ・トーチ
◆技◆
竜剣・付与・修理
◆特殊能力◆
血鎖の転換・解放・呪縛・超能力・身体能力強化・バイトクラッシュ・硬化・身体能力超強化・破魔の一矢・強撃・三連撃・罠感知・鑑定・水龍眼・狙撃・魔力還元
◆固有能力◆
超聴覚・嗅魔・超回復・威光・闘志・龍の血・嗅覚・威嚇・健脚・石頭・恐怖耐性・危険察知・毒耐性・刺突耐性・炎耐性・麻痺耐性・地形無視移動・木々同化・交渉・擬態・突進力・遠吠え威嚇・斬撃耐性・威嚇耐性
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