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第四章 不思議な世界
第百五十三話 セラミヤの苦悩
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ここもいち早く我に返ったミランダが話し出した。
「あなたたちは何者?」
このミランダの言葉に周りのししょー、と呼び掛けた人たちが口を開いた。
「師匠は黒猫だよ」
「Sランク冒険者!」
「あのオーション市で俺らの師匠をしていた!」
「――何! 他よりもワンランクレベルが高いと言われる――オーション市でか!」
「俺はクロウ師匠から!」
「お前はクロウ師匠だったか。俺はヤマト師匠だったぞ!」
「へ~、私はソフィア師匠とね」
「――旅立った時は悲しかった……」
「――でもあの後もう一度来たんだぜ!」
「え~、じゃあ私もまだオーションにいたら良かった」
「ははん、ざーんねーんでしたーー! ――俺はずっと訓練を受けたぜ!」
……
「……黒猫?…………Sランク! ――――噂に聞いた……オーション市の冒険者の実力が……一番ではなかった冒険者ギルドの実力ランクがはねあがった……その……」
何それ? ラウールたちはそこまでの冒険者だったの?
Sランク、若くして強いだけじゃあないの?
「……申し訳ありません……。黒猫の皆様は……、クサットさんを許してください……。これでもタダンタ市の、ここの冒険者なのです……」
この言葉にクサットが変な体勢で固まりながらも「ミランダ……」と呟いた。
「……勘違いしないでくださいね……。私はだらしない人は嫌いですから……」
ビクッとしたクサットはやや目に涙が……
……
……
――バタン
冒険者ギルドに誰かが入ってきた。
フードを被っているから顔は見えないが、ジルアキラン教の紋章がローブに付いている。
「何か異様な雰囲気ですねえ。これは、そこの人、何が起きてるのですか?」
「――あ、あのクサットさんて人が、師匠たちに喧嘩を売ったんだよ。――師匠って、あの美男美女の方ね」
「ほう……、あの子たち位の歳で師匠と呼ばれるか。フム」
――ローブを着た人が列のなっていない冒険者を避けながら、静まり返っている冒険者ギルド内を歩いている。
その人は依頼受付の人に声をかけた。
「何だかわからんが、あっちはあっちで解決するのじゃろ? だったら、こっちはこっちで普段の業務はしているじゃろ?」
あの人が誰だかわからないけど、弟子と言われる人たちと話すラウールは穏やかだ。
「ラウール、冒険者ギルド職員が何か言いたそうにしているけど……」
「ああ、僕たちに襲いかかろうとしていたクサットを止めもしないんだもの。クサットから身を守っただけだから、何も言わないでしょ?」
「……身を守ったって……」
だけどラウールたちは何も気にせず、俺にも声をかけて訓練場に移動した。弟子に稽古をつけてほしいと頼まれたそうだ。
俺も訓練を受けたいと移動中に話したけど、今回は冒険者ギルドの雰囲気を感じるように言われた。
それと、あのジルアキラン教の人も依頼を出し終えたのか、訓練場に移動してきた。
~~~~~
弟子との激しい訓練が終わった。
ラウールたちの弟子は――他の冒険者たちよりも洗練した動きに見えた。
他に訓練をしていた冒険者の動きと比べてだけど、ラウールたちが何か助言する毎に動きが良くなる。
最後にはラウールたちが弟子たちと談笑していた……。何か仲間はずれのようで寂しい、そう思っていると、ジルアキラン教の人が声をかけてきた。
「お前もあの子たちと一緒にいたじゃろ? わしはソクランス、ジルアキラン教の者じゃよ」
「あ、どうも、俺はセラミヤ。今日冒険者になった新人です。それと、あそこにいるのは、俺と今は一緒に旅をしてくれている冒険者パーティーです」
「ほう、一緒のパーティーじゃと思ったが、ふむふむ」とソクランスと名乗った髭もじゃの人が、長い顎髭を触っている。
……
「うむ、やはり決まりじゃな。お前も一緒で良いが、あの者たちがわしの依頼を受けてくれぬじゃろうか?」
「いや……俺に聞かれても……」
「じゃが、あの者たちの方が強いじゃろ? じゃったら、一緒に旅をして、一緒のパーティーではない間柄じゃったら、お前に決定権が結構あると思うのじゃよ」
「ん~、まあ俺の事情には付き合ってくれてるけど、どうだろう?」
「まあまあ、駄目で元々じゃ。ちょっと話をしてみてはくれぬかの~」
素顔も見えたその人はお爺ちゃんと呼べる見た目だった。その人にそう言われると、流石に聞くだけはしようと思った。
だから弟子に囲まれているラウールにその事を話に行くと、「どんな依頼なの?」と返された。
ラウールそう言われて、確かに全く依頼の内容について聞いてなかった事を恥ずかしく思い、俺はもう一度ソクランスさんと話をしていた。
そしてソクランスさんが言ったのが
「な~に、たぶんお前さん方には簡単なのじゃ。…………今ジルアキラン教国内を巡礼している、各地の我が教団の信者を敬う旅に出ている、聖女様がこの地までやってくる。この子はわしにとっても可愛い子じゃ。この子がこの地に来ても危険がないように、タダンタ市周辺の強い魔物や盗賊をどうにかしておいてほしいのじゃ」
――どうにか? 良く基準がわからないが、ラウールに聞けばわかるのかな?
「どうにかって?」
でもさすがに俺は聞いてしまった。これは曖昧すぎるだろう。
「これはすまなんだな。お前には説明したほうが良いのじゃな。…………」
そこからソクランスさんから説明された話を聞いて、俺はどうしたら良いのかわからなくなった。
「あなたたちは何者?」
このミランダの言葉に周りのししょー、と呼び掛けた人たちが口を開いた。
「師匠は黒猫だよ」
「Sランク冒険者!」
「あのオーション市で俺らの師匠をしていた!」
「――何! 他よりもワンランクレベルが高いと言われる――オーション市でか!」
「俺はクロウ師匠から!」
「お前はクロウ師匠だったか。俺はヤマト師匠だったぞ!」
「へ~、私はソフィア師匠とね」
「――旅立った時は悲しかった……」
「――でもあの後もう一度来たんだぜ!」
「え~、じゃあ私もまだオーションにいたら良かった」
「ははん、ざーんねーんでしたーー! ――俺はずっと訓練を受けたぜ!」
……
「……黒猫?…………Sランク! ――――噂に聞いた……オーション市の冒険者の実力が……一番ではなかった冒険者ギルドの実力ランクがはねあがった……その……」
何それ? ラウールたちはそこまでの冒険者だったの?
Sランク、若くして強いだけじゃあないの?
「……申し訳ありません……。黒猫の皆様は……、クサットさんを許してください……。これでもタダンタ市の、ここの冒険者なのです……」
この言葉にクサットが変な体勢で固まりながらも「ミランダ……」と呟いた。
「……勘違いしないでくださいね……。私はだらしない人は嫌いですから……」
ビクッとしたクサットはやや目に涙が……
……
……
――バタン
冒険者ギルドに誰かが入ってきた。
フードを被っているから顔は見えないが、ジルアキラン教の紋章がローブに付いている。
「何か異様な雰囲気ですねえ。これは、そこの人、何が起きてるのですか?」
「――あ、あのクサットさんて人が、師匠たちに喧嘩を売ったんだよ。――師匠って、あの美男美女の方ね」
「ほう……、あの子たち位の歳で師匠と呼ばれるか。フム」
――ローブを着た人が列のなっていない冒険者を避けながら、静まり返っている冒険者ギルド内を歩いている。
その人は依頼受付の人に声をかけた。
「何だかわからんが、あっちはあっちで解決するのじゃろ? だったら、こっちはこっちで普段の業務はしているじゃろ?」
あの人が誰だかわからないけど、弟子と言われる人たちと話すラウールは穏やかだ。
「ラウール、冒険者ギルド職員が何か言いたそうにしているけど……」
「ああ、僕たちに襲いかかろうとしていたクサットを止めもしないんだもの。クサットから身を守っただけだから、何も言わないでしょ?」
「……身を守ったって……」
だけどラウールたちは何も気にせず、俺にも声をかけて訓練場に移動した。弟子に稽古をつけてほしいと頼まれたそうだ。
俺も訓練を受けたいと移動中に話したけど、今回は冒険者ギルドの雰囲気を感じるように言われた。
それと、あのジルアキラン教の人も依頼を出し終えたのか、訓練場に移動してきた。
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弟子との激しい訓練が終わった。
ラウールたちの弟子は――他の冒険者たちよりも洗練した動きに見えた。
他に訓練をしていた冒険者の動きと比べてだけど、ラウールたちが何か助言する毎に動きが良くなる。
最後にはラウールたちが弟子たちと談笑していた……。何か仲間はずれのようで寂しい、そう思っていると、ジルアキラン教の人が声をかけてきた。
「お前もあの子たちと一緒にいたじゃろ? わしはソクランス、ジルアキラン教の者じゃよ」
「あ、どうも、俺はセラミヤ。今日冒険者になった新人です。それと、あそこにいるのは、俺と今は一緒に旅をしてくれている冒険者パーティーです」
「ほう、一緒のパーティーじゃと思ったが、ふむふむ」とソクランスと名乗った髭もじゃの人が、長い顎髭を触っている。
……
「うむ、やはり決まりじゃな。お前も一緒で良いが、あの者たちがわしの依頼を受けてくれぬじゃろうか?」
「いや……俺に聞かれても……」
「じゃが、あの者たちの方が強いじゃろ? じゃったら、一緒に旅をして、一緒のパーティーではない間柄じゃったら、お前に決定権が結構あると思うのじゃよ」
「ん~、まあ俺の事情には付き合ってくれてるけど、どうだろう?」
「まあまあ、駄目で元々じゃ。ちょっと話をしてみてはくれぬかの~」
素顔も見えたその人はお爺ちゃんと呼べる見た目だった。その人にそう言われると、流石に聞くだけはしようと思った。
だから弟子に囲まれているラウールにその事を話に行くと、「どんな依頼なの?」と返された。
ラウールそう言われて、確かに全く依頼の内容について聞いてなかった事を恥ずかしく思い、俺はもう一度ソクランスさんと話をしていた。
そしてソクランスさんが言ったのが
「な~に、たぶんお前さん方には簡単なのじゃ。…………今ジルアキラン教国内を巡礼している、各地の我が教団の信者を敬う旅に出ている、聖女様がこの地までやってくる。この子はわしにとっても可愛い子じゃ。この子がこの地に来ても危険がないように、タダンタ市周辺の強い魔物や盗賊をどうにかしておいてほしいのじゃ」
――どうにか? 良く基準がわからないが、ラウールに聞けばわかるのかな?
「どうにかって?」
でもさすがに俺は聞いてしまった。これは曖昧すぎるだろう。
「これはすまなんだな。お前には説明したほうが良いのじゃな。…………」
そこからソクランスさんから説明された話を聞いて、俺はどうしたら良いのかわからなくなった。
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