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1章3部アラビア海航海編ーインド・ヴァルダナ王朝ー
第三十九話 雨上がりの川渡り
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「しかしあった当初より神様優しくなりましたよね。なんというか言葉にトゲがなくなったようで丸みさが出ましたよね。」
「どう意味?朕は口が悪いて言うの?!」
アウロラは少しキレ気味口調で言った。
「いいえ、そんな事は無いですよ!しかしアウロラはいつも僕の中に居るじゃないですか。最初に出会ってあれ以来ですよね。」
「だから何?少年。」
「久々に神様の姿を拝みたいなと思いまして…。」
語部優はもう一度一目見たいと言うとアウロラは「朕の神体を見たいと?」と言った。
「はい。」と答えるがアウロラ「今は不可だ。」と言う。「主、少年にはまだ早すぎる。最初は契約の儀だったから会えたものの、今の状態で見るのは主にとって自殺行為だ。」
何としてでも見たい語部優は「何故見れないのですか?」と問い詰めた。
アウロラはいきなり冷淡な口調で語る。「本来は神と人は別次元、別世界の見えぬ者達。神は人を見ず人は神を見えず。人が神に会えるよう努力しようとも神はそれだけでは人間の姿は見えんのだ。神の見えるのはただの白い無地の世界、その中で人の姿で見えるのは真の真心と信頼を紡ぐ人間数人だけだ。」
「真心と信頼?」
「ああ、だから少年朕並びに神の声が聞こえているだけでも有難きと思うんだな…。」とアウロラは言った。
語部優は「そうですね。」と言い「無茶振りは神様のたお負担がかかりますもんね。神様ワガママを言ってしまい失礼極まりないことしてしまいました。」と謝罪と失礼な態度の行いに土下座並に深く頭を下げた。
すると雨が止み太陽がチラッ覗かせた。
「雨が止んだようだな…」
「そうですね神様…。」
語部優は再びあの導きのキツツキに出会えるのを信じて真っ直ぐと前へ伸びる道をひたすら歩いた。すると目の前に大きな川が現れた、その川はごうごうと濁流と化しそして轟音と共に木の枝や草木が流れの早い川に押し流されていった。
「うぁー…これはすごい…。」
「この川を渡るには橋が必要だな…。おい少年、この近くに橋があるか探して見ろ…。」
岸に突っ立って濁流の眺める語部優はアウロラは怒りの籠った口調で言う。そして語部優アウロラのお言葉通りに川沿いに沿って歩いた。
すると語部優の正面に浅瀬の低い場所が現れ。
語部優は(あそこなら渡れるかも…)と思いその場所へ走った。そして浅瀬の所へ行けば案の定、河底は浅く流れの早い川瀬だ。
語部優は靴を抜き素足で川を渡る。そして語部優は対岸に渡ることに成功した。
その時だった、語部優はふと渡って来た向こう岸を見ると六人の若いのんき者が川沿いに沿って歩いていた。
「どう意味?朕は口が悪いて言うの?!」
アウロラは少しキレ気味口調で言った。
「いいえ、そんな事は無いですよ!しかしアウロラはいつも僕の中に居るじゃないですか。最初に出会ってあれ以来ですよね。」
「だから何?少年。」
「久々に神様の姿を拝みたいなと思いまして…。」
語部優はもう一度一目見たいと言うとアウロラは「朕の神体を見たいと?」と言った。
「はい。」と答えるがアウロラ「今は不可だ。」と言う。「主、少年にはまだ早すぎる。最初は契約の儀だったから会えたものの、今の状態で見るのは主にとって自殺行為だ。」
何としてでも見たい語部優は「何故見れないのですか?」と問い詰めた。
アウロラはいきなり冷淡な口調で語る。「本来は神と人は別次元、別世界の見えぬ者達。神は人を見ず人は神を見えず。人が神に会えるよう努力しようとも神はそれだけでは人間の姿は見えんのだ。神の見えるのはただの白い無地の世界、その中で人の姿で見えるのは真の真心と信頼を紡ぐ人間数人だけだ。」
「真心と信頼?」
「ああ、だから少年朕並びに神の声が聞こえているだけでも有難きと思うんだな…。」とアウロラは言った。
語部優は「そうですね。」と言い「無茶振りは神様のたお負担がかかりますもんね。神様ワガママを言ってしまい失礼極まりないことしてしまいました。」と謝罪と失礼な態度の行いに土下座並に深く頭を下げた。
すると雨が止み太陽がチラッ覗かせた。
「雨が止んだようだな…」
「そうですね神様…。」
語部優は再びあの導きのキツツキに出会えるのを信じて真っ直ぐと前へ伸びる道をひたすら歩いた。すると目の前に大きな川が現れた、その川はごうごうと濁流と化しそして轟音と共に木の枝や草木が流れの早い川に押し流されていった。
「うぁー…これはすごい…。」
「この川を渡るには橋が必要だな…。おい少年、この近くに橋があるか探して見ろ…。」
岸に突っ立って濁流の眺める語部優はアウロラは怒りの籠った口調で言う。そして語部優アウロラのお言葉通りに川沿いに沿って歩いた。
すると語部優の正面に浅瀬の低い場所が現れ。
語部優は(あそこなら渡れるかも…)と思いその場所へ走った。そして浅瀬の所へ行けば案の定、河底は浅く流れの早い川瀬だ。
語部優は靴を抜き素足で川を渡る。そして語部優は対岸に渡ることに成功した。
その時だった、語部優はふと渡って来た向こう岸を見ると六人の若いのんき者が川沿いに沿って歩いていた。
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