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1章2部 ペルシャ湾航海編
第十九話 キツツキ
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爽やかイケメンにして情緒がコロコロ変わりやすい人で語部優は心の中で『結構感情豊かな人なんだな…』と呟いた。するとアウロラが語部さんに言った。
「少年。あの男もヤバいが主の肩に乗る鳥を早く退けろ。吐き気がしてたまらんは…」
「何故ですか?」
語部優はアウロラに言った。アウロラは呆れた口調で「少年、あんたバカか?肩に乗る鳥は強烈は魔法の匂いがダダ漏れだぞ。これは悪の瘴気が立ち込めて息が詰まる。」と愚痴と遺憾を語部優に息を吐くように言った。
エメルンはシンドバッドに言った。
「わかったよシンドバッド、僕が悪かった。お前も立派主だ。だからそんなに落ち込むな」
エメルンは最初に言った言葉を前言撤回及び謝罪を詫びた。するとシンドバッドは立ち上がりエメルンの首を鷲掴みしキツく抱きしめた。
「だよねエメルンー!エメルンは僕を見捨てないよな!うぅ…。」
シンドバッドは泣きながら言った。
「わかったから離せよ!死ぬ死ぬ!」
エメルンは苦しそうな声で叫び暴れる。それを見ていた語部優は苦笑いをした。
語部優はふと空を見上げた。すると一羽の鳥が語部優の上空に停滞飛行をしていた。
「あれは?」
「あの鳥…キツツキだな。」
停滞飛行する鳥を見つめて言う語部優にアウロラはキツツキと鳥を言い当てた。アウロラはキツツキを見て違和感を感じ語部優に言った。
「あれ?キツツキは森の鳥類だ。こんな海のど真ん中に居るのはおかしい。」
するとキツツキは語部優の目を見ると船の向かっている違う方向、右方向へ羽ばたいて飛んで行った。語部優は帆担当のムハンマドとアサドに言った。
「船を右方向へ面舵いっぱいお願いします。」
ムハンマドとアサドは「了解船長!」と答え、帆を右方向へ回した。
風は追い風、視界並びに波は良好、帆は風を受け帆をはらませ加速する。
「少年。あの男もヤバいが主の肩に乗る鳥を早く退けろ。吐き気がしてたまらんは…」
「何故ですか?」
語部優はアウロラに言った。アウロラは呆れた口調で「少年、あんたバカか?肩に乗る鳥は強烈は魔法の匂いがダダ漏れだぞ。これは悪の瘴気が立ち込めて息が詰まる。」と愚痴と遺憾を語部優に息を吐くように言った。
エメルンはシンドバッドに言った。
「わかったよシンドバッド、僕が悪かった。お前も立派主だ。だからそんなに落ち込むな」
エメルンは最初に言った言葉を前言撤回及び謝罪を詫びた。するとシンドバッドは立ち上がりエメルンの首を鷲掴みしキツく抱きしめた。
「だよねエメルンー!エメルンは僕を見捨てないよな!うぅ…。」
シンドバッドは泣きながら言った。
「わかったから離せよ!死ぬ死ぬ!」
エメルンは苦しそうな声で叫び暴れる。それを見ていた語部優は苦笑いをした。
語部優はふと空を見上げた。すると一羽の鳥が語部優の上空に停滞飛行をしていた。
「あれは?」
「あの鳥…キツツキだな。」
停滞飛行する鳥を見つめて言う語部優にアウロラはキツツキと鳥を言い当てた。アウロラはキツツキを見て違和感を感じ語部優に言った。
「あれ?キツツキは森の鳥類だ。こんな海のど真ん中に居るのはおかしい。」
するとキツツキは語部優の目を見ると船の向かっている違う方向、右方向へ羽ばたいて飛んで行った。語部優は帆担当のムハンマドとアサドに言った。
「船を右方向へ面舵いっぱいお願いします。」
ムハンマドとアサドは「了解船長!」と答え、帆を右方向へ回した。
風は追い風、視界並びに波は良好、帆は風を受け帆をはらませ加速する。
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