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1章2部 ペルシャ湾航海編
第十八話 喋る鳥
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語部優は船長になって初めての仕事を始める。
「では僕が船長になったので指示を出させていただきます。最初にイスカンダルさん、フセインさん、ジャミルさんそしてハミルさんはいつもやっている持ち場へ言った仕事をしてください。」
イスカンダルらは肯く。そして語部優は残りのムハンマドとアサドに言った。
「ムハンマドさんとアサドさんには全ての帆を上げて船の加速をお願いします。」
「了解船長!」ムハンマドは返事をした。そして語部優は「ではお願いします」と言うとムハンマドらは走っていつもの持ち場また帆を上げる。そしてムハンマドらは語部優の言われた通りに仕事を開始する。そして船は波を超え水しぶきを上げて一気に加速した。
「視界は良好!語部船長!見通し抜群、方角の指示をお願いします!」
「方角はそのまま真っ直ぐ、前進でお願いします!」
するとモルジアナが語部優に言う。
「語部さん船を加速させて何をするのですか?。」
「新しい島を見つけた方がワクワクするじゃないですか?」
それを聞いていたシンドバッドが言った。
「よく分かってるね船長!海に旅出てこそ男だ!」
「そうですね」
語部優は困るように言った。
するとモルジアナはシンドバッドに聞いた。
「この船には調理場はあるのですか?」
「ああ、ありますとも。こちらへ」
シンドバッドはモルジアナを連れてさらに奥の扉へ足を進める。
「ここが調理場です!」
シンドバッドは扉を開ける。するとそこはたいそ汚い調理場でカビや蜘蛛の巣、更にいつ使ったのか物置状態に荷物か所狭しと詰めてある。
「……」
モルジアナはあまりにも汚い調理場を見て思考停止し言葉を失った。
「どうした?モルジアナ大丈夫?。」
「え?いや…大丈夫です!」
シンドバッドの声に思考停止していたモルジアナは我に返りすぐに応答した。
するとシンドバッドは「掃除と料理の考案よろしく!」と言って汚い調理場にモルジアナ一人残して扉を閉めて去った。
「あ、え?!シンドバッドさん!」
モルジアナは扉を叩きシンドバッドの名前を叫ぶ。しかしシンドバッドの反応はない。勝手なシンドバッドに呆れたモルジアナは汚い調理場を見て得意な掃除に火がついた。
モルジアナは近くに落ちていた木のほうきを手に取り、「よし。」と声で力を入れ掃除を始めた。
その頃語部優とシンドバッド、アリババは船内から出て甲板ゆ居た。
するとアリババは言った。
「語部さん。いや船長、僕は今から監視の方に回った方がいいですか?」
「はい、お願いします。」
「了解致しました。」
アリババは監視役に回った。その後シンドバッドと語部優が二人だけになった。するとシンドバッドが言った。
「そうだ。もう一人乗組員がいたんだった。」
「もう一人居たんですか?」
語部優は言った。するとシンドバッドは天に向かって名前を呼んだ。
「エメルン!降りておいで!」
すると帆の方かはバサバサと羽ばたきながら中ぐらいの鳥が降りてきた。そしてその鳥は話せる鳥だった。
「遅いよ!シンドバッド、もしかして忘れてたとわ言わせないぞ!」
「そんなはずはないさ」
「それはそれは、納得いかない発言だが許してやろう。ところでこの青年は何者?」
エメルンはシンドバッドの肩に乗り語部優に名前を聞いてきた。語部優は自己紹介をした。
「僕は語部優。今日からこの船舶の船長になりました?」
「ええ?何船長だって?」
エメルンは語部優が船長になったと聞くとエメルンはシンドバッドの方から語部優の肩に移りエメルンはシンドバッドに羽の先を指して行った。
「シンドバッドお前はもう船長じゃないのか?それなら僕の主は語部船長だ。お前は用無しだシンドバッド!」
するとシンドバッドはエメルンの発言に膝から崩れ落ち「そんな嘘だろ…ガックシ」と思いっきり落ち込んだ。
「では僕が船長になったので指示を出させていただきます。最初にイスカンダルさん、フセインさん、ジャミルさんそしてハミルさんはいつもやっている持ち場へ言った仕事をしてください。」
イスカンダルらは肯く。そして語部優は残りのムハンマドとアサドに言った。
「ムハンマドさんとアサドさんには全ての帆を上げて船の加速をお願いします。」
「了解船長!」ムハンマドは返事をした。そして語部優は「ではお願いします」と言うとムハンマドらは走っていつもの持ち場また帆を上げる。そしてムハンマドらは語部優の言われた通りに仕事を開始する。そして船は波を超え水しぶきを上げて一気に加速した。
「視界は良好!語部船長!見通し抜群、方角の指示をお願いします!」
「方角はそのまま真っ直ぐ、前進でお願いします!」
するとモルジアナが語部優に言う。
「語部さん船を加速させて何をするのですか?。」
「新しい島を見つけた方がワクワクするじゃないですか?」
それを聞いていたシンドバッドが言った。
「よく分かってるね船長!海に旅出てこそ男だ!」
「そうですね」
語部優は困るように言った。
するとモルジアナはシンドバッドに聞いた。
「この船には調理場はあるのですか?」
「ああ、ありますとも。こちらへ」
シンドバッドはモルジアナを連れてさらに奥の扉へ足を進める。
「ここが調理場です!」
シンドバッドは扉を開ける。するとそこはたいそ汚い調理場でカビや蜘蛛の巣、更にいつ使ったのか物置状態に荷物か所狭しと詰めてある。
「……」
モルジアナはあまりにも汚い調理場を見て思考停止し言葉を失った。
「どうした?モルジアナ大丈夫?。」
「え?いや…大丈夫です!」
シンドバッドの声に思考停止していたモルジアナは我に返りすぐに応答した。
するとシンドバッドは「掃除と料理の考案よろしく!」と言って汚い調理場にモルジアナ一人残して扉を閉めて去った。
「あ、え?!シンドバッドさん!」
モルジアナは扉を叩きシンドバッドの名前を叫ぶ。しかしシンドバッドの反応はない。勝手なシンドバッドに呆れたモルジアナは汚い調理場を見て得意な掃除に火がついた。
モルジアナは近くに落ちていた木のほうきを手に取り、「よし。」と声で力を入れ掃除を始めた。
その頃語部優とシンドバッド、アリババは船内から出て甲板ゆ居た。
するとアリババは言った。
「語部さん。いや船長、僕は今から監視の方に回った方がいいですか?」
「はい、お願いします。」
「了解致しました。」
アリババは監視役に回った。その後シンドバッドと語部優が二人だけになった。するとシンドバッドが言った。
「そうだ。もう一人乗組員がいたんだった。」
「もう一人居たんですか?」
語部優は言った。するとシンドバッドは天に向かって名前を呼んだ。
「エメルン!降りておいで!」
すると帆の方かはバサバサと羽ばたきながら中ぐらいの鳥が降りてきた。そしてその鳥は話せる鳥だった。
「遅いよ!シンドバッド、もしかして忘れてたとわ言わせないぞ!」
「そんなはずはないさ」
「それはそれは、納得いかない発言だが許してやろう。ところでこの青年は何者?」
エメルンはシンドバッドの肩に乗り語部優に名前を聞いてきた。語部優は自己紹介をした。
「僕は語部優。今日からこの船舶の船長になりました?」
「ええ?何船長だって?」
エメルンは語部優が船長になったと聞くとエメルンはシンドバッドの方から語部優の肩に移りエメルンはシンドバッドに羽の先を指して行った。
「シンドバッドお前はもう船長じゃないのか?それなら僕の主は語部船長だ。お前は用無しだシンドバッド!」
するとシンドバッドはエメルンの発言に膝から崩れ落ち「そんな嘘だろ…ガックシ」と思いっきり落ち込んだ。
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