モーレツ熊

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13 ★R-18★かなり有り※苦手な方18歳未満はご遠慮ください。

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「ん・・・気持ちいい・・・そう、ソコ
 ふふふ・・・、上手。」

快楽の儀式は未だに続いていた。
正確には、木村が飼うための調教である。

「吸って、乳首を弄って吸って・・・んん!
 ペニスもしっかり吸って・・・あん・・」

ぢゅるぢゅると音がする。
ぺちゃぺちゃと舐め、男たちの唾液と精液に塗れて尻穴が収縮している。

「そうそう、穴の中も吸って・・
 気持ち、いい・・・いいコたち・・・」

王侯貴族たちは、順調に木村を調教し飼っているつもりだった。

彼らの前でも、男たちとまぐわい、尻穴とペニスを自分で弄ってイって見せるほどに、快楽の手綱を握っているつもりだった。

だが、男たちは既に木村の支配下だった。
一日中木村のペニスを吸い、一日中尻穴を吸い、一日中乳首を吸った。

男たちが木村の尻穴に固くそそり立ったペニスを入れようとすれば、きついお仕置きを受けた。
勝機が来るまでは、快楽漬けにされているように、見せかける必要があったからだ。
しかし、また、ペニスに媚薬が塗られていたら?完璧に支配するまでは、挿れる事も許さなかった。





程なくして、勝機は訪れた。

愚かな貴族が配下の者にやらせるだけでは飽き足らず、自分もそろそろ挿れてやろうとペニスを剥き出しにして木村にしゃぶらせた。

「うぉ、いいな
 素晴らしい・・・」

二人の男に木村の足を持たせ、極限まで開かせるとヒクついている尻穴にまずは指を入れて確かめた。

「おおぉ~!柔らかいな~!
 指が3本も入ってるな・・・ふはは
 どれ、中を拡げて見てやろう・・・」

両手の指で、横や縦に拡げて中を覗くとドロッと潤滑油と精液が垂れてきた。

「そこの、こやつのペニスを擦り続けろ
 潮を吹くとこが見てみたい」

乳首を弄っていた男に木村のペニスを擦らせた。

「あああああああああ!!!!!!
 お、おしり、おしりにも挿れてぇぇ!!」

固く立ち上がったペニスに、細い金属のブジーをさらに突っ込み、そのまま握りしめて擦る。

「あぁん、あん、あん、いいー!
 もっと、もっと!
 おしり、おしりにちょうだーい!」

希望通り、卑猥な尻穴にも指を3本、4本と増やして掻き回した。

貴族の指輪が穴の中で引っ掛かると、更に嬌声をあげた。

「ふふ、こやつの尻は、宝石を好むか」

更に激しく、ブジーも擦られ足も腰もガクガクと震え限界に来た頃ブジーを一気に引き抜いた。

ぷしゃぁあぁぁぁぁぁ~!!!

びくんびくんと体が痙攣し噴き出した。

ふふふ、と木村が笑うと興奮した貴族はその尻穴にペニスを勢いよく突っ込んだ。

「あぁあぁ、あぁ!!
 太いぃ!
 気持ちいいのぉ!」

夢中で腰を振り続ける様は、盛りのついた牡犬のようだった。

そして、木村は貴族に口づけながら、しっかりとその目を見つめた。
黒い心力を浸透させるために。

こうして、一人、手中に納めた。

そうすると、快楽を享受しようと他の貴族を誘い出し、抱かせた。

時には木村がその尻に挿れ、後ろから別な貴族が木村に挿れる。
木村の精液を胎に出されると黒い心力と共に浸透していった。


主要な貴族たちは、木村に取り込まれて行った。

「さて、そろそろ、王様を取り込まなきゃね」

クスクス笑いながら、体中を男たちに舐めさせ奉仕だけをさせていた。




どす黒い心力は、また、威力を増していた。









********



まだ、廻は硬直していた。
ラトヤからのくちづけは、初めての経験にするには濃厚過ぎた。

ギャアギャアと騒ぐ3人を止める団員たち、呆れてる他の治癒師達、それに拘束された小越と諏訪。
カオス状態の中で、廻がポロリと涙を流した。

「あれ?
 何でだろ?」

痛いわけでも、苦しいわけでも無いのに、涙が後から後から溢れて来た。

それを見た諏訪が拘束された手を振り回して、騒ぎの渦中に突進した。

「上宮君を泣かせないでください!
 いい歳した大人が、何を考えてるんだ!
 ごめんよ、上宮君を知らないのに傷つけたりして、本当にごめんなさい。」

諏訪が涙を流す廻に謝罪していた。

「え?」と全員が廻に目を向けた。

「廻様!
 どこか苦しいのですか?
 このヤブ治癒師がヘマをしたんですね?」

ロウナーが廻の涙を拭いながら、抱きしめどさくさに紛れてその目尻にくちづけた。

また、それがとても自然だったので、ヨシヨシとあやされてる子供に見えた。

もう、おかんでいいよね、って。

「失礼な事いうな、バカ騎士
 ほんと、お前んとこは躾がなってないな。」

ジェラストはお前が言うな、と噛み付いていた。

「上宮君、今まで事情を知らなかったとは言え、すまなかった。
 聡に代わって謝らせてくれ。」

小越はまた、何か斜め上な謝罪をして来た。

「知らねーよ
 お前が謝る理由ならあるんじゃねぇの?
 何で、あのクソガキに代わってとか大層なこと言えるんだよ?
 バカにも程があるな。
 まさか、今更、命乞いか?」

ジェラストは小越の態度に更にイラついた。

「お前も同罪だろ?」

「く、確かに。
 聡を止めきれなかった。
 そして、俺も、一緒にせめた。
 許してくれ。」

拘束されたままの状態で頭を下げた。
俺も、と諏訪が頭を下げた。

涙を拭いながら、廻は首を横に振り笑ってみせた。
ラトヤが指摘した通り、金を縁に含んだ瞳で笑われてると、幸せな気持ちと惹かれずにはいられない劣情を感じた。

「そうだ、廻、お前は笑え。」

ラトヤが、目を細め短く刈り込んだ頭をガシガシと掻きながら、また、その唇にくちづけた。  

「!!!」

両サイドから拳が飛んだが、綺麗に避けた。
こんな魔物を討伐する場所では、戦闘力も当然求められる。 
かなりの腕である事は、2人の拳を避けた事で証明された。 

「くそっ!
 何だよ、そのスペックは!」

「そりゃ、お前の元上司だしな」

ラトヤは治癒師長になる前は、ドラゴン騎士の隊長だと後出しされた。

「ドラゴンに、ラトヤ様も乗れるんですね」

凄く嬉しそうに廻が笑った。

「え?
 そこ?
 ここにいる連中、みんな乗れますよ!
 廻様が乗りたいなら、抱きしめて優しく乗せますとも!
 私は、シャモン、ロウナー副隊長補佐です!
 以後お見知り置きを。」

それぞれ団員やら、治癒師やらが口々に名乗りを上げた。

「僕は、ナーガと約束したので、ごめんなさい。」

ラトヤが、ん?とジェラストを見た。

「ナーガは俺が騎乗してるあのドラゴンです。
 心話で廻様が名付けました。」

「!?はぁ?
 おい!何だよ、その規格外は!
 心話でもドラゴンと会話が成り立つなんて初耳だぞ!」

シャモン以下他の団員が、ドヤ顔でうんうん、と頷き、うちの子凄いと言う過保護な兄ちゃん'Sが出来上がっていた。

「1番早い伝書の心力の奴、連れてこい!
 兄上に報告する!」

ラトヤが、この世界のメールみたいな能力を持つ者を呼び寄せた。

周りがバタバタしてる間に、謝ったことで拘束を解かれた小越と諏訪が、廻のそばに来て再度、しっかりと頭を下げた。

「俺達も廻って呼んでいいか?
 お前の事、気持ち悪いなんて思ってないから。
 な、隆之」

小越も、うんうんと首を縦に振る。

「え、と、僕は構わないです。」

そう言った廻の笑みは、優しかった。


諏訪が、諏訪らしく、本当の気持ちが伝わるのだった。



-.-...-...-.-.-.-.-.-..-..-...-..-.-..-

黒い!ビッチ木村!やっとの降臨です。

エロ場、は癖になります。
話の腰を折って、ただただエロエロしたくなります。

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