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おらたちからの遺言
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おら、お父さんやお母さんのこと、よく覚えてないんだ。
小さい頃に、はぐれちゃったのか、道ばたにひとりでいたんだって。
「キジトラのちっち」って名前を付けられて、おばさんがいつもミルクをくれてた。
まだ小さかったけど、それはしっかり覚えているよ!
だけど、そこには先におらの先輩が住んでいて、ミルクを飲まなくなった頃に一緒には暮らせないんだって知った。
少しして、おばさんと知らないおうちに行った。
優しそうなふたりの女の人がいて、おらのシッポを見て少し驚いていた。
これ、ボブテイルって言うんだよ!
かっこいいでしょ!って自慢したのを覚えてる。
おばさんはひとりで帰ってしまって、その日からここがおらのおうちになった。
おらは「ちっち」から「たろ」って名前に変わった。
ふたりの名前は「たーこ」と「にゃーこ」って言うんだって。
へんてこりんな名前だなぁって思った。
ふたりは喧嘩をする時もお互いのことをそう呼びあっていて、自分のこともそう呼んでいて、すごく面白いなぁと思った。
おらは、茶色い毛布をかけているふたりのお膝にのっておっぱいを飲むのが大好きだった。
あとはね、いつも「変なの」って笑われるけど、足の先で首を強く撫でられるのが最高に大好きなんだ!
お昼間はほとんど「たーこ」と一緒で、小さなぬいぐるみを持って行くと何回も投げてくれて遊んでくれた。
咥えて持っていったら嬉しそうに褒めてくれるから、おらって多分天才だと思う。
2年くらい過ぎた頃には、おらの体も大きくなって「……たぬき?」って少し戸惑わせてしまった。
「にゃー」って鳴くし、猫だと思ってるけど……
まぁ、どっちでも幸せだからなんだっていいや!
ある日、何やらヌルヌルした動きのちっこいのがやってきた。
そいつは「ハチワレのゆに」って呼ばれてた。
元々は「どら」だったんだって。
おらはそいつに興味津々で、たくさん匂いを嗅ぎに行った。
ものすごく臭くて、ふたりが楽しそうにお風呂でゆにを洗ってたのを今でも思い出す。
ゆには、初めてのおうちで怖がってたから「ふたりはすっごく優しい人だから大丈夫だよ」って言ったけど、丸くなってるだけだった。
ケージの外から、ちゃんとご飯とお水を飲んでるか定期的にチェックしに行った。
ふたりは「たろもゆにも、シャーって言わなくてえらいね」って褒めてくれた。
威嚇なんてするわけないよ!
だって、ゆにも家族になったってことでしょ?
だったら、おらはゆにの「お兄ちゃん」だもん!
何日かウネウネして、だんだん動くようになったなぁって見守ってたら、ふたりがゆにをケージから出したんだ。
ゆにのシッポを見て驚いた!
おらと同じ、ボブテイルだったんだ。
おらたち、なんだか似てるって思ったらますます仲良くなりたくなった。
ゆにもおらたち家族にどんどん心を開いていって、一緒に走り回ったりして遊べるようになった。
おらはお兄ちゃんだから、ゆにの前でふたりに甘えるのは少し恥ずかしくなって昔みたいには甘えなくなった。
ゆにをいっぱい舐めてあげて一生懸命お兄ちゃんをしたよ!
たまに喧嘩になるけどすぐ仲直り。
だって兄弟だからね!
なによりおらは、ゆにのことがすごく好きなんだ。
ゆには自由気ままな性格だから、おらがその分しっかりして守ってあげなくちゃって思うんだ。
気付けば、おらがふたりの家族になって、5年近くになっていた。
ふたりは普段とっても仲がいいんだけど、たまに喧嘩をしているのを見ると不安になるんだ。
このままみんなバラバラになっちゃうんじゃないかって。
でも、ふたりは必ず仲直りをして、おらにはちょっと難しいけど、たくさんの試練を乗り越えてきたんだ。
おらはゆにのことも大好きだけど、お父さんとお母さんを知らないおらにとっては、ふたりがお父さんとお母さんなんだ。
ふたりの笑い声を聞くと、とても嬉しくなる。
ちょっぴりうるさいけど、何故かその声を聞くと安心して眠れるんだ。
ふたりの喧嘩の声を聞くと、とても悲しくなるけど「ふたりなら大丈夫、仲直りできるよ」っていつも応援してるんだけど届いてるのかな?
応援してるのは、ゆにだって同じだよ!
ゆにってば、いつもはすごくマイペースなのにふたりの喧嘩の時だけは「早く仲直りできますように」って、一生懸命お祈りしてるんだ。
寝てるだけに見えるだろうけど、おらにはちゃんとそう聞こえてる。
おらたちだって何回喧嘩したって最後は仲直りするし、ふたりもおらたちもずーっと一緒にいれるって信じてるよ。
ある時、「たーこ」の大切な妹がお空に行っちゃったんだって。
白と茶色と黒い毛皮……
三毛猫っていうらしい。
とーっても美人だったらしい。
約20年一緒に育ってきたって。
おらとゆにみたいに、兄弟だったんだね。
悲しそうな表情をして泣いてる「たーこ」を励まそうとしても、日に日に体調は悪くなっていった。
そんな「たーこ」に、「にゃーこ」は妹を描いた絵をあげたり、ぬいぐるみをあげたりして、おらたちと一緒に元気づけようとすごく頑張ってたんだ。
だけど「たーこ」の体調は安定しなくて、そのうち「にゃーこ」もそんな「たーこ」を支えるのに疲れちゃったみたい。
おらたちがふたりを好きなように、ふたりとも好き同士なのは伝わってくるのに、また喧嘩……
「お兄ちゃん、ふたりとも大丈夫だよね?」ってゆにが不安そうに聞いてくる。
何も気にしてなさそうなゆにだけど、本当はすごく怖がりで、おらと同じくらい甘えん坊で、「ずっと4人一緒がいい!」っていつも言うんだ。
おらだってそう思うよ。
朝飛び乗って「にゃーこ」を起こすのがおらの日課だし、足でガシガシするのは「たーこ」が一番なんだ。
最近はゆにもガシガシにハマってるみたい。
ゆには、自分のお皿がすぐ横にあるのに、おらがおやつを食べてる時に何故か奪いにくるんだ。
いつもみたいに「仕方ないなぁ」って譲ってあげたあと、ふとこんな事を言ったんだ。
おらたちが家族とはぐれてしまったのは「たーこ」と「にゃーこ」の元に来るためだったんだねって。
本当にそうだと思った。
きっとおらたちが今一緒にいるのは、偶然じゃないんだって思ったんだ。
おらたち、病院代とか掛からないようになるべく元気で居続けるし、お留守番の時だって良い子にするし、ふたりが苦しい時は癒しになれるように頑張るよ。
だからさ、お願い。
絶対絶対長生きしてみせるから。
どうかバラバラにならずに最期までおらたちと仲良く過ごして、幸せな思い出をもっともっと作らせてほしいな。
きっと、人間のふたりより先にお空に逝ってしまうと思うけど、おらたちの最期を見送ったあとも仲良く一緒にいてほしいんだ。
だってね、いつかふたりがおらたちの所へ来た時にふたり一緒にいなかったら、おらたちお空から見守ってたのに「やっと会えたね!」って4人で言えないでしょ?
おらとゆには、本当に「たーこ」と「にゃーこ」のことが大好き。
「ちっち」から「たろ」になって、「どら」から「ゆに」になったけど、おらたちはこの名前とっても気に入ってる!
だから死ぬまでこの名前でいたいんだ。
ふたりが付けてくれたこの名前で、生き抜きたい。
おらかゆにか、どっちかが先にお空に逝ってしまった時、きっとふたりだけじゃなくて、おらたちもすんごく寂しいと思う。
その時はふたりでおらたちのことを支えてほしいな。
みんなで泣いて、いっぱい思い出話して、たっくさん撮った写真を見ながら先にお空に逝っちゃった方のお話をしてほしいんだ。
おらは、ゆにを失うのも、ふたりを失うのもとってもこわい。
おらたちにとって、「たーこ」と「にゃーこ」だけが唯一の家族だから。
お迎えが来た時は、ふたりの声を聞きながら眠りにつきたいな。
最期までその大好きな声で、大切なおらの名前を呼んで欲しい。
そうしたら痛みや苦しみも、少し紛れるんじゃないかなぁって。
それくらいふたりのことが好きで、本当は出来ることならずーっとそばにいたいんだ。
もしもの時は、たくさん触れて、冷たくなっちゃっても怖がらずに撫でてほしいな。
「たーこ」へ
ちょっぴり自分に余裕が出来た時には、「にゃーこ」のことに目を向けてあげてね。
「にゃーこ」はたまに投げやりになっちゃったり、溜め込んじゃうところがあるから。
「にゃーこ」へ
「たーこ」は「にゃーこ」にたくさん感謝してるけど、それだけじゃ足りないと思う時があるの、おらは知ってるよ。
そんな時は、もっと素直に「たーこ」を頼るといいよ。
絶対に「たーこ」は「にゃーこ」を見捨てたりしないよ。
おらたち、ふたりのこと大好きでずっとずっと見てるから色んなこと知ってるよ。
何がおもしろいんだろう?って思うことでいっぱい笑ってるふたりがとても大切だよ。
おらたちは一生ふたりの味方だよ。
ふたりに出会えて、こんなに幸運なのってやっぱりおらたち天才だと思う。
「たーこ」、「にゃーこ」。
これからも4人でずっといてください。
家族にしてくれて本当にありがとう。
そして、おらたちの最期を支え合って見送ってね。
ふたりも絶対に長生きしてね!
来世でもまた巡り会えるように、おらたちがお空から見守ってる間もちゃんと仲良くいるんだよ!
絶対だよ!約束だよ!!
喧嘩しても「ごめんね」っていえば、おらたちみたいに仲直りできるから。
いつかの時まで、いっぱい写真撮って、たくさん話しかけて、なでなでとガシガシと、美味しいおやつをお腹いっぱいください。
忘れないで。
ふたりなら大丈夫、4人なら最強!
これが、
おらたちからの遺言。
小さい頃に、はぐれちゃったのか、道ばたにひとりでいたんだって。
「キジトラのちっち」って名前を付けられて、おばさんがいつもミルクをくれてた。
まだ小さかったけど、それはしっかり覚えているよ!
だけど、そこには先におらの先輩が住んでいて、ミルクを飲まなくなった頃に一緒には暮らせないんだって知った。
少しして、おばさんと知らないおうちに行った。
優しそうなふたりの女の人がいて、おらのシッポを見て少し驚いていた。
これ、ボブテイルって言うんだよ!
かっこいいでしょ!って自慢したのを覚えてる。
おばさんはひとりで帰ってしまって、その日からここがおらのおうちになった。
おらは「ちっち」から「たろ」って名前に変わった。
ふたりの名前は「たーこ」と「にゃーこ」って言うんだって。
へんてこりんな名前だなぁって思った。
ふたりは喧嘩をする時もお互いのことをそう呼びあっていて、自分のこともそう呼んでいて、すごく面白いなぁと思った。
おらは、茶色い毛布をかけているふたりのお膝にのっておっぱいを飲むのが大好きだった。
あとはね、いつも「変なの」って笑われるけど、足の先で首を強く撫でられるのが最高に大好きなんだ!
お昼間はほとんど「たーこ」と一緒で、小さなぬいぐるみを持って行くと何回も投げてくれて遊んでくれた。
咥えて持っていったら嬉しそうに褒めてくれるから、おらって多分天才だと思う。
2年くらい過ぎた頃には、おらの体も大きくなって「……たぬき?」って少し戸惑わせてしまった。
「にゃー」って鳴くし、猫だと思ってるけど……
まぁ、どっちでも幸せだからなんだっていいや!
ある日、何やらヌルヌルした動きのちっこいのがやってきた。
そいつは「ハチワレのゆに」って呼ばれてた。
元々は「どら」だったんだって。
おらはそいつに興味津々で、たくさん匂いを嗅ぎに行った。
ものすごく臭くて、ふたりが楽しそうにお風呂でゆにを洗ってたのを今でも思い出す。
ゆには、初めてのおうちで怖がってたから「ふたりはすっごく優しい人だから大丈夫だよ」って言ったけど、丸くなってるだけだった。
ケージの外から、ちゃんとご飯とお水を飲んでるか定期的にチェックしに行った。
ふたりは「たろもゆにも、シャーって言わなくてえらいね」って褒めてくれた。
威嚇なんてするわけないよ!
だって、ゆにも家族になったってことでしょ?
だったら、おらはゆにの「お兄ちゃん」だもん!
何日かウネウネして、だんだん動くようになったなぁって見守ってたら、ふたりがゆにをケージから出したんだ。
ゆにのシッポを見て驚いた!
おらと同じ、ボブテイルだったんだ。
おらたち、なんだか似てるって思ったらますます仲良くなりたくなった。
ゆにもおらたち家族にどんどん心を開いていって、一緒に走り回ったりして遊べるようになった。
おらはお兄ちゃんだから、ゆにの前でふたりに甘えるのは少し恥ずかしくなって昔みたいには甘えなくなった。
ゆにをいっぱい舐めてあげて一生懸命お兄ちゃんをしたよ!
たまに喧嘩になるけどすぐ仲直り。
だって兄弟だからね!
なによりおらは、ゆにのことがすごく好きなんだ。
ゆには自由気ままな性格だから、おらがその分しっかりして守ってあげなくちゃって思うんだ。
気付けば、おらがふたりの家族になって、5年近くになっていた。
ふたりは普段とっても仲がいいんだけど、たまに喧嘩をしているのを見ると不安になるんだ。
このままみんなバラバラになっちゃうんじゃないかって。
でも、ふたりは必ず仲直りをして、おらにはちょっと難しいけど、たくさんの試練を乗り越えてきたんだ。
おらはゆにのことも大好きだけど、お父さんとお母さんを知らないおらにとっては、ふたりがお父さんとお母さんなんだ。
ふたりの笑い声を聞くと、とても嬉しくなる。
ちょっぴりうるさいけど、何故かその声を聞くと安心して眠れるんだ。
ふたりの喧嘩の声を聞くと、とても悲しくなるけど「ふたりなら大丈夫、仲直りできるよ」っていつも応援してるんだけど届いてるのかな?
応援してるのは、ゆにだって同じだよ!
ゆにってば、いつもはすごくマイペースなのにふたりの喧嘩の時だけは「早く仲直りできますように」って、一生懸命お祈りしてるんだ。
寝てるだけに見えるだろうけど、おらにはちゃんとそう聞こえてる。
おらたちだって何回喧嘩したって最後は仲直りするし、ふたりもおらたちもずーっと一緒にいれるって信じてるよ。
ある時、「たーこ」の大切な妹がお空に行っちゃったんだって。
白と茶色と黒い毛皮……
三毛猫っていうらしい。
とーっても美人だったらしい。
約20年一緒に育ってきたって。
おらとゆにみたいに、兄弟だったんだね。
悲しそうな表情をして泣いてる「たーこ」を励まそうとしても、日に日に体調は悪くなっていった。
そんな「たーこ」に、「にゃーこ」は妹を描いた絵をあげたり、ぬいぐるみをあげたりして、おらたちと一緒に元気づけようとすごく頑張ってたんだ。
だけど「たーこ」の体調は安定しなくて、そのうち「にゃーこ」もそんな「たーこ」を支えるのに疲れちゃったみたい。
おらたちがふたりを好きなように、ふたりとも好き同士なのは伝わってくるのに、また喧嘩……
「お兄ちゃん、ふたりとも大丈夫だよね?」ってゆにが不安そうに聞いてくる。
何も気にしてなさそうなゆにだけど、本当はすごく怖がりで、おらと同じくらい甘えん坊で、「ずっと4人一緒がいい!」っていつも言うんだ。
おらだってそう思うよ。
朝飛び乗って「にゃーこ」を起こすのがおらの日課だし、足でガシガシするのは「たーこ」が一番なんだ。
最近はゆにもガシガシにハマってるみたい。
ゆには、自分のお皿がすぐ横にあるのに、おらがおやつを食べてる時に何故か奪いにくるんだ。
いつもみたいに「仕方ないなぁ」って譲ってあげたあと、ふとこんな事を言ったんだ。
おらたちが家族とはぐれてしまったのは「たーこ」と「にゃーこ」の元に来るためだったんだねって。
本当にそうだと思った。
きっとおらたちが今一緒にいるのは、偶然じゃないんだって思ったんだ。
おらたち、病院代とか掛からないようになるべく元気で居続けるし、お留守番の時だって良い子にするし、ふたりが苦しい時は癒しになれるように頑張るよ。
だからさ、お願い。
絶対絶対長生きしてみせるから。
どうかバラバラにならずに最期までおらたちと仲良く過ごして、幸せな思い出をもっともっと作らせてほしいな。
きっと、人間のふたりより先にお空に逝ってしまうと思うけど、おらたちの最期を見送ったあとも仲良く一緒にいてほしいんだ。
だってね、いつかふたりがおらたちの所へ来た時にふたり一緒にいなかったら、おらたちお空から見守ってたのに「やっと会えたね!」って4人で言えないでしょ?
おらとゆには、本当に「たーこ」と「にゃーこ」のことが大好き。
「ちっち」から「たろ」になって、「どら」から「ゆに」になったけど、おらたちはこの名前とっても気に入ってる!
だから死ぬまでこの名前でいたいんだ。
ふたりが付けてくれたこの名前で、生き抜きたい。
おらかゆにか、どっちかが先にお空に逝ってしまった時、きっとふたりだけじゃなくて、おらたちもすんごく寂しいと思う。
その時はふたりでおらたちのことを支えてほしいな。
みんなで泣いて、いっぱい思い出話して、たっくさん撮った写真を見ながら先にお空に逝っちゃった方のお話をしてほしいんだ。
おらは、ゆにを失うのも、ふたりを失うのもとってもこわい。
おらたちにとって、「たーこ」と「にゃーこ」だけが唯一の家族だから。
お迎えが来た時は、ふたりの声を聞きながら眠りにつきたいな。
最期までその大好きな声で、大切なおらの名前を呼んで欲しい。
そうしたら痛みや苦しみも、少し紛れるんじゃないかなぁって。
それくらいふたりのことが好きで、本当は出来ることならずーっとそばにいたいんだ。
もしもの時は、たくさん触れて、冷たくなっちゃっても怖がらずに撫でてほしいな。
「たーこ」へ
ちょっぴり自分に余裕が出来た時には、「にゃーこ」のことに目を向けてあげてね。
「にゃーこ」はたまに投げやりになっちゃったり、溜め込んじゃうところがあるから。
「にゃーこ」へ
「たーこ」は「にゃーこ」にたくさん感謝してるけど、それだけじゃ足りないと思う時があるの、おらは知ってるよ。
そんな時は、もっと素直に「たーこ」を頼るといいよ。
絶対に「たーこ」は「にゃーこ」を見捨てたりしないよ。
おらたち、ふたりのこと大好きでずっとずっと見てるから色んなこと知ってるよ。
何がおもしろいんだろう?って思うことでいっぱい笑ってるふたりがとても大切だよ。
おらたちは一生ふたりの味方だよ。
ふたりに出会えて、こんなに幸運なのってやっぱりおらたち天才だと思う。
「たーこ」、「にゃーこ」。
これからも4人でずっといてください。
家族にしてくれて本当にありがとう。
そして、おらたちの最期を支え合って見送ってね。
ふたりも絶対に長生きしてね!
来世でもまた巡り会えるように、おらたちがお空から見守ってる間もちゃんと仲良くいるんだよ!
絶対だよ!約束だよ!!
喧嘩しても「ごめんね」っていえば、おらたちみたいに仲直りできるから。
いつかの時まで、いっぱい写真撮って、たくさん話しかけて、なでなでとガシガシと、美味しいおやつをお腹いっぱいください。
忘れないで。
ふたりなら大丈夫、4人なら最強!
これが、
おらたちからの遺言。
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ひいちゃん様
感想ありがとうございます!
こう思っててくれたら嬉しいなという思いも込めて、書いてみました(笑)
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タイトルからして惹き付けられますね👏🐈
「夜回り猫」の方はタイトルだけ耳にしたことがあります!
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ぱにゃにゃーむฅ^•ω•^ฅ