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ポポとガガの物語
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むかしむかし、ほんの少しだけむかしのお話。
シンガポールから来た茶色のペンギンが2匹いました。
名前は『ポポ』と『ガガ』
2匹はどこに行くのも常に一緒で、とっても仲良しでした。
ちゅーをすると頬を赤く染め、『アイラブユー』と鳴いていました。
そして、永遠の愛を誓い合い、いつまでも一緒にいようねと約束していました。
日本にやってきた2匹は色んなところに遊びに行きました。
暑い日も寒い日も、2匹一緒ならなんでも楽しくて、思い出がたくさん増えていきました。
ところがある日突然、ガガはポポの前からいなくなってしまいました。
旅先ではぐれてしまったのです。
ポポは、迷子になったガガを必死になって探しました。
ポポ想いのガガのこと。
きっとガガも、ポポが迷子になったのだととても心配していることでしょう。
ポポは、お互いが探し回るよりも待っている方がいいのかな……と迷っていました。
しかし、やはり居てもたってもいられずガガを探し続けることにしました。
一緒に行った動物園や遊園地、水族館やお散歩した道をくまなく探し回りました。
犬のおまわりさんにも手伝ってもらいましたが、やはりガガはどこにもいません。
一週間、1ヶ月、半年……と時間がただ過ぎていきます。
ガガがいない毎日はとても退屈で、とても寂しく、ポポは毎日泣いていました。
今頃ガガは何をしているんだろう?
ポポは、ガガがいなくなって改めてガガの存在の大きさを実感しました。
ガガはいつも優しくて、ポポのことをとても愛していました。
ガガのいない人生なんて考えられないと感じていたポポは、悲しさのあまりご飯を食べることも大好きなお昼寝も、眠ることすらやめてしまいました。
すると、だんだんとガガを探し回る体力も無くなっていきました。
ガガに会わせてください。
ポポは毎日、毎日、神様にお願いしました。
ある日のこと。
ポポの前にすずめさんが現れました。
「とても悲しそうだね。そんな顔をしているとガガも心配するよ?」
ポポはハッとしました。
「ガガのことを知っているの?!」
「知ってるよ。ガガもポポにとても会いたがっているよ。でも元気なポポでいてほしいって言ってるよ」
「ガガは……ガガはどこにいるの?!どこに行けば会えるの?……ガガに会いたいよ……」
ポポは、ポロポロと涙を流し始めました。
すずめさんは少し困ったような顔をして、こう言いました。
「ガガにお手紙を書くのはどうかな?それなら届けてあげられるよ」
そう言い残して、すずめさんは天高く飛んで行ってしまいました。
ポポは、さっそくガガにお手紙を書くことにしました。
伝えたいことはたくさんありました。
それなのに、なかなか言葉がまとまらず、ペンが進みません。
お手紙を書こうとすると、悲しくなって涙が止まりませんでした。
ポポは、あのすずめさんが天高く飛び立って行った先がどこなのか、何となく気付いていたのです。
信じたくなくて、だんだんお手紙を書くことも迷っていました。
ですが、ガガに気持ちを伝えられる唯一のチャンスです。
ポポはえんえんと声を上げ泣きながら、お手紙を書いていきます。
『ガガ、元気にしてる?突然いなくなってとても心配したし悲しかった。ガガがいない毎日は、とても寂しいよ。ガガは、そっちの世界でどうやって過ごしているの?ガガはいつも優しかったね。いっぱい愛してくれたね。ポポもガガのこととっても大好きだったよ。今も大好きだよ。ずっとずっと大好きだよ。どんな時もそばにいるって約束したのに離れ離れになっちゃって、ガガのいない毎日をどうやって過ごしたらいいのか分からないよ。でも、ガガに心配かけないように、いっぱいご飯も食べるし、いっぱいお昼寝もするよ。だから、いつかそっちでまた会えたらいっぱい褒めてね。いっぱいくっつこうね。ガガのことが本当に大好きだよ』
ポポがやっとの思いでお手紙を書き終えた頃、またすずめさんが現れました。
「お手紙、書けたんだね」
「うん、これをガガに届けてくれる?」
「もちろん!ガガがね、約束守れなくってごめんねって毎日謝ってるよ」
その言葉を聞いてポポはまた泣いてしまいました。
「ガガに大丈夫だよって伝えて。それで……今までありがとうって伝えてほしいな」
すずめさんはお手紙を咥えて、また天高く飛び立っていきました。
ポポは、すずめさんが見えなくなるまで空を見つめていました。
ポポは、ガガが本当はどこにいるのか分かっていましたが、『どこかでかくれんぼをしているんだ』と思うことにしました。
ガガと一緒に行ったことのある場所へお出かけする度に、かくれんぼをしているガガを探すことにしました。
もう会えないことは分かりながらも、かくれんぼをして遊んでいると思うことで、少しだけ、ほんの少しだけ気が紛れました。
ポポは、お手紙を書いてから、ガガに心配をかけないようにきちんとご飯を食べ、いっぱいお昼寝もしました。
ポポはそうやって何年も何年もガガとかくれんぼをし続けました。
そんなある日、すずめさんが現れました。
「ポポ、久しぶりだね」
「どうしたの?すずめさん。ガガは元気にしてる?」
「今日はね、ポポのお迎えに来たんだよ」
「……そっか、もうそんなに経ったんだね。これでやっとガガに会えるよね」
「そうだね。よく頑張ったね、ポポ。ガガが待ってるよ」
そうして、ポポは静かに目を閉じました。
体がふわふわと空に昇っていくような感覚でした。
すずめさんが案内してくれた場所は、とっても神秘的な場所でした。
色んな動物たちが元気に走り回っていたり、お喋りをしてみんなが笑顔でした。
そんな中、雲の下を心配そうに覗き込んでいる茶色のペンギンがいました。
ポポは駆け足で向かって、そのペンギンに思い切り抱きつきました。
「ガガぁ!!みーつけた!!……やっと、やっとみつけたよ!」
「ポ、ポポ?!無事に来れたんだね?!ずっと心配してたんだ。悲しませて本当にごめんね」
「ううん、心配ばっかりかけてごめんね。ずっと会いたかったよ」
「ガガもたくさん心配かけちゃったじゃないか。急にいなくなってしまって……約束を守れなくてごめんね。ずっと会いたかったよ」
「ガガがいなくなって、本当に寂しかった。何をしても楽しくなくて、ガガがいないとやっぱりダメなんだなって毎日思ってたんだよ」
「それでもお手紙の通り、ちゃんとご飯も食べて、たくさんお昼寝もしててえらかったね。ポポ、もうこれで寂しくないよ。これからは本当にずっとずっと一緒だよ」
ポポの顔が明るくなったと思った瞬間、急に悩んだような表情になりました。
「ポポ、どうしたの?」
「ポポたちを日本に連れてきてくれた人たちに挨拶に行かない?ガガのこと、今でも心配しているし、ポポたちのことすごく大切にしてくれてたから」
「いい考えだね、ポポ。ポポのそういう優しいところが大好きだよ」
ポポは照れたような、嬉しそうな顔をしてすずめさんに相談しました。
するとすずめさんはこう言いました。
「君たちは精一杯生き抜いたから、もう自由だよ。何をしても、どこに行っても大丈夫。君たちが一緒なら何も心配ないよ」
ポポとガガは、さっそく挨拶に出掛けました。
久しぶりのお出掛けです。
手を繋ぎながら歩いて、色んな事をお話しました。
ポポは、ガガが隣にいることを今まで当たり前と思っていましたが、離れ離れになってからは特別なことだったんだと思うようになっていました。
ガガも同じように、今隣で手を繋いで歩いているポポを改めて特別な存在だと感じていました。
ポポとガガは、目的地に着きました。
声が届くか分からない2人に向かって叫びました。
「ポポとガガは今一緒にいるよ!たくさん心配かけてごめんね。そして、大切にしてくれて本当にありがとう。これからは寂しくなったらいつでも遊びに来るからね!2人もポポとガガに負けないくらい、ずっとずっと仲良しでいてね!」
「ちゃんと2人に聞こえてるかな?」
「聞えなくても、きっと伝わってるよ。大丈夫」
そうしてポポとガガは、一緒にいられなかった時間を埋めるようにたくさんお話をしたり、お出掛けをしました。
「一緒だと、やっぱりどこでも楽しいね!」
「そうだね、ポポ」
「ガガ、だーいすき!」
ポポはガガにちゅーをしました。
頬を赤く染めながら、いつもの『アイラブユー!』を言いました。
ポポとガガを日本へ連れてきてくれた2人は、何となくポポがガガと一緒にいるような気がしていました。
安心した2人も、赤く頬を染めながら『愛してるよ』と言い合いました。
ポポとガガは自由に色んなところへ行けるようになり、大好きな2人の元へも頻繁に会いに行きました。
もうポポとガガが離れ離れになることはありません。
こうして、改めて永遠の愛を誓い合い、ずっとずっと幸せに暮らしました。
---終---
シンガポールから来た茶色のペンギンが2匹いました。
名前は『ポポ』と『ガガ』
2匹はどこに行くのも常に一緒で、とっても仲良しでした。
ちゅーをすると頬を赤く染め、『アイラブユー』と鳴いていました。
そして、永遠の愛を誓い合い、いつまでも一緒にいようねと約束していました。
日本にやってきた2匹は色んなところに遊びに行きました。
暑い日も寒い日も、2匹一緒ならなんでも楽しくて、思い出がたくさん増えていきました。
ところがある日突然、ガガはポポの前からいなくなってしまいました。
旅先ではぐれてしまったのです。
ポポは、迷子になったガガを必死になって探しました。
ポポ想いのガガのこと。
きっとガガも、ポポが迷子になったのだととても心配していることでしょう。
ポポは、お互いが探し回るよりも待っている方がいいのかな……と迷っていました。
しかし、やはり居てもたってもいられずガガを探し続けることにしました。
一緒に行った動物園や遊園地、水族館やお散歩した道をくまなく探し回りました。
犬のおまわりさんにも手伝ってもらいましたが、やはりガガはどこにもいません。
一週間、1ヶ月、半年……と時間がただ過ぎていきます。
ガガがいない毎日はとても退屈で、とても寂しく、ポポは毎日泣いていました。
今頃ガガは何をしているんだろう?
ポポは、ガガがいなくなって改めてガガの存在の大きさを実感しました。
ガガはいつも優しくて、ポポのことをとても愛していました。
ガガのいない人生なんて考えられないと感じていたポポは、悲しさのあまりご飯を食べることも大好きなお昼寝も、眠ることすらやめてしまいました。
すると、だんだんとガガを探し回る体力も無くなっていきました。
ガガに会わせてください。
ポポは毎日、毎日、神様にお願いしました。
ある日のこと。
ポポの前にすずめさんが現れました。
「とても悲しそうだね。そんな顔をしているとガガも心配するよ?」
ポポはハッとしました。
「ガガのことを知っているの?!」
「知ってるよ。ガガもポポにとても会いたがっているよ。でも元気なポポでいてほしいって言ってるよ」
「ガガは……ガガはどこにいるの?!どこに行けば会えるの?……ガガに会いたいよ……」
ポポは、ポロポロと涙を流し始めました。
すずめさんは少し困ったような顔をして、こう言いました。
「ガガにお手紙を書くのはどうかな?それなら届けてあげられるよ」
そう言い残して、すずめさんは天高く飛んで行ってしまいました。
ポポは、さっそくガガにお手紙を書くことにしました。
伝えたいことはたくさんありました。
それなのに、なかなか言葉がまとまらず、ペンが進みません。
お手紙を書こうとすると、悲しくなって涙が止まりませんでした。
ポポは、あのすずめさんが天高く飛び立って行った先がどこなのか、何となく気付いていたのです。
信じたくなくて、だんだんお手紙を書くことも迷っていました。
ですが、ガガに気持ちを伝えられる唯一のチャンスです。
ポポはえんえんと声を上げ泣きながら、お手紙を書いていきます。
『ガガ、元気にしてる?突然いなくなってとても心配したし悲しかった。ガガがいない毎日は、とても寂しいよ。ガガは、そっちの世界でどうやって過ごしているの?ガガはいつも優しかったね。いっぱい愛してくれたね。ポポもガガのこととっても大好きだったよ。今も大好きだよ。ずっとずっと大好きだよ。どんな時もそばにいるって約束したのに離れ離れになっちゃって、ガガのいない毎日をどうやって過ごしたらいいのか分からないよ。でも、ガガに心配かけないように、いっぱいご飯も食べるし、いっぱいお昼寝もするよ。だから、いつかそっちでまた会えたらいっぱい褒めてね。いっぱいくっつこうね。ガガのことが本当に大好きだよ』
ポポがやっとの思いでお手紙を書き終えた頃、またすずめさんが現れました。
「お手紙、書けたんだね」
「うん、これをガガに届けてくれる?」
「もちろん!ガガがね、約束守れなくってごめんねって毎日謝ってるよ」
その言葉を聞いてポポはまた泣いてしまいました。
「ガガに大丈夫だよって伝えて。それで……今までありがとうって伝えてほしいな」
すずめさんはお手紙を咥えて、また天高く飛び立っていきました。
ポポは、すずめさんが見えなくなるまで空を見つめていました。
ポポは、ガガが本当はどこにいるのか分かっていましたが、『どこかでかくれんぼをしているんだ』と思うことにしました。
ガガと一緒に行ったことのある場所へお出かけする度に、かくれんぼをしているガガを探すことにしました。
もう会えないことは分かりながらも、かくれんぼをして遊んでいると思うことで、少しだけ、ほんの少しだけ気が紛れました。
ポポは、お手紙を書いてから、ガガに心配をかけないようにきちんとご飯を食べ、いっぱいお昼寝もしました。
ポポはそうやって何年も何年もガガとかくれんぼをし続けました。
そんなある日、すずめさんが現れました。
「ポポ、久しぶりだね」
「どうしたの?すずめさん。ガガは元気にしてる?」
「今日はね、ポポのお迎えに来たんだよ」
「……そっか、もうそんなに経ったんだね。これでやっとガガに会えるよね」
「そうだね。よく頑張ったね、ポポ。ガガが待ってるよ」
そうして、ポポは静かに目を閉じました。
体がふわふわと空に昇っていくような感覚でした。
すずめさんが案内してくれた場所は、とっても神秘的な場所でした。
色んな動物たちが元気に走り回っていたり、お喋りをしてみんなが笑顔でした。
そんな中、雲の下を心配そうに覗き込んでいる茶色のペンギンがいました。
ポポは駆け足で向かって、そのペンギンに思い切り抱きつきました。
「ガガぁ!!みーつけた!!……やっと、やっとみつけたよ!」
「ポ、ポポ?!無事に来れたんだね?!ずっと心配してたんだ。悲しませて本当にごめんね」
「ううん、心配ばっかりかけてごめんね。ずっと会いたかったよ」
「ガガもたくさん心配かけちゃったじゃないか。急にいなくなってしまって……約束を守れなくてごめんね。ずっと会いたかったよ」
「ガガがいなくなって、本当に寂しかった。何をしても楽しくなくて、ガガがいないとやっぱりダメなんだなって毎日思ってたんだよ」
「それでもお手紙の通り、ちゃんとご飯も食べて、たくさんお昼寝もしててえらかったね。ポポ、もうこれで寂しくないよ。これからは本当にずっとずっと一緒だよ」
ポポの顔が明るくなったと思った瞬間、急に悩んだような表情になりました。
「ポポ、どうしたの?」
「ポポたちを日本に連れてきてくれた人たちに挨拶に行かない?ガガのこと、今でも心配しているし、ポポたちのことすごく大切にしてくれてたから」
「いい考えだね、ポポ。ポポのそういう優しいところが大好きだよ」
ポポは照れたような、嬉しそうな顔をしてすずめさんに相談しました。
するとすずめさんはこう言いました。
「君たちは精一杯生き抜いたから、もう自由だよ。何をしても、どこに行っても大丈夫。君たちが一緒なら何も心配ないよ」
ポポとガガは、さっそく挨拶に出掛けました。
久しぶりのお出掛けです。
手を繋ぎながら歩いて、色んな事をお話しました。
ポポは、ガガが隣にいることを今まで当たり前と思っていましたが、離れ離れになってからは特別なことだったんだと思うようになっていました。
ガガも同じように、今隣で手を繋いで歩いているポポを改めて特別な存在だと感じていました。
ポポとガガは、目的地に着きました。
声が届くか分からない2人に向かって叫びました。
「ポポとガガは今一緒にいるよ!たくさん心配かけてごめんね。そして、大切にしてくれて本当にありがとう。これからは寂しくなったらいつでも遊びに来るからね!2人もポポとガガに負けないくらい、ずっとずっと仲良しでいてね!」
「ちゃんと2人に聞こえてるかな?」
「聞えなくても、きっと伝わってるよ。大丈夫」
そうしてポポとガガは、一緒にいられなかった時間を埋めるようにたくさんお話をしたり、お出掛けをしました。
「一緒だと、やっぱりどこでも楽しいね!」
「そうだね、ポポ」
「ガガ、だーいすき!」
ポポはガガにちゅーをしました。
頬を赤く染めながら、いつもの『アイラブユー!』を言いました。
ポポとガガを日本へ連れてきてくれた2人は、何となくポポがガガと一緒にいるような気がしていました。
安心した2人も、赤く頬を染めながら『愛してるよ』と言い合いました。
ポポとガガは自由に色んなところへ行けるようになり、大好きな2人の元へも頻繁に会いに行きました。
もうポポとガガが離れ離れになることはありません。
こうして、改めて永遠の愛を誓い合い、ずっとずっと幸せに暮らしました。
---終---
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※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。
おじゃまします。
「ポポガガ」と「死神さん」に投票させていただきました。
どちらも「ほっこり」させていただきました。
余談ですが、今回はRBFCで5作お勧めが来てたので悩みましたねー!
うちのメンバー、こども食堂と動物物に弱いので(笑)。
いろいろ悩みましたが「そーそーのぶのぶ」の流れで先生に「2票」です!
たくさんのアルファ読者さんに読んでもらえるよう応援しています。
ぱにゃにゃんだー!
なつこ2003様
貴重な2票もありがとうございます!
5作もあった中から選んで頂き本当に嬉しいです😭
RBFCの皆様にはそーそー信長から大変お世話になっております🙇🏻♀️
ぱにゃにゃーむฅ^•ω•^ฅ
min様
素敵な感想をありがとうございます🙇♀️
悲しいだけで終わらせたくなかったので、そういって頂けてとても嬉しく思います。
お読み下さりありがとうございました📕✨
マメシバ様
感想ありがとうございます!
そして貴重な一票をありがとうございます🙇♀️
はい、もうこれで離れ離れになることはありません😊
読んでくださりありがとうございます🥰