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第34話 女商人との再会
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俺はメニュー画面 からAIデータコネクト機能を選択する。
目の前の床に魔法陣が出現し光り輝き始める。そして光の中に人のシルエットが浮かび上がる。光が収まり魔法陣がなくなるとそこには、肩が出た白のトップスに黒いスカートを身に着け、紫色のエレガントロングの髪型の女性が紫の瞳をじっとこちらに向けている。
「おひさし「コウちゃん!会いたかったわ!」わぷっ」
フーリアさんがふらっと近づいたかと思えば、目の前が暗闇になり柔らかな感触が顔を包み込む。
突然胸に顔を埋める形では抱き着かれワタワタとしているとさらにぎゅっと強く抱かれる。
「ムー、ムーー!」
とりあえず離れてほしいと伝えようと声を出す。
「うふふ、喜んでくれてるようね」
「ムーー!」
いや、嬉しくないわけではないけど一旦離れてほしいんだけど。
「うふふ、冗談よ。元気そうでよかったわ」
「ぷは。フーリアさんも元気そうでよかった」
「フーリアさん……?お姉ちゃんでしょ?」
「いや……それはちょっと……。恥ずかしいし」
「二人っきりの時はフー姉と呼んでくれるって言ったじゃない」
いや、二人っきりと言えばそうだけどすぐ近くの部屋に人いるんだよ。ぐあぁー、ノリでフー姉とか呼ぶんじゃなかった。嫌がらせで精神的に追い詰められてる時にフーリアさんが『お姉ちゃんと思って甘えなさい。』と言ってきたのでノリで言うと気に入ってしまい、二人っきりの時はそう呼ぶように言われていた。
「いや、あそこの部屋にリリア達がいるから聞こえたら……ほら、恥ずかしいでしょ?」
俺の言葉を聞いたフーリアさんはにっこりとほほ笑んだ。
「あら?いいじゃない。むしろ聞かせてあげましょう。私たちの仲の良さを」
あー、これは断れないやつですね、はい。俺は覚悟を決めて言うことにする。
「フ、フー姉……」
「良い子ね~。コウちゃん。さあお姉ちゃんに甘えましょうね」
いっその事殺してほしい。聞かれてないように祈ろう。リリア達のいる部屋のドアがちょっとガタっとなっていたが気のせいだと思います。
「うふふふ、可愛いわ~。よしよ~し」
俺はまたフーリアさんの胸に抱かれ頭をなでなでされる。いい年した成人男性がすこし年上の女性に抱かれながらなでなでされる構図とか羞恥心がやばいです。フーリアさんのお姉ちゃんモードを覚醒させた過去の俺が恨めしい。
「フー姉……、そろそろ離れて……」
「ダメよ~。どうせリリアさんやペリカちゃんとイチャイチャしてたのでしょう?私にももっとしてもらわないと釣り合わないわよ~。うふふ……これから3人も相手しなきゃいけないから大変ね~。あ、でも前からそうだったんだから平気よね~。それとももっといるのかしら~」
「いないって……勘弁してよ」
俺に会いに来る宣言してたのはリリア、ペリカ、フーリアさんの3人だったはず。これ以上は流石にいない。
「へ~、まあいいわ。うん、顔色はあのころに比べて本当によくなったわね」
やっぱりすごく心配をかけていたようだ。一人逃げてきたことが本当に申し訳なく思う。
「一人で勝手にいなくなってごめん」
「……何言ってるの。別に勝手ではないでしょう?ちゃんとお別れの挨拶も来たんだし」
「それでも、みんななんとかしようとフォローしてくれたけど結局逃げる形になっちゃったし」
「逃げていいじゃない。辛い環境に無理している必要ないわ。あなたが笑顔でいられればそれでいいわ。あなたが逃げるなら私も一緒に逃げるし何なら勝手についていく。そして、ずっとあなたのそばにいる。それが私の愛よ」
人によっては重いとも思えるような言葉。しかし、俺にとっては嬉しい言葉であった。
「フー姉……、ありがとう」
「あら?コウちゃんは言ってくれないの?愛してるって」
フーリアさんは妖艶にほほ笑む。
「はい!ストッーープ!」
そこへリリアのストップが入る。
「あら?リリアさんお久しぶりです」
「お久しぶりです、フーリアさん。あとコウタさんに抱きついてないで離れてください」
「もう、しょうがないわね~」
フーリアさんは渋々と離れる。
「フーリアさん、ずいぶんと緩い口調ですね」
「それはそうよ。流石に王女様相手にこの口調は出さないわよ。でももうあなたは王女ではないのでしょう?」
「まあ、そうですね。別に悪いと思ってるわけではないですよ。雰囲気の違いに少々戸惑いまして」
「これでも商人ですからね。外と内は使い分けるわ」
たしかにフーリアさんが商談してるときは普段と雰囲気がまるっきり違ったな。俺はそれはそれでかっこいいなと思ったものだ。それを伝えた時はすごい上機嫌になっていた。
「流石というところですか。まあ、何はともあれこれからもよろしくお願いします」
「あなたは硬いままなのね~。なんならあなたもお姉ちゃんと呼んでもいいのよ。聞いてたのでしょう?」
え?聞いてた?
「ええ、聞こえてはいましたが。それはちょっと……。口調は癖なので何とも言えないですね」
嘘だっ!聞こえてないよね?嘘と言って!
「ならボクはフー姉と呼ぶのです!コウタがフー姉と呼ぶなら、コウタはお兄ちゃんと呼ばれた方がうれしいのです?」
ぐぅあああああぁぁぁぁぁぁ!!!俺は死にました。完。
「あら、ペリカちゃん。いいわよ~」
「コウタはどうしたのです?すごい悶えているのです」
「照れてるだけよ~」
「そうなのです?……コウタお兄ちゃん?」
「グフッ……」
やめろ、その攻撃は俺に効く。
「ペリカさんは天然なのかわざとなのかわかりませんね。しかし、流石暗殺者。とどめを刺すのがうまいですね」
「ペリカ……いつも通りの呼び方に戻して……」
「わかったのです」
ふぅ。これでなんとか致命傷ですむ。
「あら?まあまあ!かわいいうさちゃんがいるのね!」
あ、よかったマロンに話題が移った。
「マロンって言うんだ」
「マロンちゃんね。よろしくね~」
「ぷぅ!」
マロンもよろしくねって感じの反応を返す。それからフーリアさんはマロンを抱えたり撫でたりする。
「さて、再会の挨拶も一段落しましたし、そろそろ今後のことについて話し合いませんか?」
「そうね~。そうしましょうか」
「わかったのです」
それでは、今後のことについて話し合いを始めるとしますか。
目の前の床に魔法陣が出現し光り輝き始める。そして光の中に人のシルエットが浮かび上がる。光が収まり魔法陣がなくなるとそこには、肩が出た白のトップスに黒いスカートを身に着け、紫色のエレガントロングの髪型の女性が紫の瞳をじっとこちらに向けている。
「おひさし「コウちゃん!会いたかったわ!」わぷっ」
フーリアさんがふらっと近づいたかと思えば、目の前が暗闇になり柔らかな感触が顔を包み込む。
突然胸に顔を埋める形では抱き着かれワタワタとしているとさらにぎゅっと強く抱かれる。
「ムー、ムーー!」
とりあえず離れてほしいと伝えようと声を出す。
「うふふ、喜んでくれてるようね」
「ムーー!」
いや、嬉しくないわけではないけど一旦離れてほしいんだけど。
「うふふ、冗談よ。元気そうでよかったわ」
「ぷは。フーリアさんも元気そうでよかった」
「フーリアさん……?お姉ちゃんでしょ?」
「いや……それはちょっと……。恥ずかしいし」
「二人っきりの時はフー姉と呼んでくれるって言ったじゃない」
いや、二人っきりと言えばそうだけどすぐ近くの部屋に人いるんだよ。ぐあぁー、ノリでフー姉とか呼ぶんじゃなかった。嫌がらせで精神的に追い詰められてる時にフーリアさんが『お姉ちゃんと思って甘えなさい。』と言ってきたのでノリで言うと気に入ってしまい、二人っきりの時はそう呼ぶように言われていた。
「いや、あそこの部屋にリリア達がいるから聞こえたら……ほら、恥ずかしいでしょ?」
俺の言葉を聞いたフーリアさんはにっこりとほほ笑んだ。
「あら?いいじゃない。むしろ聞かせてあげましょう。私たちの仲の良さを」
あー、これは断れないやつですね、はい。俺は覚悟を決めて言うことにする。
「フ、フー姉……」
「良い子ね~。コウちゃん。さあお姉ちゃんに甘えましょうね」
いっその事殺してほしい。聞かれてないように祈ろう。リリア達のいる部屋のドアがちょっとガタっとなっていたが気のせいだと思います。
「うふふふ、可愛いわ~。よしよ~し」
俺はまたフーリアさんの胸に抱かれ頭をなでなでされる。いい年した成人男性がすこし年上の女性に抱かれながらなでなでされる構図とか羞恥心がやばいです。フーリアさんのお姉ちゃんモードを覚醒させた過去の俺が恨めしい。
「フー姉……、そろそろ離れて……」
「ダメよ~。どうせリリアさんやペリカちゃんとイチャイチャしてたのでしょう?私にももっとしてもらわないと釣り合わないわよ~。うふふ……これから3人も相手しなきゃいけないから大変ね~。あ、でも前からそうだったんだから平気よね~。それとももっといるのかしら~」
「いないって……勘弁してよ」
俺に会いに来る宣言してたのはリリア、ペリカ、フーリアさんの3人だったはず。これ以上は流石にいない。
「へ~、まあいいわ。うん、顔色はあのころに比べて本当によくなったわね」
やっぱりすごく心配をかけていたようだ。一人逃げてきたことが本当に申し訳なく思う。
「一人で勝手にいなくなってごめん」
「……何言ってるの。別に勝手ではないでしょう?ちゃんとお別れの挨拶も来たんだし」
「それでも、みんななんとかしようとフォローしてくれたけど結局逃げる形になっちゃったし」
「逃げていいじゃない。辛い環境に無理している必要ないわ。あなたが笑顔でいられればそれでいいわ。あなたが逃げるなら私も一緒に逃げるし何なら勝手についていく。そして、ずっとあなたのそばにいる。それが私の愛よ」
人によっては重いとも思えるような言葉。しかし、俺にとっては嬉しい言葉であった。
「フー姉……、ありがとう」
「あら?コウちゃんは言ってくれないの?愛してるって」
フーリアさんは妖艶にほほ笑む。
「はい!ストッーープ!」
そこへリリアのストップが入る。
「あら?リリアさんお久しぶりです」
「お久しぶりです、フーリアさん。あとコウタさんに抱きついてないで離れてください」
「もう、しょうがないわね~」
フーリアさんは渋々と離れる。
「フーリアさん、ずいぶんと緩い口調ですね」
「それはそうよ。流石に王女様相手にこの口調は出さないわよ。でももうあなたは王女ではないのでしょう?」
「まあ、そうですね。別に悪いと思ってるわけではないですよ。雰囲気の違いに少々戸惑いまして」
「これでも商人ですからね。外と内は使い分けるわ」
たしかにフーリアさんが商談してるときは普段と雰囲気がまるっきり違ったな。俺はそれはそれでかっこいいなと思ったものだ。それを伝えた時はすごい上機嫌になっていた。
「流石というところですか。まあ、何はともあれこれからもよろしくお願いします」
「あなたは硬いままなのね~。なんならあなたもお姉ちゃんと呼んでもいいのよ。聞いてたのでしょう?」
え?聞いてた?
「ええ、聞こえてはいましたが。それはちょっと……。口調は癖なので何とも言えないですね」
嘘だっ!聞こえてないよね?嘘と言って!
「ならボクはフー姉と呼ぶのです!コウタがフー姉と呼ぶなら、コウタはお兄ちゃんと呼ばれた方がうれしいのです?」
ぐぅあああああぁぁぁぁぁぁ!!!俺は死にました。完。
「あら、ペリカちゃん。いいわよ~」
「コウタはどうしたのです?すごい悶えているのです」
「照れてるだけよ~」
「そうなのです?……コウタお兄ちゃん?」
「グフッ……」
やめろ、その攻撃は俺に効く。
「ペリカさんは天然なのかわざとなのかわかりませんね。しかし、流石暗殺者。とどめを刺すのがうまいですね」
「ペリカ……いつも通りの呼び方に戻して……」
「わかったのです」
ふぅ。これでなんとか致命傷ですむ。
「あら?まあまあ!かわいいうさちゃんがいるのね!」
あ、よかったマロンに話題が移った。
「マロンって言うんだ」
「マロンちゃんね。よろしくね~」
「ぷぅ!」
マロンもよろしくねって感じの反応を返す。それからフーリアさんはマロンを抱えたり撫でたりする。
「さて、再会の挨拶も一段落しましたし、そろそろ今後のことについて話し合いませんか?」
「そうね~。そうしましょうか」
「わかったのです」
それでは、今後のことについて話し合いを始めるとしますか。
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