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神の七つ道具_オケアノスの兜

動き出す

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「健一、オラ強くなる。」

「俺も強くなる。」
健一と羅独は手を握る。
「これからよろしくなのです。」
「よろしくね。」

「健一達は神の七つ道具を集めているんだ
なんか理由でもあるのか?」

「健一が元の世界に戻るためなのです。」

「ああ、そうだな。
ハロメア達、聞いてくれ、
神の七つ道具で元の世界に戻るためと
最初は言っていたが、
戻る前にやる事ができた。
マガタマいや七星神を倒す。
そして自由な世界にする。」

「いいの?健一はそれで」
ロタが聞くと
「俺はそれでいい、
そのまま元の世界に行けば悔いが残る。」

「そう、悔いが残らないにしないとね。」
ロタは手を後ろに組み微笑む。
「なんか変だな。」
ロタは、羅独の言葉を聞いて
 こめかみをグリグリする。
「いてー、何すんだよ。」
羅独は涙を流す。
ハロメアはアワアワしている。

「よし、行くか。」
健一は弓の神の七つ道具に紋章の力を入れて
新しい神の七つ道具の場所へと
山を降りて、北へと進んでいく。

---ヴァルハラ---
ナイルブラッドは島の一番上
座っているところに
ツララが近づいていく。
ツララの持っている凍ってる羅刹を見て
唾を飲む。
「ツララ、これはどういう事だ?
鬼の小僧の事はどうなった?」

「ブラッドも会ってると思うけど、
名前が消えた彼にあったわ。
今の名前は健一よね。」

「昔とは違う。
今の彼じゃ、神の七つ道具を全て
集めても、
僕たちは彼を助けられない。
この呪いがある限り、僕たちは
七星神に縛られている。
何百年も昔にな。」 

「負けたけど、この呪いを打ち消す為に
私は諦めたことはないわ。」

「あの3人がいなくなった。
一人は健一として現れた。
魔王と勇者と最強の3人がいて
負けたんだ。
この世界を受け入れないといけない。」

「まだ諦めるわけにはいかないのよ。」
ツララはナイルブラッドを見る目は
真っ直ぐだった。

「そうだな。まずは情報を整理をしようか
七星神のティフォンが目覚めた。」

「待ってよ。七星神の封印が
解け始めてるの、
七星神がこれで四人目
しかも怪物が目覚めるなんて」
ツララは汗をダラダラと流し、
息が荒くなる。

「ツララ、落ち着け。
そんなにすぐ被害が出るわけじゃない。
何か新しい情報があるか」

「羅刹は紅蘭警クランケと繋がってるのを知っているわよね。
それを逆手にとるのよ。
彼らにも手伝ってもらうわ。」
二人は真剣に話し続ける


→健一達は目の前の海で止まってる。
「ロタ、飛べないのか?」
「無理無理、海の先の地面が見えないのよ」
四人は海を目の前に立ち止まる。






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