103 / 125
神の七つ道具_オケアノスの兜
羅天と遭遇2
しおりを挟む
「はぁはぁはぁ」
羅独は周りを見回して涙を流して呼吸が
段々と荒くなっていく
「大人しく死んでゆけ。」
羅天はロタの頭の上に棍棒を振り上げる
間一髪で羅独はロタを守る。
ロタは羅独の震える体をかんじて
「頑張ったわね。助かったわ、
ありがとう。
ハロメアを連れて逃げて、
私が何とかするわ。」
「もう一歩も動けないで、
何を言ってるんだ。
死んじゃうんだぞ。」
ロタは羅独を見て微笑む。
羅独は死を覚悟して笑うロタを見て
心臓がドキッとする
「羅独、お前は孤独になれ。
他の種族、俺を憎み。
鬼の力を解放しろ。
そいつを殺したら鬼の力が解放するかな。
ツララは彼の方か殺しても蘇るから
危機感が少なよな。
これでもう動かせなくなった。」
鬼の力を使った羅天の目が赤くなり、
身体が大きくなりロタの肩を掴み
棍棒を振り上げる
「羅独、健一にあったら伝えてね。
今までありがとうって。」
眼を瞑るロタ。
羅独の体が大きくなり第三の目が出現させ、
「ようやく鬼の力を解放したか、
鬼の中でも異形の鬼、
その力を貸せばこいつらを逃してやろう
俺と共に鬼の世界を作ろうか。
鬼族を迫害した全ての種族を全てを
滅ぼそう。」
「迫害を受けたけど、
助けてくれたのに、お前が殺したんだ。
種族が違うって理由だけで殺したんだ。」
羅独は羅天の両肩を掴み
羅天はロタから手を離す。
そのまま羅天を蹴り飛ばす。
「その力だ、だがまだ弱い
お前の兄には到底敵わない。
勿体無いよな。
間抜けな弟が助けたばかりに、
誰かを助けるために死ぬなんて、
本当に頭がおかしくて笑えるな。
あいつが、生きていれば羅独お前には
興味はなかったが、
お前なんかを守ったばっかりに
他の種族なんてどうでもいいだろう。
鬼族さえ生きていれば、
他の種族がどうなろうが俺には
どうでもいい。
思い出してみろ。
鬼の力を使って助けたのに化け物って
言われ迫害された事を、
羅独、お前は孤独になれ、
全てを憎め、全てを壊せばいい。」
「オラは兄ちゃんのように強くないけど、
兄ちゃんはオラの誇りだ。
兄ちゃんが助けてくれた命だ。
誰かを守っている兄ちゃんは輝いていた
オラもそうなりたいって憧れてたんだ。
化け物でも誰かを守れるなら
それでもいい、ここで変わらなければ
ここでお前を倒して健一達と冒険へいく。」
「ここで何も守れずに俺に負けるのが
決まってるだろう。
力の差が圧倒的だろう。
俺からこいつらを守れるのか。
お前の兄ですら、
俺と決着つかなかったのに、
本当に勝てる気でいるのか。」
羅独は水の紋章を発動させる
水飛沫を上げながら飛び前蹴りを
羅天の顔に当てて
羅天は鼻血を出して片足をつく。
「今までのオラとは違う。負けたくない」
羅独の震えは止まっていた。
羅独は周りを見回して涙を流して呼吸が
段々と荒くなっていく
「大人しく死んでゆけ。」
羅天はロタの頭の上に棍棒を振り上げる
間一髪で羅独はロタを守る。
ロタは羅独の震える体をかんじて
「頑張ったわね。助かったわ、
ありがとう。
ハロメアを連れて逃げて、
私が何とかするわ。」
「もう一歩も動けないで、
何を言ってるんだ。
死んじゃうんだぞ。」
ロタは羅独を見て微笑む。
羅独は死を覚悟して笑うロタを見て
心臓がドキッとする
「羅独、お前は孤独になれ。
他の種族、俺を憎み。
鬼の力を解放しろ。
そいつを殺したら鬼の力が解放するかな。
ツララは彼の方か殺しても蘇るから
危機感が少なよな。
これでもう動かせなくなった。」
鬼の力を使った羅天の目が赤くなり、
身体が大きくなりロタの肩を掴み
棍棒を振り上げる
「羅独、健一にあったら伝えてね。
今までありがとうって。」
眼を瞑るロタ。
羅独の体が大きくなり第三の目が出現させ、
「ようやく鬼の力を解放したか、
鬼の中でも異形の鬼、
その力を貸せばこいつらを逃してやろう
俺と共に鬼の世界を作ろうか。
鬼族を迫害した全ての種族を全てを
滅ぼそう。」
「迫害を受けたけど、
助けてくれたのに、お前が殺したんだ。
種族が違うって理由だけで殺したんだ。」
羅独は羅天の両肩を掴み
羅天はロタから手を離す。
そのまま羅天を蹴り飛ばす。
「その力だ、だがまだ弱い
お前の兄には到底敵わない。
勿体無いよな。
間抜けな弟が助けたばかりに、
誰かを助けるために死ぬなんて、
本当に頭がおかしくて笑えるな。
あいつが、生きていれば羅独お前には
興味はなかったが、
お前なんかを守ったばっかりに
他の種族なんてどうでもいいだろう。
鬼族さえ生きていれば、
他の種族がどうなろうが俺には
どうでもいい。
思い出してみろ。
鬼の力を使って助けたのに化け物って
言われ迫害された事を、
羅独、お前は孤独になれ、
全てを憎め、全てを壊せばいい。」
「オラは兄ちゃんのように強くないけど、
兄ちゃんはオラの誇りだ。
兄ちゃんが助けてくれた命だ。
誰かを守っている兄ちゃんは輝いていた
オラもそうなりたいって憧れてたんだ。
化け物でも誰かを守れるなら
それでもいい、ここで変わらなければ
ここでお前を倒して健一達と冒険へいく。」
「ここで何も守れずに俺に負けるのが
決まってるだろう。
力の差が圧倒的だろう。
俺からこいつらを守れるのか。
お前の兄ですら、
俺と決着つかなかったのに、
本当に勝てる気でいるのか。」
羅独は水の紋章を発動させる
水飛沫を上げながら飛び前蹴りを
羅天の顔に当てて
羅天は鼻血を出して片足をつく。
「今までのオラとは違う。負けたくない」
羅独の震えは止まっていた。
0
お気に入りに追加
18
あなたにおすすめの小説
特殊部隊の俺が転生すると、目の前で絶世の美人母娘が犯されそうで助けたら、とんでもないヤンデレ貴族だった
なるとし
ファンタジー
鷹取晴翔(たかとりはると)は陸上自衛隊のとある特殊部隊に所属している。だが、ある日、訓練の途中、不慮の事故に遭い、異世界に転生することとなる。
特殊部隊で使っていた武器や防具などを召喚できる特殊能力を謎の存在から授かり、目を開けたら、絶世の美女とも呼ばれる母娘が男たちによって犯されそうになっていた。
武装状態の鷹取晴翔は、持ち前の優秀な身体能力と武器を使い、その母娘と敷地にいる使用人たちを救う。
だけど、その母と娘二人は、
とおおおおんでもないヤンデレだった……
第3回次世代ファンタジーカップに出すために一部を修正して投稿したものです。
テンプレな異世界を楽しんでね♪~元おっさんの異世界生活~【加筆修正版】
永倉伊織
ファンタジー
神の力によって異世界に転生した長倉真八(39歳)、転生した世界は彼のよく知る「異世界小説」のような世界だった。
転生した彼の身体は20歳の若者になったが、精神は何故か39歳のおっさんのままだった。
こうして元おっさんとして第2の人生を歩む事になった彼は異世界小説でよくある展開、いわゆるテンプレな出来事に巻き込まれながらも、出逢いや別れ、時には仲間とゆる~い冒険の旅に出たり
授かった能力を使いつつも普通に生きていこうとする、おっさんの物語である。
◇ ◇ ◇
本作は主人公が異世界で「生活」していく事がメインのお話しなので、派手な出来事は起こりません。
序盤は1話あたりの文字数が少なめですが
全体的には1話2000文字前後でサクッと読める内容を目指してます。
元おっさんの俺、公爵家嫡男に転生~普通にしてるだけなのに、次々と問題が降りかかってくる~
おとら@ 書籍発売中
ファンタジー
アルカディア王国の公爵家嫡男であるアレク(十六歳)はある日突然、前触れもなく前世の記憶を蘇らせる。
どうやら、それまでの自分はグータラ生活を送っていて、ろくでもない評判のようだ。
そんな中、アラフォー社畜だった前世の記憶が蘇り混乱しつつも、今の生活に慣れようとするが……。
その行動は以前とは違く見え、色々と勘違いをされる羽目に。
その結果、様々な女性に迫られることになる。
元婚約者にしてツンデレ王女、専属メイドのお調子者エルフ、決闘を仕掛けてくるクーデレ竜人姫、世話をすることなったドジっ子犬耳娘など……。
「ハーレムは嫌だァァァァ! どうしてこうなった!?」
今日も、そんな彼の悲鳴が響き渡る。
女神から貰えるはずのチート能力をクラスメートに奪われ、原生林みたいなところに飛ばされたけどゲームキャラの能力が使えるので問題ありません
青山 有
ファンタジー
強引に言い寄る男から片思いの幼馴染を守ろうとした瞬間、教室に魔法陣が突如現れクラスごと異世界へ。
だが主人公と幼馴染、友人の三人は、女神から貰えるはずの希少スキルを他の生徒に奪われてしまう。さらに、一緒に召喚されたはずの生徒とは別の場所に弾かれてしまった。
女神から貰えるはずのチート能力は奪われ、弾かれた先は未開の原生林。
途方に暮れる主人公たち。
だが、たった一つの救いがあった。
三人は開発中のファンタジーRPGのキャラクターの能力を引き継いでいたのだ。
右も左も分からない異世界で途方に暮れる主人公たちが出会ったのは悩める大司教。
圧倒的な能力を持ちながら寄る辺なき主人公と、教会内部の勢力争いに勝利するためにも優秀な部下を必要としている大司教。
双方の利害が一致した。
※他サイトで投稿した作品を加筆修正して投稿しております
凡人がおまけ召喚されてしまった件
根鳥 泰造
ファンタジー
勇者召喚に巻き込まれて、異世界にきてしまった祐介。最初は勇者の様に大切に扱われていたが、ごく普通の才能しかないので、冷遇されるようになり、ついには王宮から追い出される。
仕方なく冒険者登録することにしたが、この世界では希少なヒーラー適正を持っていた。一年掛けて治癒魔法を習得し、治癒剣士となると、引く手あまたに。しかも、彼は『強欲』という大罪スキルを持っていて、倒した敵のスキルを自分のものにできるのだ。
それらのお蔭で、才能は凡人でも、数多のスキルで能力を補い、熟練度は飛びぬけ、高難度クエストも熟せる有名冒険者となる。そして、裏では気配消去や不可視化スキルを活かして、暗殺という裏の仕事も始めた。
異世界に来て八年後、その暗殺依頼で、召喚勇者の暗殺を受けたのだが、それは祐介を捕まえるための罠だった。祐介が暗殺者になっていると知った勇者が、改心させよう企てたもので、その後は勇者一行に加わり、魔王討伐の旅に同行することに。
最初は脅され渋々同行していた祐介も、勇者や仲間の思いをしり、どんどん勇者が好きになり、勇者から告白までされる。
だが、魔王を討伐を成し遂げるも、魔王戦で勇者は祐介を庇い、障害者になる。
祐介は、勇者の嘘で、病院を作り、医師の道を歩みだすのだった。
スライム10,000体討伐から始まるハーレム生活
昼寝部
ファンタジー
この世界は12歳になったら神からスキルを授かることができ、俺も12歳になった時にスキルを授かった。
しかし、俺のスキルは【@&¥#%】と正しく表記されず、役に立たないスキルということが判明した。
そんな中、両親を亡くした俺は妹に不自由のない生活を送ってもらうため、冒険者として活動を始める。
しかし、【@&¥#%】というスキルでは強いモンスターを討伐することができず、3年間冒険者をしてもスライムしか倒せなかった。
そんなある日、俺がスライムを10,000体討伐した瞬間、スキル【@&¥#%】がチートスキルへと変化して……。
これは、ある日突然、最強の冒険者となった主人公が、今まで『スライムしか倒せないゴミ』とバカにしてきた奴らに“ざまぁ”し、美少女たちと幸せな日々を過ごす物語。
勇者召喚に巻き込まれ、異世界転移・貰えたスキルも鑑定だけ・・・・だけど、何かあるはず!
よっしぃ
ファンタジー
9月11日、12日、ファンタジー部門2位達成中です!
僕はもうすぐ25歳になる常山 順平 24歳。
つねやま じゅんぺいと読む。
何処にでもいる普通のサラリーマン。
仕事帰りの電車で、吊革に捕まりうつらうつらしていると・・・・
突然気分が悪くなり、倒れそうになる。
周りを見ると、周りの人々もどんどん倒れている。明らかな異常事態。
何が起こったか分からないまま、気を失う。
気が付けば電車ではなく、どこかの建物。
周りにも人が倒れている。
僕と同じようなリーマンから、数人の女子高生や男子学生、仕事帰りの若い女性や、定年近いおっさんとか。
気が付けば誰かがしゃべってる。
どうやらよくある勇者召喚とやらが行われ、たまたま僕は異世界転移に巻き込まれたようだ。
そして・・・・帰るには、魔王を倒してもらう必要がある・・・・と。
想定外の人数がやって来たらしく、渡すギフト・・・・スキルらしいけど、それも数が限られていて、勇者として召喚した人以外、つまり巻き込まれて転移したその他大勢は、1人1つのギフト?スキルを。あとは支度金と装備一式を渡されるらしい。
どうしても無理な人は、戻ってきたら面倒を見ると。
一方的だが、日本に戻るには、勇者が魔王を倒すしかなく、それを待つのもよし、自ら勇者に協力するもよし・・・・
ですが、ここで問題が。
スキルやギフトにはそれぞれランク、格、強さがバラバラで・・・・
より良いスキルは早い者勝ち。
我も我もと群がる人々。
そんな中突き飛ばされて倒れる1人の女性が。
僕はその女性を助け・・・同じように突き飛ばされ、またもや気を失う。
気が付けば2人だけになっていて・・・・
スキルも2つしか残っていない。
一つは鑑定。
もう一つは家事全般。
両方とも微妙だ・・・・
彼女の名は才村 友郁
さいむら ゆか。 23歳。
今年社会人になりたて。
取り残された2人が、すったもんだで生き残り、最終的には成り上がるお話。
おっさんの神器はハズレではない
兎屋亀吉
ファンタジー
今日も元気に満員電車で通勤途中のおっさんは、突然異世界から召喚されてしまう。一緒に召喚された大勢の人々と共に、女神様から一人3つの神器をいただけることになったおっさん。はたしておっさんは何を選ぶのか。おっさんの選んだ神器の能力とは。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる