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神の七つ道具_オケアノスの兜

新しい仲間

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羅独達と離れて健一は山を降りていく。
「ツララと羅独に感謝しないとね。
神の七つ道具の一つを手に入れたしね。
健一の夢は叶いそう?」
健一は「そうだな。
俺がいなくなる前に、この世界を
変えなくてはいけない。」
ハロメアはムスッとして
「やっぱり悲しいのです。
健一と離れたくないのです。」

「すぐにいなくなるわけじゃないさ。
まだ冒険は始まったばかりだろう。」

「おーい、待ってくれよ。」
羅独は走って追いかけてくる。
「どうしたんでしょうか?」
「うーん、わからない。」
ハロメアとロタは不思議そうに羅独を
見つめ健一はなにかを考えてる顔をしている

「羅独、どうしたのですか?」

「オラも一緒に冒険に行かせてくれ
頼むよ。」

「やったーなのです。
仲間が増えたのです。」

「これからよろしくね。健一もいいわよね」

「何のためにここまで来たんだ?
鬼は他の種族と仲が悪いんだろう。」

「そ、それはそうだけど、
健一達のような人の方が多いかもしれない
それに強くなりたいんだ。」

「俺たちと来れば、どんな事になるか
分からない。
ツララが守ってくれるだろう。」

「それじゃ、ダメなんだ。
オラが守ってやりたいんだ。
ツララを守るためには強くならなくては
いけないんだ。
今度はオラが助けるんだ。
お願いします。
オラも一緒に連れってくれ。
健一といれば強くなる気がするんだ。」
土下座をして地面に頭をつける

「わかったよ。俺も強くなる。
だから追いかけてこい。」

羅独は嬉しそうに飛び跳ねる。
「やったー、やったー。
ハロメアやったぞー。」
羅独は嬉しそうにハロメアの手を握る。
「仲間が増えたのです。
嬉しいのです。」
ハロメアと羅独は嬉しそうに両手を繋ぎ
回る。

「こんな山で回ったら危ないわよ。
これからよろしくね、羅独。」

ハロメアと羅独は回るのをやめる。
「わかった。これから頼む。
ロタ。」

「とりあえず山を降りて町を探そう。
食べる物と道具を買わないと
いけないしな。
服もボロボロになったしな。
新しく買わないとな。」

「そうね。買わないといけないわね。」

「買う?ツララから貰っていたから
買うなんてしなかったな。」

「これからは買い物もちゃんと
覚えないとね。強さだけじゃ守れないのよ」

「そうする。ツララに次にあった時
何か買ってあげたい。
早く会いたいな。
でも強くなってから会いたい。」

「そうだな。今度、あった時は
強くなったところを見せてやろう」
健一は笑う。


健一達は山を再び降り始めてすぐに、
健一は後ろから衝撃をくらい山を
転がっていく。





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