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神の弓-アポロンの弓編-
マルカサ王国からの脱出
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マルカサ王国に走って戻る途中で、
健一は
「紅蘭警はどれ程の力があるんだ?」
聞くとウルフレアがはなしだす
「紅蘭警は、マガゴトが裏で操ってる可能性も
ありえます。」
「マガゴトか、エスタフから聞いたな
かなり危険らしいな」
その問いかけにウルフレアは頷く
「ねえ、マガゴトに勝負挑んだら
どうなる?
ナイル・ブラットというのがいるみたいなの
私どうしても助けたい人がいるの
お母さんを助けたい。」
「ロタ、お母さんの居場所がわかったのか
それは良かったですな。
ですが、リビド様を連れて行くことだけを
考えましょうか。」
「そうね。」
健一はエルピスを見ながら
「エルピス、休まなくて平気か?」
「僕の判断が遅いから、
行くのが遅れたんだ
後悔をしないと決めたのに、助けたい」
「私も助けるよ。
リビドにお礼も言えてないんだから、
死なれたら私も困るんだから、
止まっている時間はないの」
ピィルナの話を聞いて4人は頷き、
足を止めることなく、
マルカサ王国の城の近くまで走り切る
健一達5人は息を切らし
「間に合った。」と一斉に言う。
「エルピス貴様、なぜここに戻ってきた
我を愚弄しておるのか。」
「違う、助けたいんだよ。」
「それは出来ん。
我と 紅蘭警の、取引は我の命とこの国よ。」
「兄上、ここで引き下がるわけには、
行きません。無理矢理でも連れて行きます
なぜあんなところに」
「他国の」
「エルピス、またあいつらが来たら
どうするつもりだ。」
「また、あいつらを倒せばいいじゃないか」
「我らに何が出来る。
こいつが来るまで、我もエルピスも、
何もせず、刻が進むのを待つだけ、
そうであったろう。」
「それは、」
エルピスは何も言えなくなる。
沈黙が続く。
突然、地面が揺れ始める。
「貴様ら、早くここから出ていくがよい。
ここにいたら確実に殺されるだろう。
我は多くの過ちを犯したのだ。
罪を償う為ここにいるのだ。」
「悪く思わないでください。リビド様
今は逃げるのが大事です。」
ウルフレアはリビドに攻撃をし、
リビドは泡を吹き倒れる
呆れた声でピィルナが
「隊長、やりすぎです」
それに、ロタも首を縦に振る。
「急ぐぞ。
俺たちは戦いに来たわけじゃない。」
「そうだな
ウルフレア、兄上を頼む。」
ウルフレアはリビドを持ち上げ、抱える
「さっさとここから出ましょう。」
健一達は走って城をでるが、
同じ顔をした屈強な人間が1000人程と
大きな機械が一つ城に向かう。
健一は
「紅蘭警はどれ程の力があるんだ?」
聞くとウルフレアがはなしだす
「紅蘭警は、マガゴトが裏で操ってる可能性も
ありえます。」
「マガゴトか、エスタフから聞いたな
かなり危険らしいな」
その問いかけにウルフレアは頷く
「ねえ、マガゴトに勝負挑んだら
どうなる?
ナイル・ブラットというのがいるみたいなの
私どうしても助けたい人がいるの
お母さんを助けたい。」
「ロタ、お母さんの居場所がわかったのか
それは良かったですな。
ですが、リビド様を連れて行くことだけを
考えましょうか。」
「そうね。」
健一はエルピスを見ながら
「エルピス、休まなくて平気か?」
「僕の判断が遅いから、
行くのが遅れたんだ
後悔をしないと決めたのに、助けたい」
「私も助けるよ。
リビドにお礼も言えてないんだから、
死なれたら私も困るんだから、
止まっている時間はないの」
ピィルナの話を聞いて4人は頷き、
足を止めることなく、
マルカサ王国の城の近くまで走り切る
健一達5人は息を切らし
「間に合った。」と一斉に言う。
「エルピス貴様、なぜここに戻ってきた
我を愚弄しておるのか。」
「違う、助けたいんだよ。」
「それは出来ん。
我と 紅蘭警の、取引は我の命とこの国よ。」
「兄上、ここで引き下がるわけには、
行きません。無理矢理でも連れて行きます
なぜあんなところに」
「他国の」
「エルピス、またあいつらが来たら
どうするつもりだ。」
「また、あいつらを倒せばいいじゃないか」
「我らに何が出来る。
こいつが来るまで、我もエルピスも、
何もせず、刻が進むのを待つだけ、
そうであったろう。」
「それは、」
エルピスは何も言えなくなる。
沈黙が続く。
突然、地面が揺れ始める。
「貴様ら、早くここから出ていくがよい。
ここにいたら確実に殺されるだろう。
我は多くの過ちを犯したのだ。
罪を償う為ここにいるのだ。」
「悪く思わないでください。リビド様
今は逃げるのが大事です。」
ウルフレアはリビドに攻撃をし、
リビドは泡を吹き倒れる
呆れた声でピィルナが
「隊長、やりすぎです」
それに、ロタも首を縦に振る。
「急ぐぞ。
俺たちは戦いに来たわけじゃない。」
「そうだな
ウルフレア、兄上を頼む。」
ウルフレアはリビドを持ち上げ、抱える
「さっさとここから出ましょう。」
健一達は走って城をでるが、
同じ顔をした屈強な人間が1000人程と
大きな機械が一つ城に向かう。
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