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神の弓-アポロンの弓編-

対カイラン2

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カイランは驚き動けずにいる。
「なぜ、その紋章の力を使えんの
ありえないでしょ。
王の器には見えないけど、
それを支えるのがあいつ以外にいんのか
全回復してるし
もう少し早かったらな」
悲しそうな顔でカイランは涙を流し
健一をみた

物凄い速さでカイランはなす術もなく、
一方的に切られていく。
「お前の負けだ
さっさとこの国から手を引け」

「手を引くだって、
ありえないね。
どこまでも利用してやるんだ
負けてねー、俺が負けるはずがないんす。」
健一には歯が全く立たないカイランは
一瞬、健一が集中が切れた隙に
ハロメアに剣を投げ飛ばし
ハロメアはびっくりして動けないでいる

健一の顔は悔しそうな顔を見て
ニヤついた顔をするカイラン
「はー、そういう顔が見たかった
一瞬でも気を抜いたから、
あの子が死んじゃうね」

「ハロメア動け」
健一はハロメアの方に急ぐが間に合わない

ハロメアに当たる直前で
エルピスの背中に刺さる

「何でこんなことをしているんですか?
今日、会ったばかりなんです。」

エルピスは優しい顔でハロメアに言う
「王は僕が目指す王は、
父上のように民を守れる王なんだ」

「ははは、何も守れてねえから、
こんな事になってるのにねぇ、無能な王だったね、」
エルピスは悔しそうに拳を握り倒れまいと
立ち尽くす。

カイランは健一に切られ倒れ足が動かない

「僕の父上はお前より凄い。
無能なのはお前の方だ
意味もなく人や魔物を殺したんだ。」
エルピスはカイランに指を刺す

「もう、何もするな。何も言うな。」
意識朦朧して集中力が途切れた隙に
カイランは懐にしまった注射器を身体へと
「俺が負けるはずがないんすよ
エルピス。お前が紋章の力を持っている
気に食わない。
弱いのに紋章の力を持っているから、
殺さなかっただけ
よかったな、俺が使えばもっと強い
残念だけど君は俺に負けるの決定
白の紋章は貴重だけど残念す」
カイランは全身を炎で纏い全身を
炎で動かすが
健一は白の紋章の力で一瞬してカイランを
切り倒す。
「白の紋章の力、
その力さえあればもっと楽しいだろうなぁ
俺にもくれよ。」
カイランの身体の火が徐々に強くなり、
身体が燃えカスのように消えていく。





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