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神の弓-アポロンの弓編-
エスタフとロタ
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「お母さんは死んだんじゃなかったの?
エスタフはそう言ってたでしょ。
なんで生きてるなら
一度ぐらい会わせてよ。」
ロタは早口で言い切った。
ハロメアは健一の隣に立った。
「聞いていたのか、
ロタちゃんのお母さんは生きているが
ただ生きているだけだ、
これは俺のせいなんだよ。
ロタちゃんには会わせられない。」
「なんでよ。私は死んだものとばかり、
会いたかったのに、
なんで今まで隠してたの、
ねえエスタフ答えてよ。」
エスタフの目を見る。
「教えたら会いに行くだろう。
それだけは出来ない。」
「出来ないってどう言う事だ?」
健一は疑問に思い声を出した。
エスタフはロタの肩を触り
「ロタちゃんもマガゴトって組織を
知ってるだろう。
その危険性もよく知っているはずだ。
マガゴトの十災のひとり
ナイル・ブラットが
そこを拠点にしてるんだ。
危険すぎる、会ったら殺される。
そんなところに行かせられる
訳がないだろう。
わかってくれよ。
俺が弱いばかりにごめんな。」
ロタは黙って座り込む。
「マガゴトはそんなに強いのか?
それに神の弓が
もう一度あいつらの手に渡ったら
どうなる?」
健一が聞くとエスタフは
「強い、
特に十災の連中は桁違いの強さだ。
戦おうとは思わない事だ。
会ったら逃げろ、
誰が殺されてもだ。
あいつらは殺しを何とも思ってない。
神の弓は残念だが諦めた方が身の為だ
あいつらに見つからないように
ただ祈るしか出来ないが、
見つかるのももう時間の問題だろう。
あいつらに今度渡ったら間違いなく
この国は平地になるだろう。」
「そこはどこにある?
悪いけど俺は神の七つ道具を探している
そこに行く。」
健一が言うと、
「ダメだ。間違いなくお前は殺される」
「大丈夫だ、俺は強いから負けない。
負けられない。」
「そこのお嬢ちゃんはどうするんだ?」
エスタフの問いに
「連れて行く、そして守り抜いて
勝つつもりだ。」
健一が答える。
「お前たちが今までどんな相手と
戦っていたのか知らないが、
殺されに行くだけだ。
場所は教えられない。
お前が本当に強いか証明してみろ。」
(証明って何をすればいいんだ?
この店で戦うわけにもいかないしな。)
健一は悩んでいた。
「この国の事を解決したら、
この人たちに教えて。」
ロタが起き上がりエスタフに聞くと、
「わかった、
それが出来たら場所を記録してある、
携帯型マップを渡してやる
無茶をするな。
あいつらもマガゴトと
同じぐらい危険だ。
それでもやるのか?」
健一にエスタフは問う
「もちろん」
エスタフはそう言ってたでしょ。
なんで生きてるなら
一度ぐらい会わせてよ。」
ロタは早口で言い切った。
ハロメアは健一の隣に立った。
「聞いていたのか、
ロタちゃんのお母さんは生きているが
ただ生きているだけだ、
これは俺のせいなんだよ。
ロタちゃんには会わせられない。」
「なんでよ。私は死んだものとばかり、
会いたかったのに、
なんで今まで隠してたの、
ねえエスタフ答えてよ。」
エスタフの目を見る。
「教えたら会いに行くだろう。
それだけは出来ない。」
「出来ないってどう言う事だ?」
健一は疑問に思い声を出した。
エスタフはロタの肩を触り
「ロタちゃんもマガゴトって組織を
知ってるだろう。
その危険性もよく知っているはずだ。
マガゴトの十災のひとり
ナイル・ブラットが
そこを拠点にしてるんだ。
危険すぎる、会ったら殺される。
そんなところに行かせられる
訳がないだろう。
わかってくれよ。
俺が弱いばかりにごめんな。」
ロタは黙って座り込む。
「マガゴトはそんなに強いのか?
それに神の弓が
もう一度あいつらの手に渡ったら
どうなる?」
健一が聞くとエスタフは
「強い、
特に十災の連中は桁違いの強さだ。
戦おうとは思わない事だ。
会ったら逃げろ、
誰が殺されてもだ。
あいつらは殺しを何とも思ってない。
神の弓は残念だが諦めた方が身の為だ
あいつらに見つからないように
ただ祈るしか出来ないが、
見つかるのももう時間の問題だろう。
あいつらに今度渡ったら間違いなく
この国は平地になるだろう。」
「そこはどこにある?
悪いけど俺は神の七つ道具を探している
そこに行く。」
健一が言うと、
「ダメだ。間違いなくお前は殺される」
「大丈夫だ、俺は強いから負けない。
負けられない。」
「そこのお嬢ちゃんはどうするんだ?」
エスタフの問いに
「連れて行く、そして守り抜いて
勝つつもりだ。」
健一が答える。
「お前たちが今までどんな相手と
戦っていたのか知らないが、
殺されに行くだけだ。
場所は教えられない。
お前が本当に強いか証明してみろ。」
(証明って何をすればいいんだ?
この店で戦うわけにもいかないしな。)
健一は悩んでいた。
「この国の事を解決したら、
この人たちに教えて。」
ロタが起き上がりエスタフに聞くと、
「わかった、
それが出来たら場所を記録してある、
携帯型マップを渡してやる
無茶をするな。
あいつらもマガゴトと
同じぐらい危険だ。
それでもやるのか?」
健一にエスタフは問う
「もちろん」
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