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第5部 慟哭のアヌビス
#3 君の瞳の中の影
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同じ間取りの部屋なのに、住む人が変わるとこうも違うものなのか・・・。
少女の部屋に入ったとたん、彼はそう感心しないではいられなかった。
何もかもが明るかった。
夏の風にそよぐレモンイエローのカーテン。
心を和ませる若草色の壁紙。
窓際に置かれた大きな熊のぬいぐるみ。
本棚の隅を飾るドライフラワーをあしらった飾り。
そんなささやかなアイテムの一つ一つが融合して、少女の優しい心象風景を
反映しているように見える。
笹原杏里と名乗った少女は、彼が自分の家から持ってきたナプキンを受け取ると、壁を両手で伝いながら、浴室に入っていった。
シャワーの音がしばらく続き、それがやんだ後もなかなか姿を現さなかった。
紙袋の中が緊張の汗で暑苦しくなってきたとき、
「ごめんね。おまたせ」
いい匂いのする空気とともに戻ってきた。
白いタンクトップと、チェック柄のミニスカートに着替えている。
髪が濡れて頬にほつれ毛が貼りついていた。
「半月ほど前に、ひどい事故に遭っちゃってね」
苦労してベッドの端に腰かけると、少し辛そうな表情で、少女がいった。
肩のあたりをしきりに気にしている。
そのときになって初めて、彼はそれに気づいた。
少女の腕の付け根に、赤い線が走っている。
右も左も両方とも、上腕部と肩の境目が赤い蚯蚓腫れで縁取られているのだ。
まるで、そう。
取れた腕を接着した直後のように・・・。
「まだ手と足が、うまく動かないの。神経がしっかりつながっていないみた
いで」
半月前。
ひどい事故。
ついさっきテレビのニュース番組で見た事件が、束の間彼の脳裏に浮かんだ。
「君、ひょっとして、潮見が丘から引っ越して来たの?」
しばし躊躇した後、少女がうなずいた。
「ニュース見たでしょ? あれから色々あってね、居心地悪くなっちゃったから、引っ越すことにしたの」
「あの、廃病院の事件? 君もあそこにいたの?」
今度は、少女は答えなかった。
「怪我もひどかったし、仕事は終わったけど、なんかすごく疲れてしまっ
て・・・」
俯いてしまった。
タンクトップがの生地が薄いだけに、豊かな胸を包むブラジャーが透けて
見える。
シースルーに近い素材でできているのか、ブラの先端にピンク色の
可愛らしい乳首が透けていた。
少女の愛くるしさの裏には、ひどく扇情的な何かが潜んでいるようで、彼は
始終落ち着かなかった。
耀子のあからさまな"卑猥”とは違う、倒錯的なエロスのオーラ。
それを少女は目に見えぬフェロモンのように、全身から発散しているのだ。
「それより、ヒデキ君は、いつもその紙袋、頭にかぶってるの?」
自分のことにはあまり触れられたくないのか、ふいに少女が話題を変えた。
いずれ来るだろうと覚悟していた質問だった。
「うん・・・」
正直に、彼は答えた。
「外に出るときは、いつもね」
「顔に、怪我でもしてるの?」
また、少女が訊いた。
「いや」
迷った末、彼はいった。
「生まれつきなんだ。奇形っていうのか、顔が変形していて・・・」
他人に話すのは、久しぶりだった。
なぜその気になったのか、わからない。
なんとなく、
この子ならわかってくれる。
そんな気がしたのだった。
「小学校低学年までは、そんなにひどくなかったんだ。でも、体が成長するに
つれ、歪みがどんどんひどくなっていって・・・」
地獄のようだった小学生時代。
学校中の生徒に化け物扱いされ、そのうち先生たちまでもが彼を気味悪そう
に眺めるようになった。
あの頃は母もまだ普通だった。
なんとか彼を世間から守ろうと、必死になってくれたのだ。
だが、整形を繰り返しても酷くなる一方の彼の貌に恐れをなして、
まず父が逃げた。
化け物じみた息子とふたりっきりで取り残された母は次第に自暴自棄になり、
酒と男に溺れ、事あるごとに彼を責めるようになった。
小学校6年のとき、あまりにいじめがエスカレートしたので、彼は転校を余儀
なくされた。
冗談抜きで、同級生たちに殺されかねない状況だったのだ。
それ以来、学校には行っていない。
「わたしは気にしないから、よければ取って」
話を聞き終えると、少女が優しい口調でいった。
慈愛にあふれたまなざしで彼を見つめている。
「僕が気にするよ」
彼は乾いた声で笑った。
「こんな顔、君に見せられるわけがない」
まったくその通りだ、と思う。
ときどき、ガラス窓に映った己の顔を見て、自分でも心臓が止まりそうにな
るくらいなのだ。
顔の変形は日に日に酷くなっていく。
爬虫類のように耳まで裂けた口。
穴だけになった鼻。
左右で高さの違う、まぶたのない眼・・・。
気にしないから、と最初は誰もがいう。
だが、心を許して彼が素顔を見せると、それっきり2度とそばに寄って来なく
なるのがオチだった。
「あなたが嫌なら仕方ないけど・・・でも、私は少しさびしいな」
少女が悲しそうな目をした。
「いつか、その気になったら見せてね、あなたの素顔。もしかしたら、
治してあげられるかもしれないし」
「怪我じゃないから」
彼は俯いた。
「たとえ君が超能力者でも、そんなの無理だよ」
「そう・・・」
少女はつぶやくと、
「学校は、どうしてるの? もしかして、私が2学期から行くことになる、
荘内橋中学?」
彼の心情を察してか、話題を変えた。
「中学生になってからは、一度も行ってない。行ったら大変なことになるって、小学校で嫌というほど経験したからね」
中学でのいじめは小学校の比ではないだろう。
体格のいい上級生たちに目をつけられたら、今度こそ殺される。
それはまず、間違いない。
「でも、勉強は、無料動画サイトの講座や、ママが買ってくれた参考書でちゃん とやってるよ。中2の基礎までなら、なんとかできてると思うんだ」
あわててそう付け加えたが、少女は別のことに気をとられているようだった。
「いじめかあ・・・。私たち、ひょっとしたら、似た者同士なのかもね」
遠い目をして、そんなことをつぶやいた。
「え?」
彼は紙袋の中で、目を見開いた。
似た者同士?
こんな可愛い子が?
どういうことだろう?
「いじめられることにかけては、負けないよ」
そういって、少女はくすりと笑った。
「ある意味、私も化け物みたいなものだから」
彼はまじまじと少女のあどけなさの残る口許を見つめた。
胸が締めつけられるように痛んだ。
愛くるしい顔。
折れそうなくらい細い首。
優しい丸みを帯びた身体。
だしぬけに、少女を抱き締めたくてたまらなくなったのだった。
少女の部屋に入ったとたん、彼はそう感心しないではいられなかった。
何もかもが明るかった。
夏の風にそよぐレモンイエローのカーテン。
心を和ませる若草色の壁紙。
窓際に置かれた大きな熊のぬいぐるみ。
本棚の隅を飾るドライフラワーをあしらった飾り。
そんなささやかなアイテムの一つ一つが融合して、少女の優しい心象風景を
反映しているように見える。
笹原杏里と名乗った少女は、彼が自分の家から持ってきたナプキンを受け取ると、壁を両手で伝いながら、浴室に入っていった。
シャワーの音がしばらく続き、それがやんだ後もなかなか姿を現さなかった。
紙袋の中が緊張の汗で暑苦しくなってきたとき、
「ごめんね。おまたせ」
いい匂いのする空気とともに戻ってきた。
白いタンクトップと、チェック柄のミニスカートに着替えている。
髪が濡れて頬にほつれ毛が貼りついていた。
「半月ほど前に、ひどい事故に遭っちゃってね」
苦労してベッドの端に腰かけると、少し辛そうな表情で、少女がいった。
肩のあたりをしきりに気にしている。
そのときになって初めて、彼はそれに気づいた。
少女の腕の付け根に、赤い線が走っている。
右も左も両方とも、上腕部と肩の境目が赤い蚯蚓腫れで縁取られているのだ。
まるで、そう。
取れた腕を接着した直後のように・・・。
「まだ手と足が、うまく動かないの。神経がしっかりつながっていないみた
いで」
半月前。
ひどい事故。
ついさっきテレビのニュース番組で見た事件が、束の間彼の脳裏に浮かんだ。
「君、ひょっとして、潮見が丘から引っ越して来たの?」
しばし躊躇した後、少女がうなずいた。
「ニュース見たでしょ? あれから色々あってね、居心地悪くなっちゃったから、引っ越すことにしたの」
「あの、廃病院の事件? 君もあそこにいたの?」
今度は、少女は答えなかった。
「怪我もひどかったし、仕事は終わったけど、なんかすごく疲れてしまっ
て・・・」
俯いてしまった。
タンクトップがの生地が薄いだけに、豊かな胸を包むブラジャーが透けて
見える。
シースルーに近い素材でできているのか、ブラの先端にピンク色の
可愛らしい乳首が透けていた。
少女の愛くるしさの裏には、ひどく扇情的な何かが潜んでいるようで、彼は
始終落ち着かなかった。
耀子のあからさまな"卑猥”とは違う、倒錯的なエロスのオーラ。
それを少女は目に見えぬフェロモンのように、全身から発散しているのだ。
「それより、ヒデキ君は、いつもその紙袋、頭にかぶってるの?」
自分のことにはあまり触れられたくないのか、ふいに少女が話題を変えた。
いずれ来るだろうと覚悟していた質問だった。
「うん・・・」
正直に、彼は答えた。
「外に出るときは、いつもね」
「顔に、怪我でもしてるの?」
また、少女が訊いた。
「いや」
迷った末、彼はいった。
「生まれつきなんだ。奇形っていうのか、顔が変形していて・・・」
他人に話すのは、久しぶりだった。
なぜその気になったのか、わからない。
なんとなく、
この子ならわかってくれる。
そんな気がしたのだった。
「小学校低学年までは、そんなにひどくなかったんだ。でも、体が成長するに
つれ、歪みがどんどんひどくなっていって・・・」
地獄のようだった小学生時代。
学校中の生徒に化け物扱いされ、そのうち先生たちまでもが彼を気味悪そう
に眺めるようになった。
あの頃は母もまだ普通だった。
なんとか彼を世間から守ろうと、必死になってくれたのだ。
だが、整形を繰り返しても酷くなる一方の彼の貌に恐れをなして、
まず父が逃げた。
化け物じみた息子とふたりっきりで取り残された母は次第に自暴自棄になり、
酒と男に溺れ、事あるごとに彼を責めるようになった。
小学校6年のとき、あまりにいじめがエスカレートしたので、彼は転校を余儀
なくされた。
冗談抜きで、同級生たちに殺されかねない状況だったのだ。
それ以来、学校には行っていない。
「わたしは気にしないから、よければ取って」
話を聞き終えると、少女が優しい口調でいった。
慈愛にあふれたまなざしで彼を見つめている。
「僕が気にするよ」
彼は乾いた声で笑った。
「こんな顔、君に見せられるわけがない」
まったくその通りだ、と思う。
ときどき、ガラス窓に映った己の顔を見て、自分でも心臓が止まりそうにな
るくらいなのだ。
顔の変形は日に日に酷くなっていく。
爬虫類のように耳まで裂けた口。
穴だけになった鼻。
左右で高さの違う、まぶたのない眼・・・。
気にしないから、と最初は誰もがいう。
だが、心を許して彼が素顔を見せると、それっきり2度とそばに寄って来なく
なるのがオチだった。
「あなたが嫌なら仕方ないけど・・・でも、私は少しさびしいな」
少女が悲しそうな目をした。
「いつか、その気になったら見せてね、あなたの素顔。もしかしたら、
治してあげられるかもしれないし」
「怪我じゃないから」
彼は俯いた。
「たとえ君が超能力者でも、そんなの無理だよ」
「そう・・・」
少女はつぶやくと、
「学校は、どうしてるの? もしかして、私が2学期から行くことになる、
荘内橋中学?」
彼の心情を察してか、話題を変えた。
「中学生になってからは、一度も行ってない。行ったら大変なことになるって、小学校で嫌というほど経験したからね」
中学でのいじめは小学校の比ではないだろう。
体格のいい上級生たちに目をつけられたら、今度こそ殺される。
それはまず、間違いない。
「でも、勉強は、無料動画サイトの講座や、ママが買ってくれた参考書でちゃん とやってるよ。中2の基礎までなら、なんとかできてると思うんだ」
あわててそう付け加えたが、少女は別のことに気をとられているようだった。
「いじめかあ・・・。私たち、ひょっとしたら、似た者同士なのかもね」
遠い目をして、そんなことをつぶやいた。
「え?」
彼は紙袋の中で、目を見開いた。
似た者同士?
こんな可愛い子が?
どういうことだろう?
「いじめられることにかけては、負けないよ」
そういって、少女はくすりと笑った。
「ある意味、私も化け物みたいなものだから」
彼はまじまじと少女のあどけなさの残る口許を見つめた。
胸が締めつけられるように痛んだ。
愛くるしい顔。
折れそうなくらい細い首。
優しい丸みを帯びた身体。
だしぬけに、少女を抱き締めたくてたまらなくなったのだった。
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