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#51 発覚
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比奈の口からペニスを抜くと、ハルトはパソコンのモニター画面に目をやった。
監視カメラが廊下の様子を映し出している。
ドアの前に、コート姿の女が立っていた。
すぐに、どこかで見た顔だと思った。
ハルトは記憶力が抜群にいい。
一度見たものは映像として記憶に残り、絶対に忘れないのだ。
児相の係員というのは、嘘だと直感でわかった。
この顔、養護施設に来ていたあの女だ。
きっと、比奈を取り返しに来たのに違いない。
となると、帰れと言っても、容易には引き下がらない可能性が高い。
ならば、こっちにも考えがある。
ハルトは机の引き出しから携帯式のひげ剃り器に似た機械を取り出した。
以前、婦女暴行を趣味にしていた時、何度か使ったスタンガンである。
あの遊戯は、警察に捕まり、母が事件の揉み消しに奔走した時以来ご無沙汰だ。
比奈のような幼女もいいが、たまには大人の女をつまみ食いするのも、趣向が変わっていいかもしれない。
要は、俺様が世界の中心だという事実を、骨の髄からわからせてやるだけのことなのだ。
「比奈は、ここにいるよ」
ドアの陰でスタンガンをかまえ、ハルトは屈託のない声で応えた。
「入っていいよ。今、鍵、開けるから」
監視カメラが廊下の様子を映し出している。
ドアの前に、コート姿の女が立っていた。
すぐに、どこかで見た顔だと思った。
ハルトは記憶力が抜群にいい。
一度見たものは映像として記憶に残り、絶対に忘れないのだ。
児相の係員というのは、嘘だと直感でわかった。
この顔、養護施設に来ていたあの女だ。
きっと、比奈を取り返しに来たのに違いない。
となると、帰れと言っても、容易には引き下がらない可能性が高い。
ならば、こっちにも考えがある。
ハルトは机の引き出しから携帯式のひげ剃り器に似た機械を取り出した。
以前、婦女暴行を趣味にしていた時、何度か使ったスタンガンである。
あの遊戯は、警察に捕まり、母が事件の揉み消しに奔走した時以来ご無沙汰だ。
比奈のような幼女もいいが、たまには大人の女をつまみ食いするのも、趣向が変わっていいかもしれない。
要は、俺様が世界の中心だという事実を、骨の髄からわからせてやるだけのことなのだ。
「比奈は、ここにいるよ」
ドアの陰でスタンガンをかまえ、ハルトは屈託のない声で応えた。
「入っていいよ。今、鍵、開けるから」
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