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#83 四天王その二&その三⑭
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「フフ、うちらが半人前かどうか、その目でしかと見届けるがいい!」
また、別の声がした。
明はチンポを垂直にオッ立て、仰向けになったまま、首だけ捻じ曲げて声のほうを見やった。
膣ノイドの背後に、影が立っている。
黒いフードで顔を隠した、膣ノイドの”妹”らしきあの少女である。
あの子も、バイオノイドなのか?
「おまえは何だ」
醜悪な肉袋と化した紗英が言った。
少女がフードを払い、顔をさらけ出す。
現れたのは、でんでん太鼓みたいな形をした、不思議な肉塊だった。
「うちは子宮ノイド」
輸卵管らしき二本の触手をアンテナみたいに振り回し、そう叫んだ。
「くらえ! 合体攻撃! 経血ビーム!」
言うなり、妹が姉の後ろから、勢いよくその身体に抱きついた。
グググググ…。
膣ノイドの後頭部に子宮ノイドの頭部がめり込み、膣ノイドの鮑状の口が開いて明太子みたいなものが出現した。
子宮、ノイド?
合体攻撃、経血ビーム?
今度は、何が始まるのだ?
いやな予感に飛び起きようとした、その時だった。
どどどどどっ!
膣ノイドの膣穴からせり出した明太子が、突然膨張したかと思うと、凄まじい勢いで赤褐色の液体を吐き出した。
「うわああっ!」
生臭い経血の奔流に飲み込まれ、明は一気に階段を転げ落ちた。
また、別の声がした。
明はチンポを垂直にオッ立て、仰向けになったまま、首だけ捻じ曲げて声のほうを見やった。
膣ノイドの背後に、影が立っている。
黒いフードで顔を隠した、膣ノイドの”妹”らしきあの少女である。
あの子も、バイオノイドなのか?
「おまえは何だ」
醜悪な肉袋と化した紗英が言った。
少女がフードを払い、顔をさらけ出す。
現れたのは、でんでん太鼓みたいな形をした、不思議な肉塊だった。
「うちは子宮ノイド」
輸卵管らしき二本の触手をアンテナみたいに振り回し、そう叫んだ。
「くらえ! 合体攻撃! 経血ビーム!」
言うなり、妹が姉の後ろから、勢いよくその身体に抱きついた。
グググググ…。
膣ノイドの後頭部に子宮ノイドの頭部がめり込み、膣ノイドの鮑状の口が開いて明太子みたいなものが出現した。
子宮、ノイド?
合体攻撃、経血ビーム?
今度は、何が始まるのだ?
いやな予感に飛び起きようとした、その時だった。
どどどどどっ!
膣ノイドの膣穴からせり出した明太子が、突然膨張したかと思うと、凄まじい勢いで赤褐色の液体を吐き出した。
「うわああっ!」
生臭い経血の奔流に飲み込まれ、明は一気に階段を転げ落ちた。
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