気まぐれシネマレビュー

戸影絵麻

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#117【レストルーム】~『鬼滅の刃』について思うこと~

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 ひと段落したようですが、それでも映画はまだまだヒットしているようですね。
 (ちなみに私、いまだに見ていません。)

 ここ数年、周囲の小学生は男子も女子もみんな『鬼滅』一色だったので、一応見ましたよ、アニメの再放送。

 ちょうど映画の『無限列車』の前あたりまでを続けて。

 ええ、面白いと思います。

 泣かせるシーンも多いし、キャラは立ってるしね。

 でもしかし、です。

 媒体を考えれば仕方がないのはわかりますが、ホラー的見地から見るとですね、

 生ぬるい!

 のひと言です。

 鬼は人間を食うという設定なのに、主人公の一家が惨殺される最初のシーンも含め、そうした場面では、実のところ、誰ひとりとして食われてないですよね。

 ただ血まみれになって死んでいるだけで。

 食われるというからには、やはりもっと、手足や首が千切れ、内臓や脳が飛び出ていないと…。

『冷たい熱帯魚』の死体解体シーンや、『死霊のえじき』のゾンビ→人間捕食シーンを見習ってほしいものです。
(アニメなら『エルフィンリード』の人体クラッシュシーンか)

 できないならば、あえてまったく描かないか。

 あんな中途半端なシーンを見せられては、「鬼ってただの通り魔殺人鬼じゃないの?」という疑念が拭えません。

 というわけで、私が希望するのは、『鬼滅の刃 R18版』の制作です。

 スプラッタシーン満載で、炭次郎とねずこの近親相姦描写などもからめるといいですよね。

 だいたい、ねずこのエネルギー回復法が「寝ること」というのはどうなのか。

 せめて獣の生肉を食べさせてやるとか、炭治郎が自分の血や精液を分けてやるとか、もう少し説得力がないと。

 そう考えると、アニメより実写のほうがいいかもですね。

 でも、ここまでくると、もはや原作を冒とくしたカドで非難されそう…。
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