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#95 映画館に行けないので ~翔んで、埼玉!~
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映画館にも行けず(ていうかついに休館になってしまったし)、アマブラ等も申し込んでいないので、しかたなく、また地上波で放送した作品を取り上げてみます。
『翔んで、埼玉!』がそれですね。
さんざんレビューされ尽くしている作品ですから、今更新たに何かつけ加えられることがあるとも思えませんが、ひょっとしてまだ見ていないという方のために、私個人の感想ということで。
初めのほうを見て、「あ、これ、『下妻物語』のテイストにちょっと似てるな」と思いました。
でも、映画としては、深田恭子と土屋アンナのコンビが絶妙だった『下妻物語』のほうがずっと面白かったです。
正直、見た方の大半がそう思われたことでしょうが、これ、われわれ関東圏以外に住んでいる者が見ても、大して笑えないです。埼玉と千葉と群馬の違いなんてそんなに知らないし、そこをとっぱらってしまうと、物語自体の勢いが削がれてしまう。
そのあたりが、話自体が面白かった先の『下妻物語』との相違でしょうか。
まあ、エンディングの「日本埼玉化計画」「世界埼玉化計画」あたりの描写は、ちょっと『未来世紀ブラジル』ぽくてよかったですが、ほめるべきはそんなところかなあ。
この映画にたくさん賞をあげてしまった人たちは、ちょっと関東圏の住人におもねり過ぎていると思います。
原作にはきっとBL要素もあるのでしょうね。
でも演じているのが二階堂ふみなので、いくらさらしで胸のふくらみを隠していても、体つきが丸みを帯びているためどうしても男には見えず、普通に少し女性のエロさが醸し出されていました。まあ、そこは嫌いじゃないですけど。
『翔んで、埼玉!』がそれですね。
さんざんレビューされ尽くしている作品ですから、今更新たに何かつけ加えられることがあるとも思えませんが、ひょっとしてまだ見ていないという方のために、私個人の感想ということで。
初めのほうを見て、「あ、これ、『下妻物語』のテイストにちょっと似てるな」と思いました。
でも、映画としては、深田恭子と土屋アンナのコンビが絶妙だった『下妻物語』のほうがずっと面白かったです。
正直、見た方の大半がそう思われたことでしょうが、これ、われわれ関東圏以外に住んでいる者が見ても、大して笑えないです。埼玉と千葉と群馬の違いなんてそんなに知らないし、そこをとっぱらってしまうと、物語自体の勢いが削がれてしまう。
そのあたりが、話自体が面白かった先の『下妻物語』との相違でしょうか。
まあ、エンディングの「日本埼玉化計画」「世界埼玉化計画」あたりの描写は、ちょっと『未来世紀ブラジル』ぽくてよかったですが、ほめるべきはそんなところかなあ。
この映画にたくさん賞をあげてしまった人たちは、ちょっと関東圏の住人におもねり過ぎていると思います。
原作にはきっとBL要素もあるのでしょうね。
でも演じているのが二階堂ふみなので、いくらさらしで胸のふくらみを隠していても、体つきが丸みを帯びているためどうしても男には見えず、普通に少し女性のエロさが醸し出されていました。まあ、そこは嫌いじゃないですけど。
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