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#93 和風コンフィデンスマンJP ~嘘八百 京町ロワイヤル~
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古美術の世界を舞台にしたコンゲームもので、中井貴一と佐々木蔵之介主演のコメディの第二弾。
あらすじは以下。(今回は、ヤフー映画からの引用です。)
かつて堺で千利休の幻の茶器をめぐって大勝負に挑んだ古物商の則夫(中井貴一)と陶芸家の佐輔(佐々木蔵之介)は、思いがけず京都で再会する。彼らは、そこで出会った着物美人の志野(広末涼子)の思いにほだされ、武将茶人・古田織部の幻の茶器にまつわる人助けをすることになる。そして有名古美術店や大御所鑑定家、陶芸王子、テレビ番組を巻き込んでいく。
『記憶にございません!』でもそうでしたが、中井貴一のコメディアンぶりが遺憾なく発揮されていて、楽しいドラマです。この人、歳を経るに従い、面白いおっさんの役が似合うようになりましたね。(中井貴一に限らず、男優は、渡部篤郎や三浦友和などを見ても、おっさんになってからのほうが可愛くなっていて、私は好きです。)悪役っぽい面構えの佐々木蔵之介は『超高速! 参勤交代』の善良な殿様や『空母いぶき』の副館長役では違和感アリアリだったのが、今回は熟練の贋作師という役割なので、問題なし。予備知識なしで、そんなに期待もせずに見たのですが、それなりに面白かったです。
ただ、難を言えば、ラストの大芝居の種明かしをもう少し丁寧にやってほしかった。テレビ番組の制作スタッフまでが協力者になってるのはなぜ? とか、本物のお宝の動きは結局どうだったの? とか、細かい疑問がぬぐえませんでした。その点では、長澤まさみの『コンフィデンスマンJP』のほうが、ずっと親切です。コンゲームものは、いわばそこが命でしょ?
ラスト、主人公たちを煙に巻いたヒロイン広末涼子が子供と乗り込む船が、今毎日のようにニュースをにぎわせているクルーズ船、ダイヤモンド・プリンセス号だというのもご愛嬌でした。ひょっとして、横浜に停泊させられているあの船の乗客の中に、広末涼子がまだ居たりして・・・。
あらすじは以下。(今回は、ヤフー映画からの引用です。)
かつて堺で千利休の幻の茶器をめぐって大勝負に挑んだ古物商の則夫(中井貴一)と陶芸家の佐輔(佐々木蔵之介)は、思いがけず京都で再会する。彼らは、そこで出会った着物美人の志野(広末涼子)の思いにほだされ、武将茶人・古田織部の幻の茶器にまつわる人助けをすることになる。そして有名古美術店や大御所鑑定家、陶芸王子、テレビ番組を巻き込んでいく。
『記憶にございません!』でもそうでしたが、中井貴一のコメディアンぶりが遺憾なく発揮されていて、楽しいドラマです。この人、歳を経るに従い、面白いおっさんの役が似合うようになりましたね。(中井貴一に限らず、男優は、渡部篤郎や三浦友和などを見ても、おっさんになってからのほうが可愛くなっていて、私は好きです。)悪役っぽい面構えの佐々木蔵之介は『超高速! 参勤交代』の善良な殿様や『空母いぶき』の副館長役では違和感アリアリだったのが、今回は熟練の贋作師という役割なので、問題なし。予備知識なしで、そんなに期待もせずに見たのですが、それなりに面白かったです。
ただ、難を言えば、ラストの大芝居の種明かしをもう少し丁寧にやってほしかった。テレビ番組の制作スタッフまでが協力者になってるのはなぜ? とか、本物のお宝の動きは結局どうだったの? とか、細かい疑問がぬぐえませんでした。その点では、長澤まさみの『コンフィデンスマンJP』のほうが、ずっと親切です。コンゲームものは、いわばそこが命でしょ?
ラスト、主人公たちを煙に巻いたヒロイン広末涼子が子供と乗り込む船が、今毎日のようにニュースをにぎわせているクルーズ船、ダイヤモンド・プリンセス号だというのもご愛嬌でした。ひょっとして、横浜に停泊させられているあの船の乗客の中に、広末涼子がまだ居たりして・・・。
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