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#80 【ドラマ部門】 ボイス ー110緊急指令室ー
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ついこの間最終回を迎えたテレビドラマです。
『見えない目撃者』と同じく、韓国のドラマ『Voice』が原作。
警察署の緊急指令室を舞台に、同じ連続猟奇殺人犯の手によって妻を殺された刑事(唐沢寿明)と父を殺された女性ボイスプロファイラー(真木よう子)が犯罪被害者からの110番通報に対して迅速に対応していく姿を描く刑事もの。
登場人物には感情移入できないし、設定も穴だらけ、唖然とするほどご都合主義の展開にびっくり、とあまり褒めるところはないのですが、さすが元が韓国ドラマだけに、勢いにつられて全話見てしまいました。
設定の上での最大の疑問点が、この『緊急指令室』。神奈川県警に設置されているみたいなんですが、指令室には真木よう子はじめ職員がたくさんいるのに、実動部隊は正式には唐沢寿明ただひとり。もちろん、事件が起きた現場近くの所轄署や交番に出動を要請するのですが、物語前半では走っているのはいつも彼ひとり(と勝手にくっついてきた相棒)だけ。迅速に事件を解決したいなら、もう少し現場に人を割くべきではないでしょうか。
それから、これは放映中からあちこちでブーイングが巻き起こっていた通り、真木よう子の台詞が聞き取りにくい。滑舌が悪い上に声が低いので、台詞が多い分、時々何を言っているのかわかりませんでした。
思うに、真木よう子は『SP』の時みたいに、現場に出したほうがよかったのではないでしょうか。唐沢寿明の役を彼女に演じさせれば、それなりにセクシーだし、身体能力も高そうなので、もっとドラマが盛り上がったのではないかと思います。
あと、警察上層部に悪いやつがいるってネタは、そろそろやめていただきたいところ。昨今の刑事ものって、みんなそうですよね。
唯一の救いは、後半登場する伊勢谷友介の真犯人がけっこうイッていて、そこそこはまり役だった点でしょう。
あの身分でそんなことするかな、という疑問は置いといて、握りのついた鉄球で撲殺するという殺人方法は、迫力もあり、なかなか斬新だったと思います。
『見えない目撃者』と同じく、韓国のドラマ『Voice』が原作。
警察署の緊急指令室を舞台に、同じ連続猟奇殺人犯の手によって妻を殺された刑事(唐沢寿明)と父を殺された女性ボイスプロファイラー(真木よう子)が犯罪被害者からの110番通報に対して迅速に対応していく姿を描く刑事もの。
登場人物には感情移入できないし、設定も穴だらけ、唖然とするほどご都合主義の展開にびっくり、とあまり褒めるところはないのですが、さすが元が韓国ドラマだけに、勢いにつられて全話見てしまいました。
設定の上での最大の疑問点が、この『緊急指令室』。神奈川県警に設置されているみたいなんですが、指令室には真木よう子はじめ職員がたくさんいるのに、実動部隊は正式には唐沢寿明ただひとり。もちろん、事件が起きた現場近くの所轄署や交番に出動を要請するのですが、物語前半では走っているのはいつも彼ひとり(と勝手にくっついてきた相棒)だけ。迅速に事件を解決したいなら、もう少し現場に人を割くべきではないでしょうか。
それから、これは放映中からあちこちでブーイングが巻き起こっていた通り、真木よう子の台詞が聞き取りにくい。滑舌が悪い上に声が低いので、台詞が多い分、時々何を言っているのかわかりませんでした。
思うに、真木よう子は『SP』の時みたいに、現場に出したほうがよかったのではないでしょうか。唐沢寿明の役を彼女に演じさせれば、それなりにセクシーだし、身体能力も高そうなので、もっとドラマが盛り上がったのではないかと思います。
あと、警察上層部に悪いやつがいるってネタは、そろそろやめていただきたいところ。昨今の刑事ものって、みんなそうですよね。
唯一の救いは、後半登場する伊勢谷友介の真犯人がけっこうイッていて、そこそこはまり役だった点でしょう。
あの身分でそんなことするかな、という疑問は置いといて、握りのついた鉄球で撲殺するという殺人方法は、迫力もあり、なかなか斬新だったと思います。
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