魔王にレイプされてゴミのように棄てられた女戦士は、悪役令嬢に生まれ変わって復讐します

第6章 ネオ・チャイナの野望

#26 生か死か

「おのれ、このアマッ！」

　童子がこぶしを握った。

　ルビイの胴の幅ほどもある巨大なこぶしだ。

　ルビイの首を左手で壁面に押さえつけると、その凶悪なこぶしで腹をなぐりつけた。

「たかが人間の分際で、いい気になりやがって！」

　こぶしが平らな腹にめりこみ、ルビイがガクンと硬直した。

「これでもかあっ！」

　更に一発。

　ルビイの口から血反吐が飛び、躰の中でなにかが潰れる音がした。

「や、やめて…」

　言いかけたところに三発めが襲来し、ルビイは口を開けたまま無様に痙攣した。

「犯してやる」
　
　動かなくなったルビイを、乱暴に童子が壁から引きはがし、床に放り投げた。

　頭から突っ込んだルビイの頬が、岩盤にこすれて血を噴き出した。

　その背を童子の切り株のような足が蹴りつける。

　ルビイの躰がガクッとつんのめった。

「うう…」

　それでも四つん這いになって立ち上がろうとするルビイの裸の背中を、優雅な曲線に沿って血と汗が滝のように流れていく。

「観念しろ。生まれてきたことを後悔させてやる！」

　童子がルビイの手首をつかみ、ぎりぎりと両腕を後ろにねじり上げる。

　床に両膝をつき、尻をかかげたルビイの背後に童子の屹立した性器が迫った。

　童子の性器はルビイの腕ほどの太さがあり、先は不気味なキノコのように傘を開いている。

「死ね！」

　その太く節くれだった肉槌が、怒涛のようにバックからルビイを刺し貫いた。

「あああああああああっ！」

　海老のようにのけぞるルビイ。

　極太の異物が肉を引き裂いて体内に侵入する。

　ルビイの性器が避け、ドバドバと血潮が床に飛び散った。

「死ね！　死ね!　死ね！　死ね！　死ね！」

　童子は容赦ない。

　肉槌は一気にルビイの蜜壺を突き破り、子宮を引き抱いて腹腔に踊り込む。

　ズブズブズブ…。

　そのまま体内を一直線に突き進み、勃起し切った肉の凶器がルビイの躰をいともたやすく姦通した。

　眼窩の中で、ゆっくりとルビイの眼球が裏返る。

　白目を剥いた眼には、すでに何も見えていない。

　ルビイの口が内側から内圧でこじ開けられ、赤紫色の巨大な亀頭が突き出した。

　グシュッ。

　口から同時に多量の血糊が押し出され、臓物の一部とともに床に嫌な音を立てて滴った。

　串に貫かれた干物の魚のようなルビイの裸身が、壊れた人形のように激しい痙攣を繰り返す。

　それが止まった時が、ルビイの”三度めの死”ということになりそうだった。

　意識が風前の灯と化し、痙攣が徐々に弱まり出した時ー。

　ふいに、死に瀕したルビイの脳裏に、おぞましい”声”が響き渡った。

　－力が欲しいか？　我が娘よー