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第3章 魔獣の巣窟
#8 特殊部隊⑧
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女が男を犯す。
それは、これまで味わったことのない鮮烈な快感をルビイにもたらした。
腰を前後に動かすたびに、膣の中で激しくバイブが動き、セックスの時と同じエクスタシーがルビイを襲う。
が、それよりたまらないのは、バイブのもう一方の亀頭にアナルを貫かれたマリウスが、その都度愉悦の喘ぎをもらすことだ。
マリウスがいかに感じているかは、ルビイが右手に握っている性器の張り具合からも明らかだった。
もう何度も精を放っているくせに、もうコチコチに硬くなっている。
しかも、その長さときたら、手を離せばマリウスの胸に届くほどだ。
マリウスの背後には足を広げて全裸のサトが座り、豊かな乳房をその背に押しつけながら、腋の下から両手を回し、マリウスの乳首の先を突き立てた鍼で責めている。
「あん…」
マリウスは半ば眼を閉じ、恍惚とした表情をその端正な顔に浮かべている。
「いい…ルビイ…すごい…」
その穢れのない少年のような顏が淫らに歪むさまが、ルビイの倒錯した獣欲に更に油を注ぐ。
「マリウス、あなたはなんていやらしい皇子なの」
腰を浮かせ、マリウスのアナルの奥深くに容赦なくバイブを突き入れると、ルビイはなじった。
「一国の王になろうとする身で、その醜態はなあに? こんなはしたないものを、ここまで硬く大きくさせて」
無造作にピストン運動を繰り返しながら、右手で肉棒をしごき、左手で陰嚢を揉む。
「ああ…もっと…」
肉棒の先から透明な汁をしたたらせて、マリウスがぶるぶる痙攣し始めた。
「もっと、虐めて…もっと、いやらしいことを…いっぱい言って…」
バイブがそれ以上進まない所まで突き立てると、今度は円を描くように大きく腰をグラインドさせながら、千切れるほどの握力で陰嚢を握りしめてやる。
「くうう…出る…出ちゃう…」
両肘をベッドにつき、快感のあまりマリウスが腰を突き上げる。
斜め上からのしかかる格好のルビイを、密着した股間で受け止める体勢である。
「地獄に堕ちるがいい。このけだもの」
ルビイの眼には、いつのまにかマリウスの顔があの魔王の顔と重なっていた。
美しさと醜さを併せ持つ、あの地獄の貴公子の憎々しい顔…。
全身全霊を込めて、貫いた。
海老のように反り返るマリウスの腹の上で、ルビイの形のいい乳房が上下に揺れる。
憎しみを込めて、右手を動かした。
「はうっ! ああっ! くううっ!」
たまりかねて、マリウスが跳ねた。
右手の手のひらの中で、肉棒が熱を持ち、ぐわっと体積を増すのが分かった。
どくんどくんどくん…。
尿管の脈動が、固く握りしめた手のひらに伝わってきた。
「ううっ! いくっ!」
中腰の姿勢でマリウスを串刺しにしたまま、ルビイも硬直した。
バイブのもう一方の先端が、子宮壁に当たり、あり得ないほどの快楽をルビイにもたらしているからだった。
「ああ、出る! 出ちゃうぅうっっ!」
アナルでバイブを絞めつけ、マリウスがのけぞった。
「あああああっ!」
その上で、筋肉で割れた平らな下腹を波打たせ、ルビイが反り返る。
白濁した液が、大量にほとばしった。
液は垂直に噴き上がり、マリウスとルビイ、ふたりの上に驟雨のように降り注ぐ。
マリウスとバイブで繋がれたまま、ルビイはベッドの上に仰向けに倒れこんだ。
まさしく涅槃の境地だった。
朦朧とした意識の中、サトのくすくす笑う声が聞こえてきた。
「ふふっ、素晴らしいセックスでしたね。どうです? ルビイさま、男を犯すに勝る快感はないでしょう? これであなたも立派な悪役令嬢。この国を動かすのは、マリウスさまではなく、あなた。サトは今から先が楽しみでなりません」
それは、これまで味わったことのない鮮烈な快感をルビイにもたらした。
腰を前後に動かすたびに、膣の中で激しくバイブが動き、セックスの時と同じエクスタシーがルビイを襲う。
が、それよりたまらないのは、バイブのもう一方の亀頭にアナルを貫かれたマリウスが、その都度愉悦の喘ぎをもらすことだ。
マリウスがいかに感じているかは、ルビイが右手に握っている性器の張り具合からも明らかだった。
もう何度も精を放っているくせに、もうコチコチに硬くなっている。
しかも、その長さときたら、手を離せばマリウスの胸に届くほどだ。
マリウスの背後には足を広げて全裸のサトが座り、豊かな乳房をその背に押しつけながら、腋の下から両手を回し、マリウスの乳首の先を突き立てた鍼で責めている。
「あん…」
マリウスは半ば眼を閉じ、恍惚とした表情をその端正な顔に浮かべている。
「いい…ルビイ…すごい…」
その穢れのない少年のような顏が淫らに歪むさまが、ルビイの倒錯した獣欲に更に油を注ぐ。
「マリウス、あなたはなんていやらしい皇子なの」
腰を浮かせ、マリウスのアナルの奥深くに容赦なくバイブを突き入れると、ルビイはなじった。
「一国の王になろうとする身で、その醜態はなあに? こんなはしたないものを、ここまで硬く大きくさせて」
無造作にピストン運動を繰り返しながら、右手で肉棒をしごき、左手で陰嚢を揉む。
「ああ…もっと…」
肉棒の先から透明な汁をしたたらせて、マリウスがぶるぶる痙攣し始めた。
「もっと、虐めて…もっと、いやらしいことを…いっぱい言って…」
バイブがそれ以上進まない所まで突き立てると、今度は円を描くように大きく腰をグラインドさせながら、千切れるほどの握力で陰嚢を握りしめてやる。
「くうう…出る…出ちゃう…」
両肘をベッドにつき、快感のあまりマリウスが腰を突き上げる。
斜め上からのしかかる格好のルビイを、密着した股間で受け止める体勢である。
「地獄に堕ちるがいい。このけだもの」
ルビイの眼には、いつのまにかマリウスの顔があの魔王の顔と重なっていた。
美しさと醜さを併せ持つ、あの地獄の貴公子の憎々しい顔…。
全身全霊を込めて、貫いた。
海老のように反り返るマリウスの腹の上で、ルビイの形のいい乳房が上下に揺れる。
憎しみを込めて、右手を動かした。
「はうっ! ああっ! くううっ!」
たまりかねて、マリウスが跳ねた。
右手の手のひらの中で、肉棒が熱を持ち、ぐわっと体積を増すのが分かった。
どくんどくんどくん…。
尿管の脈動が、固く握りしめた手のひらに伝わってきた。
「ううっ! いくっ!」
中腰の姿勢でマリウスを串刺しにしたまま、ルビイも硬直した。
バイブのもう一方の先端が、子宮壁に当たり、あり得ないほどの快楽をルビイにもたらしているからだった。
「ああ、出る! 出ちゃうぅうっっ!」
アナルでバイブを絞めつけ、マリウスがのけぞった。
「あああああっ!」
その上で、筋肉で割れた平らな下腹を波打たせ、ルビイが反り返る。
白濁した液が、大量にほとばしった。
液は垂直に噴き上がり、マリウスとルビイ、ふたりの上に驟雨のように降り注ぐ。
マリウスとバイブで繋がれたまま、ルビイはベッドの上に仰向けに倒れこんだ。
まさしく涅槃の境地だった。
朦朧とした意識の中、サトのくすくす笑う声が聞こえてきた。
「ふふっ、素晴らしいセックスでしたね。どうです? ルビイさま、男を犯すに勝る快感はないでしょう? これであなたも立派な悪役令嬢。この国を動かすのは、マリウスさまではなく、あなた。サトは今から先が楽しみでなりません」
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