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#319 迸る淫汁④

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 チエミに剥かれた陰核がジンジン疼いた。
 むろん、痛みではない。
 痺れに似た快感だ。
「大きいねえ、奥さんのクリトリス」
 固く尖らせた舌先で陰核の頭をつつきながら、チエミが言う。
「や、やめ・・・」
 言いかけて、口ごもる琴子。
 言葉とは逆に、ここでやめられたら、という思惑が脳裏に兆したのだ。
 琴子の陰核はすでに充血して勃起してしまっている。
 ここまで高ぶってしまったら、放置より、むしろより激しい愛撫の続きが欲しくなる。
「嘘おっしゃい、ホントはやめてほしくないんでしょ?」
 チエミが指先で陰核を抓み、ぐいと引っ張った。
 引っ張りながら、グリグリ抉られて、
「だ、だめえ・・・っ」
 琴子の喉からかすれた悲鳴が漏れた。
「だってその証拠に」
 チエミの二本の太い指が、琴子の大陰唇にかかった。
 人差し指と中指を大陰唇と小陰唇の間に挟み、そのままVの字に開いていく。
 チエミの指がピースサインの形に広がると、琴子の二重の陰唇がぱっくり割れて、少し下に丸い穴が現れた。
 穴の周囲では、襞のような筋肉がひくひくと息づいている。
 そしてサーモンピンクの中身が覗く穴の中からは、スキムミルクのような白い液体がにじみ出ていた。
「奥さんったらもう、本気汁、漏らしてるんだもん」
「やめて…」
 縁れ毛のかかるまろやかな頬を、羞恥で桜色に染める琴子。
「言わないで・・・」
「ガチでおいしそう。ねえ、舐めていい?」
 変事も訊かず、チエミが再び股間にその巨大な顔を埋めてきた。
 ぶちゅう。
 分厚い唇が陰唇に吸いついたかと思うと、間から海鼠のような極太の舌が飛び出て、容赦なく穴に潜り込む。
 ズズズズズ・・・。
「ああんっ」
 穴の入口だけでなく、陰唇の中の肉の土台ごと膣全体を舐め上げられ、豊満な琴子の裸身が大きく反り返る。
 チエミの両手が琴子の生白い太腿をつかみ、股間が前へ飛び出すほどほぼ後方へと無理やりこじ開けた。
 ぞろり。
 くちゅくちゅくちゅっ。
 中を舐め回し、あらかた蜜を吸いつくしたところで、口を離して舌の代わりに右手の指を突き立てた。
 鉤型に曲げた人差し指を、琴子の膣口に突っ込んで、ぐちゅぐちゅいやらしい音を立てながら、中を掻き回し始めたのである。
「ハアアアアアアッ!」
 伸び上がる琴子。
 チエミが膣に突っ込んだ人差し指を起点に、右手一本で琴子を持ち上げにかかったのだ。
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