嬲られる淫獣 ~贖罪のために性奴隷と化した牝犬人妻はきょうも鬼畜の息子に奉仕する~

戸影絵麻

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#315 絡み合う女肉⑳

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「ダダちゃん、逝っちゃったね」
 白眼を剥いて角ばった顏をのけぞらせた相棒をしげしげと眺め、チエミが言った。
 巨女の言う通りだった。
 琴子の膣から生えた双頭バイブに串刺しにされたまま、般若面を凍りつかせてダダ子は失神している。
 ボディビルダーさながらの鍛え上げられた胸筋と腹筋がぴくぴく痙攣し、耳まで裂けた口から茹でた海鼠のような舌がだらりとはみ出ていた。
「いつもながら仁美姉さんの愛撫ってすごいなー」
 ダダ子の裸体に巻きついた白蛇みたいな腕を解き、長い髪をかき上げた”女王様”に向かい、チエミが言った。
 そのギョロ目に浮かぶのは、数秒の乳首弄りでダダ子を逝かせてしまった仁美に対する感嘆の表情だ。
「いえいえ、わたくしのせいではございませんわ。なにより、琴子さんの耐久力が上がったのですよ」
 汗ひとつかいていない瓜実顔に妖艶な笑みを浮かべて、仁美が答えた。
「ここまで調教し続けて来た甲斐がありましたわ。それに、ダダ子ちゃんは残念なことに、耐久性が低いの。なにせ、外観がアレだから、普段、なかなか遊んでくれる相手が見つからなくって・・・」
「久しぶりだから、この子、張り切り過ぎちゃったんだ」
 彫像のように動かない醜女を憐れむように見て、チエミがうなずいた。
「気がつくまで、ダダ子ちゃんにはいったん退場してもらいましょう」
「りょうかーい」
 チエミが仁美と位置を変え、背後からダダ子の腰を抱き、軽々と持ち上げた。
「あんっ」
 琴子が瞬間叫んでしまったのは、膣にずっぽり埋まっていた双頭バイブがいきなり抜かれたからだった。
 琴子自身の愛液を亀頭部分からトロトロ滴らせた双頭バイブは、見るからに卑猥だった。
 まだ電源が入ったままだから、狂おしく首を振りつつ、極太の胴体を小刻みに振動させている。
 重機のごとき怪力でチエミがダダ子を抱きしめ、数歩後ろに下がると、
 ズズッ。
 湿った音を立てて、剥き出しのダダ子の股間から、愛液にまみれた双頭バイブのもう一方の端が現れた。
「さあ、奥さん、いよいよ次はあたしの番だよ」
 ダダ子を別のベッドに寝かせると、戻ってきたチエミが琴子の正面に立ち、にやりと笑った。
 右手には、二人分の愛液でべちょべちょになった”水牛の角”が握られている。
「仁美姉さん、ダダちゃんの時みたいに、フォローお願いします」
 その声に、
「もちろんですわ」
 いつのまにかチエミの背後に回った仁美が、生白い細腕を、その風船のように膨らんだ裸体に絡めてきた。
 
 
 
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