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#311 絡み合う女肉⑯

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「きゃあああああっ!」
 汗の雫を飛ばして琴子の裸身が跳ね上がる。
 海老のように反り返ったムチムチのその裸体を支えているのは、今やダダ子の股間から生えた水牛の角だけだ。
 ずぶっ。
 琴子の体重が一気にかかり、双頭バイブの両端がふたつの膣にめり込んでいく。
「グアアアアアアーッ!」
 ダダ子がブリッジするように腰を持ち上げ、一本のバイブで繋がった琴子の裸身を揺さぶった。
「ああああああっ!」
 ダダ子の上に倒れ込む琴子。
 両手をつこうとした寸前、再びダダ子の腕が伸び、熊手のような指が琴子の爆乳をつかんできた。
 むにゅっ。
 ダダ子の骨張った指と指の間から、柔らかすぎる脂身が飛び出した。
「はうううっ!」
 乳を搾るように乳房を握りしめられ、琴子は痙攣した。
 両の乳房を潰れんばかりに握ったまま、ダダ子がサソリのように腰をもたげてピストン運動を再開する。
 ズンズンズン。
 すさまじい振動に、
 クチュクチュクチュ・・・。
 粘液質の音が混じるのは、明らかに琴子が濡れているからだった。
 膣と子宮の境目であるボルチオにまで、ついに双頭バイブの先端が到達してしまったからである。
 そしてそれは、琴子を下から突き上げるダダ子も同じだった。
 先ほど琴子の乳房から両手を離した瞬間、琴子の全体重がバイブにかかり、瞬時にダダ子を貫いたのだ。
 子宮に届くほど奥まで水牛の角を咥え込み、さすがの鬼女ダダ子ももはや半狂乱状態だ。
「ウグググググ…」
「アアアアアアアア・・・」
 喘ぎ声が唱和し始めたその時である。
「おふたりとも、しっかり咥え込みましたわね」
 傍で絡み合うふたりの裸女たちの痴態を眺めていた仁美が、ねっとりとした口調でつぶやいた。
 そうして興奮に茹蛸のように真っ赤になっているしもべの巨女のほうを振り返ると、
「ねえ、チエミさん、そろそろバイブのスイッチを入れてあげてはどうかしら?」
 
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