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#309 絡み合う女肉⑭

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「アアアアアアアア・・・」
 琴子の喉から、悲鳴とも喘ぎ声とも区別のつかぬ声が漏れる。
 ダダ子が乳房を握りしめながら、双頭バイブで斜め下から突き上げにかかったのだ。
 琴子はダダ子を迎え入れるようにベッドの上で両脚を開いている。
 ダダ子はその琴子の股倉の間に下半身をねじこんでいた。
 そして、両膝をベッドの表面につけ、少しずつたくましい上体を反らしていく。
 まるで、乳房を掴んだ両手と膣に刺さったバイブの三点で、琴子の身体を持ち上げようとしているかのように。
 ずるっ。
 身体がもち上げるに従い、琴子の膣腔の中を、バイブが滑った。
 ただでさえ愛液でぐちょぐちょに潤っている琴子の中である。
 水牛の角に酷似した黒人専用バイブはあまりに太く、その狭い通路の中をみっしり埋めているのだがー。
 今、琴子の身体が宙に浮き始めたせいで、重力が挿入を助ける形になっているのだ。
「ダダちゃんったら、凄い力・・・」
 すっかり身を引いて観客の立場に下がったチエミが、ベッドから浮き上がる琴子の裸体を見て言った。
「ぐおおおおおおっ!」
 ダダ子が般若顔で咆哮する。
 それほど快感が強いのか、あるいは琴子を痛めつけることがサデイストとしての本性のツボにはまってしまったのか、ダダ子の落ちくぼんだ小さな眼にすでに理性の光はない。
「ググググググ・・・」
 身体を滑らせ、浮き上がった琴子の下に半ば仰臥すると、両腕を突っ張り、腰をブリッジするように突き上げた。
「ああああっ! だめえっ!」
 海老ぞって、絶叫する琴子。
「うわあ、これって、ガチでプロレスの技って感じじゃん」
 チエミの言葉に、
「うふふふふ、さすがダダ子ちゃん。これはかなりの効果が期待できそうですわ」
 フクロネズミのようにうれしそうに頬を膨らませ、歪み琴子の顏を眺めながら仁美がほくそ笑んだ。
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