嬲られる淫獣 ~贖罪のために性奴隷と化した牝犬人妻はきょうも鬼畜の息子に奉仕する~

戸影絵麻

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#294 マグロと化した熟女⑬

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 ボディスーツに空いたふたつの穴から無理やり引きずり出された琴子の乳房ー。
 見るからに痛々しく根元のくびれたその白い肉の塊は、さながら細長い風船だった。
 バルーンアートの造形物を思わせる巨大な肉塊が、横たわる人形の胸から突き出ているのである。
 そうー。
 息で中が曇っているせいで、全身タイツに包まれた琴子は、真っ白な人形のように見える。
 胸から桜色の大きな乳房をひり出し、開いた股間に唇の形の亀裂の入った等身大のラブドール。
 それが今の琴子なのだ。
「気持ち、いい~」
 引きずり出した乳房を両手でグニュグニュ揉みながら、角ばった顏に満面の笑みを浮かべて、ダダ子が言った。
「あとで代わってよね」
 そういうチエミは、琴子の股間に顔をくっつけ、陰唇を左右に引っ張って拡張した膣穴を舐めるのに忙しい。
「お顔が見えないのが残念だけど」
 そこへ、仁美が乗り出してきた。
 仁美がわざとらしく上品な口調になるのは、かなり興奮した時である。
「私が琴子さんの願いをかなえてあげますわ」
 これー。
 かつらを取ったマネキンみたいに目鼻のないつるんとした琴子の顏に手を伸ばし、つまんだのは”舌”である。
 呼吸用に仁美が全身タイツの口の部分に開けた小さな穴ー。
 欲情した琴子はそこから舌を突き出し、
「キスして・・・」
 小声で何度も、そうつぶやいているのだ。
「キスして、ですって。かわいいじゃない?」
 琴子のヌルヌルの舌を指で抓んで引っ張り出し、指の腹で揉むように愛撫しながら、仁美が口角を吊り上げた。
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