嬲られる淫獣 ~贖罪のために性奴隷と化した牝犬人妻はきょうも鬼畜の息子に奉仕する~

戸影絵麻

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#263 トレーニングルームは蜜まみれ④

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 廊下の壁を背にしての凌辱は、かなりの時間、続いたようだった。
 その間、琴子は、絶頂寸前まで昇りつめては、その都度愛撫を中断され、しばらく放置された跡、また凌辱の限りを尽くされるー。
 そんな仕打ちを繰り返し受けていた。
 紐水着はすべてずらされ、乳首も乳房も陰部もことごとく剥き出しになってしまっている。
 そこを、ダダ子とチエミという巨女たちが、あからさまに嬲るのだ。
 しかも、その様子を、嬉しそうに目を細めて、仁美が見つめているのである。
 ただもてあそばれるのではなく、もてあそばれる自分を誰かに見られること。
 それこそが琴子を最も興奮させると、仁美は知り抜いているのだ。
 そして、絶頂寸前に至った琴子が、躰でどんなサインを示すのかもー。
 琴子が逝きそうになると、
「そこでストップ。愛撫を止めてちょうだい」
 ふたりに仁美はそんな指示を出すのだった。
「え、でも、仁美姉さん」
 最初、不満げに口を尖らせたチエミも、
「わたくし、いいこと思いついちゃいましたの。琴子さんを、性欲の飢餓状態にしておいてから、トレーニングルームにお連れするのです。それこそ、ほんのちょっとの刺激でも逝きそうになるぐらいまで。そんな状態で、トレーニングマシンにかけたら、どんな反応が見られるか…。ねえ、楽しみだと思いません?」
 という仁美の説明に、
「なるほどー。さすが姉さん、奥が深い」
 そう、妙な感心の仕方をするほどだったのだ。
 それを聞いてからというもの、ダダ子とチエミの愛撫には更に熱がこもりー。
 そして今、琴子はフラフラの状態で、ふたりに支えられて、トレーニングルームの入口に立っている。
「まずは、どれがいいかなあ」
 人差し指の先を尖った顎に当て、楽しそうに室内を見回す仁美。
 小型の体育館ほほどもある室内はほぼ無人で、最新式のトレーニングマシンが壁際にずらりと並んでいる。
 さまざまな器械がの並ぶ側の壁は全面ガラス張りになっていて、外にはプールサイドの風景が広がっていた。
「やっぱ、最初はあれじゃないっすかねえ」
 チエミが目を輝かせて、部屋の一画を指差した。
 つられてそのほうへ視線を向けた琴子は、喉の奥で小さく呻かざるをえなかった。
 そんな…。
 このコンディションで、あんなのに乗せられたら、私…。
 紐に押さえつけられた乳首が疼き、あられもなく乱れ狂う己の姿が、一瞬、脳裏にフラッシュバックした。
 唇を噛みしめ、こぶしを握る。
 ガラス張りのプールサイドを前にして、私ー。
 あんなふうに、きっと、おかしくなってしまうんだわ…。
 

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