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#261 トレーニングルームは蜜まみれ②
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鏡に映るわが身をひと目見るなり、琴子はカッと顔に血がのぼるのを感じずにはいられなかった。
股間からVの字に伸びる赤い紐が、両の乳首の上を通ってうなじで一本に合流している。
一本の紐になった水着は背骨に沿って体のラインを下り、盛り上がった尻の肉の間に消えている。
「これじゃ、裸と変わらない…」
抗議の声を上げようとする琴子に、仁美がにっこりと微笑みかける。
「いいえ、そんなことはありません。むしろ、裸より、ずっと官能的ですことよ。例えば、ほら」
仁美が目で合図すると、背後に立っていたチエミが、琴子のうなじに手をやり、やにわに水着の紐を引っ張った。
「くっ」
強く乳首がこすられると同時に股間にも強烈な違和感を覚え、琴子は思わず呻いていた。
見ると、紐状の布が恥丘の間に食い込んで、その両側にもっこりと盛り上がった肉の土手ができてしまっている。
剃毛してから時間が経っているからか、毛穴が目立ってひどくいやらしい。
「どう? 気持ちいい?」
淫蕩な口調で、仁美がたずねた。
「や、やめて、ください」
そう非難の言葉を口にしたとたん、チエミが更に右腕に力を入れ、水着の紐で琴子を吊り上げた。
「ああっ!」
抵抗も空しく、足が床を離れ、躰が前のめりになった。
「奥さん、これならどうですかあ?」
完全に琴子を吊り上げると、右腕を前後に動かして琴子の躰をゆすぶりながら、チエミが言った。
「だ、だめだったらっ!」
乳房が圧迫されて、今にも紐から飛び出しそうだ。
幅の狭い布に押さえつけられ、不自然にねじ曲がった乳首がじんじん疼く。
股間の状況はなおひどく、大陰唇はおろか小陰唇の内側まで水着が食い込み、躰が揺れるたびに陰核が擦られる。
次にチエミは左手で琴子の背中のあたりの紐をつかむと、うなじのあたりをつかんだ右手と合わせて、両手で荷物を提げるような格好になった。
琴子はといえば、両手を前に泳がせて、ほぼ身体を床と水平に浮かせてしまっている。
「ふふふ、いい眺めね」
笑う仁美に、ダダ子が訊いた。
「で、これからどうします?」
仁美の眼が細くなる。
何か、いい案が浮かんだらしい。
「そうね。じゃあ、屋内のトレーニングルームはどうかしら。琴子さんには、あの水着を着たままで、いろんなトレーニングマシンにチャレンジしてもらうの。ねえ、想像してみて。すっごく見ものだと思わない?」
股間からVの字に伸びる赤い紐が、両の乳首の上を通ってうなじで一本に合流している。
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「これじゃ、裸と変わらない…」
抗議の声を上げようとする琴子に、仁美がにっこりと微笑みかける。
「いいえ、そんなことはありません。むしろ、裸より、ずっと官能的ですことよ。例えば、ほら」
仁美が目で合図すると、背後に立っていたチエミが、琴子のうなじに手をやり、やにわに水着の紐を引っ張った。
「くっ」
強く乳首がこすられると同時に股間にも強烈な違和感を覚え、琴子は思わず呻いていた。
見ると、紐状の布が恥丘の間に食い込んで、その両側にもっこりと盛り上がった肉の土手ができてしまっている。
剃毛してから時間が経っているからか、毛穴が目立ってひどくいやらしい。
「どう? 気持ちいい?」
淫蕩な口調で、仁美がたずねた。
「や、やめて、ください」
そう非難の言葉を口にしたとたん、チエミが更に右腕に力を入れ、水着の紐で琴子を吊り上げた。
「ああっ!」
抵抗も空しく、足が床を離れ、躰が前のめりになった。
「奥さん、これならどうですかあ?」
完全に琴子を吊り上げると、右腕を前後に動かして琴子の躰をゆすぶりながら、チエミが言った。
「だ、だめだったらっ!」
乳房が圧迫されて、今にも紐から飛び出しそうだ。
幅の狭い布に押さえつけられ、不自然にねじ曲がった乳首がじんじん疼く。
股間の状況はなおひどく、大陰唇はおろか小陰唇の内側まで水着が食い込み、躰が揺れるたびに陰核が擦られる。
次にチエミは左手で琴子の背中のあたりの紐をつかむと、うなじのあたりをつかんだ右手と合わせて、両手で荷物を提げるような格好になった。
琴子はといえば、両手を前に泳がせて、ほぼ身体を床と水平に浮かせてしまっている。
「ふふふ、いい眺めね」
笑う仁美に、ダダ子が訊いた。
「で、これからどうします?」
仁美の眼が細くなる。
何か、いい案が浮かんだらしい。
「そうね。じゃあ、屋内のトレーニングルームはどうかしら。琴子さんには、あの水着を着たままで、いろんなトレーニングマシンにチャレンジしてもらうの。ねえ、想像してみて。すっごく見ものだと思わない?」
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