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#257 淫らな女体オブジェ⑯

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 仁美も琴子と同じく、30代後半である。
 20代と思われるダダ子やチエミと比べると、もはや完全に熟女の部類に入るといってもいい。
 が、この際、ふたりが熟女であることこそが、今行われつつある変態プレイを可能にしているー。
 そう言いきっても、過言ではないのだった。
 まず、仁美の乳房である。
 スレンダーなボディとは裏腹に、ただでさえ巨乳気味の仁美の乳房は、加齢により、紡錘形に垂れている。
 やわらかすぎて、特にかがんだ姿勢になると、乳房自身が己の重さを支えきれないのだ。
 だから、逆に言うと、好きな形に変形できるというメリットがあった。
 豆腐のように柔軟なので、先細りの形に全体を絞ることが可能なのである。
 つまり、それだけ乳房を狭い穴に押し込むことができるというわけだ。
 更につけ加えれば、乳首が長くて硬いというのも、もうひとつの利点といえそうだった。
 その分、最初の挿入が行いやすいので、簡単に乳房本体を続けて中に押し込むことができるのだ。
 次に、琴子の性器についても触れておかねばならない。
 40歳を目前にした琴子は、すでに和夫という子をひとり産んでいる。
 そのせいで、出産前と比べて、膣も陰門も、桁違いに柔軟になっている。
 一度は乳児の頭部が通るだけの太さを確保できた”道”である。
 骨盤も広がり、膣穴周辺の括約筋も強靭さを増していて、生半可なことでは裂けることもない。
 考えてみれば、乳房は男根やバイブレーターと比べて、ずいぶんと柔らかいのだ。
 その気になれば、挿入できないはずがないのだった。
「ああ、入っていくわ」
 左手の指で琴子の性器を拡張し、広がった穴に右の乳房を押し込みながら、華にかかった声で仁美が言った。
「なんて締まりがいいのかしら。勃起乳首が括約筋にぎゅうぎゅう締めつけられて、すっごく、気持ちいい」
 同時に琴子も異様な快感を味わっていた。
 芯のないマシュマロのようなものが、にゅるにゅると膣口から体内に入ってくる。
 それは人肌の温かさと絹の滑らかさを備え、無骨な男根とはまるで異なる感触を持っていた。
 な、なに、これ…?
 逆さに押さえ込まれてチエミの股倉に頭を突っ込みながら、新たな発見に琴子は瞠目する思いだった。
 こすれる内壁が、まるで真綿で撫でられるように、ひどく心地よいのである。
 しかも、仁美が乳房挿入の角度を変えたためか、勃起して硬く尖った乳首が前庭部ーいわゆるGスポットと呼ばれる性感帯ーを擦り上げ、
「あんっ」
 思わず喘いでしまう琴子だった。
「ああ、あああ、ああああーっ」
 こちらも喘ぎ声を上げながら、貪るように琴子の性器におのれの乳房を押し込んでいく仁美。
 乳白色の大きな右の肉の房はすでに半ば以上琴子の体内に姿を消しており、接合部からは透明な液体が滲んできている。
「仁美姉さんてば、どこまで入れるつもりなんですかあ?」
 琴子の両の太腿を押し広げ、内腿を舐めていたダダ子がその様子を見て驚きの声を上げた。
「も、もちろん、決まってるわ」
 顏を上げた仁美が、興奮に頬を上気させて答えた。
「私の乳首が琴子さんのボルチオに当たるまで。その前に、やめられるわけないじゃない」 

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