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#250 淫らな女体オブジェ⑨
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いつのまにかプールサイドにマットが敷かれていた。
気配りの利く観客の誰かが、仁美たちの会話を聞いて、さっそく用意したものらしい。
「まずは、恥ずかし固めからスタートするね」
チエミがデッキチェアから全裸の琴子を抱え上げ、逆さにして抱きしめた。
そのままマットの上にどしんと巨大な尻を落とすと、琴子の膝を頸にかけ、背筋を伸ばす。
琴子は拓いたチエミの股の間で逆さになり、うなじと後頭部をマットに押しつけられている。
そのせいで下半身だけが反り返り、両足のふくらはぎをチエミの丸い肩にかける格好になっている。
「どう? 丸見えでしょう?」
琴子の裸体を肩でゆすぶりながら、チエミが言う。
「うは、マジやっばーいっ! 奥さんたら、おまんこぱっくり開いちゃってる!」
さらけ出された琴子の陰部を真上からのぞき込み、ダダ子が頓狂な声をあげた。
その声につられて、ざざっと周囲の人垣が動き出す。
琴子とチエミを小さく取り囲むようにして、マダムたちが熱い視線をその淫らな秘部に注ぎ込む。
「触れたい方は、遠慮なくどうぞ」
様子を見守っていた仁美が、楽しそうに言う。
地味なタンキニを身に着けているだけなのに、たわわな仁美の乳房は今にも外にこぼれ出しそうだ。
躰自体が痩せぎすなだけに、熟し切った乳房とのギャップがいかにも卑猥極まりない。
仁美のお墨付きを耳にして、待ってましたとばかりに観客から手が伸びる。
複数の指が内腿を這い、恥丘の肉を左右に押し開き、露わになったサーモンピンクの中身の上を往復する。
「い、いやっ」
逆さまの体勢でマットに押しつけられ、顔を朱に染めて琴子は抗った。
脇から伸びてきた手が顔の前に垂れている乳房をつかみ、目の前でぐちゃぐちゃと揉みしだく。
すぐに乳首が勃ってくるのがわかり、琴子はますます恥辱で顔を赤くする。
多人数による愛撫が数分間続いた。
「あう、あふ、あああっ」
琴子はいつしか断続的に喘いでいる。
はしたないことに、赤の他人の未知の愛撫に、全身で感じてしまっているのだ。
割れ目から湧き出た淫汁を複数の指がすくい取る。
舌なめずりの音が、琴子の耳にこだまする。
「みなさん、お楽しみのところ、もうしわけありません」
チエミが言い出したのは、琴子の膣が快感に痙攣し始めた頃だった。
「そろそろ、本番に移らせてもらいますので、いったん後ろに下がってくださいませ」
本番…って?
朦朧とした頭でそんなことを思った瞬間である。
琴子はふいに躰が浮き上がるのを感じ、反射的に喉の奥で「あっ」と声を上げていた。
気配りの利く観客の誰かが、仁美たちの会話を聞いて、さっそく用意したものらしい。
「まずは、恥ずかし固めからスタートするね」
チエミがデッキチェアから全裸の琴子を抱え上げ、逆さにして抱きしめた。
そのままマットの上にどしんと巨大な尻を落とすと、琴子の膝を頸にかけ、背筋を伸ばす。
琴子は拓いたチエミの股の間で逆さになり、うなじと後頭部をマットに押しつけられている。
そのせいで下半身だけが反り返り、両足のふくらはぎをチエミの丸い肩にかける格好になっている。
「どう? 丸見えでしょう?」
琴子の裸体を肩でゆすぶりながら、チエミが言う。
「うは、マジやっばーいっ! 奥さんたら、おまんこぱっくり開いちゃってる!」
さらけ出された琴子の陰部を真上からのぞき込み、ダダ子が頓狂な声をあげた。
その声につられて、ざざっと周囲の人垣が動き出す。
琴子とチエミを小さく取り囲むようにして、マダムたちが熱い視線をその淫らな秘部に注ぎ込む。
「触れたい方は、遠慮なくどうぞ」
様子を見守っていた仁美が、楽しそうに言う。
地味なタンキニを身に着けているだけなのに、たわわな仁美の乳房は今にも外にこぼれ出しそうだ。
躰自体が痩せぎすなだけに、熟し切った乳房とのギャップがいかにも卑猥極まりない。
仁美のお墨付きを耳にして、待ってましたとばかりに観客から手が伸びる。
複数の指が内腿を這い、恥丘の肉を左右に押し開き、露わになったサーモンピンクの中身の上を往復する。
「い、いやっ」
逆さまの体勢でマットに押しつけられ、顔を朱に染めて琴子は抗った。
脇から伸びてきた手が顔の前に垂れている乳房をつかみ、目の前でぐちゃぐちゃと揉みしだく。
すぐに乳首が勃ってくるのがわかり、琴子はますます恥辱で顔を赤くする。
多人数による愛撫が数分間続いた。
「あう、あふ、あああっ」
琴子はいつしか断続的に喘いでいる。
はしたないことに、赤の他人の未知の愛撫に、全身で感じてしまっているのだ。
割れ目から湧き出た淫汁を複数の指がすくい取る。
舌なめずりの音が、琴子の耳にこだまする。
「みなさん、お楽しみのところ、もうしわけありません」
チエミが言い出したのは、琴子の膣が快感に痙攣し始めた頃だった。
「そろそろ、本番に移らせてもらいますので、いったん後ろに下がってくださいませ」
本番…って?
朦朧とした頭でそんなことを思った瞬間である。
琴子はふいに躰が浮き上がるのを感じ、反射的に喉の奥で「あっ」と声を上げていた。
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