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#249 淫らな女体オブジェ⑧
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「もう、勘弁して…これ以上、されたら、私…おかしくなっちゃう」
潮吹きの反動でぐたりとデッキチェアに沈み込み、うめくように琴子はつぶやいた。
「いいんですよ」
愛液で濡れた琴子の内腿を手のひらでいやらしくなぞり、にっこりと仁美が微笑んだ。
「もっともっと、おかしくなってくださいな。それこそ、壊れるほど」
壊れるほど?
ぼんやりとした頭で、琴子は思う。
私の心は、もうとっくの昔に壊れてしまったのではないだろうか。
その証拠に、この浅ましい姿を大勢の見知らぬ人々に見られることに、私は悦びを感じてしまっている。
これは、いつも自慰の時に思い描くあの妄想などではない。
紛れもない現実だというのにー。
ここ数ヶ月で、琴子は堕ちるところまで、堕ちてしまっていた。
きっかけは、ひとり息子、和夫の事故。
その和夫に脅迫され、病院で恥ずかしい行為をさせられているうちに、背徳の一端に触れてしまったのだ。
そして、マンションの隣人、仁美の登場。
仁美は、清楚なシングルマザーの外観とは裏腹に、プロ級の”調教師”だった。
琴子の知らぬ間に、その妖艶な肉体と淫らな性技で夫を陥落させてしまったあげく、本丸の琴子にまで手を伸ばしてきた。
彼女の部屋で、商業施設のマッサージルームで、立て続けに仁美の調教を受け、琴子は確実に狂ってしまったようだ。
夫や息子をも巻き込んだ乱交プレイを屋外でマンション住民に向けて公開した結果、ついには彼らにマンション付属の”公衆便所”あるいは”肉便器”と認定され、無差別の”セックス訪問”を受けるまでに至っている。
その琴子が、会員制のプールで全裸にされ、3人の女に凌辱される姿を”観衆”に見られて昂らないはずがない。
だから今も、
ーもっともっと、おかしくなってくださいなー
その仁美の言葉に、脳髄が痺れるほどの興奮を覚えている。
「今度はどんな体位でいきますかあ、仁美姉さん」
琴子のアナルから引き抜いた人差し指を美味しそうに舐めながら、無邪気な口調でダダ子が言った。
「ここはひとつ、プロレス技を使ってみるってのは、どうかしら?」
琴子の勃起乳首を未練気に指で弾き弾き、チエミが横から口を出す。
「ああ、そういえば、チエミちゃんはプロレスファンだったわね。それで、何かいやらしい技でもあるの?」
「あおむけの状態で躰を持ち上げる”ロメロスペシャル”なら、おっぱいとおまんこが全開になります。効いてきたら、そのまま”まんくり返し”に持ち込むこともできますよ」
艶のいいまん丸の顔に、そこだけ美しい切れ長の眼を輝かせて、得意げにチエミが解説した。
「わあ、おもしろそう! じゃあ、チエミちゃん、お願いできるかしら? そのロメロスペシャルとやらを」
パチンと豊満なバストの前で両手を打ち合わせ、屈託のない笑顔を見せて、仁美が言った。
潮吹きの反動でぐたりとデッキチェアに沈み込み、うめくように琴子はつぶやいた。
「いいんですよ」
愛液で濡れた琴子の内腿を手のひらでいやらしくなぞり、にっこりと仁美が微笑んだ。
「もっともっと、おかしくなってくださいな。それこそ、壊れるほど」
壊れるほど?
ぼんやりとした頭で、琴子は思う。
私の心は、もうとっくの昔に壊れてしまったのではないだろうか。
その証拠に、この浅ましい姿を大勢の見知らぬ人々に見られることに、私は悦びを感じてしまっている。
これは、いつも自慰の時に思い描くあの妄想などではない。
紛れもない現実だというのにー。
ここ数ヶ月で、琴子は堕ちるところまで、堕ちてしまっていた。
きっかけは、ひとり息子、和夫の事故。
その和夫に脅迫され、病院で恥ずかしい行為をさせられているうちに、背徳の一端に触れてしまったのだ。
そして、マンションの隣人、仁美の登場。
仁美は、清楚なシングルマザーの外観とは裏腹に、プロ級の”調教師”だった。
琴子の知らぬ間に、その妖艶な肉体と淫らな性技で夫を陥落させてしまったあげく、本丸の琴子にまで手を伸ばしてきた。
彼女の部屋で、商業施設のマッサージルームで、立て続けに仁美の調教を受け、琴子は確実に狂ってしまったようだ。
夫や息子をも巻き込んだ乱交プレイを屋外でマンション住民に向けて公開した結果、ついには彼らにマンション付属の”公衆便所”あるいは”肉便器”と認定され、無差別の”セックス訪問”を受けるまでに至っている。
その琴子が、会員制のプールで全裸にされ、3人の女に凌辱される姿を”観衆”に見られて昂らないはずがない。
だから今も、
ーもっともっと、おかしくなってくださいなー
その仁美の言葉に、脳髄が痺れるほどの興奮を覚えている。
「今度はどんな体位でいきますかあ、仁美姉さん」
琴子のアナルから引き抜いた人差し指を美味しそうに舐めながら、無邪気な口調でダダ子が言った。
「ここはひとつ、プロレス技を使ってみるってのは、どうかしら?」
琴子の勃起乳首を未練気に指で弾き弾き、チエミが横から口を出す。
「ああ、そういえば、チエミちゃんはプロレスファンだったわね。それで、何かいやらしい技でもあるの?」
「あおむけの状態で躰を持ち上げる”ロメロスペシャル”なら、おっぱいとおまんこが全開になります。効いてきたら、そのまま”まんくり返し”に持ち込むこともできますよ」
艶のいいまん丸の顔に、そこだけ美しい切れ長の眼を輝かせて、得意げにチエミが解説した。
「わあ、おもしろそう! じゃあ、チエミちゃん、お願いできるかしら? そのロメロスペシャルとやらを」
パチンと豊満なバストの前で両手を打ち合わせ、屈託のない笑顔を見せて、仁美が言った。
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