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#231 水の中の淫女たち⑤ 

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 チエミにTバック水着のクロッチ部分を後ろに強く引っ張られ、琴子は前のめりに倒れかけている。
 だが、それでも倒れないのは、前に回ったダダ子が乳房を逆手で掴んでいるからだ。
「ほらほらほらほらっ! 濡れてきた濡れてきた!」
 チエミが、琴子の尻の割れ目から斜めに突き出た紐状の布を、怪力にものを言わせてグイグイ引っ張り上げる。
 半ば開いた内腿と内腿の間では、膨らんだ恥丘の中央に紐状の布が食い込み、恥肉を両側にはみ出させている。
 同時にゆさゆさ揺れる琴子のふたつの乳房を、水着の上からダダ子がいやらしい手つきで揉んでくる。
「や、やめ…て」
 琴子は喘がずにはいられない。
 水着の胸の部分には穴がふたつ開いていて、勃起した乳首が飛び出ているのだが、それをダダ子は巧妙に指の股に挟んで、乳房全体を揉みながら一緒に乳首をも刺激してくるのである。
 正直言って、気持ちよかった。
 その証拠に、琴子の両脚は少しずつ開いていく。
 琴子は大柄なほうではないが、歳の割に躰が締まっていて、生まれつき重心が高いため、ハイレグタイプの水着を着ると、脚がかなり長く見える。
 太すぎもせず細すぎもせず、上トロのように適度に脂の乗ったその脚は、頬ずりしたくなるほど綺麗だった。
 多少ぜい肉はついているものの、アラフォーにしては腰のくびれがはっきりわかるだけ、スタイルもいい。
 そのあられもない人妻の痴態が、シャワー室の壁の鏡に映っている。
 アレが、私・・・?
 それを横目で見た琴子は、恥ずかしさと劣情でまたしても股間が濡れるのを感じてしまう。
 クチュクチュクチュ。
 水着の紐が性器に食い込み、湿った音を立てる。
 ダダ子に指で弾かれ、垂れ下がったマシュマロの頂でビンビンに勃った乳首がゴム製の指人形のように交互に跳ねる。
「ああん…い・・・いい・・・」
 そのうち琴子は、訊かれもしないのに、そう口に出して喘ぎ始めていた。
 

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