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#227 水の中の淫女たち①

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 シャワーのノズルから噴き出る水流は、熱くもなく冷たくもない。
 むしろ心地よいほどの人肌の水温である。
 が、その勢いはかなり強く、琴子の水着はすっかりずぶ濡れになってしまった。
 もとより真っ白なワンピースタイプの生地の薄い水着である。
 バスト部分にもクロッチ部分にも裏地がないため、少し濡れるとスケスケになってしまう。
 下半身に集中的に当てられたせいで、琴子は流線形の形のいい臍から下腹にかけての正中線、そして恥丘の隆起とスリットまで露わにされてしまっている。
「わあ、見えてきた。見えてた。じゃ、今度はお胸、行きまーす」
 浮かれたような口調でダダ子が言い、ノズルを琴子の胸に当ててきた。
 超デブ体型のチエミに両腕を絡め取られ、琴子は乳房を前に突き出すような格好になっている。
 そのふくらみの先端にはそれぞれ穴が開けられ、薔薇色の勃起乳首が顔を出している。
 ダダ子はその乳首を狙って、シャワーのお湯を注ぎ始めた。
「あん…」
 ついつい声が漏れてしまい、顔を背ける琴子。
 ここまで水流が強いと、弱い電撃を食らったように、気持ちがいい。
 水着が濡れると、布が琴子の裸身にぴったりと薄紙のように貼りついた。
 鎖骨が露わに浮き上がり、乳房の形がリアルに透けている。
 砲弾型の滑らかなラインはもちろんのこと、肌の下の青白い静脈まで透けて見えているほどだ。
「ちーくび、ちーくび」
 口ずさみながら、ダダ子が水流攻撃を続行する。
「もっとつよ~く、もっとつよ~く」
 蛇口をいっぱいまでひねって、もっとお湯の勢いを強くした。
 ほとんど物質と化した奔流に勃起乳首を翻弄され、琴子の顔が首の付け根まで赤くなる。
 ただでさえ引きずり回されて伸び切り、カチコチに勃ってしまった乳首なのだ。
 その乳首を、水流が包み込むように刺激してくるから、もうたまらない。
「や、やめて・・・」
 弱々しく首を振った。
「これ以上、いじめないで…」
「やめて?」
 琴子を後ろから抱きしめたチエミが、琴子の頭の上で素っ頓狂な声を出す。
「そんなにお乳首ツンツンにしちゃって、やめてはないでしょう? それに奥さん、お股のぬるぬるは、あれ、なあに? 割れ目ちゃんから洩れてるの、あれ、水じゃないですよね?」
「いや…見ないで」
 内腿をこすり合わせる琴子。
 鏡に映る自分の痴態を横目で見ているうちに、またしても濡れてきてしまったのだ。
「あらあ、お股、汚しちゃいましたあ?」
 琴子の恥じらいの仕草を目の当たりにするなり、鬼の首を取ったように、ダダ子が歓声を上げた。
「ではあ、早速、洗わなきゃですねえ。そう、奥さん、穴の奥まで、全部きれいきれいに~」


 

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