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#226 熟女錯乱⑬

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 水着の穴から飛び出た琴子の乳首をコックのように引っ張って、チエミとダダ子がロビーを横切っていく。
 受付嬢たちや、そこここにたむろする他の客たちが、その異様な光景に目を丸くしては、嫌なものでも見たようにそそくさと顔を背けた。
 乳首を引かれ、琴子の乳房は水着を突き破らんばかりに伸びてしまっている。
 抑えつけるタイプのブラをしている時はまん丸の毬のような形。
 下から支えるタイプのブラをしている時には砲弾型。
 そんな熟女の鏡のような美しい形をしたふたつの乳房が、今はラグビーボールみたいな紡錘形に伸びてしまっているのだ。
 ゴム紐のように引き伸ばされた乳首が、痛いというより、気持ちいい。
 胸にダイレクトに伝わってくる疼きに、琴子の足はつい、もつれがちになってしまう。
 本当ならふたりと距離を詰めれば、何をされているのか第三者の目にも留まらぬはずなのだが、琴子自身がわざと足をゆるめて、乳首を引っ張られるに任せている節があるのだ。
「さあ、シャワー室はこちらですよ」
 3人を先導する仁美が、通路の角に立って手招きした。
 角を右に曲がったところが、女性用のシャワールームになっている。
 市営プールなどの設備と違って、中は個室に仕切られ、ひとりひとりシャワーを浴びられるようになっている。
 内壁は三面とも鏡張りで、それを目にしたとたん、琴子の背筋をあるおののきが駆け上がった。
 チエミとダダ子は、琴子を個室のひとつに引き入れると、
「はあい、つきましたよお。可愛いおチクビ、もう、カチンコチンになっちゃいましたねえ」
「さあ、奥さん、今度はお乳首だけじゃなく、身体じゅう、隅から隅まで、きれいにしましょうね」
 チエミが琴子を羽交い絞めにして身動きできなくさせ、ダダ子がシャワーのノズルを手に取った。
 個室の入口には外を見張るように腕組みをして仁美が立ち、美しい小顔に小悪魔的な表情を浮かべている。
「じゃあ、まずはあ、あそこから」
 言うなりダダ子が思いきり蛇口をひねり、突き出した琴子の股間に向け、いきなり奔流を浴びせかけてきた。



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